ため息 のすべての投稿

皆さんは大学での講義(座学)中なにしていた?

拙ブログ管理人は、これまで常勤・非常勤という立場で複数の大学等で講義をしてきた。現在はどうなっているかわからないが、20年以上前の国立大学医学部は1学年の定員が100名前後で、講義に出席しているのは3,4割だった。出席などもちろん記録しない。医学部に限らず当たり前だったように思う。常に出席する学生と、常に欠席する学生とがいたわけだ。当方の学生時代は後者だったのだ。だから成績簿はカフカ全集だったのだ。

科目によって異なるが、医学部は教員スタッフが多いので1教員が通年の30回、あるいは半期の15回全部の講義を担当することはあまりなく、交代したり専門分野の非常勤講師が担当したりすることになる。非常勤で教えに行くと、受講する学生がs少ないので、責任教員が非常勤の先生に恐縮しておわびすることになるのがしばしばあることだった。非常勤の先生がそれなりに有名だと教室が該当学年の学生以外がいて満員になったりする。いわゆるオムニバスの講義では、あまり講義をする機会のない臨床の講師の教員が学生が少いと怒ったりしたこともある。毎年、講義するわけではないときは、1回の講義のために、臨床業務の合間に準備するわけで、教室に来たら20人しかいないなんてことになると、怒るのもよくわかる。

出欠を記録するのに、拙ブログ管理人がかつて勤務してい大学では、学生名簿が事務室にあって、講義のときこれを持参して、講義中、学生が自分の欄にサインするという手順を一時期やっていた。これで出欠の記録を取るわけだ。1科目を複数の教員が担当するので、この出欠簿は講義終了時に事務に返却する。しかし、だれも出欠をカウントしない。そんなことをする人手がないのだ。問題児が出てきたとき、初めてそいつがどのくらい講義にでていたかを調べるわけだ。代返が簡単でチェックなどしない。代返もしてくれないことのほうが問題だった。

要するに、授業に出てこなくてもいいけど試験は通ってちょうだいねというスタンスであった。昔も今も、どの大学でも学則で1/3以上の欠席には単位を与えないことになっている。古くからある国立大学では、今は知らないが、昔は有名無実の規則であった。

それに比べ中小大学では文科省の監督が厳しく、大学がいい加減にやっているということが知られているので、出欠をきちんと記録しなければならない。中小私立大学は文科省に睨まれたら存続の危機になるからね。日大はでかいからいいかもしれないが、それでも国からの補助金がないと大変だ。

高校のように講義の前に、学生一人ずつ名前を読んで出欠をとっていたりしたら時間がもったいない。学生証はフェリカのカードになっているから、読み取り機を各教室に備えて出欠の記録を取る大学が多いと思う。これだと人手を必要とせず、予め設定してあれば自動的にカウントされるわけだ。

このシステムでは、一人の学生が複数の学生の学生証を持ってきて記録することになるわけだ。学生は輪番で行ったりしている。教員だってわかっているから、時々、そのような学生をみつけてとっちめることになる。学部長のお説教ですな。

現在当方が勤務している大学はそんな設備がない。金がないのだ。でも出欠の記録を確実にとらないと文科省に怒られる。出欠は大学が用意した市販のシステムに教員が毎回入力する。しょうがないから教員が毎回出欠を毎回とるわけだ。新型コロナウイルスのため、教室ドアが換気のため開放されていて、他の先生の講義の様子がわかることがある。口頭で学生名を読み上げて出欠を撮っている教員もいる。当方は、名簿を回覧してサインしてもらうことにしている。1クラスの人数が少ないのでこれでいい。講義終了時、小テストを実施するので学生はすぐ席を離れない。このとき頭をカウントするのだ。必ず代返で友人のサインもする学生が出てくるわけで、頭をカウントして一致しないと、名前を読み上げて確認するのだ。1回これを実施すると、当方の講義では代返はできないというのが、ほかのクラスにも伝わって、代返することはなくなる。

こんなことまでして出欠を記録しないといけないのは当方の大学が中小の大学だからだ。だから、学生は、聞きたくもない講義に出席しないといけないことになる。記録をとっているので欠席数が多いと試験も受けられず単位の取得ができない。文系の大学と異なり資格を取得する大学なのでほとんどの科目が必須科目で、落とすとほぼ確実に留年になる。

いやいや出席せざるを得ない講義では、学生さんは何をする?あなたは何をしていた?

