ヌードルメーカーで蕎麦を作るのはもう何回も行ってきたわけだが、どうしても二人前以上になる。蕎麦にならずに機械の中に残ってしまい、特に1人前などとすると相対的にかなりの量が機械の中に残ることになる。貧乏人の精神衛生によろしくない。そこで、粉を無駄にしない方法を考案した。(普通に打てば無駄にならないんだけど、打てないからね。)
例によって95%蕎麦5%グルテン粉である。10割蕎麦はブチ切れてうまくいかない。素人だからね。
道具は蕎麦打ち用の、こね鉢、麺棒、こま板、包丁なんかないから、手元にあった、丸い棒と中華包丁と素麺が入っていた桐の箱である。あ、肝心なのはフードプロセッサね。
フードプロセッサに、蕎麦粉95g、グルテン粉5g、水45 ml をすべて入れて、ぶん回す。回転速度は遅くする。
こんな感じで均一な大きさの細かい粒になります。これを続けると、あら不思議、
さらに
と、1ケのボールになります。フードプロセッサが連続運転にどれだけ耐えられるかわからないので、休み休みやりましたよ。1ケの大きな塊になるので回転速度が早いのは危険になるかも。重心が偏在することになるのでガタつきます。
大きな1ケのボールにまとまりきれなかった小さな玉を一緒に、練るというか両手で中の空気を抜くように1つのボールにまとめます。まとまればいいのであって、うどんとちがい寝かせる必要はないので、どんどん先に進みます。打ち粉をまいた平らなところ(システムキッチンの上でしたが)でまず丸く手でのばし、麺棒代わりの丸い棒で薄くして、
中華包丁でカットです。いただいた素麺の桐箱がちょうどいいので次の切断部分を作り出すこま板の代わりにつかいました。この操作方法はそば打ちの動画で普通に見れるでしょう。やはり蕎麦切り包丁のような刃渡りの長い包丁がほしいですが、中華包丁でもできますね。
舞茸とエビのかき揚げをつくって、今回は温かい蕎麦としていただきました。1人前にしては、無駄がなかったので、もう少し量を減らしていいですね。蕎麦粉80gでいいかも。]]>
月別アーカイブ: 2017年10月
c13document5.pdfの保存場所
どうやら学とみ子氏は あらぬところから桂委員会の報告書を引用している。
どうして理研からダウンロードした桂委員会の報告書ファイルの保存場所をアップしてしまったのかを推理すると;
多くの方から一次資料をちゃんと読めと批判されているから、ブログ記事で、キチンと桂委員会報告書を読んで引用していることを示したかったのだ。報告書はダウンロードし、自分のPCに保存してあるから、この保存ファイルをブラウザで開いたわけだ。引用元を明らかにするためにURL欄にある文字列をコピーして、引用部分の頭にペーストしたのだろう。
なんか、間抜けですね。
file:///C:/Users/xxxxxxxxx/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/UVZY695L/c13document5.pdf
ではなく
http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf
が本来の引用元だったのです。
個人的なメールを会社のメーリスに投函しちゃったとか、よくあるミスとは違った珍しいミスですね。皆様もご注意を。
相変わらず、主張したいことを読み取るのが難しい記事ですな。下の例を見ても、大学1年生の実習の考察を添削するよりつらいですな。学生の頭の中は推測ができるけど、この方の頭の中は難しいからね。
遺伝子解析を著者に要求したのは、ネイチャー編集部だとしたら、小保方氏は、実験中のデータを入手できる立場になかったのではないか?と憶測できます。
この文書の「著者」と「小保方氏」は一致するんだろうか?違うとしたら著者はだれだろ?小保方氏は2つの論文のコレスポであって筆頭著者なので、もしネイチャーからなんらかの連絡があるのなら小保方氏のところだな。データの共有がない共同研究の体制てあるんだろうか?同一データを全員が持っているということはないが、要求すればすぐ手に入るのが普通だけどね。そうではないと言いたいらしいのだが、その根拠がないな。
遺伝子解析することを要求したのか、遺伝子解析の結果を要求したのか どっちなんだろ。抗原が揚げ足取りなのか揚げ足取りで傷ついたことなのかわからないという文と同じで、こんな表現をして、ホントに医者なんだろうかね。
「ネイチャー編集部(そんなことはなくて、あるとしたら査読者かエディタですけど)が要求したとしたらから要求されたとき、小保方氏にはxxができなかったのだから、小保方氏は、実験中のデータを入手できる立場になかったのだろう。」というのなら筋が通る文書にみえるけど….意味がわからん。
「実験中のデータを持っている」のは小保方氏以外の誰だと思っているんだろうか?解析を依頼したのが小保方氏でその結果が小保方氏に返らないという研究体制だったと言いたいのだろうか?
