STAP細胞の存在は否定されていない

うわ、すごい方ですな
学とみ子のブログ「研究上での危機管理…」のコメント欄から。
「STAP細胞がほかでも証明された」の根拠に;

2017/11/27(月) 午後 1:38[ 南青山 ]
確認されています。
「STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる」
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html

という得体のしれない著者の書いた記事を持ってくる方です。

2017/11/29(水) 午前 2:54[ 南青山 ]
科学的・論理的に考えて、STAP細胞の存在はいまだに否定されていません。私はそう思っています。
これまで理研が調査委員会なので提示されたSTAP細胞論文に対する疑義のほとんどが、ケアレスミスか言いがかり、上司からの指示による作図といったもので、STAP細胞の存在を否定するものではありません。
(桂調査委員が調べた)試料は、理研によって証拠保全され…法的にも、科学的にも、証拠能力を欠いています。
しかも、桂調査委員会の調査報告書に示された近縁率表(略)には不可解な点があり、STAP細胞=ES細胞混入説を覆す数値が出ています。
同様に、調査報告書で示された「ChIP-seqやRNA-seqなど(略)のデータについて、1カ月ほど前から和モガブログなどで疑義が出されています。
このように見てくると、STAP細胞の存在が科学的・論理的に否定されているとはとても言えない状況であることはたしかですね。

と論文の疑惑部分は大した事ではなく、桂委員会の調査結果を否定し、得体のしれない個人ブログでの解析を信頼し、

2017/11/28(火) 午後 5:39[ 南青山 ]
STAP細胞が存在すると困る人たちはたくさんいます。
①STAP細胞潰し、小保方氏潰しに奔走した理研関係者、研究者、科学ジャーナリスト、メディア関係者たち。
②小保方氏らを嵌めたSTAP細胞=ES細胞混入説の捏造犯たち。
③STAP細胞特許を放棄した理研および東京女子医大関係者たち。
④学位を剥奪した早稲田大学関係者たち。
⑤笹井氏を死に追いやった理研関係者、研究者、科学ジャーナリスト、メディア関係者たち。
⑥STAP細胞が存在すると予算を削られそうなiPS細胞やMuse細胞の研究者たち。
⑦ネットで、匿名でくだを巻く人々。
⑧嫉妬、怨嗟を抱く、無名の、ポスドクや、博士号を取得しても一向にうだつの上がらない、周囲から評価されない(と思い込んでいる)、無名で無明のの人々。
⑨博士号を取得しながら、研究職につけなかった女性科学ジャーナリスト。
こうした人たちはいま眠れない日々を送っているでしょうね。

と、他所様を心配しています。
すごいですね。どこからこの偏見に満ちた信念が湧いてくるんでしょ。
体内時計さん曰く、「ある種の利害関係が合っての行動」かもね。渋谷一郎、佐藤貴彦なんかだったら商売だから転向できないしね。いまさら冤罪との判断を覆すことができないというプライドとはちがうんでしょうね。もし、プライドが邪魔で転向表明をしたくないというのなら、ひっそり消えていくだけですからね(こっそり消えたシマノなんちゃらとかワトソンとかいうのがいました)。
[ 追記 ] 2017.12.2
さらにこんなことも言ってます。

2017/12/2(土) 午前 5:22 [ 南青山 ]
この論文が示しているのは、米国、イタリア、中国、オランダの研究機関に所属する科学者たちには、STAP細胞はできなかったということですね。
STAP細胞の存在が科学的に否定されたわけではありません。

ホントにこの方は大学を卒業したんでしょうか?非存在の証明はほぼ不可能で、存在の証明のほうに意味があるのは、理系文系問わず、当たり前のことですけどね。STAP細胞(ネッシー)の存在の科学的証明であるNature論文(外科医の写真)が捏造だった。したがってSTAP細胞(ネッシー)の存在は科学的に証明されていない。存在の証明が否定されたのだ。インチキだったからね。ホントはどっかにある(いる)かもしれないが、それは誰も判っていない。撤回された論文、何処の誰かがわからない方の書いたネット上の記事、私的回顧録・日記、匿名ブログでの研究ごっこ記事は科学的根拠にならないのがわからないようで。騙されたままなのはいいのですが、他所様に迷惑をかけないようにしなさいね。

