専門家はわかるが、国民はわからない
佐野研二郎の東京オリンピックのエンブレム事件だ。オリジナルで模倣ではないという説明に、佐野研二郎の原案と、審査委員会が改訂要求して作成した最終案を提示した。オリジナルの図案は最悪。原案を審査委員会が変更したら佐野研二郎作とはいえないのでは?

左が佐野研二郎の原案、中央が組織委員会が考えた訂正案、右が最終案(ここから引用)。原案はあまりにも稚拙と思うのは管理者だけか。TOKYO の T から作ったエンブレムという主張が原案ではわからん。三角、四角、円だけだぜ。
審査委員会が、選考にあたって参考にした活用例は人様の写真をコラージュして作ったのが判明して、
佐野研二郎が信用できないのがあきらかになってしまった。コピペ、模倣はないと、取り下げになってしまった後に言い訳しているが、審査委員会に提出した資料にコピペがあったわけで、本来のエンブレム案がコピペではないとどうして主張できるんだろ。
とんだ藪蛇だったわけだ。三木弁護士が公開した小保方ノートそっくりだ。佐野研二郎の作品には数々のコピペがあると指摘されている。管理者もその指摘の中には妥当なものがあると思うが、過去のコピペは直接今回のエンブレムとは関係がない。エンブレムはどっかのホテルのロゴに似ているというけど、似ているだけの可能性が高い。しかし、活用例は無断使用だからな。これは決定的だよな。
で、取り下げの組織委員会の記者会見で、審査委員会委員長の永井一正による「オリジナルだと認識でき、専門家の間では分かり合えるが、一般国民には分かりにくい」という説明はひどい。上から目線の典型だ。なんという傲慢なやつらなんだろ。こういうやつらがに日本のデザイン業界を仕切っていると思うと日本のデザイン界はお先真っ暗だ。
この審査委員会のメンバーは、お手盛りで、いろいろな賞の選考委員会で互いに選考員と受賞者を分担している。こういう委員会が、「専門家の俺たちにはわかるが、ド素人の国民にはわからない」と言うのだからひどい。こいつらは全部 首 だ。あきらかに出来レースだから審査委員会が改訂したんだよね。なにかと似ているからという時点で、候補から落選だよな。
教授選で、候補者が研究発表したんだけど、競争相手より内容がまずいので、再度、ここを訂正して発表しなさいなんて教授選考委員会がやるわけないだろ?
本人がなんと言おうと、サントリーのトートバッグやTAMABIのポスターがそのままのコピペ、あるい部分的なコピペ、コラージュと判明してしまったのでもはやおしまいですな。
本丸(エンブレム)だけは「模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げ」ているけど、外堀(トートバッグやTAMABIのポスター)、内堀(活用例)は模倣でした(本人は不手際)なんていうことが信じられない。ま、本丸まで、だれかのデザインがヒントでしたといえないのでしょうね。
ま、佐野研二郎が模倣、コピペのコラージュで生きてこられたのは、選考委員会メンバーのような奴らがお手盛りで互いに褒め称えることで成り立つ業界だからなんだな。コピペで生きていけるんだから、小保方氏もこっちの業界だったら生きていけるかもね。
ネットやマスコミの批判が耐えられないから辞退するというのだから、ひどい辞退の理由だ。コピペ・コラージュを不手際なんてごまかす。小保方の「STAP細胞はあります」「だから論文は撤回しない」のほうが本人が信じているのでまだましかもね。
[ 追記 ] 2015.9.4
どうやら、原案を修正したのは組織委員会と佐野研二郎だったようだ。組織委員会といってもごく一部の担当部署とでだ。審査委員会は変更したのを発表の1週間前に提示され、了承したということらしい。審査委員会は1名が反対だったらしい。いずれにしろ、ひどいよね。原案からこれだけ変わったんだから佐野研二郎+組織委員会作とすべきだよな。
TimeMachineが遅いー続き
もう一台のサーバはMacOSX10.6サーバだ。TimeMachineは、デフォルトでバックアップ終了してから1時間後に再度バックアップすることになっている。
バックアップはもう一つCarbonCopyCloner(CCC)でもやっていて、こっちは毎日定時(夜中)に実施している。
