キャンパスの複数の学部・学科から選出された委員で構成されるある委員会があって、年度変わりで、メンバーの一部が変更になった。
昨年度の委員会である提案をしたのね。ある部署にある業務を依頼するのだが、根回しを行った結果、その部署からは教員個人からの依頼ではなく委員会からの要望としてくれというわけだ。当然ですな。そこで委員会への提案したのだが、提案は口頭ではなく文書にして提出したのだ。各学科で持ち帰って議論してちょうだいねというわけね。口頭だと多分伝わらないから、しっかり文書にしたわけね。で、本日、新年度の第1回の委員会で、当然のことながら、管理人の提案が議題になったのだが、委員が交代した複数の学科の新委員は、ともに、そんな提案は学科で議論されてない、申し送りも受けてないというのだ。だから委員会では以前の議論を蒸し返したのだ。ま、そんなもんだろうなという予想通りだ。学科代表の委員という自覚なんかないのだ。
委員長はこんなことはよくあることと知っているわけで、委員長裁定で管理人の提案通り、委員会の名前で関係部署に依頼することになった。次回の委員会への懸案事項とならなくてよかった。
当初はこういうことにいらついたんだけど、何年も勤務したので、あきらめています。手順だけは踏んでおくことにしているわけですな。赴任当初は、根回ししたら怒られたことがあったよ。ちゃんと関係委員会があるんだからそこに提案しろというわけね。その提案を作るための調査・根回しということが理解されなかったよ。ため息がわかるでしょ。
軍手の使い回し
実習で握力を測定する。いわゆる握力計ではなく、電圧出力のある握力計を使う。目的は握力の値だけではなく、合図があってからどのくらいの潜時で力が出現し最大値になるのはいつかとかを測定させるのだ。つまり握力の値が目的ではなく、機器を使って測定することを学ばせるのが目的だ。だから市販のデジタル握力計とかを使うのではない。下図のような図をレポートに貼り付けて提出させるのだ。さらにクラス全員のデータを集め男女で差があるか、他のクラスと差があるかを検討(検定)させるのだ。

ストレンゲージが仕込んである力を入れる器具は十分角が丸くて(下写真の右のグレイの金属の箱)、力いっぱい握っても手が痛くなるとは思えないのだが、

学生からは痛いというクレームがでるのだ。だから軍手を準備したのだ。手のひらが柔いのだ。ひょっとして雑巾なんか絞ったことがないのではと思うくらいだ。
問題は、最近の若者の潔癖性だ。軍手はいくつ用意したらいいのだろうか?近頃の学生さんは他人の使った軍手を使うのに抵抗があるのだろうか?
手術用手袋は、使い捨てだから、他のヒトが使ったのを再使用というのはありえないだろ。軍手も使い捨てか?
とりあえず、各自、利き手の握力しか測定しないので、班(3〜5名で構成)に軍手の片手だけ1ケを配布してみる。
あの娘が使った後だからいいけど、あの野郎の後は使いたくないなんてのは、新しい軍手の提供を拒否していいよね。
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[ 追記 ] 2017.5.7
アンケートご協力ありがとうございます。締め切りました。
実習を実施しました。他人の使った後の軍手は使いたくないという学生が160名中、一人確認しました。もっといたかもしれませんが、そのような学生は軍手を使わず、素手で握力計を握ったのでしょう。握力計を除菌しろというクレームはありませんでしたね。全員に聞きまわるほと暇ではなかったので正確な人数はわかりません。このアンケートのようなことを学生に実施したら、藪蛇で、次回から軍手を人数分用意するはめになるかもしれません。担当の助教は軍手を洗濯するのもいやだから捨てるといっています。管理人だったら、聞かれたら洗濯済みだといって、洗濯することなしに再度提供するかもね。じじいだから、なんとなく使い捨てに抵抗があるんですな。
新入生のPC所有率
マニュアルは懇切丁寧であってはいけない
さって、新学期も始まり、管理人の担当は1年生の生理学の講義・実習なのだ。実習を行うためには、実習書=マニュアルを作成するわけだ。実習の始めは、レポートの書き方、次いで、得られたデータをグラフ化するためのエクセルの使い方となっている。後ほど、データをまとめる実習が控えているからね。本来は統計の演習とかでやるべきなのだが、統計学演習はなぜか2年次のカリキュラムなのでしょうがない。
聞くと高校でワード、エクセルを触ったことがあるらしい。この辺も聞いてもはっきり返事をくれないから、よくわからない。年々変化するしね。エクセルを使わせると、何もできないから、高校で教わったかもしれないが学生の頭の中は「見ただけ」程度なのだ。
それは、予想されているから、実習書の補足資料としてエクセルの使い方(グラフ化、検定等)のマニュアルを別途用意してある。
まずは平均値と標準偏差を算出しグラフ化、データのヒストグラムの作成だ。

