High Sierra でのDual Displayで問題が…

Sierra でも2台のデイスプレイを使っていると問題があったが、Hoigh Sierraにしたら問題が顕著になった気がする。
2台のディスプレイに展開している複数のウインドウが、スリープから回復するときに再現しない。1つのディスプレイに集まってしまって、ウインドウの位置を再度設定することになる。背景やデスクトップのフォルダの位置は問題がない。
スリープ時間が短いと問題がないことがある。スリープにさせて、直ぐキーボードやマウスを使ってスリープ解除したときは問題がないときと、全てのウインドウが1つのディスプレイに集まることがある。省エネルギーで設定した時間で自動的にスリープした時とMission Controlで設定したホットコーナーでスリープさせた時に違いがあるのかもよくわかってない。
スリープ時間がちょっと長いと、2つ目のモニターが砂嵐になったり真っ黒(カーソルは表示される)になるが、システム環境ーモディスプレイから

配置を選択し、モニターの左右を入れ替えると回復する。砂嵐や黒くなったディスプレイのウインドウの配置は崩れていない。
スリープ時間が長いと、展開していた複数のウインドウが1つのディスプレイに集まってしまい、再配置する必要がでてくことが多いが、問題のないときもある。
スリープしている時間の問題なのか定かでない。PRAMクリアは効果がない。
2台のディスプレイ(モニター)を使う意味は、いつも開いているウインドウ(メールとかカレンダー)があって、ディスプレイが1つでは混み合って使いにくいからだ。1つのディスプレイで複数のディスクトップ(F9で選択できる)を使う手もあるけど、やっぱし利便性は2つのディスプレイにはかなわない。
実は、3台のディスプレイがあり、1台はwindowsと共用でキーボードやマウスと共に切り替えスイッチ(モニタはHDMI接続)、1台はMac専用、もう1台はWindows専用、つまりMacもWindowsも2台のディスプレイで動かしているのだ。切り替えスイッチの問題なのかディスプレイポートの問題なのか、High Sierraの問題なのか調べる気がしない。面倒だもんね。
解決方法をネットで探しているのだが….
いらないドライバーが悪さをしているという話があったのでApple以外のドライバをターミナルで調べたら

$ kextstat | grep -v com.apple
Index Refs Address Size Wired Name (Version) UUID 155 0 0xffffff7f857b9000 0x5000 0x5000 com.movavi.driver.SoundGrabber (1.6.5) 303A992E-F1B6-3C01-AA94-A5BA2ABF659E <120 5 4 3>
$

でcom.movavi.driver.SoundGrabber の1つだけが出てきてこいつを
/Library/Extensions/MovaviSoundGrabber.kext
となているので~MovaviSoundGrabber.kextとして名前を変更して再起動したけど、何の変化もなかった。だからもとに戻した。

あぶないサイト

実習のレポートにはしばしばコピーペーストが見つかる。100通以上の紙媒体のレポートでどれがコピペかを判定するのは大変である。管理者の記憶容量は小さいから、あら、これと同じ文書がどっかにあった…では作業できない。そこで、コピペ判定ソフトとか、2つの文書の共通部分を抽出するソフトとかを使うわけだが、そのためには電子化したファイルが必要である。
実習は数人で構成される班を単位として実施するので、レポートの結果部分は数人が全く同一になる。したがってコピペを結果の部分では判定できない。考察部分は、各人で異るはずということで考察部分のみワードで作らせメール添付で送付させることにしている。紙媒体でワードを使ったフルバージョンのレポートを提出させるので学生には負荷とならない。
レポート専用メールアドレスを作成(大学では作ってくれないので自分が管理しているサーバに作った)し、これに送付させるのだが、2年前、学生の誰かのパソコンがウイルス感染してしまい、アドレス帳が盗まれ、このメールアドレスが標的になってしまった。1ヶ月に1通位のインチキメールが来るわけだが、今月のインチキメールはオリックスを騙ったもので;

メール本文にある「詳しくはこちら」のリンク先はhttp://nl.carolynarnold.net/1I9938ASIL2………3K41.zipでこのhttp://nl.carolynarnold.net/をaguseというインチキサイト調査サイトでしらべたら、オランダに登録されているのだが、場所はなんと;

アフリカの大西洋沖だ。勿論、拡大しても島なんかない。
このほか、最近、よくあるのはnoreply@email.apple.comというそれらしいメアドから来るApple ID搾取メールですな。このメール送信サーバは;

に登録されているようだけど、メール本文にあるリンク先http://redirect-to.store/は

ロシアにありました。
こういうFakeサイトを運営する奴らは、メールサーバから、550 unknown user が返ってきたとき、リストから削除するような面倒なことはやらないだろうな。だからメアドを変更して受付なくしても、サーバ負荷の軽減にはあまり効果がないと思うのだがどうなんだろ。