Ness Monster ですな。

不思議な方々:ツッコミどころ満載

最近は、STAP事件については、例の妄想ブログ 学とみ子 でしか意見の交換が(交換しているかよくわらないが)行われていないようで、それにしてもブログ主を含めた不思議な擁護の方々が発言しているんですな。
ブログ主の発言はツッコミどころ満載なんですが、それに加えて擁護の南青山とかm、Ooboeも頓珍漢で… 暇つぶしにはいいですな。 今日は、ちと暇なんで、こんな記事を書いてます。

2017/11/27(月) 午後 2:58 [ 南青山 ]
学とみ子さんに質問です。
日本人の手によって発見されたものなら、なおのこと「ああ良かった」となるのではないでしょうか。
しかし、否定派の人たちは「なかった」という記事に喝采を送り、「あった」という記事には罵詈雑言を浴びせます。
いったい、そこにはどのような心理的契機、心理的背景があるでしょうか。
もしよろしければご意見をお聞かせいただければと思います。

「あったという方が良いに決まっているのに、これを否定する心理がわからんから医師である学とみ子さん、教えてちょうだい」 というわけだ。これに対する返事が;

2017/11/27(月) 午後 8:46 学とみ子
ご質問は非常に微妙でかつ個人的な問題なため、ここを議論しても不毛です。
何か必死に取り組む人は、本人がそうしたい!、やらざるを得ない!などの強い動機や要因があると思います。そこは他人が犯せない部分のように思います。
匿名のネットでのやりとりで感じるのは、報告書作製は大変な仕事であったということが改めて伝わってくることです。

この質問のどこに個人的な問題があるんだろ? 答えになってないですね。
「何か必死に取り組む人」とは誰のことだろ?必死になってやっていることを他人が批判できないといいたいんだろうか?意味不明ですな。
「報告書作製は大変な仕事」なのは匿名のネットでのやりとりとは関係ないだろうが。これも何が言いたいのか意味がわからん。
この返事では南青山もびっくりでは? 南青山の返事が楽しみだ。
この南青山の質問に対する答えは;

2017/11/28(火) 午前 1:10 [ nte***** ]
発見されていないもの、無いものを「ある」ように見せかけたら嘘や詐欺になります。
嘘で「ある」と言われてもうれしくありません。

というのがまともな返事ですね。
また 元PTA会長m がアホな質問を;

2017/11/27(月) 午後 9:32 [ m ]
> 体内時計さん

どなたが、そう仰っているのですか?
教えて下さい。

だってさ。アホなのはわかっているけど、言わざるを得ない。体内時計さんに軽くあしらわれていますな。

2017/11/28(火) 午前 7:54 [ 体内時計 ]
南青山さん宛のコメントに書きましたので、ご参照ください。

つまり、先の体内時計さんの発言を全く読んでいない・あるいは理解できていないんですな。
元PTA会長も南青山も質問をするのはいいのだが、その答えが返ってきても反応しない、するとしたら、「日本語も理解力もないミジンコとは議論しない」だからね。
体内時計さん、理系学部卒さん、nte***** さん、アホかいなさん、頑張ってくださいといいたいけど、xxの面になんとかというに等しく、ほどほどにしないと疲れるだけですね。

正しい発言なんだから答えないのは有罪だ

2017.11.26.12:15に見た片瀬氏のツイッターから;

私(若山)の捏造疑惑を作って「捏造をしていない証拠を出せ」と迫った人に対して、私にその人に対する説明義務はないし、相手するのもアホらしいので無視していたら、いろんな人達に「若山は捏造していたことを否定できなかったから、本当だと証明された」と言いふらして

元PTA会長mとかryobu-0123(こと蔵田唯彦)とか南青山とかはこの片瀬さんの発言をどう思うんでしょうね?

