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アルミ板に文字入れーその3(最終版)

結局以下のようにすることにした。決して既製品のようにはいかないが、機能的には問題ないのは当然として見てくれもそんなに悪くないからね。
その1その2
必要な物
① 文字、お絵描きソフト:左右反転できることが必須。プリンタで反転印刷できる場合もある。実寸で印刷できる方がいい。イラストレータを使っている。
② レーザープリンタ(インクジェット・プリンタしかないときはpdfにしてコンビニで印刷)。トナーを使った印刷が必須。最安値で2万円。インクジェットのインク代を考えると1年1回の年賀状しか印刷しないというのなら別だけど購入しても悪くない。家庭だったら最初のトナーだけで数年使える。
③ 印刷用紙:普通のコピー用紙に印刷するのでいい。再生紙でも構わない。以下、紙とする。
③ 除光液:ダイソー等で販売しているマニキュアの除光液、アセトンフリーがいい。
④ 透明なプラスチックシート:透明なクリアフォルダを切って1枚だけのシートにする。以下プラスチックシートとする。
⑤ プラスチック定規のような板:プラスチックシートの上からこすりつけるためのプラスチック板あるいは先端が鋭くないスムーズなプラスチック棒。インスタントレタリング用の棒(へら?)を使ったがなんでもいい。きっと割り箸だってかまわないでしょ。
⑥ アセトン:金属板の脱脂と失敗したときに拭き取るのに使う。通販で購入できる。必須ではないが、脱脂や失敗したトナーを取り除くのは除光液より早くできる。
⑦ ピンセット:除光液で濡れたコピー用紙をちょっとはがして転写具合をみるとき使う。先の細いのがベター。
⑧ ペーパータオルあるいはティッシュペーパー:余った除光液を取り除いたり、失敗したら取り除くのに使う。
⑨ 粘着力の弱いテープ:マスキングテープ。仮止めに使う。以下、単にテープとする。
⑩ ハサミ:印刷された紙はカッターで水平あるいは垂直に切ったあと、さらに余計な部分を切るのに使う。
⑪ スポイト:除光液を垂らすのに使う。除光液の容器から直接注ぐのはむずかしい。
⑫ 水性透明つやなしスプレー塗料:アサヒペン 水性多用途スプレーを使った。ラッカースプレーのようなトナーを溶かす塗料は使わない方がいい。

印刷したコピー用紙、マスキングテープ、除光液、アセトン、インスタントレタリング用のこすりつけるヘラ(オレンジ)、スポイト、ハサミ、クリアフォルダから切り取った透明プラスチックシート、転写先のアルミ板

普通のコピー用紙にレーザープリンタ(トナーを使うプリンタ)で文字を左右反転(イラストレータだったら垂直軸でリフレクト)して印刷する。転写は小さい面積で行う方が操作しやすい。文字や絵を切り取るとき、ハサミではなくカッターで切り口が文字の並びと同じ水平(あるいは垂直)であるように切る。裏から文字はほとんど見えないから位置決めに紙の切り口を指標にするからである。除光液を垂らすと透けて見えるようになるが、この時点での大きな位置決めは、コピー用紙が柔らかくなるのでうまくいかない。ほんの少しの位置調整しかできないからである。

転写先のアルミ板や銅板等は転写直前にアセトンで脱脂する。ペーパータオルとかティッシュペーパーにつけてしっかりこすって脂分を取り除く。直前に実施するのは、それまでに脱脂しておいても気が付かずに触ったりして脂分がついている可能性があるからである。この脱脂操作がきれいに転写できるかどうかのポイントである(こつの1/2)。脱脂のためのアセトンを飛ばしてから貼り付ける。アセトンと使うときは、自作機器のパネル1枚位なら換気にそれほど気を使わなくてもいいが、それでも換気のいい部屋で行うべきである。

アルミ板に印刷したトナーの付いた面をのせ、テープで仮止めする。
紙の上からアセトンフリーの除光液をたらすとコピー用紙が半透明になって文字が透けて見えるようになるから位置を確認し固定する。除光液を垂らしてから位置調節はできるだけ避ける、紙が柔らかくなって動かすのはむずかしいからである、ほんの少しだけ調節できるかも、と思って最初の位置決めだけで済むようにする。除光液の量は紙全体に液が回るくらいの液量でいい。多すぎても溢れるだけで役に立たない。

プラスチックシートを上に乗せ、押し付け、はみ出た除光液をティッシュペーパー等で除き、プラスチック定規様の板でまんべんなくなくこする。

1回こすりつけただけでは十分に転写されない。プラスチックシートだけ、紙がくっつかないようにピンセットをプラスチックシートの下に突っ込んで紙をおさえて、ずらすように剥がす。

紙は十分除光液で濡れているように見えるが、ここにさらに除光液をたらして、プラスチックシートを再度重ねてこすりつける。つまり2回行うわけだ。こすりつける面積が小さい(1文字だけとか)の場合はこれで十分だが、このサンプルのように比較的大きい面積(最後の図参照)のときは3回目が必要になることがある。ここが上手く転写するコツの2/2である。

プラスチックシートを取り、コピー用紙をピンセットでつまんで、ゆっくり剥がす。このときコピー用紙にトナーが残っているときは、紙をもどし、プラスチックシートを被せその部分だけ再度こすりつける。紙がずれる可能性が高いから、これはなるべくやらないほうがいい。ほんの少しなら構わないが、大幅にトナーが紙に残っている場合は最初からやり直す。転写されたトナーはアセトンを含んだペーパータオルで簡単にとり除ける。
この写真のように紙側にトナーがない状態になるよう何回も練習する。

