奇策

公明党が自民党と別れて総理が誰になるかわからなくなってきた。

総理大臣の指名は、WiKiによると内閣総理大臣指名選挙は;

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内閣総理大臣指名選挙の手続は、国会法、議院規則、先例に基づいて、以下の通り行っている:

衆議院、参議院双方別々に記名投票を行い、各院一名の指名者を決める(過半数の票を得た議員がその院の指名者になる。そのような議員がいなければ、上位2人による決選投票でその院の指名者を決める)。
両院の指名者が一致していれば、その人物を内閣総理大臣に指名する。
一致してなければ、両院協議会を開く。
両院協議会で両院の意見が一致するか、もしくは出席協議委員の3分の2以上の多数を得た被指名者がでたらその人物を内閣総理大臣に指名する。
そうならなかった場合は、衆議院の優越により衆議院の指名者が内閣総理大臣になる。

以上のように、事実上、衆議院議決で過半数を得た候補が内閣総理大臣に指名される。
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ということなので、 実質、衆議院議決で決まる。最初の投票では各政党は自らの党首に投票するから一発では決まらない。上位2名の多数決になるので、上位2名に誰がなるかということで、高市早苗はその一人になるのは決定的で、もう一人を、野党がどうするかになるわけだ。公明は自党の党首斎藤鉄夫に投票、立憲民主は野田佳彦に投票しないで国民民主の玉木雄一郎にしようとか言っている。立憲民主がどうするかで上位2名のもう一方が決まる。

①玉木が立憲民主の申し出を断って、玉木は自民と連立しないと言っているが、裏で自民と企んで、玉木を総理にするとして最初の選挙でも自民が高市にではなく玉木を選び、過半数にならなくても2回目は2名の多数決だから玉木が選ばれるとすると、自民と国民民主の連立ができるというのはどうだろ?自民党総裁が総理にならない2回目の例になる。
玉木は、ガソリン税と課税最低所得以外に自民と対立していないから、自民等が国民民主の要求を飲むわけだ。
しかし、国民民主を支える連合が連立に反対なのが問題である。玉木が総理になりたいから連合を切るということになる。内閣のメンバーの殆どは自民で総理だけ非自民ということになる。

②立憲民主が国民民主の玉木をかついで維新とともに玉木を総理大臣にする案は国民民主は玉木が立憲と組めないといっているから、そして維新は立憲と国民民主がつるまないと合流しないというから、野党3党がまとまるのはむずかしい。

③あとは野党がそれぞれどこともつるむことができないので、自民が1回目、2回目ともに高市を氏名して高市早苗が総理になる。

④野党がつるむのに失敗したので1回目は高市と野田が上位1名となり、野党3党が急遽つるんで、2回目に多数となるのは野田佳彦になる、野田佳彦の2次政権だ。

⑤さらなる奇策で、石破茂総理が内閣総辞職しないので、総理指名選挙がおこなわれず、自民・公明の内閣が維持され、自民と野党がどうつるむのかが決まるまで石破総理が政権を担当するというのがある。だれも石破総理不信任を持ち出さないわけだ。不信任案がでても自民が反対するから成立しない。時間稼ぎである。

⑥国民民主の玉木は公明党が自民党から離脱したから国民が自公連立政権に加わって過半数がとれるという前提がなくなったから自民とつるまないと言っているが、ガソリン減税と所得税課税ラインを178万円に上げることを飲ませて、2回目の投票で高市に投票するという密約をする。しかし連立をしないで連合の支持を失わないようにする。しかし、これは野党がまとまらないと、自民が国民民主をとりこまなくても多数決で高市になるから、ありえない。

どうなるでしょね?

会派名会派略称所属議員
自由民主党・無所属の会自民196
立憲民主党・無所属立憲148
日本維新の会維新35
国民民主党・無所属クラブ国民27
公明党公明24
れいわ新選組れ新9
日本共産党共産8
有志・改革の会有志7
参政党参政3
減税保守こどもこども2
無所属6
465

追記:2025.10.15   ⑦国民民主が自民にガソリン税と最低課税額(年収の壁)を上げることと、団体政治献金の受け皿を絞る(公明党の案)を認めさせ、国民民主は高市に投票し決選投票を回避する(その他から票をもらって)ということになる。あるいは決選投票になっても棄権して立憲とはつるまないとすれば、自民が多数になるから高市総理になる。自民は献金の受け皿がなくなるのという地方の組織からのクレームを内部でどうやって解消できるかで決まる。ガソリン税と年収の壁はクリアできるだろうが、献金受け皿が少なくなるのを説得できるかどうかできまる。国民民主は連合との了解がどこまで得られるかが問題になる。

⑧自民党は野党がつるまないようにすれば高市総理になるから国民民主と、維新に野党一本化にならないように国民民主と維新の要求を認めればいい。連立を前提とすることなくともかく高市総理を作るわけだ。その後は、また考える。

追記 2025.10.15. 17:00

立憲民主は、国民民主の安保や原発について現実的になれという要求に対し内部の社会党時代の左派を野田が説得できないので、立憲民主と国民民主の連合は潰れる。したがって2党がつるんだらという維新がこの2党に合流することはない。結局野党は統一できないので、総理指名選挙の2回目で高市が多数となって総理が高市に決まる。野田が玉木の要求を受け入れると立憲民主は分裂、衰退になっちゃうだろう。

したがってガソリン暫定税は維持(自民党は廃止といったがいつからかは言わない)、年収の壁も変化なし。

追記 2025.10.16 朝

維新が自民とつるむのが確定的になって、野党連合は消滅、国民民主も立憲民主もその思いは達成できない。国民民主と公明は通ずるものがあるからまとまる可能性があるが、やはり立憲民主が党内の憲法擁護安保反対という社会党以来の左派を切ることができないから、国民民主とつるむことができないだろう。自民が大阪副首都構想を飲む可能性は高い。まだこの構想は具体性がないから、実行するには時間がかかる。だから自民は維新に大阪副首都構想を推進すると言って何もしないということにすれば、今回の政局は乗り切れるからね。維新は年収の壁を大きな問題にしていないから、変更されることはない。ガソリン暫定税廃止は実現されるかもしれないが、維新の強い要求ではなさそう。

追記 2025.10.19 朝

維新が12項目を自民に突きつけ、自民が承認するということで連立?連携?することがほぼ確実。そのうち議員定数1割削減を自民が飲むというけれど、高市総裁任期中に実施するというけど、自民が実行するわけがなく反故にされるだろう。安倍も定数削減10名という約束をしたけれど実行しなかった。消費税2年間0%も実行しないだろう。企業献金の透明化は抽象的で具体的な提案でないから形だけ、他の9項目も要求が抽象的で実施したと言えば逃げられる。ということで、維新の要求は実行されず、維新が自民に吸収されておしまい。

結局、政治改革とか維新が言うけれど、実行されず、改革できない原因は結果として維新の吉村のせいということになりそ。

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