いつからか、多分アップデートしたときに、急に、TimeMachineのバックアップに1時間もかかるようになってしまったわけだ。必然的にCCCのバックアップとぶつかってしまう。何もしていなくても書き換えが行われているファイルがあるわけで、こういうののバックアップを2つのアプリが同時に行ったためか、ハングアップしてしまったのだ。
バックアップを2種類のアプリで行う理由は、CCCは簡単に昔のファイルをほかのメディアにコピペできるが、TimeMachineは簡単に昔に戻れるからだ。
このままでは、どうしようもないので、TimeMachineの動作時間を短くするためSpotlightの検索範囲を限定したわけだ。これで、バックアップに要する時間は20分以内になった。CCCはもともと20分以内に終了する。したがって夜中の1時にCCC、3時にTimeMachineが動作するということにして、両者がバッティングすることがないように設定したわけだ。
このバッティングのためかどうかわからないがnamed.log.2.bz2が、こわれたセクターにあるのか、ファイルがこわれたのか、うまく読み取れず、バックアップができないということが発生した。これを解決するため、ディスクユーティリティーを起動させるのだが、このアプリは起動ディスクを修復できない。起動させるための他のDVDとかが必要なわけだ。、購入時のDVDなんかどこに片付けたかわからない。
DVDを見つけたので、今後のために起動できるUSBメモリをつくることにした。ディスクユーティリティーの「復元」を使って、DVDをUSBメモリーに復元させたわけだ。8GBのメモリでちょうどだった。こいつを、サーバのモニタの横にぶら下げておくことにした。
オプションキーを押しながら起動ディスクにこのUSBメモリーを選べばいいことになる。
サーバ買い換えたら、今度は起動ディスクがないだろうから、なんとか作成しないといけないわけだ。現に、MacBook Pro はYosemiteなので購入時から起動ディスクがない。どうやって作るか調べないと。
TimeMachine が遅い件
TimeMachine が遅いのは
1)アンチウイルスソフトがうごいているから
2)Spotlight の検索範囲が大きいから
ということのようで、1)はサーバ機で、定時にアンチウイルスソフトを止めてからTimeMachineを動かすなど不可能じゃないけど面倒なので、まず2)をデフォルトから変更してみた。
TimeMachineEditor で一日午前3時だけバックアップするように設定してある。Spotlightの変更前の本日の朝3時からのバックアップは;
15/08/27 3:00:01: Starting standard backup
15/08/27 3:00:01: Backing up to: /Volumes/TimeMachine/Backups.backupdb
15/08/27 4:01:08: Backup completed successfully.
というわけで1時間かかっている。
Spotlightの検索範囲は、デフォルトではすべてにチェックがついているけど。これを

と、3つだけにした。さらに、バックアップHDDは検索範囲外とした。
どうなるだろ。10.7 ではTimeMachineの宛先HDDをここで指定しては行けないという記事がある。
HDDのアクアス権修復、CCCのバックアップ先HDDの修復とアクセセス権の修復、TimeMachineのHDDの修復とアクセセス権の修復を実施した。
これで今晩はどうなるか、明日早朝チェックしてみる。
[ 追記 ] 次のバックアップは20分に縮小した。Spotlight検索範囲を減らすというのは効果があった。20分だったら、ま、いっか。次の日は18分だった。
サーバ機なので、ファイルの検索なんかやらないということで、Spotlightを止めちゃうことが考えられる。
Spotlightの動作停止は
sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
再開は
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
らしい。まだためしていない。
平衡感覚
平衡感覚は、内耳の感覚器(前庭の耳石器(球形嚢、卵形嚢))、視覚、足底などの皮膚の圧力感覚器、関節や筋からの深部感覚の情報を統合して体が傾いている等の判断を行うことだ。宇宙飛行士で現在無重量状態にある油井亀美也さんのTwitter に面白いコメントを見つけた。
