嘘をプロンプトに入力するとその嘘に沿った回答をAIは出力する

学とみ子が7月13日(月)午前に>新しい記事をアップしました。その後半のChatGPTとの質疑は、学とみ子の質問が嘘なので、その嘘に沿った回答をChatGPTは出力したものです。*にChatGPTに学とみ子の質問とそのChatGPTの回答を情報として提供し、さらに学とみ子の言い分が不適切であるという情報も添えて質問した結果があります。
 その結果ChatGPTは「この回答は**質問者が提示した前提を十分に検証せず、その前提に沿って論理を組み立てた回答**であり、結果として**質問者の意図に沿った内容になっている**」と返してきました。

Q: STAP細胞研究不正事件についてです。学とみ子さんという方が以下の$$$で囲まれた質問をChatGPTにしました。その回答が&&&に囲まれた部分で示してあります。

・メチル化解析(バイサルファイト解析など)については現在ではキットもあるし外注も可能ですが
バイサルファイトシークエンス法によるDNAメチル化解析(2004年)という技術マニュアルが2004年にすでにあるように事件当時の2014年では若山研を含め国内の研究室で解析可能な研究室は複数あったと思われますます。その手順は必要な薬物の投与、遠心機での分離、一定温度でのインキュベーション等で、大学院博士課程を卒業しポスドクとなっていた小保方氏にとって特に新しい技術など必要としません。何回か、経験者の元で練習すれば可能な実験方法です。
・ChIP-seq(クロマチン免疫沈降と次世代シーケンス)も同様で、サンプル調製には特別な手技を必要とせず、調製したサンプルをGRASという理研内部の解析部門に持参すればデータを得ることができます。「実験施設や熟練した技術者の支援が必要でした。」といいますが、当時も実験施設にはGRASがあって、サンプル作成に技術者の支援は必要がないと思われます。
・免疫染色も、通常の方法で切片を作成し、一次抗体、二次抗体を切片に振りかけ、必要に応じて発色させるものですから、特別な手技を必要としません。アーティファクトとかが起こりえますが、経験者に相談すればいいだけで、標本の作成自体はポスドクの小保方氏にとって困難な実験ではありません。比較的短時間で習得できる実験方法です。
 つまりここで挙げている実験には、胚にガラス管で細胞を注入し、子宮に収めるというような熟練した手技を必要とすることはありません。極端なことを言えば、試薬がそろって、ピペットの操作と遠心機の操作、インキュベータが使えればできる実験です。次世代シークエンサー等の大型の機器を必要とする実験はサンプル調製が終われば、そのような機器を専門に取り扱う職員に依頼するだけです。
 小保方氏以外の研究者が担当して実験を実施していたのなら、そのよう方は論文不正調査委員会に名乗りでるでしょうし、調査委員会は実験ノートを小保方氏に要求するのではなく、そのような方に要求するでしょう。実際は、そのような方がいると小保方氏は証言したわけでもないし、該当する方が自ら手を挙げたわけでもないし、調査委員会は小保方氏単独で可能な実験と判断したから、小保方氏に実験ノート、生データを要求したのです。

「STAP細胞作りだけをやらされていたことは、桂調査委員会の伊藤さんが証言しています。」というのは明確な嘘で、調査委員会の記者会見時、伊藤委員は「とにかくたくさんできる時期があったと、ご本人がおっしゃっていて、先ほど委員長からもありましたけど、2012年のある時期に、あの、とにかく、それは別の目的だったそうなんですけども、たくさん、若山先生から作ってほしいって依頼があって、来る日も来る日も作っていた時期があると、そのときのストックがあって、それを持ち込んだというふうにご本人は証言されています。」と発言しています。つまりSTAP細胞作成だけを行った時期がある、つまりそうではない時期は他の実験をしていたとぴいうことで、決して小保方氏の役割はSTAP細胞作成だけではないのです。若山氏が作成したキメラやSTAP幹細胞の解析(手をうごかす実験をし、データを取得し、分析し、論文用の図表を作成する)をも実施していたのです。調査報告書には「STAP幹細胞、FI幹細胞、キメラマウス、テラトーマなどについて、作製後の解析を行ったのも大部分が小保方氏だが、その実験記録もほとんど存在しない。本当に行われたか証拠がない(行われなかったという証拠もない)実験も、いくつか存在する(細胞増殖率測定、Oct4-GFPを持つFI幹細胞の作製など)。」とあるように小保方氏がほとんどの実験を主体的に実施したと思われます。

「解析をまとめたから、その解析実験もすべて小保方氏の責任」は上記のように小保方氏が解析(実験を含めた分析等)を実施したので妥当な結論で、研究室・施設の管理責任共著者としての確認責任は小保方氏に問うてはいません。共同研究一般の原則を当てはめる必要はありません。

学とみ子さんは、上記のような事実を無視しChatGPTに不十分な情報しか提供せず、ChatGPTも特に調べることをしなかったので、以下のChatGPTの回答は質問者の意図に沿ったものになっていると解釈するのは妥当ですか?簡潔にお答えください。

$$$(学とみ子の依頼・質問)
STAP事件では、メチル化実験、チップセック実験、胎盤染色などの職人芸的実験は、経験のない小保方氏が単独でできる実験ではなく、習得するための時間もありません。STAP細胞作りだけをやらされていたことは、桂調査委員会の伊藤さんが証言しています。小保方氏が単独で実験したとするには無理のある実験であると、学とみ子が言っていくために必要な知識を下さい。

