Little Rocket Man

組織は、近視眼的であり、情報のすべてを俯瞰することなく、組織構成員の過去の経験、直近の教育訓練、現在の責任範囲などに由来する特定の分野のみに着目する。国家が合理的に行動することはない

というのが今日の毎日新聞の書評にあった、スコット・セーガンという方の言葉だ。拙ブログ管理人はこれに「メンツを維持する方向で動く」を加えたい。
トランプが金正恩をLittle Rocket Man ちびロケットマン

とけなしている。ロシアの外相は幼稚園児の喧嘩だと批判しているが、収まることはないだろう。
金正恩はここまで進んでしまったのを、引き下げるわけにはいかない。国内での地位の確保が最優先だからな。米国の方は、選挙で大統領が首になることがありうるので、このまま突っ張っている状態が続き、選挙で変化することはありうるが、北朝鮮は選挙なんかないからだめだろうな。金正恩をだれも首にできないからね。
擁護のブログがどんどん潰れていっているようだ。ついにteabreakと学とみ子だけという状況だ。こっちは「過去の経験、直近の教育訓練」から擁護に走ったものの、その後体制を維持するエネルギーなんかないし、状況を俯瞰できないけど、匿名ブログなんで「メンツ」も関係ないからね。だまって消滅していくだけですね。北朝鮮も静かに沈殿してくれればいいんだけど、そうはいかないようですな。
で、迷惑なのは騙され続けている北朝鮮人民、戦争状態になったらソウル住民、沖縄住民か。かなわないよな。
なんとか金正恩のメンツを立てる実質のある妥協案をトランプが工夫するのがいいんだろうけど、トランプはメンツを立ててもらって来た人生だったのでだめなんだろうな。金正恩は約束を守ったこともないから、これまでの妥協策は全部だめだったこともあるし….
我が安倍総理は、対話や約束は守られてこないから効果がなかったといって強行策をトランプと一緒にとるわけだが、経済封鎖のような強攻策も効果がなかったわけだし…
なんとか北朝鮮での報道の自由が確保できればいいんだけどね。内部から崩れるのがもっとも被害が少ないと思う所だけどね。
夜の衛星からの撮影で、北朝鮮が真っ暗な写真

なんて、北朝鮮の人は見たことがないのだろうね。

自分がやってない・できない実験結果

自分がやってない・できない実験結果を博士論文にしていいのかよ。
2チャンネルの投稿だから、信用の程度は低いが、雑誌に連続掲載している日記のコピペで、嘘を書いてもすぐわかるから、そのまま信用していいでしょ。この雑誌を買う気はまったくないし、図書館等で調べる気もない。

博士論文は単著以外にありえない、書いてある実験内容は著者がすべて実施したものでしかありえないし、書いてある文章もオリジナルでしかありえない。だから早稲田の審査員が要求したわけで、自分ではやっていないから「困ってしまう」と言うのは、正直といえば正直だけど、この筆頭著者は「博士論文」というものを全く理解していないことを意味している。
オリジナルでないコピペの序とか、自分がやったわけではない実験結果を掲載するでは、博士論文にならないじゃん。
英語で書いた博士論文を審査していると、主語にWe が使われていることがあるのね。雑誌に投稿した論文そのものを博士論文として申請しちゃうから、こういうことになるんだよね。
エイプリルフール先生とは4月1日生まれの先生のことらしい。
[ 追記 ] 2017.9.20
自らのこのブログを(酔っ払って)読み返して加筆するてのはおかしいこと(ちゃんと練ってから書けよ)だけど;
「博士論文の修正で一番の問題となっているのは、エイプリルフール先生にやってもらった実験部分。」
という表現はひどいね。
「Natureの論文で一番の問題は…」という表現ならまだわかる。共著者の責任を問うわけだからな。そうではなくて自分の単著の博士論文だぜ。その瑕疵を共同研究者(博士論文だから第三者)に責任を負わせるとはどういう了見だ?テメーの論文だよ?責任が自分にはないとはどういうことだ。全てはあいつのせいだという問題になってからの後付の魂胆が丸見えだ。だから、一部の一目惚れしたアホ以外に信頼されない(といったら柔らかい表現だ)し、軽蔑されるのだ。
[ 追記 ] 2017.9.21
あらら。「自分がやってない・できない実験結果を博士論文にしていいのかよ。」ということについては、あの妄想女医 学とみこ さんと意見が一致しましたな。

学位論文は個人的な要素が強く、本当に自分でやった仕事しか、論文に採用できないです。
個人の学位論文となると、共同研究を断られたりもすると思います。
他人の協力が入っていたら、その仕事を学位に使うことも難しいと思います。

では 学とみこ氏は、筆頭著者が日記ではからずも漏らしてしまった、上記のような、ご本人以外が行った実験結果を博士論文にしたことについてはどう考えるんでしょうね。

火事だ!!

