mailman:リスト非公開を元の公開に戻す 

mailman はデフォルトで、そのサーバにあるメーリング・リスト一覧が表示される。
http://[ ドメイン名 ]/mailman/admin/
である。どんなメーリング・リストがあるか、セキュリティ上、隠しておいたほうがいいことになっている。この一覧から、特定のリストを表示しないようにするためには プライバシー・オプションから

「このマシンでどんなリストがあるか聞かれた時に 広告しますか?」を 「いいえ」 とすればいい。しかし、一度、「いいえ」としてリストから消しちゃうと、ブラウザで該当するメーリング・リストの設定ページにアクセスできない。あらかじめ管理ページのURLをブックマークしておかないとまずい。
消しちゃってから、再表示に戻す方法が、わからない。ネットのあちこちを調べてもでてこない。どっかのフラグを上げる/下げるだけなんだろうけど….
管理人には、ありがたいことに、お助けマンがいて、教えてもらった。助かった。

sh-3.2# /usr/local/mailman/bin/withlist -l -i [メーリング・リスト名]
[メーリング・リスト名] のリストを読み込中 (ロック完了)
変数 `m' が [メーリング・リスト名] の MailList インスタンスです
>>> m.advertised = 1
>>> m.Save()
>>> ^D
リストをロック解除 (保存はしてません): [メーリング・リスト名]
最終処理中
sh-3.2#

とsu になって入力する。もちろん sudo でもいい。mailmanが /usr/local/ にインストールしてある例だ。
^D は conrol+d  とキーを打ち、終了することだ。
mailman を引っ越したとき、一覧を表示する方法は「OSX10.8サーバ その9 Mailman の設定まとめ」に書いたが、この方法では一度非表示にしたのを元に戻すことはできない。
withlist -l -i で変更できるパラメータについては 「たなかれいなとあややとおっぱい。」の2008-04-07■ mailman の設定をいろいろ変更したいにある。今回のパラメータ(フラグ)は「 ‘advertised’: 0,」なんだけど、わかってから調べるとネットに情報があるのがわかる。それぞれのパラメータの意味は、なんとなく分かりそうだけど、いまのところ必要ないから調べない。
ほとんどがwebページから設定できる項目だと思うけど、コマンド・ラインからしか設定できない項目もあるから、必要になったら調べればいいや。めもおきばといううページも参考になる。