溢れている除光液をティッシュペーパー等でこすらないようにして取り除き乾燥させる。2,3分もあればいいでしょ。
失敗したらアセトンを染み込ませたティッシュペーパー等でこすって取り除く、除光液で取り除くよりアセトンのほうがいい。転写する原稿を作るのは安価だから、失敗すると思って、1枚に必要以上の文字列を印刷するのがいい。こつがわかるまで何回もトライできる。

水性艶なし透明スプレーをスプレーする。乾くのに1時間。2,3回上塗りする。
できあがり。

よく見ると文字の黒はべったり黒でなく点々とトナーの転写されてないところがある。ほとんど気が付かないでしょ。

カラーにできるが、白文字はないから黒パネルに白文字はできない。

◯ 熱転写シート:アイロンで転写するのだが紙が透けて見えないので位置決めが面倒。除光液のほうがやりやすい。一部転写できないのが残るのは除光液と大差ないが、やり直しが除光液のほうが簡単である。。
◯ アセトン転写:できるがトナーの転写量が少なくて薄くなってだめ。アセトンは転写に失敗したときに取り除くのに使う。除光液より取り除くのが早い。転写される量が少ないのはアセトンがすぐに蒸発するためかもしれない。アセトンに消毒用の70%アルコールをまぜ、飛ぶのを遅くしたら(遅くなるのか?)いいのかもしれない。
◯ タトゥーシール:試していないが手間が多く、粘着シートに貼り付けるのが大変だ。
◯ インスタントレタリング:まだ市販されていて使えるだろうが1文字1文字こすりつけるのは大変だ。トナーの転写よりきれいになる。オリジナルの絵とかはできない。使う文字が同じなので特定の文字がなくなって新たにシートを購入しなければならないことがある。今回の除光液転写よりコストが高い。

ちなみに何年も前にインスタントレタリングで文字入れした機器がまだ働いている。そのパネルだ。


われながらよく作ったもんだ。下の写真はゲート時間をデジタルで自由に設定できて、そのゲートの間にカウントしたパルスの数を表示すると同時にDA変換してポリグラフ(ペンレコーダ)に描画するという、時代物のプラグインだ。window discriminator と合わせてニューロン等のスパイク数をカウントするのだ。いまやコンピュータでできるのだが、当時はそんなものはなかったから自作するしかなかったのだ。

アルミ板に文字入れーその2

アルミ板に文字入れの続き(最終的な方法の結果はこっち
熱転写用紙を手に入れたので。アルミ板が反射するので写真が上手く撮れていませんがご容赦を。

熱転写用紙、Moechando パターン転写シート 回路基板熱転写紙 にレーザプリンタでフォントは凸版文久見出しゴシックエクストラボールドで印刷した。
アイロンを 温度高 に設定し 2分 押し付けた。アイロンを上において片手で体重を書けるくらいで押し付けた、アイロンで全部カバーできそうな大きさなので動かさなかった。アイロンがちゃんとあたって無いところが転写されてない。

アイロン、温度高 で3分にしてみた。

あまり大きな変化はない。

同じ熱転写用紙に印刷した結果を除光液で転写、上のオレンジのはインスタントレタリングで使うこすりつけるプラスチックのヘラ様の道具。これでクリアフォルダのシートを上にのせしつこくこすった。除光液を垂らすと透けて見えるから位置決めができる。しかしなるべく動かさないほうがいい。

その結果

同様に普通のコピー氏の印刷を除光液で転写

結論
普通紙に印刷して除光液で転写するのが一番よさそう。位置決めも除光液を垂らした直後に修正できる。どうしても黒ベタ部分にちいさな抜けができるから、これは黒マジックで埋めるのでいいでしょ。除光液はあふれるまで多くかけるのではなく余ったら拭き取る。こすったら、クリアフォルダのシートを剥がして、再度除光液をたらしもう一度繰り返すのがいいのかもしれない。こすってない部分は転写されない。完璧に転写できるわけではない。アルミ板は食器用洗剤等で洗ってアセトンで脱脂しておく。塗りつぶせなかった部分は細い黒マジックで埋めるでいいのではないか。アルミ板の飾り文字入れはこの程度で諦めですな。タトゥーシールの転写貼り付けは面倒なんで止めた。透けて見えないから位置決めがむずかしい。

失敗したらアセトンで拭けば簡単に取り除ける。アセトンで転写はうまくいかないが取り除くのはアセトンがいい。

アルミ板へ文字入れ

自作オーデイオアンプとかを趣味で作る方なら、苦労するのがわかると思うが、作成した回路等の部品を収めるのに箱が必要で、その箱の表面にはスイッチや調整用のつまみなどを取り付けることになる。とするとそのスイッチとかつまみの機能をパネル表面に示す必要がある。文字入れだ。
その2最終的な方法の結果はこっち

メーカーは数多く作るからパネルの文字入れ等は印刷することになるが、素人さんの一点物には印刷屋さんに依頼したら購入したアンプ等の部品全部より高く付いちゃうからできない。

かつて、論文に投稿するグラフには墨入れとかいって製図同様の黒インクで線や数字を入れていた。そんなことは普通の研究者はなかなかできないから、線だけは自分で描くが文字は雑誌社が行うことになっていたのもあった。そのうち、インスタントレタリングという文字に糊がついたシートがでてきて、一文字ずつこすりつけて作図できるようになったのだ。線は墨汁のような黒いインクで烏口で引くのだが失敗ばかり。上から白いペンキをぬって隠すのだ。モノクロ写真にして製版するからね。この線引きとレタリングが辛かったわけだ。Appleがレーザープリンタを発売したのだが1台100万円というわけで小さな研究室では購入できない。しかし、このレーザプリンタ(トナーを熱で溶かして紙にくっつけるやつ)でイラレで作図して投稿したら受付てくれたのが、ものすごく嬉しかったという記憶がある。

