BPOも結論がなかなか出ないし、特許なんかどうなったかわからない。これらの結論がどんなものであっても、もはやSTAP細胞が捏造だったという結論は揺るぎないものになっているのだが….
がんばれ、小保方晴子先生!というフェイスブック の 島野 浩一(11月13日 15:32)氏は;
本名で追求していた上田さんを袋叩きにしてネットから葬った「小保方さんへの不正な報道を追求する人を叩く有志の会」の匿名管理者達。 腐ったドブ池にしか生息できない彼等に陽の当る事はないでしょう。
と見当違いのコメントを述べ、さらに
木星さんは、魔女狩りの第二の被害者に思えます。 11月13日 19:33
だって。
上田氏は自滅で沈殿したわけで、袋叩きでも、吊し上げでも、「魔女狩り」でもなんでもないのに。
腐った井戸の中に生息している方なんですな。
自ら沈殿したのは、まだボウフラかのように水面でうろうろしている方々よりましなんだろうな。
ま、某ブログでわめいている科学的リテラシーも、著作権も無視してアフェリエイトで稼いでいると宣言している順法精神もないm氏の発言 はどうでもいいのですが、
1293. m 2016年11月24日 22:40
1291. アノ姐さん。
>>5のサンプルの遺伝子解析で捏造がバレてしまうのではないですか?
これは聞いたことが有るかもですが、小保方さんはESに関する知識などはほとんど無かったんです。
に対して
1297. A10 2016年11月25日 00:12
NetScienceの2003/5/1のインタビューメールで大和氏本人がラボでESを扱っている…
とA10さんが大和氏の発言の記録を提示してくれた。
早速、該当ページを探したら、森山和道氏が大和雅之東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授の研究室を訪れてインタビューを行った記事 NetScience Interview Mail 2003/05/01 Vol.229 だった。
この大和氏へのインタビューでは;
森山:これは何ですか、「ES into heart 0109」というのは。
大和:ヌードラットにトランスジェニックで緑色に光るES細胞から作った再構成組織を移植したやつですね。去年の12月25日に1回移植して、年が明けて1月9日に1回移植部位を開けて生着を確認した後にもう一回閉じて、まだ今日も飼っているって、そういう意味です。
このインタビューの記事の日付は NetScience Interview Mail 2003/05/01 Vol.229 である。
2003年とは小保方が早稲田の学部2年生のときである。このとき、大和氏はES細胞を実験でガンガン使っているわけだ。小保方は大和の や も知らない時期だ。大和氏もSTAPの S も知らないわけで、ES細胞を使っていることを隠す必要もない時期だ。
それなのに「あの日」P62 には、PNASに投稿した論文がキメラで証明しなければだめだとrejectされ、
大和先生には『幹細胞の…仕方ないよ。こちらはES細胞とかそいいう研究分野の専門家はいないし、見たことさえもないんだから、一度、理研….修行にでも行ってみたら?』と励まして…
と記載されている。
「あの日」のP63でも、若山氏の発言 でも 2010年7月に若山氏が手伝うのを開始したとあるから、小保方が書いた「ES細胞なんか知らん」という大和氏の発言は2010年ということになる。
「あの日」は著者の都合のいいストーリーで構成された私小説であることの証ですな。
[ 追記 ] 2016.11.26
ありゃ、えりさんのコメント 「1329. えり 2016年11月25日 23:54 」とかぶっちゃった。えりさんがコメントしているとき、管理者はアルコールまみれで寝ていたよ。意見が同じなんだからしょうがないね。
EOG; electrooculography 電気眼球図記録というのがある。眼球は角膜側がプラス、網膜側がマイナスに常に帯電している。左右の目尻に電極を貼り付け、その電位差を測定すると、視線がまっすぐ正面だと電位差はないが、眼球が右に回転すると右側の電極の電位がプラスに、左に回転すると右側の電極の電位はマイナスになる。つまりこの電位を測定すると眼球がどちらに回転しているかが測定できるのだ。カメレオンじゃないから人間はほとんどの場合左右の眼球は同じ方向に回転するからね。これを EOG と言って臨床でもめまいの診断などに使われる。簡単な装置で記録できるので生理学実習に最適なのだ。
このEOG記録実習の一つに回転性眼振を記録するのがある。体がぐるぐる回ったとき「目が回る」わけだが、実際には目玉が回転しているわけではないのは当たりまえだろう。では実際はどんな運動をしているのか観察してもらうわけだ。
回転イスの上に座り何回か回転させて急に回転をとめたとき、眼球運動がどうなっているかである。EOGは電気現象なので電極と記録器までリード線で繋ぐ必要がある。被験者が回転するわけで、リード線は回転にともないよじれちゃうわけだ。本来はswivelとかいう回転してもかまわない接続道具を用意すべきなんだろうが、回転数もせいぜい10回だし、時計回り、反時計回りを行うわけで、ケーブルが十分長ければよれるだけで問題はない。
この写真のように記録するわけだ。どういうわけか、ケーブルがよれるのではなく、被験者の首のまわりに巻き付いて苦しいというグループがでてきた。何考えているんだろ?