油井 亀美也 Kimiya.Yui @Astro_Kimiya 8月16日
宇宙では、上下も関係ないのですが、実は地球のモックアップ(実物大模型)を使って訓練した時には、上下があった訳です。今も、モックアップが設置してあった時に下であった方向を下と感じる錯覚を覚えます。ISS内で訓練時と逆に立ってみると頭に少し血が上った感覚がして、方向感覚も狂います。
これを見ると、上記の感覚器からの情報だけでなく、記憶が重要な因子であることがわかる。つまり、様々な感覚器からの情報とこれまでの経験値とを常に比較対象し判断しているようだ。脳血流の変化を検出する受容器は知られていないから、「頭に血が上がった」という感覚は顔面皮膚・筋のうっ血のよる皮膚・筋の機械受容器からの情報によるものだろう。その記憶がよみがえるようだ。
脳の中では、これまでの経験から、これらの末梢神経からの情報を統合すると、重力の存在する地球上では体はこういう姿勢(位置)にあるべきだと判断するのだろうな。しかし、そのあるべき状況と異なる現象を感じると違和感=宇宙酔になるのだろう。
もういっちょのMacサーバがこけた
自宅サーバがこけた。原因は不明。リモートログインできないから、なんともしがたく、21日(金)日に帰宅して再起動してなんとか動くことになったのだが、ものすごく遅い。
今朝、DVDから起動して、とりあえず、アクセス権の修復とデイスクの修理だけを実施したら早くなったのでこのままにしておく。
今晩、バックアップが実施されるからそのバックアップがすぐに終わるようだったら、このままにする。
CarbonCopyCloner(CCC)のバックアップは通常十数分で終わるのに、17日〜19日は25分以上もかかっている。20日、21日は失敗。
今晩、20分以内だったら修理は終了したとする。
どうやらもういっちょのバックアップアプリTimeMachineのせいのようだ。TimeMachineがバックアップ動作を行うと、著しく処理が遅くなる。これはデフォルトの設定で1時間毎に行うことになっていて、その間隔を変更することはできない。
CCCは夜中の1時に実施しているわけだが、TimeMachineの実施時刻とたまたまぶつかってしまったのではないだろうか。TimeMachineの1時間毎というのは、開始時刻が1時間毎なんだろうか、それとも終了してから1時間後なんだろうか。後者のような気がする。最新のバックアップの時刻と次のバックアアップ時刻はちょうど1時間ではない。だいたい1時間でだんだんずれていくのではないだろうか。だとすると2つのバックアップが同時に動作開始になって、おかしくなってしまったことが考えられる。
TimeMachine の動作間隔は自由に設定できないので、これを変更できるアプリが必要だ。
TimeMachineEitor というのがある。現在のバージョンは4.2.1でOSX10.8以上で動作する。しかしこのサーバは10.6なのだ。
探したらOSX10.6 で動作するバージョン2.5.3 というのがあった(ここにも置いた)。[wpdm_package id=’6581′]
こいつをインストールして毎朝3時にTimeMachineを動作させることにした。これで、2つのバックアップ・アプリがぶつかることはないだろう。
このTimeMachineEitorはオリジナルのTimeMachineを停止しておかないとまずい。さらにスリープ状態になっていても困るので、スリープしないと省エネルギーで設定するか、あるいは動作開始直前にスリープ解除するようにしないとまずいだろ。サーバだからスリープしないという設定になっているからこの点は問題ない。
1時間毎にTimeMachineが動作して処理速度が遅くなってはたまらないしね。朝3時だったら、メールが送られてくることくらいしかないだろう。
そろそろサーバ機も更新だな。5年たっているな。
[ 追記 ] 2015.8.25
23日〜25日の3回のTimeMachineによるバックアップは1時間13分、45分、1時間とものすごく遅い。一方、CCCによるバックアップは23日エラー、24日エラー、25日成功17分という結果だ。24日にエラーが出ていたので、24日にアクセス権の修復を行い、その後動作確認したので、25日は成功したようだ。CCCは順調に行けば20分以下、一方、TimeMachineは1時間近く。あまりにも遅すぎる。なにがおかしいんだろ?