①最後尾2列の学生さんはスマホをいじっている。上に述べたように教室のドアが開放されているので、廊下を通ると、最後尾の学生が講義中にスマホをいじっているのがよく見える。

②寝る。午後1番の講義は、学生さんはバタバタ倒れている

③内職する。ほかの講義で出された課題を書いている。最近はレポートはワープロで仕上げて提出が多いので、ノートパソコンを使って講義中にレポートを書く学生はまだいない。手書きで埋めるような課題を書いている。

④前後左右の友人とおしゃべり

当方の講義では②は妨げることはできない。①③④はわかるので「ほら、そこのお兄ちゃん、おねーちゃん、講義に興味がないのなら、寝てなさい、他の人の邪魔するな」と該当学生を指差して注意する。これを2回位すると、②以外はほとんどない。

寝ている学生を起こすべく、簡単なデモ実験をする動画を見せると、一斉に顔をあげて注目するのだが、終わると一斉に頭が落ちる。興味がないのだろう。当方は落語を演じているわけではないから、あきらめている。

ところが、昨日は、前から2列目に座っていた学生が、講義のために予め配布した資料を机の上に広げることもなく、文庫本を講義の始めから最後まで読んでいるのだ。もちろん、講義中に関係のない本を読んでいる学生はこれまでにもいたが、そのようが学生はずっと後ろの方の席についていた。今回は、目の前の2列目にいるのだ。何が目的で大学にきているのが 理解できない。興味がないのはわかるが、それなら後ろの方に座っていて、当方の目に入らないでほしい。興味がない、しかし出席しないと単位がとれない、だから来ているというわけだ。知らない情報がでてきて、しかも資格試験に必要な情報なんだから、ちょっとでも聞いておいたほうが、後に国家試験勉強をするときに知らない単語がでてきて、勉強し直すよりはるかにましだと思うわけで、またそのように伝えているわけなのにね。講義中、注意することもなく、終了時に、何故に大学に来ているの?と聞いたけど返事がなかった。それでいいの?といったらいいとのことでした。聞きたくないやつは出てけなど言うことはないけれど、気分がいいわけではない。せめて後ろの方に座っていてほしい。

講義、寝る、スマホ で検索したらこんな記事があった。つまらない講義で時間がもったいない、暇つぶしに邪魔にならないようにスマホであそびましょ、内職しましょという記事だ。馬鹿じゃないの。出席しなければいいのさ。単位放棄すればいいのさ。

授業中の「スマホ使用禁止」は教師の怠慢だなんていう記事もある。教員たるもの学生の興味を引くためのパフォーマンスが大事だという主張だ。御冗談を。落語家じゃないんだからね。スマホが大事なら講義など出席しなければいいのさ。プレゼンの方法が大事だという意見はわからないわけではないが、内容の方が大事さ。わかりにくい授業だってありなのさ。わかりやすいだけが講義の価値ではないのさ。

恒例新年会

新型コロナウイルスのため、昨年は開催できませんでした。今年も、じわじわ感染者が増えているようですが。少ないうちにやっちゃえということで開催しました。

突き出し:クリームチーズと酒盗、ホタテ貝柱に抹茶と明太子、鳥ササミとアボカド、醤油わさび
刺身盛り合わせ:中トロ、タイ、ブリ、サーモン、ホッキ貝

ヒラメの薄造り

ローストビーフ:2kg

お煮しめ:さといも、ほししいたけ、にんじん、こんにゃく、ぎんなん、たけのこ、きぬさや、とりもも

なます

チキンの赤ワイン煮:鶏もも肉ぶつ切りを炒めた玉ねぎスライスに加え、赤ワイン、ケチャップ、しょうゆ、ウスターソースで煮込む。


市販のおせち

チーズケーキ

4つの家、各2名、合計8名の予定でしたが、1名欠席でした。飲んで食って大騒ぎ。くたびれました。どう考えても食料が多すぎた。

んで、ローストビーフの半分はお持ち帰り。チーズケーキは2つ作ったのだが、1つはお持ち帰り。おせちはいらないだそうで。残り物の始末に何日かかるか…とほほ。

2022年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

旧年中は、多くのコメントをいただき、ありがとうございます。

本年も、このブログは維持していく所存ですので、多くの批判、ちょっぴりでもいいので賛同のご意見がありましたらお願いいたします。またご自身のご意見を表明するのに、全く関係のない話題なら別ですが、コメント欄をご自由に利用ください。

残念なことにペル丼氏は、ご自分のブログには書けないような恥ずかしいコメントを相変わらず投稿してきますので、本年も検閲対象とし、ゴミ箱に捨てることになるでしょう。

と、ご挨拶とつまらないことはさておき、皆様には幸多くの年となることをお祈りしております。

そんで、朝8時なのにお屠蘇と称するお酒を飲んで、駅伝をコタツに潜り込んでみかん片手にTV観戦という例年通りの元旦ですが、今食べている当家のお雑煮には以下のようです。