アカデミックな場にいた・いる方々

アカデミックな場、つまり大学院修士課程以上に在籍されたあるいはまだ在籍中の方の中に、「あの日」を信じ、筆頭著者を奉っている方々が結構いるのに驚きました。
学とみ子医学博士は、もはや論外ですが、他にもいるんですね〜。

南青山
2017/11/21(火) 午前 9:50 [ 南青山 ]
私は物性系の研究室で2年ほど実験中心の生活を送りましたが、
2017/11/21(火) 午後 4:28[ 南青山 ]
企業が発表するあっと驚くような科学技術的発見は飛ばしが多いから信用しないように、ということは理系の専門学部に進んだら最初に教わること
2017/11/23(木) 午前 0:00[ 南青山 ]
読解力、理解力、思考能力の欠けている人を相手にしても時間の無駄のようですね。

2年ほどというので修士課程を理系の学科で過ごしたようです。「信用するな」と指導されたようですが、ひどい大学院・指導教授だったんですねぇ。その産物が「あの日」を聖書と奉り、議論に詰まり説明できないと「能力のない者と議論はしない」ですからね。どうして「あっと驚くような発見を信用しないように」という教えを、当初は眉唾と思っていたようですが、その後は守れなかったんでしょ?
さらに、体内時計さんに触発されてAmazon の「あの日」のレビューをざっと見てみました。★5つから、自称ですが修士課程以上に在籍されたような方々の発言を集めてみると;

研究者の視点から
大学で院生指導を行っている一研究者です。
まず私は、ノートはさておき、(小保方)氏が確かな実験知識をもっていて、一般の人が敬意を抱くほどの相当な実験量をこなしたことは紛れもない事実だとわかりました。
この内容は普通書けませんし、これでも批判する人は読んでないか内容を理解できないのでしょう。
真実を明らかにしていく価値ある本です。
私は免疫病理学を専門にしてきました。
小保方さんは研究者として多少迂闊なところのある人だとは思いますが、真実は見ておられたと思っています。捏造をとことん強弁する意味が無いからです。
やっぱり
大学院に入学して博士を取得すべく勉強中です。
一人の研究員によりデータねつ造や虚偽の成果発表などできるはずが無いと思っていましたが、本書を読んでやはりという感想です。
元大学教授が読んだ感想
筆者は大学教授時代に細胞を培養した経験があり、小保方氏が研究途中で気のついたことを活かして、実験を進めた過程がよくわかりました。学術論文は多かれ少なかれ、著者全てに責任があり、小保方氏だけが責任を取らされるのは不当です。
W教授が、誤ってかあるいは故意にか、ES細胞を使ってキメラマウスを作り…
マスコミと組織の力
応用生物化学関係の研究者です
(小保方さんは)素直で頑張り屋さん、純粋な人なのでしょう。直観的にも、ウソをつく人には見えません。
Bonny
自分も似たような内容の微生物研究者として、
小保方さん担当部分の再現性は報道されていました
私は分野は異なりますが、化学系の修士を持っています。
捏造って、科学やったことない人の発想ですよ。
末端研究者として共感できる部分も多い
弱い立場の末端研究者にとって
上司も当然責任を取る。
高校受験などには失敗しながらも運よく早大に入り、その後、研究者スピリットを形成する点は面白い
私は、心理学系の研究者
小保方さんの論文に関して、瑕疵がなく、STAP細胞の論文などの発表を急がなければ、研究者として失職することはなかった
ただ応援しますとか言えません
私は社会科学で修士で、エンジニアリングでPh.Dを目指そうかと思っていますが、小保方さんの真摯さは疑う余地はありません。
当初からの疑問を確信に変えてくれました
私も海外論文の投稿経験を有する研究
STAP」論文を、必死に取下げ努力する共著者の存在は、全く理解の範囲外であり、共著者の故意による重大な捏造を当初から強く疑っておりました