閑話休題
で自作機器のパネルに文字入れをする必要があるのだが、研究機器なんで1台こっきりなんでマジックで手書きなんてのは普通だったのだ。次に糊つきプラスチックテープにアルファベットの型を押し付けるというのが米国帰りの研究者が持ってきたりしてこれでラベルを作って貼るという時代があり、アルファベットの金型を打ち付ける、刻印ポンチという方法も使った。次に上記のインスタントレタリングという糊付き文字をこすりつけるというのが主流になった。この方法は今でもあって、リンク先レタリングシートとして販売されている。一文字ずつこすりつけるわけで、きれいに一列に並べるのは大変なのだ。しかし上からクリアラッカーを吹き付ければ、一見既製品のようにもなったわけだ。テプラとかでラベルを作成して貼り付ける方法もある。

レーザープリンタのインクは、トナーと言ってプラスチックの粉で、これを熱で紙にくっつけるのがレーザープリンタとかコピー器だ。このプリンタで紙にくっついたトナーを金属板に転写できれば文字だけでなく絵もパネルに表示できる。何と言っても自由度が大きく文字もきちんと並んでいるし、いくらでも凝ったデザインにできる。

「金属板」 「転写」 とかのキーワードで検索すると色々でてくるが、電子機器を収めるのは普通アルミが多いわけなので、アルミ板への転写を探したのだが、あまりない。プリント基板を作るのは銅箔に転写するわけでこれが一番参考になりそうである。

転写する方法は、トナーが熱で溶けるから紙から板にアイロンで熱を加えて転写する方法と、トナーがプラスチックでなのでアセトンなどでで溶かして浮かしてくっつける方法がある。マニキュアを取り除くのにアセトンを使うわけなのでアセトンを含んだ液を除光液といって100均で撃っている。アセトンを含まない除光液というのもあって最近はこちらが主流のようだ。

まず100均でアセトンを含まない除光液(税込み110円)を買ってきて、ピュアなアセトンもあったので比較した。結論はピュアなアセトンのほうがうまくいくかと思いきや、転写できることはできるのだが転写される量が少ない。アセトンフリーの除光液のほうがいい。そこで試したのが以下である。

ダイソーでアセトンフリーの除光液ノンアセトンネイルリムーバーが売っていたのでこれで試した。
普通紙に印刷した(下図の下)。フォントはトナーがいっぱいのほうがいいと思い、凸版文久見出しゴシックエクストラボールドというのがパソコンにあったのでこれが一番太そうなので選んだ。
まずは印刷だが転写なんで鏡文字(イラレで垂直軸でフリップ)で印刷する。アルミ板(下図の上)はアセトンで脱脂した。

トナー面がアルミ板に接触するように置いてテープでずれないように止めた。スプーンが写っているがこの柄のプラスチック部分がこするのに都合がいいのではと、手近にあったから使ったわけだ。左下に見にくいがクリアフォルダを切ったシートがある。紙を直接こすると破けちゃうから、この透明シートを被せてこの上からこすりつけるのだ。

除光液を垂らすと紙が透けて文字がみえるようになるからこの時点で位置決めが可能だ。

プラスチックの柄とか定規のようなもので上にかぶせたクリアファイルのシートの上からこすりつける。このデザインで1分で十分だが、こすりつけるのがむらになって、こすってない部分は転写されないから、むらなく擦ると2分はかかる。それでもむらになってしまった。
紙をはがすとほとんどのトナーがアルミ板の方へ移っているのがわかる。一部、紙にのこったままだ。失敗部分だ。

これが結果だ。こすっても落ちない。

拡大すると転写されなかった部分がわかる。また絵柄の赤い部分に白くゴミがついている。これは紙なので水中で、あるいは水を流しながら指の腹で軽く擦ると取れる。トナーはしっかりついて取れない。

トナーはへばりついているけれど、やはりこすったら落ちるから、この上から水性アクリルつや消し透明スプレーを2,3回吹き付ければいいかと思う。

かなり良い結果だが、一部うまく転写できなかったわけで、次は熱転写を試みてみる。熱転写シートMoechando パターン転写シート 回路基板熱転写紙というのがあるのだが、これは紙にあるトナーをアイロンで溶かして金属板の方へ移すわけだ。この熱転写と、この転写紙を熱でなく除光液でやったらどうなんだろ。転写シートを発注したから手元にきたらトライしてみる。

プリント基板の作成で銅箔を溶かすというようなときは、このかすれた、転写がうまくいかなかった部分をレジストペンとかマジックで上から塗りつぶせばいい。機器のパネルの場合は黒ベタの中の部分だったらいいが、文字や図のエッジの部分は手書きではむずかしい。きれいにすべてが転写できないとまずい。

tattoo(タトゥー)シールTransOurDream タトゥーシール 透明 高粘着タイプというのもあって、こいつはインクジェット印刷でできるようだが、貼り付けるとき文字や絵柄が裏から見えないこともあり手順がより多いので、手に入れたが、トライは後だ。しないかもしれない。

まだ本番を実行する前にテストが必要だな。もう機器のパネルの加工とか回路は完成しているので、この文字入れができたらほぼ完成ということになる。

照明付き電源スイッチ

実験に使う電気機器を作ることになって電源スイッチを探した。いままでは、秋月電気という店が秋葉原にあって通販もやっていて便利だから利用していた。しかし送料が500円かかる。アマゾンには映画が見たいのが半分でプライム会員になったのだが会員になると送料が無料になる。注文する回数を考えると会費を払った方が得である。アマゾンがないときは秋月電気だったのがアマゾンでも販売しているので電気部品についても利用し始めたのだ。種類、数は圧倒的に多いのだが、中国製が多い。購入者の評価をみると、大抵欠品だとか壊れているとかの瑕疵がある。それでも安ければということで購入することになる。