昆布、カツオだしの醤油ベースで、人参、大根の短冊斬り、鶏もも肉、かまぼこ、餅は長方形を焼いて、せり、イクラでございます。ゆずの皮を添えます。関東、東北系ですかね。

さて、学とみ子のデタラメ記事を、新年早々、学とみ子が31日夜に記事をアップしたので、以下にこれから書くことになるわけです。

さて、大晦日の学とみ子の記事、ため息ストリーは、わざとやっているのか?天然でなく作為的ですは、このタイトルからして意味不明です。「わざとやっている」とは、正しいこととは異なる意見を敢えて書いているということでしょうか?天然とは、そのアホらしさがわざとではなく、生まれつきであるということですが、そうではなく敢えて誤った意見を当方がのべているということのようです。あたかも学とみ子の意見が正しく、これがわかっているのに、あえて意識して反対意見を演技で述べているという意味のタイトルなんでしょうかね。そう考えているとしたら、それこそ学とみ子の方が天然のアホなんですな。反論のための反論を構築しているわけではありません。明らかに根拠のないデタラメを当方は批判しているわけです。

「一言居士さんが引用してくれた博論ですが、…」と以下に紫字の転載があります。この紫字は一言居士氏の 「11jigenが公表した日本語の博論概要」とする博論概要が転載されている記事があって、ここからさらに転載したものです。どうして学とみ子は原著をあたらないのでしょうか?早稲田大学はすでに小保方氏関係の公開文書は削除していますが、小保方氏博士論文概要の魚拓やもう一つの魚拓があります。また博士論文の論文審査報告書の魚拓もあります。早稲田大学のページがなくても、話題になったのですから誰かが魚拓をとってます。11jigen氏のページに早稲田大学のページのURLがあるのですから魚拓から探すのは簡単です。

この小保方氏が書いた紫字の文章を読み、学とみ子は「当然、小保方氏はこうした過去の文献データを参考にしています。…ですから、論文としてアクセプトされるのですね。」 ← は?この博士論文の概要を読んで「論文としてアクセプト」とはどういういみでしょ?早稲田がアクセプトしたということでしょうか?「小保方氏はこうした過去の文献データを参考」としていますが、肝心の博論のIntorductionには引用文献が全くない、NIHのWeb site 記事のコピーだったということについて学とみ子はどのように評価するのでしょうか?お聞かせください。早稲田大学の審査員が素人だからわかりやすくしたなどというのはありえないことですよ。博士論文を書いたことがあるのだから、Introduction とはどのような意味のある部分なのか理解して書いたのでしょ?

「小保方氏が持参した着後すぐのスフェアをいれたという証拠はありません。」
「しかし、小保方氏が故意に入れた」
この連続した2つの文の「入れた」は「何を、どこにいれたのか」同じではないと思えるのですが、学とみ子の日本語のレベルではこのような意味不明な文章になるのが当然なんでしょうね。多分前者はスフェアを入れたのですから入れた先は胚盤胞の胚ですね。後者は、小保方氏はキメラ作成のためにスフェアを入れてないのですから、ES細胞を培養皿に入れた、でしょうね。

「小保方氏が持参した着後すぐのスフェアをいれた」が「小保方氏しか作成できないSTAP細胞を胚盤胞の胚に注入した」ということだとします。小保方氏が持参した細胞をすぐに使ったという証拠は①「あの日」に小保方氏自身が若山氏とスケジュール調整して実施したとある、②撤回された論文にはday7という記述ばかりで、それ以降は死に行くとあるから7日以上培養して使ったということは考えられない(一部キメラ作成効率比較のため10日間の培養がある)③論文の記述基づき、あるいは小保方氏の意見を聞いて理研は小保方氏と共に検証実験を実施したわけだが7日間の培養しかしていない。持参されたSTAP細胞をすぐに注入したのだから、混入したのが若山氏の実験レベルではありえないと桂調査委員会は判定し、ES細胞が混入したのは7日間の培養時期であるとしたので、この7日間に培養器へだれでもがアクセスできたことを桂調査委員会は問題にしている。学とみ子は若山氏に手渡されてからES細胞が混入したと主張するが、その根拠が示されたことがない。

このあと、ES細胞汚染の記述があるが、STAP事件では、調べたSTAP幹細胞すべてがES細胞由来であり、しかも3種類のES細胞であったわけだ。これを見て事故での混入と考えるのは学とみ子だけである。学とみ子は事故で混入したと主張するだけで、その根拠は単にES細胞は増殖能力が大きいからだけである。