難しいですな。
[ 追記 ]2017.10.30 AM9
どなたかの御注進でファイル存在場所は削除されたようです。しかし、ー削除ーに残っていたりー削除ーにあったりするから、このブログから削除しても意味がないと思うよ。いじわるかな?でも生理学者は人とコミュニケーションがとれないと侮辱したから削除したくない。骨子だけは残しておきます(2018.19.31)。
パチンコのサイトはブロック
パチンコ dB で検索していて、ヒットしたページの幾つかにアクセスすると、
だって。どうやら、あっちではブロックしているらしい。パチンコという文字列に何かが加わるとアクセスできないようにしているようだ。VPNでさるところに接続すると問題なく開くので、ここのネット内だけの話だ。スロット、パチスロでもだめなところがある。どういう基準でブロックしているのかわからない。ブロックされているページの内容が、同じパチンコという文字のあるブロックされていないページと差があるように見えない。
[ 追記 ] 2017.10.27
関係者に聞いたら、アダルトサイト、ゲームサイトとかのアクセスが圧倒的に多く、ブロックしてるとのこと。最近はYoutubeの芸能人のプロモーションビデオへのアクセスが多く、これをなんとかブロックしたいとのことだ。難しいでしょうな。なんか情けないですな。
パチンコ屋並
実習がうるさくて疲れる。今回の実習は、誰かを被験者にして、上腕の拮抗する筋、上腕二頭筋と上腕三頭筋の筋電図を記録するという内容だ。ダンベルを持って運動させたときの筋電図が、拮抗筋なのに同時に活動しているというのを観察させ、その意義を考察しなさいというわけだ。
友人を被験者にして、互いに記録するというような実習は、大騒ぎになり、うるさくて、騒音計で測定すると
80 dB 付近をメータの針は動くのだ。つまりパチンコ屋並なのだ。この騒音に疲れるので、時々実習室から出て静かな廊下などに行かないと耐えられない。
肘を屈曲させるのは上腕二頭筋で、肘を伸展させるのが上腕三頭筋なので、この2つの筋は拮抗関係にあるわけだ。大抵のブログやサイトには、例えば肘を「屈曲させるときは屈筋である上腕二頭筋が主働筋となり、伸筋で拮抗筋である上腕三頭筋は弛緩する」なんて書いてあるが、実際はそんなことはないのだ。
もし、一方の筋が収縮し拮抗関係にある筋が弛緩するというのが普通の運動だと、マリオネット(操り人形)のような運動になってしまう。1年生(とは限らないけど*)だから、拮抗筋の働きは逆だから活動も逆と思っているので、この誤解を解くのが1つの目的なんだよね。
それしにしてもうるさい。
* 例えば、関東神経生理検査技術研究会というコメディカルの人々のサイトと思われる、臨床検査技師とか理学療法士、作業療法士とかのプロの方々でも、拮抗筋の一方が活動すると他方は弛緩すると記述している。
この図は上記の研究会のサイトにあった筋電図の例だが、上腕二頭筋が活動しているとき上腕三頭筋にわずかな活動が認められる。逆のときもそうだ。図の右端の部分は筋が全く活動していないときなので、わずかに活動しているのがわかるだろう。大学時代、まともに生理学を教わらなかったか、固定観念を覆すような経験が、あったはずなのに、覆されなかったのですね。
[ 追記 ] 2017.10.27 当初以下にあったパチンコ・サイトのブロックについては別記事にしました
mailman:リスト非公開を元の公開に戻す
mailman はデフォルトで、そのサーバにあるメーリング・リスト一覧が表示される。
http://[ ドメイン名 ]/mailman/admin/
である。どんなメーリング・リストがあるか、セキュリティ上、隠しておいたほうがいいことになっている。この一覧から、特定のリストを表示しないようにするためには プライバシー・オプションから
「このマシンでどんなリストがあるか聞かれた時に 広告しますか?」を 「いいえ」 とすればいい。しかし、一度、「いいえ」としてリストから消しちゃうと、ブラウザで該当するメーリング・リストの設定ページにアクセスできない。あらかじめ管理ページのURLをブックマークしておかないとまずい。
消しちゃってから、再表示に戻す方法が、わからない。ネットのあちこちを調べてもでてこない。どっかのフラグを上げる/下げるだけなんだろうけど….