実習をやると、とんでもないのが必ず出てくるんだよね。
電極を顔の皮膚に貼るわけで、電極と皮膚の間に化粧品など何かよけいな汚れなどがあったりするとうまく記録できない。したがって、実習の前日に、明日の実習では顔に電極を貼るから、電極と皮膚の間に何かあるとうまく記録できないから「すっぴん」で臨むことと連絡したのだ。メーリスには担任の先生も登録してある。担任の先生には「すっぴん」とは楽しいですね受けたけど。そしたら皮膚のアトピーがあるので塗り薬を塗った学生が、そのまま電極を貼り付けたりしているのだ。
The first day: STAP細胞記者会見(2014年1月28日)
すごい!(私の頭は古いし、専門分野でもないので}植物細胞ならわかるが、哺乳類の細胞じゃありえないのでは?ES細胞のコンタミじゃないの?でもな、専門家がやっているんだからコンタミなんかありえないだろうな。酢漬けかよ、ホントだったらすばらしいという感想でした。
The second day: 博論の図が使われているらしいという噂で11jigennさんのページ を見た日。(2014年2月14日 )
自身が博士論文を書いたことと、博士論文の指導や審査をしたことのあるという経験から、博士論文の図を、異なった実験の結果として論文に掲載したというので「あー、こりゃダメだ」と思いましたね。うっかり、単純ミスなどとは考えられない、ありえないです。なんせ博士論文作成とは、一生に1回きりのイベントで、全力を尽くさないと作れない論文ですからね。その時は、論文の隅々まで頭にあるのが普通です。博士論文の図は別の雑誌に掲載してもいいとか言ってましたな。その実験の結果だったら非公開に近い博士論文の図を商業雑誌の図にすることもありますね。でも異なった実験でしたからね。それとは別に、博士論文はコピペばかりでめちゃめちゃでしたからね。
The third day: 記者会見の日。(2014年4月9日)
なんじゃ?科学的な反論じゃなくて弁護士付きかよ。これで私は決定的にこの論文・著者は信用できないと判断しましたね。法律問題は科学的な議論・証明の後でしょ。しかし、よくも延々と記者会見ができるなぁ。普通なら耐えられないよね、すごいなー。筆頭著者の神経はよほど図太いのか、不正をしたという自覚はないんだろうな。いまでもないのかも。
この記者会見で惚れちゃった方がたくさんできちゃったんですね。
The fourth day: 実験ノートの公開日。(2014年5月7日)
どて。小学校の夏休みの朝顔日記よりひどい。
うちの学部1年生の実習のノートですら、内容はともかく、日付もあるし、パソコンに保存されるアナログの電位変化の記録が何であるかをメモしてあるね。
[ 追記 ] 2016.11.25
この記事は「結論ありき」の非専門家ブログが社会を混乱させている:世界三大不正STAP事件の正しい理解を社会に広める会 の軒下管理人さんの記事2014年4月9日のこと を読んでから書いたものです。記載しそこなりました。すんません。
「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトで、東大合格をギブアップしたというニュース があった。その原因は「読解力」にあるそうだ。
AIロボットに読解力を付けるのが難しいらしい。ロボット開発とは別に、この読解力が不十分なロボットより点数の悪い生徒がいるということから「子供は読解力があるのか?」という疑問が国立情報学研究所(NII)の社会共有知研究センター長の新井紀子氏 (湯浅誠氏の記事)から出された。
私たちは、子どもたちが「読める」ことを大前提に話してしまう。
だから「わからない」と言う子に対して、大人たちは「ちゃんと読め」と言う。
「ちゃんと読めばわかるはず」という前提、それだけの読解力は備わっているという前提がある。
しかし、そもそも「読めて」いないのだとしたら?
