参政党から前回国会議員になりそこねた武田邦彦氏が追い出され、今回の参院選挙で参政党が躍進したのだから、武田邦彦氏ももう少し我慢していれば国会議員になれたのにね。
自民・公明が衆院・参院で過半数を取れなかったので、野党のどこがが決定権を持つような場面がでてくるわけです。最悪のシナリオは、石破総理が辞任して高市早苗が総理になって参政党と連立するというものですな。
もはや外国人労働者がいないと日本の経済は回らなくなっている現状で、尊王攘夷みたいなのが力を握ったら、日本の経済はますます悪化する。物は作れないし、介護もできない、アマゾンに発注しても配達が1週間もかかるなんてことに成っちゃうぞ。
大阪のさやとかいう参政党の新人議員は日本は核武装すべきなんだそうです。こんな右端を若者が指示するというのはかなりやばいのではないでしょうか?徴兵制を支持するというのに若者はいいのかね?日本人ファーストがトランプのアメリカ・ファーストとどうやって共存するのだろうか?
ため息先生
暑中お見舞い申し上げます。大変ご無沙汰しております。お変わりございませんか。
選挙も終わりました。米国のトランプの大統領復帰、今回の参議院選挙における参政党の躍進、確かに問題ありきと私も感じてます。しかし、米国に仕事でいき、一部の民主党支持者から「無知な労働者に選挙権を与えるな」という類の発言を聞き、「それでは民主主義の否定になるのでは?」と返したところ、「いや、あくまで政治や経済をある程度理解し、人権に理解のある人間に選挙権を与えるべきだ。そういった人々に選ばれた代表が政治を行う方が、結局労働者階層のためにもなる」と聞き入れませんでした。
翻って日本でも、今回、参政党に入れた人々を、元文部省事務次官を務めた者か愚民呼ばわりしたり(気持ちは分からなくはないのですが)、テレビキャスターが「選挙率が上がっても、新たに投票にいくようになった人達はしっかりした情報に基づいて投票してるのか」的な発言をしていたことを聞くと、非常に違和感を感じるところです。
結局、言い古されたことではありますが、トランプなり参政党が選ばれた背景や、投票した人々の意見を良く吟味し、それらの人々の要望に応える政策を打ち出せる政治家を育ててくしかないと思いますよ。いかがでしょうか。
なお私は、外国人排斥的な考えには反対します。技能を持つ者だろうと単純労働者だろうと、日本で働いてくれてる人達には敬意を持ち、充分な保障があって当然です。但し、犯罪グループには徹底した対処と厳罰をもって臨むべきですが。
サラリーマン生活36年さん
お久しぶりです。
参政党に投票した方々を愚民呼ばわりすることはありませんが、新憲法(案)はひどいもんで、これを支持する方はこの憲法案を読んで同意して投票したのが大いに疑問に思うわけです。
この憲法(案)には、前文の冒頭に「八百万の神」が出てきて、天皇制を支持するかのように、「國體」などという単語がでてくるのですから、戦前の明治憲法かよと思えるわけですね。日本の定義が「天皇のしらす君民一体の国家」だそうで、戦前の天皇制そのものですからね。
これからの国会運営で参政党がキーとなって取引の結果自民が折れて参政党の主張が通るようになったらまずいと杞憂でなければいいと思っているのです。
ため息先生
昨日はお返事ありがとうございました。北海道まで猛暑、トランプがいくら否定しようが地球温暖化は疑いようがありません。くれぐれもご自愛下さい。
まず、精神科医の方が、今回の参政党への支持者に対してとるべき態度について、簡潔にまとめてくれてるので最初ご紹介します。
https://article.yahoo.co.jp/detail/0aa422e67d27658499fee8e1f9a8366e3a330404
私は、参政党の公約等は一通り読んで判断した結果、今回投票対象とはしませんでした。なので、ため息先生がおっしゃっている同党の政治姿勢についての危惧は、ある程度認識を共有しているつもりです。
しかし、だからといって、(繰り返しで恐縮ですが)アメリカで自分が見聞きした民主党支持者の一部の方々が声高に叫んでいた、「選挙は、各党や各候補者の選挙公約や選挙中の行動内容を理解し、かつ理性的に判断出来る者が行うべきだ」という考えや、これまた国内のマスコミ関係知人たちがしばし口にしていた「教育を受け常識を備えた人間なら、リベラル政党に投票して然るべき」という態度には、(ある程度理解しつつ)どうしても納得出来ません。