管理人には、ありがたいことに、お助けマンがいて、教えてもらった。助かった。
sh-3.2# /usr/local/mailman/bin/withlist -l -i [メーリング・リスト名] [メーリング・リスト名] のリストを読み込中 (ロック完了) 変数 `m' が [メーリング・リスト名] の MailList インスタンスです >>> m.advertised = 1 >>> m.Save() >>> ^D リストをロック解除 (保存はしてません): [メーリング・リスト名] 最終処理中 sh-3.2#
とsu になって入力する。もちろん sudo でもいい。mailmanが /usr/local/ にインストールしてある例だ。
^D は conrol+d とキーを打ち、終了することだ。
mailman を引っ越したとき、一覧を表示する方法は「OSX10.8サーバ その9 Mailman の設定まとめ」に書いたが、この方法では一度非表示にしたのを元に戻すことはできない。
withlist -l -i で変更できるパラメータについては 「たなかれいなとあややとおっぱい。」の2008-04-07■ mailman の設定をいろいろ変更したいにある。今回のパラメータ(フラグ)は「 ‘advertised’: 0,」なんだけど、わかってから調べるとネットに情報があるのがわかる。それぞれのパラメータの意味は、なんとなく分かりそうだけど、いまのところ必要ないから調べない。
ほとんどがwebページから設定できる項目だと思うけど、コマンド・ラインからしか設定できない項目もあるから、必要になったら調べればいいや。めもおきばといううページも参考になる。
台風にともなう休講
アッチの大学コッチの大学と兼務しているもんで、どっちがアッチで、どっちがコッチと、このブログで書いていたのがわからなくなりつつあるこの頃ですが、台風襲来にもめげず皆様にはご健勝のことと存じます。
というわけで超大型で非常に強い台風21号が直撃の予想の明日月曜の講義は、アッチの大学では大学当局が「23日(月)6:30に大学のWebページに掲載する予定」で、現状では多分一斉休講だろう。コッチの大学は「当該授業科目の授業担当教員の判断により、…授業を実施しない場合の学生の周知は、学習管理システムのページで教員が連絡」しろとの連絡が教員に来た。対応が異なる。
キャンパス全体で統一して休講にするのと、教員毎に判断するのとどっちがいいかは、一目瞭然だ。休講にする場合のみwebページに連絡をアップするようにすると、アップできない教員がいたりするし、判断基準も異なるだろう。1限は休講、3限は実施なんてばらつきが出てきちゃう。しかもだ、本日は電源の定期点検で、サーバ自体は生きているものの、途中の経路のネット機器が18時位まで動いていないから、休講と決めても、情報をアップできない。学外からだったらできるかな。
大学当局が、統一して授業なし、先生も来るに及ばないとしてほしいね。
学生という商品を作っているけど、1日くらい、いじらなくても欠陥商品にならないだろ。
[ 追記 ] 2017.10.23
「23日(月)6:30に大学のWebページに掲載する予定」というんだけど。掲示されてない。
どうやら朝7時、中心は土浦付近。さって、授業開始の9時ころには水戸を過ぎて仙台あたりに行っちゃうだろうけど、1時間以上通学時間のある学生が結構いるわけで、休講か否かの案内がないのはひどいな。
休講になるようだったら朝6時半に掲載すると宣言しているのだから、休講にならないときは掲示しないという理屈らしい。学生が少なくなって大変だとサービスに努めることにしているはずなのに、あり得ない態度だな。
1つだけ残ったサイトは意味不明ーその2
どうやら学とみ子様にはこのブログを読んでいただけたようです。
2017/10/13(金) 午前 1:06 [ 医療従事者 ]
学とみこさん
都合が悪いと見えて、私のコメントは不承認ですか。
とあり、学とみ子様は他の方のコメントを適当に取捨選択されているようなので、学とみ子様のコメント欄に投稿しません。
本ブログを紹介された方の発言を「意地悪コメント」とし、批判と認識できないのだから、意味不明ブログしか書けないことになるのでしょうな。
2017/10/9(月) 午後 7:56学とみ子
みずどり様、コメントありがとうございます。
揚げ足取りには私も傷つきますが、こうした内容を書いているので、世の中の常なのだろうと思います。免疫をつけるための抗原と思っています。
さて、この文書に対して拙ブログ管理人は;
ところが、このブログ主の主張は意味不明な論旨が多く、批判すると「難癖、揚げ足取りと感じ」「揚げ足取りは免疫を付けるための抗原(2017/10/9(月) 午後 7:56 )」だそうで、批判を理解できないようです。
と書いたわけだ。つまり「揚げ足取り」が「抗原」であると解釈したわけだ。そしたら;
2017/10/13(金) 午後 10:07 学とみ子
前の文章全体、つまり、“揚げ足取りをされて傷つくこと”が、刺激(抗原)として作用するという意味で、文章がかかれています。
だそうです。どう考えても最初の文書は「免疫をつけるための抗原」は「揚げ足取り」で、「傷つくことが抗原」とは読めませんが、これは拙ブログ管理人だけなんでしょうかね?