どれだけ「ちゃんと」読んでもわからない。
社会が得意、算数が苦手という以前に、読めているかどうかを見る必要があるのではないか、と思うに至った。
とある。子供を見ていると
キーワードとパターンで解いている子、読んでいる子が意外にいる。
との指摘もある。
中小の私立大学に勤務することになってわかったのだが、この指摘は正しい。大学入学試験の数学とは言え無いような算数の問題、あるいは、大学での生理学実習で心電図のRR間隔(拍動の間隔)から心拍数(頻度、1分あたりの回数)を求めさせる問題を与えると、記憶にある公式、例えば比の計算「内項の積と外項の積が等しい」とかに当てはめて計算してしまうのだ。当てはまるかどうか、どう当てはめたらいいかを検討することがないのだ。複数の数字を四則演算にあてはめてともかく計算してしまうのだ、その結果が、ありえない値でもなんとも思わないようだ。
この記事に;
「一日10台の自動車を生産する工場が3日間操業した。さて、自動車は何台できたでしょう?」という問題には非常に苦労する。
この問題が、
「10人が3個ずつりんごをもらった。りんごは全部でいくつ必要か」という問題だったら、解ける可能性はある。
違いは何か。2つ目の問題には、掛け算のキーワードになる「ずつ」という言葉が出てくる。
キーワードとして「10、3、ずつ」をうまく選ぶような機械学習ができれば、たぶん「10×3=30」が答えだろうということになる。
他方、その前の文にはそのようなキーワードが出てこない。
「10、3」しかキーワードが選べない場合、足し算、引き算、掛け算、割り算のどれをすればよいか、困る。
問題文が読めないとはそういうことだ。
というのがある。
何故、こんな計算をするのか、初めはとまどったのだが、このロボットと同じことをやっているわけだ。算数の時間では、単元ごとに計算パターンがきまっていて、それをひたすら覚えるわけで、そのパターンに数字がぴったり当てはまるときはいいのだが、別のケースになるともうどうしていいのかわからないわけだ。
実習は、予め実習書を配布しても読んでこないから、当日配布して実習開始時に読ませることにしている。勿論、予習できるようにネットにアップロードもしてあるから、ごくたまに読んで来る学生もいる。おしゃべりさせないようにして読ませる時間を与えると、学生は実習書を眺め、蛍光ペンで文章の一部をマークする。しかし読めていないのだ。小学校からのパターン学習で、マークすべき語句が文章のどこにあるかがわかり、マークするだけなのだ。読んで理解しているわけではないのだ。だから、実習中、「先生xxがわかりません」と聞きに来る。「実習書のここに書いてあるだろうが」と実習書の記載部分を示すと、その学生の実習書には該当部分がきちんと蛍光ペンでマークしてあるわけだ。読めてないのだ。
上記にもあるような「ちゃんと読め」という言葉は虚しいのだ。「ちゃんと」がなにかを教えないとだめなのだ。ちゃんとやっておじさんの口癖のように「ちゃんとやれ」ではだめなのだ。
上記の新井紀子氏曰く
中学を卒業するまでには、全員が教科書レベルの文章を「読める」ようにしたい。
是非、やってほしい。学生のトレーニング方法を開発して普及させてほしい。大学で中学高校レベルの解説をしたくないもんね。
「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話 という「しんざき 」さんの記事に「問題は解かなくていいから、とにかく問題文に書いてあることを絵に描いてみて」という課題をやらせたとある。この方法は管理者が学生に教えた勉強方法 と共通するところがありますな。
上記の新井氏は
国民の少なからぬ人たちが、矛盾していたり、センセーショナルなだけで中身のない発言の意味を吟味し、その矛盾を見抜いたり、実現可能性や妥当性を評価できる読解力を身につけていなかったら、世の中は大変なことになってしまうのではないか、と。
と言っている。
あらま、もうそうなっている方々があちらでたむろしているのではないかと愚考するところですな。
本日、土曜日は、FD (Faculty development) というわけで、大学に出勤せにゃあかんということになりました。
テーマは大学の教養・共通課程という教養教育をどうしよ?ということでした。