100VAC電源スイッチ、ロッカーあるいは波動型というのを探したわけだが、スイッチの仕様などが、アマゾンのページではよくわからない。電源スイッチは単純だから使える電圧と許容できる電流値しか問題にならず、国産のスイッチと大抵は似たりよったりである。耐久性が問題になるが、そんな資料は中国製にはない。

問題はスイッチ端子が3P、4P、6Pがあって、照明付きの場合、どうなっているかがわからないのだ。スイッチの構造はほとんど共通なので、メーカや型名が異なっていても多分同じだろう。購入しても説明書など付いてこない。

内部のスイッチ接点の構造は下図のようになっていて、支点の上に金属板があり両端に接点がある(片方だけのもある)。この金属板が波状に曲がっていて、上からスプリングで押さえつけられている。このスプリングの押さえつける位置が図の支点の左右に変わることにより、金属片がシーソーのように変化し、どちらかの接点がコンタクトするわけだ。

3P(3端子)のスイッチはこの図の通りで、2P(2端子)のスイッチは片方の接点と端子がないということになる。4P(4端子)のスイッチは2端子のスイッチが並んでいて、6P(6端子)のスイッチは3端子のスイッチが並んでいることになり、それぞれは独立していることになる。

スイッチに照明が付いているタイプがある。この場合照明が完全に独立しているのはLED照明タイプで、スイッチする回路とは別に端子が出ていることになる。LEDには直列に抵抗がある・ないの場合があるようで、DC電源電圧に応じてLEDには10〜20 mA程度の電流を流すように直列の抵抗の値を決めればいい。もう抵抗が内蔵してあるのもある。アマゾンのページをみると、このタイプのスイッチはあまりなく、あっても価格は高い。

問題は照明付きだが照明用の端子がないタイプのものだ。テーブルタップで各口に独立した照明付きスイッチが付いているのがある。このような電源スイッチは照明用の端子がない。コストを下げるためである。

照明はLEDの場合とネオン管の場合がある。ネオン管のパイロットランプというのは多分戦前からある?やつで一番安価なんだろうな。

3端子の照明付きロッカースイッチ(波動スイッチ)の中身は下図のようでネオン管かLEDになっている。ネオン管の場合はAC100Vで使うと照明もできる。ネオン管だとDC電源のスイッチとして使えるが光らない。LEDタイプの方はAC100Vで使うと抵抗とLEDが大抵焼き切れる。調べた物はLEDに2 kΩの抵抗が直列に入っているだけでだから交流100Vは使えない。車やバイクはDC12Vなんでこっちに使うのが目的のようだ。問題はこのLEDタイプのスイッチには16A 250V AC、20A 125V AC という表記と、 DC12-24V という表記の両方があるのだ。だから混乱する。前者の交流の表記はプラスチックの成形のときの金型にあるわけで、LEDタイプのスイッチの場合これを流用しているのだが消してないのだ。後から直流電圧をスタンプで押したりしている。
3p(3端子)の場合、電源と照明の関係は下図のようになっている

配線は下図のようにする。常時点灯というのはあまり意味がないかもしれないができるということだ。スイッチがONのときはっきりとONであることがわかるような器具(照明器具)とかで、スイッチの存在場所を明らかにするときに使うのだろう。

例えばmxuteuk 8個12Vブルーライト点灯スナップインボートロッカースイッチトグル電源SPST ON-Off 3ピンAC 250V 6A 125V 10A、カーオートボート用 KCD1-101NBU-MY はAC でも使えるような表示だが、AC100Vのスイッチはできるが接続すると内蔵の抵抗とLEDは焼き切れるだろう。使うと、最初に焼ききれて、スイッチとしての機能は問題がないが光らないということになる。

4p(4端子)のスイッチの場合は2つ並列にスイッチがある。つまり2回路の ON−OFF スイッチなわけだ。構成は下図のようである。ネオン管タイプとLEDタイプは同じで、ネオン管と(LED+抵抗)が入れ替わるだけだ。しかしLEDタイプの場合、DC電源のプラス・マイナスの表示がどこかにあると期待できるが…ない。10V位だったら逆に接続してもLEDは壊れないから調べられるだろう。

このネオン管タイプのスイッチの配線は下図のようになる。

例えばKiligen 4個 12V-24VDC/20Aボートロッカースイッチトグル スイッチLEDインジケータ付き、オン/オフ 4ピン(赤/黄/青/緑)、自動車用オートボート家電用はLEDに直列に接続してあった抵抗は 2 kΩだった。こいつはDC電源でしか使えない。

mxuteuk 5個AC100V/110Vロッカースイッチレッドライト点灯スナップインボートロッカースイッチトグル電源DPST オン/オフ 4ピン、家電用MXU1-4-201NR はアマゾンのページでは「ライトはAC 110 -220Vに接続するだけで、点灯することができます。」とあるからネオン管タイプだと思われる。色が違うのは、ネオン管の場合は色違いができないからケースのプラスチックの色が違うだけなんだろう。

6P(6端子)のスイッチは3P(3端子)スイッチが2回路独立して存在するわけだ。構成は下図のようになる。こちらはLEDタイプのものはあまりないのではないだろうか。

配線は下図のようになり、これを使うとOFF時にのみ点灯させることができる

(ハドソン) ロッカースイッチON-OFF 開 閉 DPST 6端子緑の色ライト16A 125VAC, 16A 250 VAC Heschen がこのタイプである。ネオン管は100 Vでは暗い。220 Vだったらいいのかもしれない。

というわけで、AC 100 V をスイッチする電源スイッチは、照明付きを選ぶのなら、LED用の端子が独立していないのならネオン管を選びしかないが、中国製は200Vでも使えるとあったら、100Vでは暗いのでよろしくない。LEDタイプでLED用の独立した端子がないのはDC電源のスイッチにしか使えない。AC100Vのスイッチングに使うとLEDが壊れる。LED照明の場合は独立した回路になっているのが、AC100VでもDCでもいい。