抗原抗体反応では抗原は外来異物(細菌やウイルス)であって、細菌やウイルスで”傷つくこと”が抗原ではありませんからね。
もし「傷つくことが抗原」なら、そのように書けばいい。こういう意味不明な文言、不適切な例えがあるから批判されるのですね。
この人ホントに医者なんだろうか?
この方と議論するには、ものすごい努力ーつまり学とみ子様の主張が高度な日本語でわからないので、(A)なのか(B)なのかを正してからしか議論ができないーが必要だと思うので、これ以上関わりたくないですな。
それでも以下はあまりにもひどい。
生理学とは、医学部の中でも専門性が高く、臨床医のように、普通の人と多くの時間を共有したりはしません。一般人と友好的関係を築くトレーニングが少ない傾向の専門職です。
あんたのように一般人にデタラメを言わないだけですな。根拠に基づいて発言するというトレーニングはできているかと。患者と接する臨床医だけが「一般人と友好的関係を築くトレーニング」を受けているというのは傲慢なお考えですな。自分の頭の中身を一般化するのはご遠慮願いたいですな。
一般的に、生理学は敷居が高く、一般人から興味を持たれにくい分野でしょう。
あんたが興味を持てない・理解できなかったから敷居が高いだけでしょ。医学部時代、生理学の成績が悪かったことを根にもっていると推察します。
生体の免疫系は、慣れる現象(減感作と呼ぶ)が起きるという医学的事実を伝えようとしています。
はあ?免疫系に意思があるんかよ?なにが言いたいんだ?
そのくわしいはずの彼はなぜ、素人でも気づくようなSTAP事件の欺瞞性を問題視しないのか?は疑問です。
なんだ?「STAP事件の欺瞞」とは?あんたのほうが、よっぽど世間離れしているよ。
We are not curious.