FD、つまり一般の会社などでは研修に相当するイベントです。研修ではトレーニングですから様々な作業をしたりするのですが、大学の先生は偉いので講演・講義になることが多いわけです。
前回の講演者は九州の某国立大学の教育関係の研究所所長という方 でしたが、内容はめちゃめちゃで結局、講演の趣旨は誰も理解できなかったのではないかと思いましたよ。アンケートにはボロクソに書いてやりました。
それに比べ、今回は立教大学の佐々木一也先生の講演で、スライドの字も配布資料の字も大きく、講演内容もわかりやすく素晴らしいものでした。惜しむらくは、立教大学の教養教育の改変が本年度からでその結果がまだ出ていないことでした。ご存知のように立教大学の主たる学部はいわゆる文系で、管理者の勤務する医学医療系の学部では事情が異なるので、当てはまらない点がありましたが、文系の学部では参考になったんでしょ。立教大学のやろうとしていることは十分伝わりました。
しかし、学部に関係なく学生の主体性の欠如をどうするかが問題ですな。親の世代が悪いという結論もありました。少なくとも学問では空気を読んで横一線はないようにね。学生の出力が金太郎飴ではないようにしないとね。金太郎飴にしないためにはどうしたらいい?と質問しようかと思ったのですが、時間切れでした。
次の講演者は本大学の副学長ですが、ま、本学の教養教育はこう変わる予定ですよという、FDの一つの目的でもある説明でした。
もう一人の、文系の学部長の講演には驚きました。
管理人が学生時代には、文系の教授の講義の中に「黄色く変色した大学ノートを読み上げる講義」というのがありました。当時は、管理人のような理系の学生が、100名を超える受講者の文系の教授の講義を履修しなければいけなかったわけで、教える方の教授だって、てめーの学生でもないから教える熱意はいい加減なもんでしたからね。
まさにこの学部長の講演がそうだったわけです。昔の教授はノートを読み上げていたのは、当時はコピーが高価だったわけで配布資料などはないから、黄色く変色した大学ノートを読み上げていればよかったわけですね。現在はコピーは安いので、この学部長は資料を配布したわけですな。でその配布した資料を頭から読み上げるわけです。スクリーンにプロジェクターで表示されるのは講演のタイトルだけで、延々とテキストを読むわけですな。いまどき、こんなスタイルの講義があるんか、と驚いたわけですね。普段の学生への講義も同じなんでしょうね。
管理人だったら、発表趣旨を、細かなそして正確な説明は文書にして別途配布し、スライドではイラストにして説明しますね。イラストにすると理解し易いということも、イラストだと誤解されるかも、ということはありますが、文字情報を読み上げられたら、退屈で、興味を失うでしょうが。いまどき、こんな講義があるんでしょうかね。教養教育云々の前にすることがあるような気がしますな。
なんやら、能動的学修(学習ではなく学修なんだそうで、どこが違うのかよくわからん)が必要だなんて文科省も言うけれど、学習とはそもそも能動的なもんでしょ。能動的学習を行っている講義をリストしろという指示が来たことがあったけど、実習なんかそのものなんで、特にリストしなかったら、リストアップしてくださいと言われたよ。
ま、それはさておき、午後一杯はこのFDだったもんで、帰宅して料理をする暇もないので、夕食は究極の手抜きですな。うに・いくら・キャビア丼ですな。
冷凍ごはんをチンして市販のすし酢を振りかけて、刻み海苔をちらして、乱雑に雲丹とイクラとキャビアを。
焼酎のお湯割りを添えました。
そういえば、今年はまだ親子丼をやってないな。サーモン+イクラ丼のことです。
電子ゴニオメーターと称する角度を電圧に変換し記録する ための道具を作り、学生実習に供与したことは前に書いた。
ところが提出されたレポートでは、上腕二頭筋・三頭筋という拮抗筋の筋電図はあるものの、同時記録した関節角度が掲載されていないのだ。関節角度の記録は切り捨てられていて表示されていないから、どこが屈曲なのか伸展なのかがわからないレポートが多数あった。
なんてこった。苦労して十数個作成したのに。昨年はこの電子ゴニオメータがなかったから、上級生のレポートには関節角度の記録はないわけで、だから提示しなかったのか?