こんなのを作成させるわけだ。エクセルを使ったことがないと思っている学生には、マニュアルが用意されていなければほとんど不可能だ。
なので、管理人の作成したマニュアルはstep-by -stepなのだ。

こんな風なわけだ。ゆっくり読んで欲しいところだが、学生さんは速くできればいいわけで読むことはない。パソコンが並んだ教室で実施するわけだが、隣の友人から・に 操作方法を 教わる・逆に教える ことになるわけで、誰もわからない時は、マニュアルを読むことはせず、手をあげて「センセー、わからない」となるわけね。
マニュアルの文章が長すぎて読めないのだ。端折って、手続きだけ教えてもいいのかもしれない。何故、ここではこれを選択するとか言わないのがいいのかも。引数なんてしらなくてもいいか。
Red Diamonds vs Ardija
また岩槻の話題だ。岩槻に住民登録していないよそ者なんで目につくのだ。
岩槻は西の大宮から大宮アルディージャが南の浦和から浦和レッズが進出してきて衝突している対決の場なのだ。最初は大宮アルディージャが勢力におさめていたのだが、J1の成績がふるわないからか、ことのころ、常に上位にいる浦和からの侵入を許しているようだ。その接点が

なのだ。オレンジの通りが大宮アルディージャ
赤の通りが浦和レッドダイヤモンズ
のフラッグがぶら下がっている商店街だ。大宮アルディージャを支持している商店街には名前があるが、赤の浦和レッズを支持する赤い線の商店街の名前がわからない。赤い線の通りには商店が少ないから商店街とは言いにくいところがあるが、何らかの形でまとまっているからレッズの旗があるのだろう。