I am Curious: Yellow という映画が昔あったが、こっちの学生さんはちっともcuriousでないんだよね。
小脳の重要な機能に運動学習がある。小脳が関与する運動学習とは、feed forwad system を使った運動―あらかじめ決まっている設定値に従って運動コマンドを運動ニューロン(群)に与えて実施する運動―の際の設定値を繰り返し運動を繰り返すことによって適正な値にすることなのだ。
この辺りだろと、テニスラケットを振る、バットを振るなんていう動作がこれに相当する。ボールが飛んできて、そのその軌跡を見て、ラケットやバットを振るなどいう動作をしようとするとき、視覚情報を受け取ってから運動コマンドを作成、複数の筋を収縮させて運動が生ずるのには時間がかかり、ボールの方が速いから間に合わず、通りすぎてから振ってしまうことになる。このような素早い動作が必要なときに有効なシステムで、ともかく運素早く運動させるわけだ。
negative feed back systemは目標の後追いをして動作するような仕組みなので、遅い速度の場合、正確になり有効なのだが、速い運動には適さない(*追記)。
feed forward system では、予め運動コマンド(設定値)があって、その通り運動するわけだから、ボールがバットにあたらない場合がでてくるつまりエラーが生じる。何cmボールとバットがずれていたとかいうわけだ。このズレを検知して、次回の運動コマンド(設定値)を変更する仕組みなのだ。だから運動を繰り返すことによりエラーを小さくし、正確な運動コマンド(設定値)を作り、ボールにバットを当てることができるようになるわけだ。この運動コマンドの設定を変化させる(学習する)のが小脳なのだ。練習すると運動がうまくなることなのだ。小脳に問題があると運動機能障害になるというのは、運動学習ができないので、運動自体は問題ないのだが、その調節がうまくいかないのだ。
と講義しても、うちの学生さんにはなんだからわからない。当然ですね。そこでデモ実験をするわけなのだが、講義室でテニスラケットを振る、ボールを投げるわけにいかない。
プリズム眼鏡というのがある。眼鏡にプリズムを取り付け、網膜に上下反対の像とか左右の角度がずれた像が投影するようにするのだ。寝たママTVを見るとか、斜視の矯正に使う。ガラスのプリズムを手に入れて左右角度をずらすのはちと高価になる。ちとまともな「逆さめがね」なんて10万円もする。フルネルレンズのようにプラスチックの板の表面に一定角度の細かな溝があって光が屈折するというプリズム板・導光があるのを知ってこれとゴーグルで作成してみた。30度ずれるのだ。これだったら安価にできる。300 mm X 300 mm の板で1万円くらいだ。ゴーグルは工作時につかう安全眼鏡とかで数百円だ。あとはビールテープだ。
横長の透明な四角の板がプリズム板で、ゴーグルの向こう側に黒い線が上下に走っているのだが、プリズム板を通したゴーグルの穴に、この線がずれて見えているのがおわかりでしょうか?緑は視界を限定するための遮光のためのビニールテープです。
学生を手をまっすぐ伸ばしたらホワイトボードに届く距離に立たせ、手に青いホワイトボードペンをもたせ、ペンを持った手は胸に置く。ゴーグルはプリズム無しにして、正面にある黒い☓印に素早くペン先を当て直ぐ胸の位置に戻すことを繰り返させる(下の図の青い点)。目標の☓近くに届いた点は集中する。次にゴーグルにプリズム板を取り付け、ターゲットが正面に見えるように頭の位置を調節させ、同じことを赤いペンで動作させると、視野の目標が30度ずれているのに、運動コマンドは体幹の正面にリーチするようになっていたため、目標に到達できない。このエラーを検知して次の運動が修正される、を繰り返すので次第に目標に到達できるようになる(下図の赤い点)。プリズムを取り除き緑のペンで行わせると、プリズム有りの時に設定し直された値で運動するから今度は逆にずれる(下図の緑の点)。
ずれの時間経過の模式図は下のグラフのようになる。
デモ実験は予想通りになったのだが、学生さんは興味を示さない。たいていこういうことをやると、講義終了時に眼鏡をかけてみたいというのが出てくるのだが、誰もいない。不思議なのだ。興味をもたせるような講義でないからだな。
こういう空振りが多いんだよね。拙ブログ管理者の学習能力の欠如なんだろうな。
[ 追記 ]2017.10.16
刺激応答時間:単純に網膜にフラッシュや単純な市松模様とかを提示したときの後頭葉(第1次視覚野)に誘発される電位の潜時は100 ms 程度で、光ったらボタンを押すというような操作で刺激応答時間(筋の出力までの時間を含む)を測定すると最も速くても200 ms 程度になる。聴覚のほうが速く100 ms強だ(100m競争のフライング判定基準はここにある。)だから速いボールのスピードにヒトの視覚情報処理はついていけない。投げたボールを打ち返すロボットがあるようで、この場合ボールの軌跡を判定するために 1 ms 間隔で得た画像から処理するらしい。人間の神経系では無理ですな。
High Sierra でのDual Displayで問題が…
Sierra でも2台のデイスプレイを使っていると問題があったが、Hoigh Sierraにしたら問題が顕著になった気がする。