「理研には、ESねつ造説を作った学者、それを信じた学者、勢力構想に利用した学者たちがいました。」 ← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。そのような学者が理研にいたという根拠を示せといっても示したことがない。事実ではないからである。

「首相が直接任命する参与という政府の職などがあって、こうした人たちはESねつ造説を信じ、理研裁定に圧力をかけたのでしょう。」← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。当時の安倍政府はSTAP細胞を利用しようとしたことはあっても、捏造にしろとの圧力をかけたとの証拠はどこにもない。

「政府関係者たちにESねつ造説を吹き込んだ学者たちは、今も熱心にESねつ造説を維持しようとしているでしょう。」 ← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。そのような学者とは誰でしょ?

「ため息さんもそうした一人ですね。とても思考が単純で、素人をだませればよいという感がみえみえです。」← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。名誉毀損もはなはだしい。当方に政府関係者の知り合いなどいない。素人をだましているという証拠を示せ。できないだろ。根拠のないデタラメを書くのはいい加減止めてほしい。学とみ子のデタラメを信じるバカがでてくるからね。

澪標さんが紹介された東京大学医科学研究所システムウイルス学分野のSato Lab のオミクロンの論文について当方がコメントしました。このコメントを読んで学とみ子は、当方のコメントは誤りである、メッセージがないとけなしています。
「著者は、自らの基礎データから、オミクロンは軽症化していく可能性が高いと言いたいのですね。」
いえ、「オミクロンは軽症化していく可能性が高い」などとは書いていません。英文論文を読むのが面倒な方はSato LabのTwitter


にかれらの主張が書いてあります。決して「オミクロンは軽症化していく可能性が高い」などという意味不明な表現はどこにもありません。「ウイルスの軽症化」とはなんでしょ?ウイルスが病気になるの??これが医師の発言する言葉でしょうか?
著者はオミクロン株はデルタ株に比べ病原性が低下=重症化を招きにくい といっているんですよ。なにが軽症化なんだよ。

「>伝染性は指数関数的な関係に…のが主旨ですね。」と当方の文を変なところで切って引用しないでほしい。誤解を招くだけだろうが。病原性と伝搬性の患者数との関係を論文にあるように書いたのだから、その一部だけを勝手に切り分けるな。

「ただただ、論文を読むセンスがため息さんにないのです。」 ← 何を言っているんでしょ。学とみ子はセンスどころが、正しく読む能力もないのにですよ。人を批判できる立場にいるのかよ。

「英英辞典を持ち出して、丹羽論文を解釈しようとする手法と同じです。」 ← バッカじゃないの?まだ理解できないの。are found は丹羽氏総説の解釈の問題ではないのだ。英語の問題なのだ。学とみ子が中学生でもわかる be found の意味がわからないだけなのだ。

「学とみ子は、成功したキメラ作製実験では、スフェアを一旦、培養した後に注入したのではないか?の可能性を考えています。」 ← 白昼夢を見るのは勝手だけど、根拠もないデタラメを書くな。だいたいキメラ作成に成功したという事実はないのだ。論文は撤回されたのだから、そのような事実は著者も科学的に発表していないのだ。まだわからないのか。

「他の実験では、day7なる言葉が出てきますが、キメラの時には出てきません。」 ← また、嘘を書く。Article Extended Data Figure 7 | Generation chimaeras with STAP cells. b の表にある。論文読んでないのだな。

「general にはいろいろな訳があり、長官もあると、澪標さんさんから頑張れ学さんにも経緯を言ってくれませんか?」 ← 自分で辞書等でしらべてみろ。用例があるのかよ。誤りを指摘され、反論できないと「単なる嫌がらせ」にするのかよ。

学とみ子は「さすがに書き換えたんですかね?」といって、当方の発言を2つ転載していますが:

< 当方は、彼らのSTAP細胞とは、酸に浸したら、たまたまOct3/4が発現した一部の細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞…Oobe曰くの寝る間も惜しんで、先生たちを騙したわけですな。

当方の言うこと…酸に浸したらたまたまOct3/4が発現した細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞ではないのですか?

と書き換えていません。内容は全く同一でしょ。両方の文とも存在しますよ。

そんなことより学とみ子のSTAP細胞とはどんな細胞なんだよ。何回も聞いているのに答えがないよ。https://nbsigh2.com/?p=22479にあるように3つの要件「、①関係者は事故・エラーではないしキメラができる可能性はないと思っているから再現実験はしない、②著者の一人がSTAP細胞は仮説だ(実態はない)とした、③作成したとするキメラ、STAP幹細胞、テラトーマはES細胞由来だった」を踏まえていってみろよ。読んだのだろ?当方はどんな細胞か書いたぞ。学とみ子はどのような細胞とおもっているんだよ。

「笹井氏が仮説に戻ったとイメージしているものは、ため息さんの想定するものとは違うと思いますね。」 ← はあ?この笹井氏の記者会見で「笹井氏は、”STAP細胞の能力がキメラ・幹細胞にもなる”という仮説を持っていて、それが否定されたことを知ったんですよ。」のではなく、また「”STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる”という仮説を笹井氏は捨てました。」のでもなく、「分化した細胞から全能性のある細胞が致死的な刺激をあたえるとできるという説が仮説になった」と言ったのですよ。本心ではfake実験だったのではと思ったのかもしれませんが、あのときはこのような表現しかできなかったのですよ。「”STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる”という仮説」とはなんだよ?著者等が掲げたのは「分化した細胞が刺激で初期化されるという仮説」ですよ。「STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる」は仮説ではなく初期化の証明方法ですよ。ホントに学とみ子は著者等が唱えた「STAP細胞」を理解できているの??バカなんですな。

「桂報告書はそこまで(7日間の培養時に混入したと)言ってないと思います。」 ← だったら、桂調査委員会は培養器にだれでもアクセスできるなどと言及するのさ。都合のいいようにばかり解釈するな。

「調査員間での合意が無いまま、書き上げられたのが桂報告書です。」 ← バカじゃないの。公式の報告書が委員の合意がないままに書かれたというのかよ。意見が違うのなら異なった意見を併記するのがあたりまえだ。そんなのはないから、委員全員が合意したことが書いてあるとするのが当たり前でしょ。その後、委員から報告書とは違った意見がでてきたのかよ。学とみ子の妄想通りの報告書ではないから、報告書の解釈を捻じ曲げているわけですね。バカですね。

「誰も見ていないのだから、”7日間の培養中に混入した”なんて言えるわけがないでしょう。」 ← STAP幹細胞もキメラもES細胞由来だったわけだ。どこで混入したかを実験者に聞いたわけだ。もっとも責任のある事件者が答えないのかわからないとしたのかわからないけど、混入時期の証言がないから、推測したわけでしょうが。もっとも合理的なのは若山氏に渡されたときはすでに混入していたという推測なわけだ。若山氏が関与しないテラトーマもES細胞由来だったからな。「7日間の培養期間」というのは若山氏に手渡すまでの期間なのは自明なのだ。

「来年も、STAP細胞にまつわる考察を続けていきましょう。」 ← 事実、根拠、証拠のない考えを妄想というのだ。考察は事実に基づいて考えることなのだ。論文の考察 Discussion て書いたことがないのか。意見を書きたいのなら、根拠を添えて説得できるように書け。事故で混入したなどと根拠のないことを言うな。

Cheesecakeを作った

Cheesecakeを作った。16 cm を2ケ。正月のお客様用。

1ケ分:クリームチーズ 200 g、サワークリーム 100 g、生クリーム 150 ml、グラニュー糖 60 g、卵 2ケ、味がついてないクラッカー、バター 30 g、レモンの皮、バニラエッセンス、ブランデー
クラッカーをフードプロセッサで粉々にして、溶かしたバターとブランデーを加えてしっとりしたら16 cm のケーキの紙型の底に敷き詰める。ケーキの紙型の底と周囲はクッキングシートを切って敷く等、ケーキ材料が直接紙型に触れないようにした。

材料をすべてフードプロセッサに入れて撹拌して、クラッカーを敷いた型にながしこみ、170度に予熱したオーブンで170度で45分。オーブンには水を張っておいた。

学とみ子のSTAP細胞とは何?

学とみ子はため息さんは、全くSTAP細胞理解ができてません。学とみ子は、(STAP細胞の性質について)あちこち書いてます。としてますが、そのあちこちがわかりません。学とみ子のSTAP細胞とはどんな特徴のある細胞なんでしょうね?

前にも書きましたが、学とみ子は

STAP実験は、どこかに実験手技でのミスがあった事に、実験関係者皆が気付いたから、論文は撤回されたので。もし、本当にSTAP細胞が幹細胞になれたり、キメラになれたりの可能性があれば、研究者は再実験を繰り返して、あくまで成果を求めるはずです。

というわけですが、関係者のだれも再現実験は、理研が命じた再現に失敗した検証実験以外に、自主的に実施していません。お一人はなくなったのでいたしかたないですが、丹羽氏、若山氏ともに再現実験を実施したのと話はきいていません。第三者が桂調査委員会報告書がでたあと再現を試みたという話も聞きません。したがって、この学とみ子の論理に従えば、誰も成果をもとめることはしない、即ち実験ミスとは思っていない、キメラの可能性があるとは思っていないということです。つまりSTAP細胞なる初期化された細胞を作ったというのは虚構であったとしているわけです。この論理、学とみ子、Ooboeは理解できますか?