実習開始前の説明で、屈曲・伸展がいつから始まるのかが重要なんだぞと言ったんだけどね。クラスの誰かが削除しちゃうと、右へ習いなのだ。レポートが金太郎飴なのだ。
虚しいな。
佐川急便のメールがyahooからかよ の続き。
パソコンにはアンチウイルスソフトをインストールしているかと思います。管理者の場合は、この佐川急便を騙るメールはパソコンのフィルターを通り抜けました。Google は大量の最新情報を抱えているので、できの良いフィルターを使っています。できの良いフィルターというか拡張子で判断しているだけのようだけど。
Google のフィルターを使うために、問題のアカウントに来たメールは全て、Gmailに自動転送するようにします。もちろん現在のアカウントにも残すようにするので、使い勝手は変わりません。
今まで同様に現在のアカウントでメールの送受信する必要がありますからね。
また、このため専用のGmailアカウントを作成するわけです。このGmail は普段使わないで放置するだけです。
この新設のGmailのアカウントでこれからはメールの送受信するのなら、もちろん使ってもいいですけど。
パソコンのフィルターを通り抜けたメールは、自動的にGmailに転送され、GmailのフィルターにひっかかるとGmail から
「Undelivered Mail Returned to Sender」という件名のメールがすぐ届きます。Gmailは受け取れなかったよ。「 because its content presents a potential 552-5.7.0 security issue.」セキュリティ上の都合です。というわけですね。
ネットのスピードや届くメールの頻度にももちろん依存しますが、問題のメールの直後にGmail から来るでしょう。
と並ぶわけですね。これはThunderbirdの画面です。これが怪しいメールを見つける一つの手段ですね。
ウイルス付きスパムメールは、いっとき変な日本語だったのだが、最近はまともな日本語になっている。しかし…
とyahooからの送信じゃ、ばればれじゃん。
ちなみに送信元ip address はインドネシアでしたよ。
大学近くのコンビニは中国人がよく使う。コーヒー販売機の傍にある砂糖やクリームの置き場には、中国語で「コーヒーを買わないのに持っていくのは泥棒だ」とのメッセージがあるくらいだ。
この店のウインドウに
というメッセージが貼り付けてあった。
「便当」かよ。「弁当」は中国語で「便当」じゃないだろ。「弁当」を機械翻訳してみた。
Google翻訳:饭盒: これを日本語に逆に翻訳 → お弁当箱
excite翻訳:盒饭: これを日本語に逆に翻訳 → 弁当
Yahoo翻訳:盒饭: これを日本語に逆に翻訳 → 弁当
盒 は 箱、容器のことで
饭 は 飯=食事のことだ。
弁当箱を50円値引きしているわけじゃないから「箱飯」=「盒饭」のほうがいいように思える。
英語ではbox lunch が弁当(携帯できるよう箱に入った調理済みの食料)で lunch box が弁当箱だな。
語源由来辞典 を見ると中国語で「便利なこと」を意味する「便当」が語源らしい。つまり本来は食料という意味はなかったようだ。日本で「弁当」となったらしい。だから、「弁当」を「便当」と翻訳するのは間違いだな。「便利を50円値引く」わけじゃない。コンビニのおっさんが、いい加減な中国人アルバイト学生に聞いて書いたんだろう。別の中国人とかに確認しないとな。
以前にも書いたが、機械翻訳は、その結果を逆に翻訳して意味が通じるかどうかを確認するのがいい。たいてい、変な翻訳になるから、その翻訳をヒントに、自分で翻訳するのがいいのだ。そのあとnative speaker (できたら複数)に聞くのがいいのだ。
「弁当50円引き」 は;
Google翻訳 「午餐50日元」
これを日本語に逆に翻訳 → 「ランチ50円」
excite翻訳 「拉盒饭50日元」
これを日本語に逆に翻訳 → 「弁当の50円を引き延ばします」
Yahoo翻訳 「盒饭50日元拉」
これを日本語に逆に翻訳 → 「弁当は50円は引いて」
どれもぴったりしない。
「弁当を50円値引きします」 と文章にしたら;
Google翻訳 「和折扣50日元午餐」
これを日本語に逆に翻訳 → 「ランチと割引¥50」
excite翻訳 「降价50日元盒饭」
これを日本語に逆に翻訳 → 「値下がりする50円の弁当」
Yahoo翻訳 「50日元把盒饭减价」
これを日本語に逆に翻訳 → 「50円は弁当を値段を割り引きます」
「降价」が「値引き」、「値下げ」 で「折扣」が「割引」のようなので;
弁当を50円値引きします → 盒饭50日元的降价
ランチを50円値引きします → 午餐50日元的降价
位が適切な翻訳なのでは? これを日本語に機械翻訳するとそこそこの日本語になるからな。中国語できるわけじゃないので、正しいかどうかわからん。
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