「火事です!火事です!近隣で火事が発生しました。避難してください。」というアナウンスが部屋中響き渡る。朝4時だぜ、寝ぼけているよな。室内に火がある様子がないわけで、なんだなんだということで、外に出たら、もう既に、何人かが飛び出している。マンションだからね。
外へ出ると「火事です。XX階で火事が発生しました。」というアナウンスだ。皆、自分の家の火事ではないから出てきてウロウロなわけで、そのうち、誰も出てこない一軒が判明した。その家の玄関でのアラームは「火事です!火事です!…..」というわけで、ここは自分の家からの出火というわけだ。火災報知器の検査のときのおなじみアナウンスだ。
住人に聞きまわった結果、異なったフロアの火事は、該当フロア名を付けたアナウンス、同じフロアでは「近隣で火事だ」ということになる。1Fの警備室では、「XXX室が火事です」と火元を伴ったアナウンスだった。当然だな。でも小規模マンションなので、どこの部屋が火事だ というアナウンスでもいいかとも思う。
セコムへの通報が4時5分、来たのが4時28分。20分以上もかかったのは、到着したセコムの職員が、他の場所へ通報で向かっているところだったから、ということだ。他の所は火事や緊急通報ではないので、うっちゃって優先順位の高い火事通報のところに来たということだ。
どうやら台風の雨風で戸建住宅での誤動作が頻発したらしい。
セコムから消防への通報は、セコムが火災発生を確認する、複数の火災報知器が反応するというような場合で、自動的には通報されないとのことだ。それなのに、消防車がセコムより早く到着した。セコムがなかなか来ないから誰かが消防に通報したらしい。

左上の軽とその上の車がセコムの車。右下が消防車。

消防士は、留守の家で、炎や煙がないから警報機の誤作動ではないのかということで、結局、鍵を壊して室内に入ることはなかった。窓に鍵がかかって無く、開けることができたからもし発火していたら匂いでわかるし、隣からベランダ越しに見ても炎はなかったからな。
んで、セコムがどこが悪いのかを検査したわけだが、(1)台風の強風と雨で、玄関のアラームシステムに水滴が入り誤作動した(下写真)(2)室内のセンサーの誤動作 のどちらかだろうということで、結論が出ず、警報装置の電源を落として6時におしまい。外出中の住人にはセコムから連絡がいっていて、該当住人が帰宅して、設備の点検、交換を実施するということになった。

玄関脇のセキュリティボックスを壁から取り外した写真。消防士の方が持っている。振った水滴が落ちてきた。

敬老の日で休日だったから、いいものの、眠たいぞ。
消防士とセコムのお兄さんが室内に入り、誤動作ということがわかったので、マンション外の路上で待機していた多くの住人には、拙ブログ管理人が「警報機の誤動作で火事ではないから戻って大丈夫」と大声で2Fから声を掛けた。誰もやらなかったし、そのころはホントの火事ではないと薄々分かっていただろうし、早朝でベッドに戻りたいだろうからね。
(1)火災報知器システムの中枢部分が玄関の外部にある(セコムのお兄さん談)というのは設計上おかしいのでは?室外にある装置に水がかかったら火事警報の誤動作というのはまずい。室外の装置は入力(鍵等のロックのセンサー)と出力(鍵がかかってないなどのアナウンスや火事などの非常サインLED)だけにすべきだ。水がかかったら火災警報など他の警報もでるのはまずい。
(2)理事長がマスターキーのあるキーボックスの鍵をもっているが、その使用規定がない、あるいは交代制の理事長が理解していない。非常時(定義する必要がある)に、理事長+誰かの立会で鍵を利用できるとしないとまずい。理事長が不在、事故のときは誰が開けることができるかの設定もない。理事長はマスターキーがあるといっていたが、どうやら違うのでは。最近は、理事長(会)が責任をとりきれないのでマスターキーとは共用部分のキーで、専有部(つまり各戸の部分)のマスターキーは無いのが普通らしい。そんなの気にしていなかったらから、情けないことに知らない。理事会のとき意見を言ってみるか。総会で再度説明してもらったほうがいい。
というわけで、休日早朝抜き打ち訓練を実施したということに、結果としてはなった。
問題点があぶり出されたわけだ。警報システムがセコムのお兄さんのいうような構成だったらまずいわけで、もしこの通りだったら全面的な交換になり金がかかる。
室外の装置のトラブルは室外装置だけに限局すべきで、火災報知が起動するのはまずい。ドアのロックがされているのにロックされていないとかいう警告が出るとかにしないと。ここに水がかかったら全館火災警報というのはあんまりだろ。設計方針が悪い。セコムなんて大手なんだからこんな設計になっているとは思えないけどね。
セコムの設計ミスなんだからセコムがなんとかしろと要求すべきだけど…..まだ仮定の話だ。