学とみ子の日本語には欠陥があるのが知られています。たとえば「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」と小保方氏擁護の方が書く文章とは思えないものが、記事の最後の締めに書いてあるわけで、自分でこの文章の意味がわかって書いたとは思えないわけですね。このような日本語に不自由であることを示す過去があるので、上記の文章も当方が解釈したのとは違うかもしれません。

いずれにしろ、再度書きますが、当初の発表ではSTAP細胞とは初期化され全能性のある細胞でした(2014年1⽉29⽇ 理研プレス・リリース)。それが著者等による論文撤回で提唱されたSTAP細胞の存在の証明はなくなりました。笹井氏によれば仮説に戻った(3分20秒あたり)わけです。第三者の学とみ子が言うわけではなく、当事者が論文撤回をもって、STAP細胞とは仮説に戻ったと言っているのですから、その存在は証明されていないことになります。

また、さらに残された標本を調べたらES細胞由来だったという結論(桂調査委員会報告書)でした。ここまでは事実ですね。

ここまでの事実、①関係者は事故・エラーではないしキメラができる可能性はないと思っているから再現実験はしない、②著者の一人がSTAP細胞は仮説だ(実態はない)とした、③作成したとするキメラ、STAP幹細胞、テラトーマはES細胞由来だった、は学とみ子は認めるのでしょうね。この3点を学とみ子が否定するのなら根拠を示して反論してください。もしこの③点を認めるのでしたら、これに立脚した「学とみ子のSTAP細胞」を解説してください。

当方は、彼らのSTAP細胞とは、酸に浸したら、たまたまOct3/4が発現した一部の細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞 だと思っています。それなのに、初期化している証拠にメチル化がないとか、増殖できるとか、予想と違うと予想に近いデータになるようにするとか、Oobe曰くの寝る間も惜しんで、先生たちを騙したわけですな。

再度お願いします。学とみ子はSTAP細胞とはどんな性質を持った細胞だと思っているのでしょうか?あちこちに書いたといっていますが、そのあちこちがみあたりません。書いてあるのならそのURL等を示してください。できないでしょうね。そんな”学とみ子のSTAP細胞”など語ったことがないのですから。

多分、自分の発言を探すのができないでしょうから、どんな細胞であるか、あらためて示してください。もちろん根拠を添えてください。妄想は聞きたくないですからね。細胞は生き物で物理化学実験とちがい、ばらつくのよという話はなしですよ。そんな話は科学ではないですからね。

ワクチン接種証明アプリ

厚労省 ワクチン接種証明アプリ

をダウンロードし、マイナンバー・カードを読み込ませて証明書を作成しようとしたら、ワクチン接種記録が0回とでてきた。

ん、で、役所に電話で問い合わせたら、ちゃんと接種記録があると言う。どないなってんや?

再度、トライしてくれとのことで、今は出先なので手元にマイナンバー・カードがないから後日ですな。

感染者接触を知らせるアプリ

とやらも、まともに動いたんだろうか?インストールしたけど、接触したとのメッセージは、幸いにも?出たことがない。

[ 追記 ] 2021.12.24
再度テストしたら通りました。

上の青いバーをタップするとQRコード(二次元コード)や氏名生年月日が表示される。

WordPress Plugin等の脆弱性

WordPress のPlugin と Theme に脆弱性があって攻撃されているらしい。
Plugin:
Kiwi Social Share (バージョン2.0.10以前)
WordPress Automatic (バージョン3.53.2以前)
Pinterest Automatic (バージョン4.14.3以前)
PublishPress Capabilities (バージョン2.3以前)
Theme:
Shapely (バージョン1.2.8以前)
NewsMag (バージョン2.4.1以前)
Activello (バージョン1.4.1以前)
Illdy (バージョン2.1.6以前)
Allegiant (バージョン1.2.5以前)
Newspaper X (バージョン1.3.1以前)
Pixova Lite (バージョン2.0.6以前)
Brilliance (バージョン1.2.9以前)
MedZone Lite (バージョン1.2.5以前)
Regina Lite (バージョン2.0.5以前)
Transcend (バージョン1.1.9以前)
Affluent (バージョン1.1.0より前)
Bonkers (バージョン1.0.5以前)
Antreas (バージョン1.0.6以前)
NatureMag Lite (修正バージョンなし)

このブログではどれも使っていない。

macOS Monterey 12.1 にバージョンアップが提供されているのに、このMac Book Pro は12.0.1 なのに最新の状態となっていてバージョンアップされない。どうしてだ?