さって困った。何時まで断水なんだろ。

という案内が来た。問題は AM 9:00 〜 PM 12:00 という表記だ。
英語だと from 9:00 a.m. to 12:00 p.m. という書き方が正しく、数字の前にa.m. p.m. を付けるのは誤りである。a.m. p.m. はante meridian と post meridian の略なのでそれぞれの文字の後にピリオドをつけるわけだ。meridian とは太陽が一番高く上がる時ということで正午のことだ。ante/post は前/後のことだ。したがってこの案内の時間のAM~ PM~ は英語で表記したのではなく日本語なのだ。
英語では12:00 p.m.はnoon 正午のことだ。夜中の24時間制の0時はmidnight 正子(しょうし)という。まさに子(ね)の刻(北)で、noon は正に午(うま)の刻(南)というわけだ。
どうやらAM PM の表記はデシタル時計で使うようになり、デジタル時計は正午にAMとPM の表記を変更しなければいけないわけで、11に続く文字は12であって、00ではないからだ。12に続く文字が01なのだ。だからちょうど正午にAP/PMの切り替えと11/12の切り替えが行われるので、正午はPM12:00 となってしまうのだ。
日本の時刻についての総本山である国立研究開発法人情報通信研究機構の「午前12時? 午後0時?」というページでは、法的には「お昼の12時」「は「午前12時」と呼ぶのが正しいと結論している。a.m. p.m. あるいはAM PM については、ほとんどのデジタル時計の表記は正午をPM 12:00 としているが、これは、アナログ時計に0がないからで、これを模したからであるとしている。
ということで、案内のPM 12:00はデジタル時計の表示を使ったとして、朝の9時から正午まで断水ということなんだろうな。
なまじっかAM、PMなどと表記しないで、午前9時〜正午 とすればいいのだ。正午までだよな?夜中の0時までだと、食事の用意も、トイレにも、風呂にも入れないぞ。]]>
武田邦彦のいい加減さ
中部大学の武田邦彦教授というのは、奇をてらって本を書いてもうけている最低の学者だ。
有名なのは、「早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい (竹書房新書) 」なんていうタイトルの本だ。
最近のブログ記事「2015年08月18日「ヘルシー」と「病院」が病気を作る時代(1) 縦割り医療」でもめちゃくちゃなことを書いている。
血圧は体の血の巡りを保つために、末梢神経や腎臓で適切な血流量を決め、その血流量を維持するために血圧を決める。
たとえば腎臓の血流量が不足すると腎臓から心臓へ「もっと血を送れ」という信号が行き、心臓は筋肉を収縮させて血圧を上げ、血を送る。
だって。ひどいね。腎臓の血流が不足すると血圧を上げるメカニズムがあるのは事実だが、腎臓から心臓に信号が行くわけではない。腎臓(正確には腎臓の細動脈)が血流低下を感知してレニンという酵素を分泌し、これが血中のアンジオテンシンII を増やし、アンジオテンシンII が血管を収縮させるから血圧が上がるのだ。「血圧は…決める」というパラグラフ(センテンス)はなんだかわからない。日本語になっていないのだ。何が血圧を決めるのか主語がない。「血圧が血圧を決める」としか読めない。こういうなんだかわけのわからない日本語を、我が大学の学生さんはしばしばレポートに書くんだよね。学部1年生並みの教授だ。恥ずかしくないのかな。
また
血圧を高くすると、それは「体全体としては望ましい・・・ガン、腎臓病、認知症、熱中症が減る・・・けれど血管が破裂する危険性は増える」
なんて、血圧が癌発生率に関係があるようなデタラメを書く。Google で「血圧と癌の発生率」で検索すると、日本語だけど鳥取大学の先生の研究論文がひっかかってきて、高血圧と癌の罹患には関係がないという報告だ。有意な関係がないとなかなか論文にならない。だから論文がないんだろ。国際誌に報告があればこの論文で引用しているだろ。