ストレスチェック

平成27年12月1日に公布された労働安全衛生法の改正で、事業者には労働者のストレスチェックを実施する義務がでてきた。
というわけで、アンケート形式のストレステストを実施した結果、拙ブログ管理者は;

ということになった。そうです、ノーテンキなあんたには何の心配もないよということです。そうなるように答えたからね。昔のホントにストレスがあって胃に穴が開くような時に、このアンケートにはどう答えただろうか。ノーテンキだからそれでもお天道さまのアイコンだったかもしれないな。
この結果は管理者(勤務先のね)にも届いて、もし、雨マークだったら何か処置をしてくれるんだろうか?事業者が実施するんだから情報は事業者にも届いているんだろうな。ちがった。

今回の制度で事業者の義務とされているのは、あくまで高ストレス者判定を受けた者で、かつご本人から面接指導の申出があった場合に、医師の面接指導を受けさせるというものです。
つまり、高ストレス者判定を受けた者以外からの面接指導の申出については、事業者として医師の面接指導を受けさせる義務は法令上はありません。

だそうな、
150人程度の企業でコストは10万円位だから必要経費としてさほど高くないんだな。うちの大学では教職員500名くらいだろうから20万円かからない。たいしたことないね。しかし費用対効果があるんだろうか。ストレスに打ちひしがれる方1名を見つけることができたらそれだけでもいいけどね。

質問に答えることができなかった

国試対策の講義を行った。ほとんどの学生がよく理解できていないと思われる酸塩基平衡だ。国試対策だから4年生だ。
CO2+H2O<=> H2CO3<=> HCO3-+H+
が生体内で酸塩基平衡を保つ重要な反応式だ。この右から左あるいはその逆の反応へは生体内では炭酸脱水酵素が100万倍にスピードアップさせるといわれている。つまり下図のように代謝の結果できた二酸化炭素を血液に炭酸水素イオン(重炭酸イオン)として溶かし、肺では逆に二酸化炭素ガスにして排出する速度を高めている。ドライアイスをコップの水に突っ込んでも生じる反応の速度を促進する酵素だ。

http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/b8226560d6717ec7fd57eca02983fa82から拝借しました

肺にこの酵素があるのは上記の理由だし、腎臓では血液に溶けている重炭酸イオンは濾過されて尿へ排出されちゃうところ、この酵素で二酸化炭素にして細胞内に再吸収するので、腎臓にも大量にこの酵素がある。
血液のpHは 7.40 ± 0.05 と厳密に保たれている。あなたが肉をたらふく食べたって血液は酸性にならないし、ベジタリアンの血液だってpHはこの範囲にある。つまりこの血液pHを一定に保つ仕組みがあるのだ。
この仕組を理解する上で、上記の反応式が重要なのだ。血液の水素イオン濃度が高くなったとき、上の式が右から左に反応し二酸化炭素を肺からより多く捨てれば水素イオン濃度が高くなることがない=pHが一定に保たれるわけだ。他にも腎臓の働きもあるので、これを解説したのだ。
アシドーシスとアシデミア、アルカローシスとアルカレミアの違いとかだな。
で一通りの解説が終わって、質問を受付たのだが、「炭酸水素イオン(重炭酸イオン)が分からない」という質問が来て、答えられなかった。
炭酸水素イオンの何が分からないのか、こっちが分からないから聞いたのだが、何か分からないのかが分からない。いつものことだ。
なんと説明したらいいのか…答えられなかった。
炭酸水素イオンは高校の化学基礎で、ひょっとしたら中学の理科でもでてくると思うところですが…
そんでもって、昨日は非常勤の方の大学で、研究室の卒研生の中間発表の練習を聞いたのだが、あまりにも差が大きいので、とほほと ため息だったのだ。

親子丼て季節があるんだよ、知っている?