彼ら彼女らと国内外で話しているとき(選挙のことだけでなく、ジェンダーやマイノリティの話題も含みます)、こちらが「貴方達の理想は分かる。しかし、世の中はそこまでの理解に及ばない人、また昔ながらの家族観等を大切に思い譲らない人達も大勢いる。そういう人達の考えも尊重しなければいけないのではないか」と伝えたところ「いや、我々は究極的な正解を持ってる。正しい答えがある以上、こちらが教え説くことになるのが当然ではないか」となかなか噛み合いませんでした。参政党の問題についても、根にこの辺の認識の隔たりが支持者、不支持者の間にあると思いますね。
(続きます)
(続きです)
本日書き込んだ内容も踏まえて、参政党(及び今後も現れると予想されるポピュリズム政党)にたいする対応として、個人的には以下の様な姿勢をとることが、マスコミやリベラル層には望ましいと考えています。
①根拠に基づかない外国人差別、排外主義的な主張等については、ファクトチェックに基づき根気よく誤りを指摘し続けていく。
②定住してコミュニティを地域に形成しつつある外国人集団(端的に言えば川口のクルド人問題」に対し、不安を抱き、かつ軋轢が顕在化している地域住民に対しては、現に問題が発生していることを直視し、具体的問題解決に取り組むこと。そして外国人犯罪についても、「統計的に特に増えていない」などの紋切り対応で火消しに走るだけでなく、対応を提言していくこと。
→組織のコンプライアンス担当として、例えば年次で発行される、犯罪収益移転危険度調査書(公安委員会)などの資料を継続して読んでいると、明らかに質的に重大な犯罪は増加してます。
以上、①②をコツコツ実践していくことで、甘いかもしれませんが、参政党の様な存在は自然に干されていくと思いますよ。スキャンダル追及や、党首の行動の異常さを声高に非難するだけでは解決しません。
ため息先生とは、色々な意見の相違もあると思いますが、これからも理性的なキャッチボールを続けていけたらと思っております。
ため息先生
https://dot.asahi.com/articles/-/261774?page=5
参政党の話題は打ち止めにするつもりでしたが、最後に一つ、上記の古賀茂明氏の記事を宜しければご覧になって下さい。(悪い意味で)良くぞ言ってくれたと思います。政治的リテラシーの無い人ね(苦笑)。やはりリベラル系エリートには、愚民思想がベースの人が多いのだと実感しました。普通選挙を忌々しく感じているようです。
まあ、個々の科学知識、医学知識はあっても、科学リテラシーを欠いた人達が暴走するとどういう事態が起きるかという最悪の事例を、STAP騒動の渦中及びその後の残り火で見てきてますから、リテラシーの大切さは分かりますが、それを自覚すべきなのはエリート層も同じじゃないか?と愚民の端くれとして愚考してみました。
AERAの記事立憲・共産党支持者が「石破辞めるな!」と叫ぶ異常事態…参院選の自民党大敗の原因は「裏金議員」と「アベノミスクの失敗」である 古賀茂明を読みました。
「今回の自民党大敗の最大の原因は何かについては、色々な要素があるが、なんと言っても、裏金問題が大きいということを否定する人はいないだろう。」「自民大敗のもう一つの主要な原因として忘れてならないのは、国民の物価高対策への不満である。これも異論のないところだろう。」「失われた30年の間の自民党政治全体、安倍後継の指導者たちへの強烈なダメ出しというのが自民大敗の原因だ。」と自民が敗退した原因を挙げ、「政治的リテラシーがほとんど、いや、全くないと言ってもよい人たち」が国民民主や参政、保守に当投票した、「自公国参に、場合によっては日本維新の会も加わった大右翼連合」ができるのでは?という記事ですね。
ヨーロッパの右傾化にならって日本も右に傾いちゃうという心配は、オールドメデイアに情報を依存しているかつてのノンポリのなれのはての老人の杞憂なんですかね。
しかし参政党の尊王攘夷はひどいもんだ。
「科学リテラシーを欠いた1名が暴走」してますが、幸いインフルエンサーになって無いです。
ため息先生
私は、日本の「愚民」は、試行錯誤しながらでも、最終的には正しい選択をしていくと信じてます。今回の参議院選挙で投票率があがったことも、ポジティブな動きと捉えています。
そして、排外主義や憲法を改悪する動きを、いつまでも後押しするほど、民衆は愚かではないです!参政党については、ほんとにここまでにします。ありがとうございました。