オルタネート型プッシュスイッチ(青) 青色LEDは中国製で3A/250VVとなっているから使えそうだ。単価¥650(税込)
デザイン違いの電源マーク照光式プッシュスイッチ オルタネイト(ロック式)緑LAS2-16F-P-GRも3A 250VACとなっている。 単価¥1,694(税込)
多分、同じ中国製で、秋月のはLEDに抵抗がすでにあると書いてあるから、どっちも同じなんだろ。
Ulincos 押しボタンスイッチ U16F5 オルタネート 防水スイッチ 切り替え IP67 ブルー LED 1NO1NC SPDT ON/OFF シルバー ステンレススチール 12V 16mm IP67防水 カプラー付き は電流電圧定格:5A/250VAC, 5A/30VDC LEDの定格値:15mA, AC/DC 12V となっていてスイッチとLEDの回路は独立しているようだ。単価¥1,200 (税込)ただしLEDの定格値がAC/DCとなっているのはよくわからない。AC12Vでも半波整流になって使えるだろうけど邪道だな。大抵の電気計測器は直流で動作させるし、この直流電圧を作るためトランスで電圧を落とすというのは最近はあまりなく、スイッチング電源にするからLEDダイオードの順方向の直流電圧にするのが普通だろう。LEDもダイオードだから逆電圧が加わっても電流が流れないだけだけど、普通の整流ダイオードとはちがい逆電圧の耐性は低いはず。

スイッチとパイロットランプが別になっているというのが従来の方式で、スイッチにパイロットランプが仕込まれているというのが現代的である。

だから、アマゾンで見つけた「押しボタンスイッチ U16F5」を手に入れて、テストすることにする。ロッカー型ではないけどね。

[ 参考 ] AC100VでLEDを点灯させる方法は電灯線(AC100V)で高輝度LEDを駆動する簡単回路にある。フィルムコンデンサがでかいからスイッチの中には収まらない。

Ulincos 押しボタンスイッチ U16F5 オルタネート 防水スイッチ 切り替え IP67 ブルー LED 1NO1NC SPDT ON/OFF シルバー ステンレススチール 12V 16mm IP67防水 カプラー付き を購入したら配線図が付属していた。

スイッチの3接点は C NO NC とある。C はcommon、NO はNormally Open、NC はNormally Close の略で、 Normally とはスイッチが OFF のときという意味だ。つまりスイッチを ON にすると、C と NO がつながるという意味だ。
スイッチの定格:5A/250V AC, 5A/30V DC
LEDぼ定格値:15mA/1V AC, 15mA/12V DC
とあってスイッチと内臓LEDはそれぞれ独立した回路 とある。

AC 100 Vをスイッチして、15 VのDC電源アダプタを使うからDC15VでLEDを光らせればいいはず。LEDでの電圧降下を青色ダイオードなんで 3 V と仮定すると 15 mAということなので(12-3)/15=0.6 kΩ 位の抵抗が内蔵されていると思われる。抵抗の系列から考えると0.68 kΩでしょう。とするとダイオードの電圧降下は1.8 Vだと計算できる。DC 15 V で点灯させるとすると(15-1.8)/15-0.68=0.2 だから200 Ωの抵抗を直列に繋げれば良い計算だ。

15 V の電源アダプタはスイッチング電源だから、100 Vを ON にしてもDC 15 Vが出力されるのに遅れがでてくる。だからこの電源スイッチを使うと、ON にしたのに点灯するのが一瞬遅れるだろう。電源アダプタにはAc 100 V を繋ぎっぱなしにして出力のDC 15 V をスイッチするのがいいかも。

堂ヶ島渓谷遊歩道

堂ヶ島渓谷遊歩道<というのが箱根の宮ノ下温泉にあるのです。またの名前を「チェンバレンの散歩道」ということになっています。

堂ヶ島というと伊豆半島西海岸の方が有名ですが、どうやらこの宮ノ下の崖を下った早川沿いに堂ヶ島温泉というのがあるからのようです。温泉と呼ばれるけれど宿は1軒だけ、エスパシオ箱根迎賓館 麟鳳亀龍のことのようです。早川沿いにあるのですが、その温泉地が島のような形だったから堂ヶ島と名前がついたようで、箱根の7温泉、湯本、塔ノ沢、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯、堂ヶ島の一つということになっています。

チェンバレンとはバジル・ホール・チェンバレンのことで英国人で明治時代の”雇われ外国人”の一人だそうです。宮ノ下に富士屋ホテルというホテルがあって、このホテルは明治時代からある旅館で、チャップリン、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ等が泊まったというのが、宮の下の写真館のショーウインドウに写真があります。チェンバレンはこのホテル(当時は旅館)に泊まって、早川の渓谷を散歩したから「チェンバレンの散歩道」という別名があるようです。

この遊歩道を歩いたのです。下の地図にあるように、宮下の市営駐車場の道(国道1号線)を挟んだ向かい側に堂ヶ島遊歩道入り口という看板があります。ここから渓谷に下って、川の上流に向かって木賀に抜けるという全長1.5 kmの遊歩道というわけです。遊歩道というよりトレッキング・コースで、最低スニーカーが必要です。できたら軍手も。両手を空けて歩いたほうがいいような道です。普通は宮ノ下から木賀に歩くようですが、木賀のあたりが急坂でしんどいということなので、先にしんどい方の木賀(下図の右)から早川に降りて宮ノ下駐車場の方(同左)へ歩いてみました。
道は箱根町道と東京電力の水力発電所があって、東京電力の私道とが混ざった道です。境目はわかりません。