Google Map のストリートビューでこの赤い線をたどるとまだレッズの旗がぶらさがっていない。だから最近なのだ。ぶら下がっている旗をみても浦和の方が新しいのがわかる。
現時点(2017.4.20)では浦和がトップ、大宮が最下位ともはや大宮はJ2降格が見えつつあるわけで、浦和はトップにいても、最後にコケちゃう歴史があって、今後どうなるかわからないが、レッズがこのままどんどん大宮を侵食していくのだろうか?
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ドキドキ….警察から電話が….
さる地方の、管理人が住んでいる市区町村でも勤務先の市区町村でもない警察署の捜査一課の刑事という方から「ちょっと聞きたい」との電話だ。
んが、なんだろ、やばいことしてない…してるか…ううう。その警察署のある自治体に最近行っているからな。
明日、午後来るということだから、ひょっとして、この記事のあと、もう記事がないことになっちゃうかも。
以前、管理人の住む市区町村の隣の市区町村の警察署のこれまた捜査一課の刑事が、この場合、電話連絡もなくいきなり自宅に来たことがある。どのような事件の捜査かは教えてくれなかった。アリバイをきかれたわけだ。1年位前のx月x日に何処で何をやっていた?なんてきかれても答えられるわけがない。スケジュール帳をもたないのだが、iCal-Goole Calendar を使っていたのだ。聞かれた日は、勤務先の会議などが記録されていたからな。複数の会議があったけど、スカスカのスケジュールだったから、それでアリバイが成立したとは思わないけどね。会議をサボっていたかもしれないし(サボっていたとしても憶えていいない)。
勤務先を聞かれ、名刺をくれというので、あげたけど。勤務先を教えたら、あ、xx医学のxx先生ご存知ですか?といわれ、当然良く知っているわけで、お世話になっていますとのことだった。ま、警察だから、そうだろね。
色々聞かれたあと、車を見せていほしいということになった。車種が似ていたらしいといってもトラックではない位だろ。色が違ったらしい。ボンエネットとかを開けて塗り直していないとか、ボディの左側を丹念に見て、ぶつけた跡がないかを調べて返ったよ。その後、呼び出されたことはないから、疑いが晴れたんだろうな。多分、ひき逃げの捜査だったのではと、現在は思っている。明らかに被疑者候補だったんだよね。
さて、明日は何をきかれるんだろ。
To Be Continued . 続くかな?
[ 追記 ] 2017.4.18 続いたよ!!
訪問の内容をここに書く訳にはいかないが、少なくとも管理人が法に触れることをやったことを問い詰めにきたのではない。「専門的」な意見を聞きに来たのだ。といっても本来の専門分野ではなかったよ。ま、lecture したということかな。お土産を

いただき、ラウンジの秘書の方々と一緒に食べましたよ。お土産をいただいたのだから、今度は被疑者候補でもなかったのは明らかだ。めでたしめでたし。
Gmail のSMTPサーバ
Gmail のSMTPサーバが使えるはずと、試してみた。その理由は、自宅サーバのメール転送につかえるはず、と思ったからでもある。普通のメール送受信はIMAP(Webメール)使えばいいじゃんということなんだけど、POP/SMTPも使いたいのね。ノートパソコンを自宅ネット内外で使うのでSMTPサーバはGmailのSMTPでいいじゃんと、いままでは使っていなかったんだけど使ってみることにした。
いろいろやったけどうまくいかない。去年の4月からGmail のSMTPが使えないとかいう記事があったりする。ほんまかいな。というわけでGmailのサイトにいったらSMTPが使えるみたいだ。

んで、Thuderbird を使っているので SMTPサーバを

として使ったら問題ない。最初うまくいかなかったのは何をミスったんだろ。最初に使うときGmailのパスワードを聞いてくるが、その後はThuderbirdのほうで憶えていてくれる。パスワードを暗号化したら接続できなかった。SSL だからさらに暗号化する必要がないんだろ。自前サーバのリレーに使えると思うけどな。
ふむ。G suite のBasic 1ユーザで500円/月で契約すれば、自前サーバからのメールリレーができそうだ。これを使わなくてもいいけど、2,000通/日に制限されるようだ。
枝垂れ桜
以前、岩槻の7不思議と書いたことがあったが、最近になって、初めて気がついたのだが、岩槻には枝垂れ桜が結構多いのだ。
あまり明るくないときに出勤して、暗いときに帰宅するので通勤途中にどんな桜があるかなど気にすることがなかった。
たまたま、昨日、出勤してから昼頃に外出したのだが、ちょうど桜が満開だったのでいやでも桜が目立つ。
通勤途中にある桜の半分くらいが枝垂れ桜ではないのかと思うくらいだ。