親子丼は、秋口の食べ物なのです。今回はお茶漬けバージョンにしてみました。

すし飯に生鮭とイクラの丼が定番ですが、焼いた秋鮭とイクラに三つ葉とわさびを添えて、お茶漬けにしてみました。酔っぱらいの食べ物ですね。まだイクラ(筋子)は小さいものしか手にはいりませんでした。
ちなみにホントの親子丼は、メス鮭一尾を手にれて、その腹からイクラをとりだし、身も使うのですが、これは非常に難しいのです。イクラがあるようなメス鮭は身がぼろぼろなのが普通だからです。産地で選ばないとできないのです。むかし、1回だけ、いまや潰れた小さな通販業者から手に入れたことがあります。通販も大手しかないので、現地にいかないと、無理でしょうね。

2017/09/07 :意見書・手続補正書

軒下管理人さんに知らせてもらったのだが、締切間際になって  2017/09/07 :意見書、 2017/09/07 :手続補正書 が提出された。
STAP細胞の特許申請が拒絶(2017/03/07 :拒絶理由通知書 )されたのだが、不服で2回の不服申し立て延長が行われ最終期限の6ヶ月経過したのだ。
特許情報プラットフォーム審査書類情報照会
番号:2015-509109 を入力すると見える。
以下のように単純化すると、また怒る人がでてくるだろうけど、ざっと読んだ結果は以下のようだ。
最初の申請は、 「細胞をストレスに供する工程を含む、多能性細胞を生成する方法」である。多能性細胞を作る方法は、申請者の論文は撤回されたし、申請者自身も再現できないんだから、特許になるわけがないでしょと拒絶されたのだ。これを「ATPで培養液をpHを5.4〜5.8にする工程でOct4遺伝子を発現する細胞の製造方法」と改訂して不服申立/再申請したのだ。
審査員が拒絶の際引用したHitoshi Niwa 論文でOct4遺伝子を発現する細胞が再現されているからいいでしょというのが理由だ(ちなみに特許庁の審査員も申請者もHitoshi Niwa, et al,としているがHitoshi Niwaの単著論文だ)。
多能性細胞をつくるのはあきらめて、塩酸などの単純な酸性物質でははなくATPによってと限定してpH5.4〜5.8という極めて狭い範囲に限定した培養液でOct4発現細胞だけを作る方法ということに申請を変えちゃったわけだ。これって、特許の意味があるか?多能性を引っ込めちゃったのだ。
ストレスを与えて、死にそうになったら、Oct4と限らず、なんでも無秩序に発現されちゃうだけだろ。そんな細胞は役にたたない。意味のあるOct4の発現でないと特許としての意義はない。
多能性細胞ができなければ意味のない特許だったはずで、なにか、ともかく特許を成立したという実績を作るためだけなんだろうね。
軒下管理人さんのおっしゃるとおり、これがまた擁護の連中が筆頭著者担当部分が特許申請されたと騒ぐことになるんだろうね。teabreake氏はどういうコメントするんだろうね。こういうことにこだわっている方のようだから。
ちなみに補正書の内容は;

