大学だからやりたくないんだけど、現実問題としてやらないとまずいので、3年次学生に特別講義というのをやらされることになった。要するに基礎の解剖生理ができないというわけだ。解剖のほうはM教授が丸2日、朝9時から18時まで実施した。生理学は、全エリアをカバーできるはずが無いので、どの分野がいい?と聞いた結果、循環と呼吸が弱いからこれをやれということになった。1年時の生理学では循環、呼吸にそれぞれ2コマをさいている。2日間合計8コマあるので倍の時間だ。だからといって倍の講義内容をやってもしょうがないし、どうせ1年時で習った事は憶えていないに違いないので、ほとんど同じ授業資料で実施中だ。明日も有るからだ。
まず始めに現1年生に講義の最後に実施した小テストをそのまま課してみた。

という結果だ。平均点20点以上の差がついた。3年次になると20点分アホになったということだ。
ま、1年生は講義終了時で、配布資料を見ながら解いてもいいという設定だし、3年次学生に管理者が生理学を教えたわけではないので、本当は比較することではないのだが。
2年経過したのだから専門用語になれて、知恵がそれなりについて、常識的に答えられるようになってきたと思いきや、逆だ。平均点がわずかしか違わないとなったら、条件が違うので、知恵がついたと判断できるのだが、期待はずれだ。アホになったのか1年時には何も勉強しなかったから、1年時のときのままなのか….結論はでないけどね。
WBC LIVE !!
本日(3月18日)はWorld Baseball Classic の準決勝だ。こっちの大学の勤務日だ。現地ではナイターだが、日本では午前10時から試合開始だ。Live で見たい。どうしたらいいか?
こっちの大学にはMac Air を持参しApple のディスプレイに接続して仕事をしている。こっちに専用のデスクトップを設置したいのだが、中古しかない。PowerPC のマシンしかない。かといって新規に購入する予算もないからだ。
こっちの大学の研究室にはアンテナラインがないのだが、遥か昔、TVを見ようということになって、天井裏を這いずり回って、アンテナのラインを引っ張ってきた。アナログ時代のときだ。最初はよかったのだが、途中のブースターが大学開設当初のもので、壊れてきてノイズだらけになった。デジタル化でどうやらブースターを交換したらしく、デジタル化以降は問題がない。ケーブルも実験に使う50Ωの同軸ケーブルなのでTVには損失が大きくふさわしくないが問題はない。
土曜日、前からほしかったパソコンでTVを見るチューナを近くのパソコンショップでさがした。うーん、Mac用のは高い。1万5千円くらいする。Windows 用は5千円位だ。さらにディスプレイ一体型ならいいが、モニター別だと使えないとか色々制限がある。さすがに、このためだけに1万5千円も、しかもMacの機種を選ぶというのには、腰が引ける。
Windows用のを購入した。こっちの大学のどっかにWin7あるいはWin8のノートがあるにちがいない。ひょっとしたらBoot Camp で起動したMac Air のWin7 で使えるかもしれない。
結論からいうとBoot Campで起動して、このチューナのドライバをインストールし動かしたが、「グラフィック機能がCOPPに対応していない」ということでだめだった。MSXML 4.0 Service Pack 2 (Microsoft XML Core Services)をインストールすればいいのかもしれない。が、トライしないで、Win7 あるいはWin8 のマシンを探した。そのほうが早そうだ。ここまでが朝8時半にしたこと。
で、朝8時過ぎにはxx室のxxさんが通常なら出勤してくる。xx室に普段は利用しないが、ユーザサポートのためにノートがあるにちがいないと思い、借りにいったわけだ。Win8 のノートがあった。午前中はxx室で必要になることがないだろうということで貸してもらうことにした。
ノートの小さい画面じゃいやだ。でかいスクリーンが必要だ。白板が廊下に余っている。こいつを持ってきた。埃だらけなので掃除した。
プロジェクタが必要だ。これはどこの研究室にもたいてい1台ある。もう7、8年前になると思うが、あるプロジェクトで購入したのがある。当時は、まだ高価だったもので、暗いやつだ。重い、暗いというわけで誰も使わない。これを発掘してきた。
スピーカーは、デスクトップ用のスピーカがあるからそれで十分だ。
というわけで、借りてきたWin8ノートにドライバをネットからダウンロードしてインストールしてスクリーンに映すことができるようになった。ここまで9時30分。楽勝だ。
同じような事を、南アフリカで開催したワールドカップの時もやったな、と昔を思い出す。昔は大学院学生やスタッフがいたので大騒ぎで見ていたのだが、今回は、スタッフはブラジルに出張、大学院学生はいないということで、寂しい限りだ。こういうのは大勢でビールのみながら騒ぐのが楽しいんだけどな。
画面のスピードが遅い、解像度が悪い。しょうがないな。
こっちの勤務時間は午後1時半から2時間ということだし、継続中の仕事は1つあるが急がないし、午前中は自宅でTVみてから出勤すればいいことなんだけどな。
[追伸]
試合が終わる前に、仕事(会議)が始まって、もどってきたら、日本は負けていた。なんのために時間をついやしてセットアップしたんだろ。あほだった。
10.6サーバのシリアル番号
10.6サーバ(Snow Leopard Server)のシリアル番号を調べる必要がでてきた。リモートで調べられるはずと思ってコマンドをさがしたら、あった。
/System/Library/serversetup に行って
$ sudo ./serverserialnumberutil -get
で、もちろんadminのパスワードを入れると
XSVR-106-000-X-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-X|A.Bcde|
最後の |A.Bcde| はインストールしたときのadmin の名前かな?忘れた。
と返ってくる。忘れないためのメモだ。
ちなみに10.8サーバにはシリアル番号がない。
歩留まりは?