これはそのうちの一つで民家にあった。あまり枝垂れの程度が大きくなく幹はしっかりしている。
その中でも下の写真は

は通勤途中に苗を育てている畑にあったやつだ。重なっているので見にくいのは勘弁してね。まだ細いので支柱がないと立っていられないようだ。枝垂れる理由は、日本植物生理学会のページにあるけど当方にリテラシーに欠けているからよくわからん。枝を水平に置いたとき上半分が発達して枝を引っ張りあげるところが、枝垂れる枝では上と下半分の発達が同じなので支えられないということらしい。何故上半分と下半分が異なるのかは書いてない。他の植物では重力を感ずる細胞があってその重力を感ずるための遺伝子がわかっているらしい。劣性遺伝なので種ができても枝垂れることがないので、もっぱら接ぎ木で増やすらしい。それがこの写真なんだろ。この畑には別の品種の枝垂れ桜の苗もあった。花の色が白っぽく葉が出ているので別品種と判断しただけだ。こうやって栽培しているところが近場にあるから、多いのだろうか。たまたまだろうな。
迷惑メール
まだ、迷惑メールなどがありえない時期にメールアドレスを設定して、これを公私混同して使っていた。ほかに無料のメールアドレスなんかなかったからね。次第に使う場面が多くなり、あちこちのサイトに登録することになり、また論文にも掲載されることになり、このメールアドレスには迷惑メールが一杯だ。inviteするから論文かけとかなんかはまだいいほうで、最近はバイアグラが多いな。でもまだ所属部署のメールアドレスとして使っているので止めるわけにいかない。
転職した職場のメールアドレスは、勿論業務でしか使わないし、迷惑メール対策として、あちこちに登録するようなことはしないので、迷惑メールは殆ど無い。
学生の実習レポートは、特定のメールアドレスに電子ファイルとしてメール添付させている。剽窃をチェックするためだ。大抵の大学にはこのような用途のために、ウエブサイトが作られている。サイトにアクセスしてレポートを投函できるようにしているところが多いだろう。しかし、このようなサイトは、他にも様々な用途もあるのが普通だ。教員側からの授業の資料の配布とか、質問の受付とか、講義単位で設けられている。サイトを構築するのは教員ではないので教員の希望を忖度したり、様々な教員の要望を取り入れたりするので多機能になるのだ。だから逆に使いにくい。レポート収集だけだったらメール添付でいいのだ。専用のメールアドレスを設けちゃったのだ。
このメールアドレスに迷惑メールが来るようになってしまった。学生の連絡帳が盗まれたのだろう。ウイルス感染だろうな。
Received: from hefgs.pisem.net (unknown [113.162.184.226])
なんてだからベトナムとかロシアとかからだな。
困ったのはGmailだ。学生への一斉連絡には、メーリング・リストを使っているわけだ。けーリングリストの配信は一斉配信なので迷惑メールと判断しやすい。当然だな。、Gmail ではいつのまにか迷惑メールに分類されるようになってしまった。迷惑メールを配信するSMTPサーバをブラックリストとしてリストしているサイトがある。メーリス以外で大量のメールを配信しているわけではないので、このようなブラックリストに利用しているSMTPサーバはリストされていない。Gmailだけの判断だ。
大学が付与する学生のメールアドレスはxxxx@yy.zzzz.ppp.ac.jp だが、実態はGmailなのだ。以前は学生のスマホのメールアドレスを収集して配信していたのだが、スマホのメールアドレスは利用者が勝手に変更でき、変更したことを届出ないから、迷惑メールになることはないが、一斉連絡がうまくいかなかった。今度はメールアドレスが変更されることはない。しかし、メーリング・リストによる一斉配信は学生の大学が与えたメールアドレスに届くが迷惑メール分類されるようになってしまった。
Gmailでは;
メールの分類には、ユーザーからの報告が大きく影響します。Gmail ユーザーは、メールに迷惑メールのマークを付けたり、解除したり、受信トレイのタブ間で迷惑メール以外のメールを移動したりできます。いずれの場合も、Gmail はユーザーの修正から学習し、徐々にユーザーの好みに合わせて分類を自動的に調整していきます。
ということで、メーリング・リストに登録されているGmailは学生のメールアドレスが圧倒的なので、学生に迷惑メールにならないようフィルタを設定させることにした。

ですね。
ほかにもドメインがまともだよとGoogleに登録する方法とかがあるらしいけど、(…….秘密)だからとりあえずでいいでしょ。