● 細胞を、低pHストレスに供する工程を含む、Oct4を発現する細胞を含有する細胞塊を生成する方法であって、該低pHが、5.4~5.8のpHであり、且つ、pHの調整がATPを用いて行われることを特徴とする、方法。
● 細胞塊が外来遺伝子、転写物、タンパク質、核成分もしくは細胞質の導入なしに、または細胞融合なしに生成される
● 細胞が組織の部分として存在しない、
● 細胞が体細胞、幹細胞、前駆細胞または胚細胞である、
● 細胞が単離された細胞である、
● 細胞が細胞の不均一な集団中に存在する、
● 細胞が細胞の均一な集団中に存在する、
● 細胞が2~3日間曝露される、
● 細胞が1日間以下曝露される、
● 細胞が1時間以下曝露される、
● 細胞が約30分間曝露される、
● 細胞が哺乳動物細胞である、
● 細胞がヒト細胞である、
● 細胞が成体細胞、新生児細胞、胎児細胞、羊水細胞、または臍帯血細胞である、
● 細胞塊をインビトロで維持する工程をさらに含む、
● 細胞のエピジェネティック状態が胚性幹細胞のエピジェネティック状態により近く類似するように変化させられる、
● エピジェネティック状態がメチル化パターンを含む、
● 上記のいずれか1項記載の方法によって産生される細胞塊を候補薬剤と接触させることを含む、該細胞塊の生存能、分化、増殖の1つ以上に影響を及ぼす薬剤を同定するための使用のためのアッセイ。
● 細胞塊を含む組成物であって、該細胞塊が請求項1~17のいずれか1項記載の方法によって細胞から生成される、組成物。
● 細胞を、pH5.4~5.8の低pHストレスに供する工程を含む、該細胞においてOct4遺伝子の発現を誘導する方法であって、ここで、pHの調整が、ATPを用いて行われることを特徴とする、方法。
● 細胞を、pH5.4~5.8の低pHストレスに供する工程を含む、Oct4遺伝子を発現する細胞の製造方法であって、ここで、pHの調整が、ATPを用いて行われることを特徴とする、方法。

である。

Lamb chops

女子会だけじゃないぞ。我が家のパーティーは。

冷凍Lamb chopsを解凍して塩胡椒、ローズマリー、タイムをまぶして200度オーブンで20分位。中心部に温度計を挿してあって、温度が40度になったらオーブンの電源を切り放置。
ソースは、赤ワイン、はちみつ、醤油、バター、おろしニンニクを炊いて冷めたら生クリームを加える。
ナイフとフォークを添えて塊のまま提供して参加者の誰かが切り分ければいい。
あとは八寸(マグロ漬けとアボカドの山芋かけ、鯛、サーモン、ホタテ貝柱のさいころ刺し身雲丹いくらあえ、ローストビーフ、つぶ貝の酒盗和え)、パエリア、ケーキ、コヒー、酒飲み放題。
当然翌日は………もうジジイなんだから、こ飲み過ぎはいけないのだ。

たいへんよくできました


こういうスタンプが最初に使われたのは小学校では?管理者のようなジジイの小学校時代にはなかったと思うが、成績が悪くてこういうスタンプはもらえたことがなかっただけかもしれない。
前にも書いたが学生さんのレポートを評価するわけだが、点数をそのままレポートに赤字で書き、返却すると、学生は計算して、学期末に調整する。実習の筆記試験を実施するわけだが、そもそも実習は参加し提出されたレポートで評価するのが主なわけなので、レポートの点数がわかっていると、学期末の筆記試験を手抜きする。だから

