「開学40+101周年記念なので寄付をお願い」という案内が来た。40年は新規の大学として101年は明治時代に創立した大学を引き継いだからだ。
学部、大学院といて、同じ大学だが別の学部に就職し、転職しても非常勤で勤めているというわけで人生の7割近く、この大学にお世話になっていたことになる。えらい長くおなじとこにいたわけだ。というわけで、寄付を断る理由はない。最初は支払っていたけど、後ろの3/4の期間は食わせてもらったんだからな。
というわけで給与の1ヶ月分送金した。愛校心に満ち溢れている(と思わない?)。
月別アーカイブ: 2013年12月
カフェインの連れション効果
学生実習でカフェインの薬理効果を調べた。カフェインには利尿作用がある。つまりカフェインを摂取した学生は実習中トイレに行くだろうという予想である。二重盲目試験なので、誰がデカフェのコーヒーか、カフェインを加えたコーヒーを摂取したのかは、実習終了後まで誰もわからない。実習開始前に、あらかじめトイレに行くのをカウントすると宣言すると、学生が意識するので、何も言わなかった。実習中は飲食禁止だがトイレには自由に行ってよいとだけ伝えた。カフェイン摂取後1時間半経過してから、実習中、トイレに行った者は、記録せよと言ったわけだ。利尿効果がわかるかと思ったわけだ。
全員のデータをまとめてみたら、カフェインの有無と関係なくトイレに行った学生はほとんど同じ数だった。目論みは失敗だったのだ。
原因は、学生の連れションにある。つまり、3回の測定(尿量とは関係のない)は30分の間隔があり、その間、学生はヒマなわけだ。一人がカフェインのせいでトイレに行きたくなったとき、カフェインを摂取しなかった学生と一緒にトイレにいってしまったのだ。
我慢しきれなくなったら行っていいと言えばよかった。連れション禁止とすればよかった。実習室内に拘束すればよかった。
グループで行動するとき、たいてい誰かがトイレに行きたいと思うと、トイレに行く必要がない者も行くからな。
なんでもみんなと一緒という普段の学生の行動を考えていなかった管理者がアホだったのだ。
ルータの設定
あっちの大学のオフィスにちょっとまともなルータを導入した。ちと、時代遅れのルータだが、本幹が100MBPSなのでルータがボトムネックにならないだろう。YAMAHA SRT100 だ。中古だ。
なんせ、ルータを入れないとパソコンがよそのオフィスから丸見えだからな。学科で共通のファイルサーバがあって、これはSMBで通信する。ルータがWin のファイル共有を阻止しないと、こっちのパソコンが丸見えになっちゃう。こっちも、他のパソコンやプリンタを覗くことができる。阻止すると共通のファイルサーバが使えない。というわけでこのファイルサーバだけWinの共有を許すという設定にする必要がある。遮断フィルタの設定は;
ということになる。ぼかしているところが共通のファイルサーバのip address だ。プライベートだから隠す必要はさらさらないけどね。インターネット側からアクセスできる環境じゃないし。
より上にあるフィルタの記述が一致すると緑の矢印、すなわち通過し、一致しないと下側の記述の赤矢印+|で阻止ということになる。ポート番号135, 137-139, 445 のとき、このファイルサーバとだけ通信できる。他のパソコンとは通信できない=覗かれない、覗けないということになる。
なんせ、見えるかなりのパソコンの共有設定はデフォルトのままだからな。なかには共有フォルダにデータが入っているパソコンが有る。誰のだかわからないから、別に注意を喚起することもしない。余計なお世話だといわれちゃうかもしれないからな。