移行できたのはいいのだが…

一見、引っ越しはうまくいったようだったのだが、たくさん手直しをしないといけない。

記事本文が

![CDATA[ ]]

に囲まれて全く表示されていないか、一部だけ表示されることになってしまっている。

コメントはそのまま移転できたようだ。

図。写真が古いサーバにリンクされているから、これをこのサーバに保存されている図にする必要がある。wp-content の upload directory にすべて転送されているようなのだが、このフィアルにリンクされていないから、直す必要がある。
http://seigi.accsnet.ne.jp/sigh/blog を https://nbsigh2.com に置換する必要がある。

この際なので管理していた2つのサイトの静的なページも移行したのだが、古いページはshift-jis で書いてあってこれをすべてUTF-8に変更する必要がある。昔のページはMicrosoft FrontPageとかAdobe GoLiveとか、で作ってあり、もっと古いのは何で作成したのかソースを見るとめちゃくちゃなわけだ。

写真が表示されないので見たらファイルが壊れている。どっかにオリジナルがあるはずとさがしたけど、オリジナルと思われるファイルも壊れていた。オリジナルといってもサーバにアップしてからのサーバのバックアップだからな。どこにあるだろ?

時間がかかるな。

静的なWebページのお作法は

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">

<html lang="ja">

	<head>
		<meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=shift_jis">
		<meta name="generator" content="アプリの名前">
		<title>なんちゃらページ</title>
	</head>

で始まるわけだ。charset=shift_jisは昔の定形だったのだが、現在ではcharset=UTF-8 なのだから変換する。shift_jisのページはブラウザの方で「テキストエンコーディングを修復」(Firefoxの場合)などを選択して文字化けで表示されるのを治すことができるが、最初に開くときは文字化けになってしまうから、全部のページを修正しないといけない。なおかつページ自体をUTF-8のコードにする必要がある。複数のファイルを選択し、shift-jis を UTF-8のコードに書き換えるアプリというのはあるが、書いてある「charset=shift_jis」を「charset=UTF-8」にすべて書き換えてくれるアプリはみつからなかった。手作業だったのだ。650ページを超えている。全部変換するのに3日はかかった。https://nbsigh.com/seigi/cooking/のページね。

今度はブログにある図、写真のリンク先を変更しないといけない。現在のほとんどは、以前のサーバにリンクしている。以前のサーバが生きているから、現在のところ問題ないが、以前のサーバが死んだら図、写真が表示されない。新しいサーバにすでに保存されているのだが、リンクを新しいサーバにある図。写真に変更しないといけないのだ。ブログは十数年もあるから、全ての記事に図や写真があるわけではないが、面倒だ。また記事、特に最近の記事にあるリンク先が、以前のサーバの記事やコメントになっているから、これも修正しないといけない。これも手作業だ。基本的にはhttp://seigi.accsnet.ne.jp/seigi/blog/ をhttps://nbsigh2.com/に置換するわけだ。このあとに続く記事やコメントの番号は変化がないはず。だから記事をeditで開いてからの手作業になる。データベースにある文字列を検索・置換など、自前サーバじゃないからできないからね。

引っ越したとき、記事のID numberはそのまま引き継がれたが、コメントのID number は新規に割り振られてしまったので、記事やコメントにコメントのリンクがあったら、該当コメントには直接たどり着けない。コメントのある記事に飛ぶ。最近のコメントは1記事につき100件近くあるわけで、探し出すのが大変だ。対応するようにリンクのコメントID number を修正するのは…できそうにない。

[ 追記 ] 2021.12.30

2014年以前の図、写真が表示されてない。これは、多分前の移転のとき取り残したのではないか。バックアップHDの以前のblogのコピーがあったので回復した。これでリストアは終了だ。

復活しました

12月5日昼頃、サーバの設定をいじっていて、バーチャル・ドメインを誤って消してしまってブログもメールも使えない羽目になりました。当方のミスです。自前サーバだったらどうやってリストアするかはわかるのですが、レンタルサーバだと勝手がわかりません。