というわけで、筆頭著者のヒトを取り込む技術は、面と向かってだけではなく発揮できるという、素晴らしい能力なんですねぇ。感嘆しましたよ。

本日の忘れ物

コピー室にリスクマネジメントの試験問題の原稿が置き忘れられていた。コピー室を管理している秘書室に「試験問題だからやばいんじゃねーの、保管してちょうだい」と持って行ったら、秘書の方々がタイトルを見て大笑いしていました。
いろいろ忘れ去られているんだよね。学内試験問題原稿なんて可愛いもんで、裁判所に提出する個人情報満載の鑑定書類とか、患者さんの個人情報一覧とか、講演の謝礼がこれじゃ少なすぎる、もっとよこせとかいう手紙の原文とか….
コピーという目的が達せられると忘れちゃうんだよね。

元PTA会長芋虫mに捧げる文科省の方針

文科省の中央教育審議会の初等中等教育分科会では「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」を議論しています。その会議で配布された資料から;

初等中等教育分科会(第100回)(平成27年9月14日)
2.新しい学習指導要領等が目指す姿
2)育成すべき資質・能力について
1.育成すべき資質・能力についての基本的な考え方
現代的な課題
他者に対して自分の考え等を根拠とともに明確に説明しながら、対話や議論を通じて多様な相手の考えを理解したり自分の考え方を広げたりし、多様な人々と協働していくことができる人間であること。

どうでしょ。文科省は方針を提案するのがかなり遅れたようで、元PTA会長芋虫mができちゃったのですね。イモムシだから文科省は関与しない、農水省の管轄だ、といえばそれまでですが。
依然として、何故、元PTA会長芋虫mのみコメントが検閲されているのかがわかわかってないようです。

元PTA会長芋虫mの発言は検閲することに

議論にならない不快なコメントはトイレに流すことにしました。
元PTA会長のコメント欄をご覧になればわかると思いますが、サラリーマン生活27年さんの数々のやさしいお言葉にもかかわらず、また拙ブログ管理人による中学生に対するような文章の添削(おちょくりかも)にもかかわらず、一主婦さんからの議論を行うためのマナーの教授を日本語ができないためか理解できず、挙げ句の果てには管理人を人殺しと誹謗するような発言や「ブログのコメントごときにそこまでの責任は有りません。」というので、小学生にも劣る国語能力しか無い無責任元PTA会長芋虫mのコメントは検閲することにします。
コメントがあったことだけは、あるいは適切な発言だったら、不適切部分を黒塗りにして、管理人が気がついたとき掲載するでしょう。
サラリーマン生活27年さん、申し訳ありませんが、発言に責任なを持てない芋虫は、学とみ子妄想ブログで発言するのが適当と判断しました。いや、自由に発言させたほうが良いとおっしゃるのなら解除します。やさしく説いても無駄なような気がしますが、サラリーマン生活27年さんの努力を無にする意図ではないので。

博士論文はコピペが原則

いやはやすごい博士論文審査の経験者さんですな。博士論文はコピペが原則  146. アサインティスト 2017年11月13日 21:08  だそうです。

「通常、指導教授以外の審査委員は博士論文の独創性、意義、価値を理解できないから」「学位申請論文は既に公表されている論文のコピペで作成」し、「審査委員は「査読付き学術雑誌に掲載された内容を含む」かどうか判断」