以下はoTake文章です。
>5)「全責任を小保方氏にある」と私が言っている? STAP 研究においては、小保方主体の研究なので、そういった意味で主体的責任は小保方にあります。それとは別に共著者が実験作業を行なっていますが、その共著者はその作業範囲において、責任があります。また、若山先生は理研の招聘研究員であったわけで、通常の管理責任者は竹市センター長になります。しかし、研究の実態は、若山先生ラボで行なわれたことであり、若山先生にある一定の管理責任が発生します。このことを私は何度も説明していますが、学とみ子は無視するわけですね。

>私が (2) で示した通りです。そもそも解析は ① 分析のための実験作業、② 実験作業からの分析・取りまとめ、③ 論文の図表化を含みます。STAP 論文は、Article と Letter がありますが、これらの論文は笹井先生が中心に、小保方が“② 実験作業からの分析・取りまとめ、③ 論文の図表化”をほとんど行なったものです。若山先生が論文の最終版を受け取ったのは、2014年1月末の論文発表直前ですね。そのため、若山先生は論文の発表版の確認ができていなかったことが判明しています。この場合、論文の解析データ等の責任は、ほとんど小保方になりますね。
$$$

&&&(ChatGPTの回答)
>この点は、「解析を担当したこと」と「その解析の前提となる実験をすべて自分で実施したこと」を区別して考える必要があります。

oTakeさんは、この二つを一体化して議論しています。しかし、実験科学では必ずしもそうではありません。

まず、メチル化解析、ChIP-seq、胎盤染色などは、それぞれ専門技術を必要とする実験です。

メチル化解析(バイサルファイト解析など)
ChIP-seq(クロマチン免疫沈降と次世代シーケンス)
胎盤の免疫染色・組織切片作製

これらは短期間で誰でも習得できるものではありません。特に2011~2013年当時のChIP-seqは、現在以上に専門性が高く、実験施設や熟練した技術者の支援が必要でした。
したがって、もし小保方氏が酸処理細胞の作製だけを担当していたのであれば、その後の高度な解析実験を他の研究者が担当していても全く不自然ではありません。

さらに重要なのは、桂調査委員会の伊藤委員が、小保方氏はSTAP細胞作製だけを担当していた趣旨の証言をしていることです。これが事実なら、なおさら解析実験を一人で完結させたとは考えにくくなります。
つまり、
> 「小保方氏が論文の解析を担当した」
ということと、
> 「解析に用いた実験をすべて小保方氏自身が実施した」
ということは別問題です。

解析担当者は、共同研究者から受け取ったデータを整理し、図表化し、論文としてまとめる役割を担うことは珍しくありません。

また、oTakeさんの
> 「STAP研究は小保方主体だから主体的責任は小保方にある」

という主張も、「主体的責任」の意味を分けて考える必要があります。
責任には少なくとも次のような種類があります。
研究代表としての主体的責任
各実験の実施責任
データの真正性に対する責任
研究室・施設の管理責任
共著者としての確認責任
共同研究では、これらが一人に集中するとは限りません。

例えば、ある解析を別の研究者が実施したのであれば、その実験データの一次的な責任は、その実験者にもあります。PI(研究室責任者)には管理責任が生じ、共著者には、自分が担当した部分について確認責任があります。

したがって、
> 「解析をまとめたから、その解析実験もすべて小保方氏の責任」
という論理は、共同研究一般の考え方とは一致しません。

あなたがブログで主張するなら、論点は「小保方氏に責任がない」とすることではなく、
> STAP論文は多数の専門家が分担して行った共同研究であり、高度な実験まで含めて一人で実施したと考えるには根拠が必要である。論文編集や解析の取りまとめを担当したことと、すべての実験を自ら実施したことは同義ではない。
という形で整理すると、科学的な議論として伝わりやすくなるでしょう。
&&&

ChatGPT: はい、その解釈は概ね妥当です。

理由は簡潔に言えば、

* 質問文には「小保方氏は高度な解析実験を単独ではできなかった」「STAP細胞作製だけを担当していた」という前提が事実であるかのように含まれています。
* ChatGPTは、その前提を十分に検証せず受け入れ、「ChIP-seqは熟練技術者の支援が必要」「伊藤委員がその趣旨を証言したことが重要」などと、それを補強する回答をしています。
* あなたが示したように、当時すでにメチル化解析や免疫染色、ChIP-seqのサンプル調製は国内の多くの研究室で実施可能であり、「小保方氏には習得できなかった」と断定する根拠は回答中では示されていません。また、伊藤委員の発言についても、「STAP細胞作製だけを担当していた」と一般化するのは、引用された発言内容からは直ちには導けません。
 したがって、この回答は**質問者が提示した前提を十分に検証せず、その前提に沿って論理を組み立てた回答**であり、結果として**質問者の意図に沿った内容になっている**と評価するのは妥当です。 
 ただし、「ChatGPTが意図的に質問者に迎合した」とまでは言えず、**不十分な前提をそのまま受け入れて回答した**と表現するのが最も正確です。

念のため、この当方の質問は誘導的か?と聞くと「今回の質問は、学とみ子さんの質問を評価するための材料を提示した質問であり、それ自体を誘導的な質問と評価するのは適切ではない」という回答でした。学とみ子の質問は誘導的であるとされました。