2台のディスプレイに展開している複数のウインドウが、スリープから回復するときに再現しない。1つのディスプレイに集まってしまって、ウインドウの位置を再度設定することになる。背景やデスクトップのフォルダの位置は問題がない。
スリープ時間が短いと問題がないことがある。スリープにさせて、直ぐキーボードやマウスを使ってスリープ解除したときは問題がないときと、全てのウインドウが1つのディスプレイに集まることがある。省エネルギーで設定した時間で自動的にスリープした時とMission Controlで設定したホットコーナーでスリープさせた時に違いがあるのかもよくわかってない。
スリープ時間がちょっと長いと、2つ目のモニターが砂嵐になったり真っ黒(カーソルは表示される)になるが、システム環境ーモディスプレイから
配置を選択し、モニターの左右を入れ替えると回復する。砂嵐や黒くなったディスプレイのウインドウの配置は崩れていない。
スリープ時間が長いと、展開していた複数のウインドウが1つのディスプレイに集まってしまい、再配置する必要がでてくことが多いが、問題のないときもある。
スリープしている時間の問題なのか定かでない。PRAMクリアは効果がない。
2台のディスプレイ(モニター)を使う意味は、いつも開いているウインドウ(メールとかカレンダー)があって、ディスプレイが1つでは混み合って使いにくいからだ。1つのディスプレイで複数のディスクトップ(F9で選択できる)を使う手もあるけど、やっぱし利便性は2つのディスプレイにはかなわない。
実は、3台のディスプレイがあり、1台はwindowsと共用でキーボードやマウスと共に切り替えスイッチ(モニタはHDMI接続)、1台はMac専用、もう1台はWindows専用、つまりMacもWindowsも2台のディスプレイで動かしているのだ。切り替えスイッチの問題なのかディスプレイポートの問題なのか、High Sierraの問題なのか調べる気がしない。面倒だもんね。
解決方法をネットで探しているのだが….
いらないドライバーが悪さをしているという話があったのでApple以外のドライバをターミナルで調べたら
$ kextstat | grep -v com.apple
Index Refs Address Size Wired Name (Version) UUID155 0 0xffffff7f857b9000 0x5000 0x5000 com.movavi.driver.SoundGrabber (1.6.5) 303A992E-F1B6-3C01-AA94-A5BA2ABF659E <120 5 4 3>
$
でcom.movavi.driver.SoundGrabber の1つだけが出てきてこいつを
/Library/Extensions/MovaviSoundGrabber.kext
となているので~MovaviSoundGrabber.kextとして名前を変更して再起動したけど、何の変化もなかった。だからもとに戻した。
あぶないサイト
実習のレポートにはしばしばコピーペーストが見つかる。100通以上の紙媒体のレポートでどれがコピペかを判定するのは大変である。管理者の記憶容量は小さいから、あら、これと同じ文書がどっかにあった…では作業できない。そこで、コピペ判定ソフトとか、2つの文書の共通部分を抽出するソフトとかを使うわけだが、そのためには電子化したファイルが必要である。
実習は数人で構成される班を単位として実施するので、レポートの結果部分は数人が全く同一になる。したがってコピペを結果の部分では判定できない。考察部分は、各人で異るはずということで考察部分のみワードで作らせメール添付で送付させることにしている。紙媒体でワードを使ったフルバージョンのレポートを提出させるので学生には負荷とならない。
レポート専用メールアドレスを作成(大学では作ってくれないので自分が管理しているサーバに作った)し、これに送付させるのだが、2年前、学生の誰かのパソコンがウイルス感染してしまい、アドレス帳が盗まれ、このメールアドレスが標的になってしまった。1ヶ月に1通位のインチキメールが来るわけだが、今月のインチキメールはオリックスを騙ったもので;
メール本文にある「詳しくはこちら」のリンク先はhttp://nl.carolynarnold.net/1I9938ASIL2………3K41.zipでこのhttp://nl.carolynarnold.net/をaguseというインチキサイト調査サイトでしらべたら、オランダに登録されているのだが、場所はなんと;
アフリカの大西洋沖だ。勿論、拡大しても島なんかない。
このほか、最近、よくあるのはnoreply@email.apple.comというそれらしいメアドから来るApple ID搾取メールですな。このメール送信サーバは;
に登録されているようだけど、メール本文にあるリンク先http://redirect-to.store/は
ロシアにありました。
こういうFakeサイトを運営する奴らは、メールサーバから、550 unknown user が返ってきたとき、リストから削除するような面倒なことはやらないだろうな。だからメアドを変更して受付なくしても、サーバ負荷の軽減にはあまり効果がないと思うのだがどうなんだろ。