するんだそうです。
「理解できない」とは正直な方ですね。しかし「長年国立大学で博士論文審査を経験」者とはいえ(ホントかね?)、博士論文審査について十分理解されていないようですね。確かに、多くの大学院博士課程では博士論文申請に先立って、査読付き雑誌に、申請者が著者(筆頭者が普通だけど)の論文(医学等理系では英語論文*)が掲載・アクセプトされている必要があるとされてます。数は大学院によって違います。しかしこの条件は申請に必要であって、審査には直接には関係ないですね。もし博士論文審査が、どっかの雑誌の査読者・編集者の判定に従うのなら、博士論文審査など必要ないでしょうが。事務員が掲載論文を確認したらおしまいじゃん。
同じ狭い専門分野の教員が複数同じ大学にいることはありえないし、指導教員は審査員にならないから、申請された論文が、審査員の専門分野にピッタリということは殆ど無いですね。でも審査員は申請された論文を読み、必要なら勉強して審査するんですね。大抵、11月ごろ、研究科長とかカリキュラム担当教員が中心になって審査員を決めるわけですが、医学部などは申請件数が多いもんで、3つも4つもの論文の審査に当たっちゃうわけです。審査員は、だからつらいんですよね。(現実には、読まない審査員がいたりして….  )。最近はPubMedとかで、少なくともAbstractは図書館に出かけなくても読めるんで、楽になりましたけど。
既に掲載された・アクセプトされた論文は参考論文として、本論文に添えてあるはずですから、本論文のどの部分が学術雑誌に掲載されているかは直ぐわかります。したがって、アサインティストさんは怪しげな雑誌に問い合わせたらしいですが、そんな必要はないですね。雑誌そのものがあればいいわけです。雑誌が怪しいかもしれませんが。

「内容については、既に複数の覆面の専門家が価値を認めているのだから、それを信用する以外にない。学費を払い、命がけで論文を書き2編Acceptを勝ち取った学生の学位申請を却下することは許されない。」

規定に則っているのなら、命がけかどうかは関係なく、申請は却下されないですね。事務レベルの話ですから。なにか誤解されているのでは?審査が不合格であっては許されないということかな?

「小保方さんはNature以外に一流雑誌に数編掲載していたので、審査で落とされる理由はない。」

というお考えは誤りで、たとえNature, Sience, Cell に掲載されたからといって審査に通るとは限らないのです。これらの雑誌の査読者・編集者の意見とは関係なく論文を審査するわけで、さらに論文だけではなく、博士としての人格も判定基準にあるのです。
例えば早稲田大学 大学院環境・エネルギー研究科では;

博士論文提出者は、研究分野ならびに関連分野の広範かつ高度な専門的知識とともに、学術研究倫理※1に関する理解と遵守に基づく高度な研究遂行能力と研究成果の説明能力等に加え、自立した研究者としての人格・識見・能力等を有していること。

となっています。さて、筆頭著者殿は当てはまるでしょうかね?
* 規定で欧文雑誌に掲載された論文があることとなっていて、ギリシャ語の論文だったことがあり、誰も読めなかったことがありましたな。その後、規則は英語と変更されました。ドイツ語、フランス語が読める教員ならそろう可能性がありますが、ギリシャ語、ポルトガル語などとなるとそろえられないからね。
[ 追記 ] 2017.11.15
一主婦さんが、本ブログの記事を、擁護ブログのコメントに紹介(148. 一主婦 2017年11月14日 13:30)していただいたところ、くだんのアサインティストさんがなにやら喚いていますな。
軒先管理人さんがコメント(本記事のコメント欄)されたように、このサインティストさんがその発言からみて「長年国立大学の博士論文審査をした」とは信じられませんね。「後期課程〇合教官」なんて言葉を知っていることからみると、何らかの関係はあったかもしれませんが。(ちなみに丸合教官とは、博士過程の学生の研究指導をして良いと評価された教員のことで、大学院開設時には文科省に申請して、大学院1期生を輩出してからは大学院教務委員会などか審査して、教員名簿に◯を付けることから来た言葉らしいです。昔は丸合教授とそうでない教授とでなんらかの差があったらしい。)