あっちの大学では、入試の回数がえらく多い、少子化で、希望者は大学を選ばなければ大学生になれる。大学から見ると定員確保が大変だからだ。
数多く入試をやると、合格者を募集人員より多くだして、どのくらい入学してくれるか、つまり歩留まりの計算が大変だ。AO入試とか推薦は100%が入学するが、ほかの試験は何%入学してくれるかの読みが大変だ。といっても管理者はヒラだからその決定には関わっていない。
ちと、別の理由があって、合格者の人数と入学手続きを行った受験者の数を調べたら、なんと歩留まりは50%位だ。あー。滑り止めにしかなってないんだな。あまりにも学生さんのできがいいので、AOとか推薦を減らしセンター試験を使った入試の募集人員を増やせと思ったのだが、センター試験を使う受験生は滑り止めにしているので歩留まりが低い。センター試験を使った入試の募集人員を増やしても意味がないことがわかった。
AO入試を受けるやつとか推薦の学生は、受験勉強から逃げるのが目的なんだよな。つまり勉強したくないんだよな。こういうのが多いとまずいと思うんだけどなぁ。
Honeypot
知らなかった。ネットワークでトラブルがあって、どうやらDHCPサーバを立てた奴がいるのではと調べた。そのトラブルは原因が判明しないうちに、再現しなくなり結局はわからなくなった。その原因を探る過程で、該当するルータと思われるip address にアクセスしてみたら、Linux のApacheのデフォルトのページが出てくる。だれかルータ機能を持ったサーバを立てているのでは?と思ったが、実はちがっていた。いい加減なprivate ip address、http://192.168.*.*でアクセスしても同じページが表示される。これはハニーポットを仕掛けているからということが判明した。そんなことは何年もサブネットを管理していたが知らなかったぞ。もちろんサブネット内ではなく上流の管理者がやっていることだ。あえて、知らせることじゃないからな。ちと、春休みになって時間があるし、トラブルはなくなったので、結果として勉強させてもらった。ウイルスでも集めているんだろうか?

縦割り組織に横に線を入れると起られる
縦割り組織で筋を通して上へ提案し、そこから各部門へ下げて検討して、上の会議で検討して….とすると時間がかかる。会議が1ヶ月に1回しか開催されないからだ。提案の結論が出るまで数ヶ月かかっちゃう。
というわけで、横に線を入れて根回ししておいて会議に提案することをやったら、苦情が来た。怒られた。筋違いだというらしい。もう少し柔軟になってくれよな。いやだったらいやだと返事をくれよな。そのように連絡したんだから。なにも上に苦情を言う事はないだろうが。
Working Group とかTask Force とかいうのは何も上が指名したからできるものではない。下の有志が集まって議論してその結果を上の組織に稟議してらったっていいじゃないか、というかそういうのが自発的な提案というものだろうが。
あっちの大学ではトップダウンがまずいと、トップが反省しているのに、だ。トップダウンが批判されているのに下っ端がボトムアップするのを拒否するというのはどういうことだ。
管理者がせっかちなのだろうか。アイデアがでたらすぐ実行しないと、何ヶ月もたったら情熱がなくなっちゃう。
ま、平の教授は気が楽でいいよ。文句をたらたら言えるからな。これで筋を通さないことを2回やったわけだ。もう一つ企画中だ。こっちはデータを得るために上司から話を通してもらわないといけないのでお願いしてある。しかし、その応答が遅くていらいらしているのだ。
jQuery Colorbox
ブログの投稿に絵を貼付けた場合、オリジナルの絵がブログの枠をはみ出てしまうような大きな絵だと、サイドバーとかに重なったりして見苦しい。そこで縮小して表示するのが普通だ。しかし、オリジナルのサイズで表示もしたい。別ページに開くということもできるが、それより同じページで表示するのが今や普通だ。
Lightbox2 というプラグインがある。これまでこのプラグインを使っていた。しかし。すでに開発を停止していて、Wordpressのバージョンを上げるとうまく動作しない。そこで見つけたのが jQuery Colorboxというプラグインだ。
Lightbox2とちがってheader.phpやfooter.phpに加筆する必要がないので簡単だ。
設定方法は「jQuery Colorbox」「設定」とかで検索すればあちこちにある。日本語化されたものもある。プラグインを設定してアクティベーションして、はまった。絵をクリックすると、その場で拡大されて表示されるはずなのだが、別のコメント投稿ページが開き、そのページの絵をクリックすると拡大されるのだ。
この原因は、
の風景のアイコンをクリックして表示のリサイズするとき