というスタンプを購入してレポートの表紙に押して返却している。前とはスタンプを変えた。どのスタンプが評価が高いのかは公開しているが、どのスタンプが何点であるかは教えない。毎回少しずつ異なり、「たいへんよくできました」はレポート課題により100〜70点にしている。計算してもらいたくないからだ。医療系の大学では、資格試験である国試があるので、受験資格さえ得られて国試に合格すればいいのであって、在学中の成績など関係ないように思うのだが、一応、就職先は成績証明を要求するからか、学生さんは点数を非常に気にする。合否すれすれの学生だったらわかるが、明らかに、「すごくいい」という評価のレポートをもらうのが多い学生さんでも点数を気にする。
ネットでスタンプを探すと上のスタンプのようなものばかりで、決して明確に悪い評価のスタンプは市販されてない。自分で作成するしかない。仮に成績が悪くともエンカレッジするような表現にするのが小学校からの一般的な評価の伝達方法だ[ 下記追記 ]。
減点法の点数をもろに書いた結果0点なんてのも有り得るのだが、のび太ならいざ知らず、小学校から0点なんて評価を受けたことのない子どもは、大学生になって0点なんて言われたらパニックになってしまうのだ。甘やかされているからね。だから管理人のジジイはスタンプで、最悪の評価なんだよと暗に知らせつつレポートを返却することにしている。
減点法で、ミスを指摘し減点するけど、考察に根拠のある独自の考えによる推測とかがあると減点をカバーし、なおかつ満点より高い点になってもかまわないとしている。期末試験とは異なり、幾つものレポートの評価の平均点が最終評価になるのだから、数個のレポートが100点満点で120点となっても平均点が100点になることはない。学生にも伝えてある。
「手を抜くな!」とか「コピペするな!」とかいうスタンプは市販にはないから自分で作るしかない。
[ 追記 ] 2017/08.24
けなすことは避けて必ず褒める ということで思い出したことがある。
高校の国語(古文だったか漢文だったか忘れた)の教員が、学期最後の授業で、すでにその学期の試験も終了し成績評価も終わった時点での授業で、管理人を名指しし、起立させて、「君の今学期の評価はA(5だったかも)にしたが、おまけだ。来学期はもっと頑張らないと、もうAはつけないから、しっかり勉強しなさい。」と言ったのだ。「へ?なんだそれ。皆の前で言うことか?」というのがその時の感想ね。期末試験は、ま、それなりに勉強する必要があるわけで、やったわけで、その評価は返却された解答用紙にある点数でわかるわけで、その結果、AかBかはしょうがないわけだ。もっと頑張れと言われたって、どのように何を頑張ればいいのかがわからないから、全く意味のない宣告だったのだ。事実、以降、国語の成績がよかったわけではない。教員の方としては檄を与えたのかもしれないけど、受け取る管理人が鈍いから意味がなかったのだ。褒めるのも、けなすのも、状況と相手の性格とかを考えないと意味がないんだよね。
現在、教える側になって、学生個人個人の正確とかを考えて、アドバイスとか檄とかをするのはできないので、上記の管理人の高校時代の例のようなことはせず、クラス全員の前で、誰とは指名せず、レポートの書き方の良い例・悪い例を説明するのだ。頭の中には、xx君のレポートを描きつつね。褒めるときは個人名を揚げるけどね。

人間力見極める

<教育学部入試>面接増 国立大の半数「人間力見極めたい」らしく、入試に面接を導入するのが増えてきたとの記事だ。
面接で、見極められるだろうか?
面接では、時間がないから・時間が決まっていて特定の受験生(集団面接の場合はグループ)の面接時間を短く・長くしてはいけない。聞くことは志望の理由とか高校でボランティアをやっていた?部活ではなにをやっていた?なんというワンパターンで、受験生が対策をすでに行っていることだ。公平な負荷でないといけないということで、受験生が予想する・練習してきた質問になってしまう。最初の受験生に思いつきで質問すると、その後の受験生にも同じ質問をしないといけない。
ま、そんなワンパターンの面接でも、受験生は高校・予備校で練習してきたはずと思うので、スムーズな返事がないと評価が下がる。できて当然の答えがないからな。態度、服装も評価対象になるだろう。
人間力なんて定義もわからない定量化もできそうにないことをどうやって評価するんだろ。
医学部は面接を昔から実施している。卒業したらサービス業になるからな。変人は困る。でも内海みたいなのを選別できなかった。1年生で、やっぱりやっていけないとか、声優を目指すとか、服飾関係に行くとかで退学するのが毎年必ずでてくるけど、面接時には立派な動機を喋るんだよね。医学部では一時、スポーツ医学を目指すというのが多かったけど最近はどうなんだろ。理学療法ではきまって自分がスポーツをやっていて捻挫とかで理学療法士に面倒みてもらった、おじいちゃんのリハビリをみているからとかが多い。全員が理学療法士になりたいと面接時に言うけどそのうちの何%かは嘘だ。見抜けない。両親が医学分野で働いているからと親に押し付けられてくるのがいて、途中で頓挫することが結構あるけど、親の職業を聞いちゃいけないことになっている。
明らかにbehaviorがおかしいので学力試験の成績とは関係なく落とすくらいしかできないんだよね。筆頭著者なんて、面接評価がすばらしく高かったにちがいない。早稲田のAO入試はすばらしいということに、一瞬だけなったけど、そのあとはボロクソだよね。面接時だけでなく、その後も長く観察していたはずなんだけど、だまされちゃったんだよね。面接ではじくのは難しいね。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.