WH Chow, G Gridley, J F. Fraumeni, Jr. Bt Järvholm. Obesity, Hypertension, and the Risk of Kidney Cancer in Men N Engl J Med 2000; 343:1305-1311. という論文があって、血圧が高い方が腎細胞癌のリスクが高いらしい。しかし腎う癌には関係がないということだ。
E Grossman, F H Messerli, V Boyko, U Goldbourt. Is there an association between hypertension and cancer mortality? AmJMed 112 479–486 2002 でも同じような結論で腎臓実質の癌による死亡と高血圧に関係があるようだが、他の部位ではないらしい。
というわけで血圧が高いと癌になる確率が減るということはない。
これはまずいのでは
今日は大学のオフィスが電源工事で空調も照明も使えないし、代換えの、管理人が比較的自由に使っている実習準備室(本来は骨標本室(模型の骨ね)、これを工作室にした)は床のワックスをかけるので1日中立ち入り禁止。というわけで、家で沈殿している。
ネットでうろうろしていたら、「秒速の療術師」というページにぶち当たった。これは、ひどいね。本人はなんら資格がないのに「体のコリをほぐすマッサージや骨格の歪みを整える骨盤矯正で、筋肉や骨にダイレクトにアプローチ」をうたっている。この人自身のプロフィルに国家試験のある資格はなにもない。民間のなんだかわからん資格とも言えないものしかない。
第一条 医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。
だから違法行為だ。商売にしているんだからな。熱中症対策には塩を20g摂れだって。毎日20gの塩を摂取したら大変だ。水ぶくれ、高血圧になる。
「また腫瘍などは数回の施術で摘出手術を回避できたほどに小さくなりました。」これもひどい。医療行為だ。
経皮毒とかデトックス、波動とかあるページは、これを批判しているのではない限り、インチキページだな。
保健師を名乗りながらいい加減なことを発しているやつもいる。ま、医師免許持っていてもデタラメを言うやつがいるからおなじようなもんだ。ただし、医師の場合、例外はほんの少しで、ほとんどが現役を止めたようなジジイがかってに思いつきを喋っているのが多い。この保健師はまだ若そうだ。
業界が異なると、同じ操作が異なった名称に
業界が異なると、同じ操作が異なった名称になるようだ。事務所のコメントページの文書は絵を貼り付けていたのでコピーしてOCRで文字列にした。オリジナルの文書の改行はデタラメで、詰めるために改行は変えてあるけど文字列は同じなはず。誰かとちがってKClがKC1 にはなってないはず。
MR_DESIGN HP
今回の事態について
今回取り下げた8 点のトートバックのデザインについてはMR_DESIGN のアートディレクターである私、佐野研二郎の管理のもと、制作業務をサポートする複数のデザイナーと共同で制作いたしました。そして、誠に遺憾ではありますが、その制作過程において、アートディレクターとしての管理不行き届きによる問題があったと判断したため、今回の取下げという措置をお願いした次第です。
今回のトートパックの企画では、まずは私の方で、ピーチやトラペルという方向性で夏を連想させる複数のコンセプトを打ちたてました。次にそのコンセプトに従って各デザイナーにデザインや素材を作成してもらい、私の指示に基づいてラフデザインを含めて、約60 個のデザインをレイアウトする作業を行ってもらいました。その一連の過程においてスタッフの者から特に報告がなかったこともあり、私としては渡されたデザインが第三者のデザインをトレースしていたものとは想像すらしていませんでした。しかし、その後ご指摘を受け、社内で改めて事実関係を調査した結果、デザインのー部に関して第三者のデザインをトレースしていたことが判明いたしました。
第三者のデザインを利用した点については、現在、著作権法に精通した弁護士の法的見解を確認しているところですが、そもそも法的問題以前に、第三者のもの思われるデザインをトレースし、そのまま使用すると いうこと自体が、デザイナーとして決してあってはならないことです。また使用に関して許諾の得られた第三者のデザインであったとしても、トレースして使用するということは、私のデザイナーとしてのポリシーに反するものです。