「画像にリンクを張る」を選択しなかったことにある。通常ではデフォルトでURLが設定されているが、URLがブランクだと動作しない。
「現在のリンク」をクリックしてURLがpermalinkになっていると、別ページ(コメント記入ページ)が開いて、その絵をクリックすると拡大されることになる。したがって「画像にリンクを張る」になっていることを確認する必要がある。
同一投稿内の絵はスライドショーになる。便利なもんだ。オリジナルの絵が大きすぎるとスクロールバーが付く。絵は大きすぎないのがスマートな投稿だな。
こっちの学生は傲慢
あっちの大学では、廊下や建物の出入り口に学生と管理者がほぼ同時にたどり着くと、必ず学生がドアを開けてくれる。女子学生でもだ、管理者がじじいのせいだからと言うかもしれないが、若い先生に対してでもだ。かならず、にこにこして挨拶をする。
それに比べて、こっちの学生は傲慢だ。低学年のときクラス担任をしたのにもかかわらず、卒業近くになると、あるいはレジデントになってから、廊下ですれ違う時に管理者に挨拶することがない。こっちから挨拶を始める。ニコニコするのが損だと思っている。ニコニコ挨拶するのは基礎の教員だ。あるいは臨床の医局の秘書だ。英語のF先生だ。学生は低学年のときだけ挨拶する。
原因は教員が傲慢だからだ。医師はサービス業だと口では言うが態度にでてこない。教員の行動を学生が見ているから学生は傲慢になる。エリートだと誤解していることもある。
母親に手術の必要がでてきたことがある。母親を病院に連れて行ったのは管理者の子供(つまり孫)だ。医療関係に勤めているわけではない。管理者はちと離れた場所にいたので、医師が息子である管理者に電話連絡をかけることになった。孫が管理者の勤務先を告げたとたん、その医師の態度がころっとかわって丁寧になった。日本では普通のことだ。
若かりし頃、米国に住んでいたとき、勤務先の廊下ですれ違う度に、女性はにこにこ挨拶してくれた。日本ではないことだ。日本だったら誤解を招く—気があるのかな?—となることだろう。それでも、無愛想よりはるかにいい。
TVドラマでは無愛想だが腕の良い医師というのがよくある。これは間違いだな。愛想の善し悪しは医師の腕とは関係がないはずだが、愛想の良すぎる医師はなんか他におかしい点があるのではないかと疑う。愛想のいい腕の良い医師がもっと多くなってほしい。そのためには医局に入ったとき教員がしっかり教育すべきだ。医師だけにストレスが大きいのではない。
私立大学はぴっかぴか
こっちの大学と違ってあっちの大学は廊下には何も無いし、床のタイルも割れていないし、壁に学生(?)の足跡がプリントされているなんてことはなく、ピッカピカに維持されている。こっちの大学みたいにきちゃなくても学生が来るという状況にないからな。せめてというか当然のごとく建物の外見、内装の維持管理はきちんとしている。
というわけで、今日は廊下等のワックス掛けがあるから出入り禁止というおふれがあったのだ。本来、今日は講義も会議もなにもないし、仕事ができないから来校しなければいいんだけど、午前中に、急に会議が入ってしまったのだ。
庶務の管理者と協議して、なんとかワックス掛けは午後からにしてもらって、午前中はオフィスにいられることにした。誰もいないから、管理者が交渉したのだ。なんてこった。これを書いている今は午前中だが、すでに廊下の掃除は始まっている。
パソコンとプリンタがないと今日の仕事はできない。オフィス以外に行く所がない。強引に実習準備室を工作室にして、フライス盤や旋盤をそろえた。そこで卒業研究に使う機材を作成すればいいのだが、まだ準備ができていない。材料を発注しただけで物がないし、設計図もまだできていない。だから工作室で時を過ごすこともできない。図書館での調べものもないし…
今日の仕事は明日に延期だ。間に合うだろう。さって午後はなにをするかな?
廊下を洗剤で洗っているが、管理者のサンダルの底がすりへってツルツルでやばい。サンダルでも買いにいくか。
レポートをいつ提出する?
ひょんなことから、2つの大学で実習レポートをいつ学生が提出するかをいうデータが取れた。それぞれの大学で1回のレポート提出についてだけだだが、学生の傾向(何の傾向?)がわかる。締め切りはどちらも実習実施日から1週間後だ。
他の科目のレポートなどの学生のこのレポート以外の負荷はどうだったかわからない。両大学も特に行事などは実習実施日から1週間はなかった。

どちらも学生数は100名強だから相対値にしなかった。明らかに、あっちの大学は学生同士が相談しないと、そして相談がまとまらないと提出しないのだ。相談をまとめるには時間がかかるから、ぎりぎりになるのだ。あっちの大学では、一日以上前に提出されたレポートはオリジナリティがある。したがって、この場合、相談とはコピー・ペーストのことだ。学生のqualityの問題だろうな。