木賀の入り口は国道138号線にあります。

看板は板に紙が貼ってあるということからみても、訪れる方はあまりいないというのがわかります。また端から階段ですがかなり急なのがわかるかと思います。

熊が出るぞという注意があります。熊がでてもおかしくないような森の中を歩くことになります。熊がでたことがあるから急ごしらえの紙の注意書きなんでしょうね。

このような急坂で石で作られたステップとコンクリートで作られた階段とかが混在します。雨の翌日でしたからビチャビチャでしたが、快晴の日でも道は濡れているのが苔が生えていることでもわかります。苔があるので滑るのではないかと気をつかいました。

人がほとんど通らないからでしょうか、管理が生きどいているとは言い難い道で、道を塞いだ倒木を切っただけ

あるいは塞がれたままなんてことになってます。

降りていくと沢を流れる水音が次第に大きくなって滝が見えてきました。

吊り橋が見えてきました。この吊り橋は「桜橋」と呼ぶようで、

東京電力の架けた橋のようです。重量制限があって、

一人で歩いていてもフラフラ揺れます。

スリリングで面白いです。

この川が早川で小田原に流れていきます・吊り橋から上流に滝のように見えますが直線的なので堰なんでしょうね。

下流の方です。流れは結構急で、沢遊びなどは危険ですな。渓流釣りはできるでしょうけど沢に降りるのはしんどそうです。

橋は東京電力のものだとの注意書きです。

この吊り橋を渡ったところに金網で囲われた水力発電所があります。小規模な発電所です。

ここから夢窓橋までの沢沿いの道をチェンバレンの散歩道というわけですが、散歩なんてものではなく、ちと厳しいトレッキング・ロードです。


小さな沢を横切らないといけない

獣道のようなところもあって

支柱とロープがあるけれど壊れているから触るなとか

落石はごろごろなんで

道は一本なんで標識があるけど間違いようがない

ようやく夢窓橋が見えてきました。

夢窓橋は桜橋とはちがって立派な鉄骨の橋です。

橋を渡る前に左に少し入ると夢窓国師山居の跡とかいうところに立つお宮があります。

橋を渡って宮ノ下側に移動します。

ここから登りで宮ノ下に向かうのですが、途中なにか工事中の場所があって鳥居と滝が見えるのですが入れませんでした。

登りの道は、木賀側より幅も広いし整備されていますが、坂自体は急です。

雨上がりでビチョビチョなんでカエルがいたりしました。

国道への繋がる部分です

途中、デジャブの坂という意味不明な部分がありますが、行きませんでした。
宮ノ下からの入口の看板には、ホテルが営業を止めましたという張り紙が貼ってありましたな。

晴遊閣大和屋ホテルがあってゴンドラで国道1号から沢までを結んでいたのですがホテルは営業停止ということで、堂ヶ島温泉行き自家用ロープウェー 夢のゴンドラは撤去されたようで、もう一つの旅館「対星館」も営業停止。こっちはケーブルカーで沢まで降りるようになっていたらしいけど撤去された?

というわけで1,5km のトレッキングは小1時間というところでした。紅葉の時期だと桜橋のあたりがいいらしいですn。

本日の詐欺メール

イオン子会社の店を利用していて、その会社のカードで買い物をしているわけだ。店の名前にはイオンはでてこないが、何年か前イオンの子会社化したのを知っているからイオンからの連絡がある場合が考えられる。ないけどね。

この店のカードはクレジット会社のカードでもあるから他の店でもつかえる。カードを使うと、そのたびにメールが来るように設定したら

のようなメールが来る。

今日は、spamメールがやたらに来るメールアドレスに

というメールが来た。このメールアドレスは、このブログが始まる前のspamメールなど全くないのどかな時代から使っているので、あちこちに登録したのでspamメールが山程くるアカウントになってしまったのだ。Adobeに登録したらパスワードが盗まれたことがあった。一時は、まともなメールよりspamのが遥かに多いという時期もあったが、フィルターのお陰で最近では、届くspam の量は圧倒的に減っている、しかし、このような新しいパターンの詐欺メールは時々フィルターにかからず届くのだ。

問題は、持ってもないカードだったらすぐ捨てるので問題ないが、このカードのように使っているカードからの案内とよく似ていると、あれ?と思ってしまうことだ。もちろん日付も金額も心当たりはない。すべてのカードには、このspamたっぷりのメアドを登録しているわけではないからすぐわかってもいいのだが、同じような図柄のメールだと、一瞬、信用してしまう。

正しいメールと比較すれば、一目瞭然なのだが、そんなことはしないからね。

ちなみに詐欺メールのrecieved from はip addressを見ると香港からで、正規のメールそれはKDDIが割り当てた日本の会社からでした。

special to/for me

大谷翔平選手が結婚報告をした。その報告の英文にShe is very special to me. とあったが、 She is very special for me. とどう違うのかを機械語翻訳に聞いてみた。当方の感覚としては後者のほうがより強い意味があるような気がしたからだ

DeepL
英語→日本語
彼女は私にとって特別な存在だ。
彼女は私にとってとても特別な存在です。
日本語→英語
She is very special to me.

Google翻訳
英語→日本語
彼女は私にとってとても特別な存在です。
彼女は私にとってとても特別な存在です。
日本語→英語
She is very special to me.

両方とも日本語に翻訳したら差がない。英語に訳すとどちらも to me になる。

ChatGPT 3.5

Q: She is very special to me. と She is very special for me. の違いは?
A: “She is very special to me.” と “She is very special for me.” の違いは、微妙ですが意味にわずかなニュアンスの違いがあります。

“She is very special to me.”
これは、文法的により一般的であり、感情的な結びつきや関係を強調しています。この文は、あなたにとって彼女が特別な存在であり、感情的な絆があることを示しています。

“She is very special for me.”
これは、日本語の直訳に近い表現ですが、英語の文脈では少し不自然に聞こえることがあります。”for” の使用は、文脈によっては正確な表現になることもありますが、一般的にはあまり使われません。文法的には正しいですが、自然な表現としては “to” を使うことが一般的です。

したがって、一般的な使用法としては、”She is very special to me.” を使うことが推奨されます。

for は日本語直訳なのか?