「学費を払い、命がけで論文を書き2編Acceptを勝ち取った学生の学位申請を却下することは許されない」の意味が理解できないようでは、貴方は教育者ではありません。

学位論文審査申請と学位論文審査の違いがわかってないようです。申請は条件が整っていれば受理されます。その条件の1つが「査読制度のある英文雑誌に掲載された・される論文があること」なんですよね。「博士課程で規定の単位を修得したこと」などと同じ条件で事務レベルの問題なんですよね。

2編Acceptを達成した学生に、学位を出さないというのは、教育者としてだけでなく、人間としても失格です。私の大学ではそんな教官は一人もいなかった。

どんな多くのに発表論文があろうと、提出された論文について審査するわけで、その審査結果を持って審査員が「人間失格と評価」されたらかなわないですな。申請者が「学費を払い、命がけで論文を書いた」ことと審査の合否とは関係ない話です。
現実問題としては、大学院によって違いますが予備審査などがあり、正式な申請前に仮の審査を行っていたりします。ここが実質的な審査になっています。これは理由があって、いきなり審査に提出したとき、その論文が不合格だと二度と同じ内容の論文申請は許されないからです。3年あるいは4年かかって得たデータを元に書いた論文が不合格になったら、再度別テーマの実験・調査を行わなければいけないわけで、それではあまりにも不幸でしょというわけです。ですから、予備審査では同じ実験結果で3ヶ月後とかに再申請できるので不合格の判定を躊躇なく行えるわけで、予備審査を通過したら本審査もほとんど通る(勿論、様々な不備等が指摘されて改訂することという条件が付くことが多いわけですが)ことになります。つまり、傍から見ていると申請したら合格ということになります。

キラキラ和食の女子会

今回の女子会は前回と多分同じメンバーで、一番若い方に何を食べたい?と紹介者のバーサン経由で聞いたら、キラキラ和食と言われ、管理人を含めたジジイ・ババアにはなんだかわからない若者言葉ということで悩んでしまったわけですね。
突き出しは

牛たたき、柿の生ハム巻き、きのことサーモンのマリネで

先週からブリのアラと共に炊いたブリ大根のブリのアラは取り除き、新たに切り身を加えた ぶり大根 とここまではは普通なんですが。次のディッシュがキラキラかと、勝手に解釈して、

コブシメ鯛、ソイ、マグロ大トロ、ミズダコ、イカ、甘エビ の盛り合わせ なに普通の刺し身もり合わせじゃん。
んで、酔っ払った上げくの鍋は、食い散らしたあとで

きのこと肉団子と春雨とせりの中華風鍋を予定していたのですが、エビもいれろ、ワタリガニでダシをとれとか言われて中華風ではなくなり、なんだかわからん肉団子の寄せ鍋です。
そのあとのデザートのコーヒーとアイスクリームの写真はなく大騒ぎで終電に間に合うかとか言いつつお帰りになりました。
結局、キラキラ和食なんて、この若いお嬢さんが言ったわけではなく、きらきら と 和食 の間に改行がはいらないメールのせいだったようです。

理不尽な算数の問題

船上に26匹の羊と10匹のヤギがいる。このとき、船長は何歳でしょう?(2017/11/9 14:00日本経済新聞 電子版)
大多数の子どもが「36」と答えるらしい。
大学生だってそうだ。もっとも足し算・引き算ではなく掛け算・割り算あるいは比の計算式を持ち出してくるけどね。大多数ではないけど、かなりの割合でいるさ。RR間隔と心拍数ちゃんと読めという記事でも書いたたけど、掛け算・割り算の組み合わせを適当に作って計算するので、心拍数は5.3 bpm(回/分)なんていう答を平気で書くんだよね。
算数のドリルなんてのを数多くやらせると、答えを出すための組み合わせ・パターンのほうを学習しちゃうんだよね。
テキストを読んで重要な点にマーク/アンダーラインを引くなんていう操作もおなじで、文の構成からマークする点がどこだかパターンで認識するわけで、内容を理解してマークするわけではないのね。
パターンで物事を決めつけてしまういうのはどうやら日本だけではないらしい。