何ら言い訳にはなりませんが、今回の事態は、社内での連絡体制が上手く機能しておらず、私自身のプロとしての甘さ、そしてスタッフ教育が不十分だったことに起因するものと認識しております。当然のことながら、代表である私自身としても然るぺき責任は痛感しており、このような結果を招いてしまったことを厳しく受け止めております。今後は、著作権法に精通した弁護士等の専門家を交えてスタッフに対する教育を充実さぜると共に、再発防止策として、制作過程におげるチェック項目を書面化するなどして、同様のトラブル発生の防止に努めて参りたいと考えております。
また過去の作品につきましでも、問題があるというインターネット上のご指摘がございますが、その制作過程において、法的・道徳的に何ら問題となる点は確認されておらず、また権利を主張される方から問い合わせを受けたという事実もございません。お取引先の方々、そして権利等を主張される方からご連絡等があった場合には、引き続き誠実に対応させていただくつもりです。
なお、東京オリンピック・パラリンピックのエンプレムについて、模倣は一切ないと断言していたことに関しましては先日の会見のとおり何も変わりはございません。東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムはMR_DESIGNで応募したものではなく、私が個人で応募したものです。今回の案件とは制作過程を含めて全く異なるものであり、デザインを共同で制作してくれたスタッフもおりません。
今まで携わった仕事はすぺて、デザイナーとして全力を尽くして取り組んでまいりました。このような形で、応募されたお客さま、クライアントさま、そして関係者の皆さまには多大なご迷感とご心配をおかげしたことを、大変申し訳なく思っております。今回頂滅したご批判を忘れることなく、デザイナーとしての今後の仕事、そして作品を通じて、皆様のご期待に全力をあげ応えていく所存です。
2015 年8 月14 日佐野研二郎
やっぱし。部下がやったことだという言い訳だ。
どうやらデザイン業界では、パゲットを回転させて一部を切り貼り付けた、BEACHという板の看板をそのまま貼り付けたのを、コピペではなく、トレースというらしい。トレースとは、例えばトレーシングペーパーのような半透明な紙を、元になる絵の上に置いて、輪郭を主に、中の模様もなぞることと思っていたが違うようだ。もっとも輪郭をなぞるのに現在ではシャウカステン(Schaukasten)なんか使わないでPhotoshopでやるだろうな。
「チェック項目を書面化」というのは、このデザインはコピペではありませんとかいうことを部下に書類に書かせるということなんだろうな。
デザイン事務所で作成した作品も、個人で作成したのも、同じ個人名というのがおかしいんだよね。MR_DESIGNという事務所を持っているんだから個人名でなく発表すればいいのに。多分この、佐野研二郎というボスが事務所の若手デザイナーに圧力をかけて、「X日までにバッグのデザインを一人あたりY個作れ」とか命じた結果なんだろうね。で、若手デザイナーは自分の独創的な絵を作っても佐野研二郎作となっちゃうんだったら、やるせないよね。スピンアウトするのは当然だよね。
過去にも一切盗作はありませんと記者会見でいっちゃったんで、嘘ついたと判断され、あっちは一人で考案しましたと言っても、信用されないだろうね。
責任を痛感した というが、これはスタッフ教育に対する責任というつもりなんだろうね。個人名で発表しているんだから、この業界の通例なのかもしれないけど、発表者個人が盗作の責任を負うべきだよな。大学教授職をさっさと辞任したら、あとから懲戒免職相当と、O氏と同じ処分になるかもね。
大学院学生の行った研究論文を、指導教員単独著者名で発表することはあり得ないけど(ときどきあって、訴訟になっているね)、なんらかの事情で単著で発表し、その論文のデータが他論文のコピペだったとき、それは大学院学生に手伝ってもらったデータで、チェック不十分でした。研究倫理教育が不十分でした、なんていったら懲戒免職だよな。