Q: Q: She is very special to me. と She is very special for me. どちらがフォーマル?
A: “She is very special to me.” の方がフォーマルです。

「to」を使った表現は、一般的によりフォーマルであり、正式な文書やビジネスコミュニケーションで使用されることがあります。この表現は、感情的なつながりや関係をより丁寧に表現します。

一方、「for」を使った表現は、日常的な会話やカジュアルなコミュニケーションでよく見られますが、フォーマルな状況ではやや不自然に感じるかもしれません。

したがって、「She is very special to me.」はよりフォーマルな表現です。

うーん、そうなのか?for のほうがフォーマルかと思っていた。

Q: very special to me と very special for me の違いは?
A: “Very special to me” と “very special for me” の違いは、微妙ですが次のように異なります。

“Very special to me”:
このフレーズは、一般的に使われる形であり、感情的な結びつきや関係を強調します。”to” の使用は、他の人や物事との関係を強調し、その存在や役割があなたにとって特別なものであることを示します。
例えば、「She is very special to me.」は、その女性があなたにとって特別な存在であることを示しています。

“Very special for me”:
“for” の使用は少し異なります。これは、特別な状況や特定の目的のために、何かが特別であることを示すときに使われます。
例えば、「This tool is very special for me because it belonged to my grandfather.」は、その道具があなたにとって特別な意味を持っていることを示しています。

つまり、”to” は感情的な関係や結びつきを示すのに対して、”for” は特定の目的や状況の中で何かが特別であることを示します。

この例文では後者の方が「感情的な結びつき」があるのでは?

日本語の「〜にとって」というのを「for」と結びつけるのと硬い訳になるのかね?「彼女は私にとって特別な存在です」を英訳すると、当方はどうしても「for」を使っちゃうな。英会話を勉強してないからか?

Mac で Youtube から文字起こし

Mac OS 14.1 Sonoma で Youtube 等の音声から文字起こしする方法

MacでYouTubeの動画から自動で文字起こしするならGoogleドキュメントがオススメ。Googleドキュメントで文字起こしするまでの準備と文字起こしの方法は古いOSでの説明ですがOS14でもほとんど同じです。

Soundflower
インストールするのが、この方法のページにあるように面倒ですが、
https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases/tag/2.0b2
の下の方にある Soundflower-2.0b2.dmg から
Soundflower-2.0b2.dmg
をダウンロードして、解凍して Soundflower.pkg をダブルクリックしてインストールします。
システム設定の プライバシーとセキュリティ のセキュリティ に “Soundflower.pkg” は開発元を確認できないため、使用がブロックされました と出ているから このまま開く ボタンをクリックし Mac 管理者のパスワードを入力して進めればいいです。途中、拡張機能なので再起動が要求されますから、言われたとおり進めれば、インストールできます。これはインストールできればなにもすることはありません。

LadioCast
Mac App Store https://apps.apple.com/jp/app/ladiocast/id411213048?mt=12 からダウンロード、インストールします。

インストールできたら、起動し、ミキサー 画面で 入力1 と出力メイン 出力 Aux 1 を 下図のように設定します。入力1Soundflower(64ch) Aux1 出力メイン Soundflower(64ch) 出力Aux1 任意

文字起こしをしないでもこのままの設定で、Youtube の音はパソコン(または出力 Aux 1 で設定した外部スピーカー)ででてきますので、再起動しなければ設定が保存されたままです(多分)。このアプリは起動していないと下のGoogle ドキュメントに音声入力はできません。

Chrome (他のブラウザは不可)で Google ドキュメントを立ち上げ、ツール から 音声入力をクリックします。文字起こし開始に数秒かかるようです。Toutube を別タブで開いて動画を再生させていてもできます。

pages.app にも音声入力機能があるのですが、このような設定をしても、入力は Soudflower からになりませんでした。

狸さんがChatGPTをからかった

狸さんがChatGPTをからかっています。

Mary had 60 cents. She paid 35 cents for a chocolate bar. How much change will she get?

ChatGPTの最初の答えは 25 cents だったそうですが、突っ込んだらchange(おつり) は0になったというわけです。

オリジナルの問題の答えは60-35=25 She gets 25 cents change. 彼女は25セントのおつりを受け取ります。だそうです。このオリジナルの答えは誤りですね。

60 cents を持ってということは、普通の生活では Quater(25 cents) 2枚と Dime (10 cents)1枚 の可能性が一番高いでしょう。日常生活で小さなコインはチップにする、寄付する、なくしちゃうことが多いからです。ほかにNickel(5 cents) と penny (1 cent)の組み合わせもあるので、 35 cents きっちり支払う場合と Dime4枚-35=5 cents、Quater 2枚-35=15 cents の場合 があるでしょう。他の組み合わせもあるでしょう。だから正解は お釣りなし、5 cents、15 cents が正しい答えかと。

Q:Mary had 60 cents. She paid 35 cents for a chocolate bar. How much change will she get? However, let’s assume that 60 cents is made up of any coins: Quarter, Dime, Nickel, and Penny.
A:To determine how much change Mary will get, we first need to understand the breakdown of her initial 60 cents. We can do this by considering various combinations of quarters (25 cents), dimes (10 cents), nickels (5 cents), and pennies (1 cent) that add up to 60 cents.(ここまでいいですね)

Let’s explore the possibilities:

1. If Mary has 2 quarters and 1 dime (25 cents + 25 cents + 10 cents), her initial 60 cents are accounted for. In this case, she has no change because she used the exact amount to buy the chocolate bar.(正しいです)
2. If Mary has 3 quarters (25 cents + 25 cents + 25 cents), she has 75 cents. Since the chocolate bar costs 35 cents, her change will be 75 cents – 35 cents = 40 cents.(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです)
3. If Mary has 1 quarter, 1 dime, and 10 pennies (25 cents + 10 cents + 10 cents), she has 45 cents. Her change will be 45 cents – 35 cents = 10 cents.(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです)
4. If Mary has 3 dimes and 10 pennies (10 cents + 10 cents + 10 cents + 1 cent + 1 cent + 1 cent + 1 cent + 1 cent + 1 cent + 1 cent), she has 36 cents. Her change will be 36 cents – 35 cents = 1 cent.(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです)
So, depending on the composition of Mary’s 60 cents, her change could be 0 cents, 10 cents, 1 cent, or 40 cents.(間違いですね)

Q:You’re making a mistake. First of all, think about what combination of coins 60 cents is made up of, and then do the math.
A:I apologize for the oversight. Let’s determine the combinations of coins that make up 60 cents and then calculate the change based on Mary’s purchase.

60 cents can be made up of various combinations of coins:

1. 2 quarters (25 cents each) + 1 dime (10 cents) + 1 nickel (5 cents) = 60 cents
2. 2 quarters (25 cents each) + 1 dime (10 cents) + 5 pennies (1 cent each) = 60 cents
3. 2 quarters (25 cents each) + 3 dimes (10 cents each) = 60 cents
4. 3 quarters (25 cents each) + 1 dime (10 cents) + 1 nickel (5 cents) = 60 cents
5. 3 quarters (25 cents each) + 1 dime (10 cents) + 5 pennies (1 cent each) = 60 cents
6. 4 quarters (25 cents each) + 1 dime (10 cents) = 60 cents
Now, let’s calculate the change Mary will get after paying 35 cents for the chocolate bar in each scenario:

1. 60 cents – 35 cents = 25 cents
2. 60 cents – 35 cents = 25 cents
3. 60 cents – 35 cents = 25 cents
4. 60 cents – 35 cents = 25 cents
5. 60 cents – 35 cents = 25 cents
5. 60 cents – 35 cents = 25 cents
In each of these scenarios, Mary will receive 25 cents in change.(60セントがどのようなコインの組み合わせかを考えるのはいいのですが、全てを使うわけではないという条件がぬけているから、どうやってもお釣りは25セントになり間違いです)

Q:You’re making a mistake. First of all, think about what combination of coins 60 cents is made up of, and for each case, think about paying 35 cents, and then do the math. For example, if 60 cents is made up of two Quater coins and one Dime coin, you only use two Quater coins, so your change will be 15 cents.
A:I apologize for the confusion. Let’s determine the combinations of coins that make up 60 cents and calculate the change for each case after paying 35 cents for the chocolate bar.

60 cents can be made up of the following combinations:

1. 2 Quarters (25 cents each) + 1 Dime (10 cents) + 1 Nickel (5 cents)
2. 3 Quarters (25 cents each) + 1 Dime (10 cents)
3. 2 Quarters (25 cents each) + 1 Dime (10 cents) + 10 Pennies (1 cent each)
4. 4 Quarters (25 cents each)
Now, let’s calculate the change for each case:

1, Change for the first case (2 Quarters + 1 Dime + 1 Nickel):
Change = 60 cents – 35 cents = 25 cents(65-35になるので間違い、(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです))
2. Change for the second case (3 Quarters + 1 Dime):
Change = 75 cents – 35 cents = 40 cents(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです)
3. Change for the third case (2 Quarters + 1 Dime + 10 Pennies):
Change = 60 cents – 35 cents = 25 cents(70-35になるから間違い)
4. Change for the fourth case (4 Quarters):
Change = 100 cents – 35 cents = 65 cents(60セント持っているという前提がくずれていて間違いです)

So, depending on the combination of coins, Mary will receive 25 cents, 40 cents, or 65 cents in change after paying 35 cents for the chocolate bar.

だめだこりゃ。当方の英語の質問がまずいのか。
日本語でやってみよう。

Q:メアリーは60セントもっている。35セントのチョコバーを買ったらお釣りはいくらになる?ただし60セントは25セント硬貨と10セント硬貨と5セント硬貨と1セント硬貨が様々な組み合わせでできているとする。例えば1セント硬貨60枚だったらお釣りがでるように支払わないからお釣りはない。25セント硬貨2枚と10セント硬貨1枚だと、25セント硬貨2枚しか使わないから、お釣りは15セントになる。お釣りがどのようになるか教えて頂戴。
A:間違え
Q:60セントが色々の組み合わせでできるから、全ての場合を考えてお釣りがいくらになるのかと聞いているのです。
A:間違え
Q:60セントになる組み合わせを考えるのだ。
A:間違え、どんな場合でも60-35=25 だという答えだ、

というわけでだめだった。いくら具体的に説明しても、例を示してもだめだった。学とみ子との議論そっくりだ。
この最後に文は学とみ子からクレームがあったのでお詫びして訂正します。
「それでも、学とみ子と議論するよりChatGPTの日本語出力がまともなので、まだましだ。」に訂正します。

Arobat でOCRで文字にするが化け文字になる←ならない

日本語の印刷された文書をスキャンし、pdf として保存し、これを集めてバインドして複数ページの一つのファイルにする。これだけでは文字として読み取れてないので Adobe Acrobat でOCR で文字として認識させた。
Mac で Adobe Acrobat Pro で OCRすると文字になっているのだが、エディタ等にコピペすると、文字化けして使えない。
Windows 11 でAcrobat Pro 9 (これしか持ってない)でOCRで読み取ると問題ない。

MacでOCRするのは Acrobatフォーラム でも問題になって解決されてないようだ。

と思いきや、OCRのとき言語のデフォルトが英語になっているから、これを設定で日本語にすれば問題ないのだった。これまで英語論文しかやってなかったからな。