津波は続いているのに…

午前8時38分ごろフィリピンで発生した地震に由来する津波は、まだ続いているのに気象庁は津波注意報を解除した。
下図は和歌山県串本の6月8日16時50分ころの潮汐記録である(https://www1.kaiho.mlit.go.jp/TIDE/gauge/gauge.php?s=0105)。

見てわかるように13時頃到達した津波は15時ころまで繰り返し観察されている。
20cmということで小さいから現実的には津波が来たと認識できない程度でしょ。でもまだ振動しているんだから注意報を解除するのは早すぎるのでは?もっともこの振動は急になくなるのではなくだんだん小さくなるから、いつ解除していいのかわからないけどね。

まだ15年前の東北地方太平洋沖地震の記憶があるから津波警報が出たら皆さん反応するけれど、この前回(津波警報2026年4月20日)と今回(津波注意報)は大したことがなかった、さらにその前も大したことがなかったわけで、オオカミ少年になる可能性があるわけです。Fail-safe で最悪の結果になることを予想して警報を発するわけだけど、大したことがないという認識になりやすく、かといって小さな予想をして実は大きかったら最悪になるわけで気象庁も辛いですな。

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