Webページの問い合わせ欄から連絡したのに、日曜日なので応答がなく。電話もつながらず、ようやく月曜日の17時すぎにメールで連絡がありました。わかりきっているだろうという雰囲気のメールでサーバのファイル構成などわからないわけで、おたおたして、わからないと再度メールを送ってもらったわけです。それでももう夕食時をすぎ、あっちも就業時間を過ぎているから対応してくれないということになり月曜日は何もできないことになりました。

メールをみて同じドメインを再度作成していいようなのでドメインを再度作成し(この辺がわからなかったのです。再度同じドメイン名を作成していいのか、作成した場合、前のファイルがなくなることはないのか?等々)、まずメールをリストアしたわけです。リストア元は、ドメインを消す前のバックアップでなければいけないのですが、最新のものからリストアしたら、ドメインを消したあとのバックアップだったので、その前のバックアップからリストアしました。メールアカウントごとにリストアする必要があって、これもよくわからなくて、おたおた、月曜日の夕食時にリストアに成功しました。ブログのほうは、これもよくわからなかったのですが、リストアすると、当方が見える場所にバックアップフォルダができ、この中身を、公開しているディレクトリにコピペすればいいのです。そのままコピペができるのか、一度ダウンロードしてアップロードすべきか、わからなかったのですが、管理画面でコピペできるのがわかって無事リストアできました。仕事があるので火曜日の昼休みにようやく回復できました。

WordPress が英語版になっちゃって、設定から日本語を選んでも日本語表示にならなかったのです。管理画面だけが英語なので問題はないのですが、もとに戻したく、ウロウロしました。結局、WordPressの日本語バージョンを再度インストールしたら問題なくなりました(火曜日、昼休すぎ)。それでもまだ一部英語表示が残っています。

というわけで、わかっていれば1時間でリストアできる操作でしたが、日曜日、午後だけではだめで、月曜日と火曜日の仕事の合間に、おたおたやってリストアに成功しました。

おさがわせし、またコメントのチャンスを提供できず、申し訳ありませんでした。旧サーバがまだ生きていたので、最低の連絡はできたかと思います。
コメントはとりこぼしていないと思いますが、コメントがなくなっちゃったということがありましたらお知らせください。

are found …

学とみ子のブログに書いてあるデタラメ、特に英語論文紹介のデタラメの原因は
①正しい日本語の表現ができない
②英語をまともに理解できない
のどちらか、あるいは両方かと思われます。

①の正しい日本語が使えないというのは、国内最高の教育を受け、なおかつ博士号を有する方にはそのようなことがあるとは信じられないので、学とみ子の文章をまともに解釈するわけですが、この考えはこれまで何回も裏切られてきました。
②の英語文章がまともに理解できないというのは、英語nativeではないからしょうがないかもしれませんが、それでも英語論文の著者なのだからありえないと普通は思うわけですが、どうやらこれも違うようです。

かつて、そんな訳はデタラメだという複数の方からの指摘のあった学とみ子の記事は、訂正されることがないので、再度持ち出したところ、訂正の必要などなく、当方等の指摘の方が誤りであるとの返事でした。そこで、学とみ子の言い分の追記「今回問題になったのは、”引き継がれる”の表現です。」以降の記述と、以下の当方の学とみ子の誤りを指摘した記述、どちらが正しい・説得力があるかを読者の方が判断していただければいいかと思います。

そもそもは丹羽氏の総説の10ページ目にある「Evolution of the TF network」の項の

Among the TFs of the TSC-specific network, the evolutionarily conserved functions of Sox2, Eomes and Cdx2 are found in neuroectoderm, mesoendoderm and definitive endoderm,respectively (Box 1, Glossary) (Sasai, 2001; Beck and Stringer, 2010; Probst and Arnold, 2017), but they cooperate together to define an evolutionarily new cell type, the trophoblast. Such flexibility in the combination of TFs could be a result of the flexible design of a TF network.

TF(s):transcription factor(s):転写因子
TSC(s):Trophoblast stem cell(s) :栄養膜幹細胞(将来胎盤の胎児側の組織を形成する)
文字の色は学とみ子が付けました。

学とみ子の英訳(2020/09/29)

TSに保存された転写因子Sox2, Eomes Cdx2 が、その後の内、中、外の3胚葉系の細胞分化、neuroectoderm, mesoendoderm、definitive endoderm に引き継がれている…読み方に間違えようが無い記載部分です。

が問題なのです。

学とみ子は訳したのではないというかもしれませんが、明らかに日本語に訳して解説・説明したものです。かつて指摘したことですが、この訳には2つの誤りがあります。among…conserved と are found です。

are found から突っ込んでみます。

中学生が読んでも are found は「発見された」という意味です。今回は3つの転写因子が発見されるということで、研究者が発見しても、しなくても3つの転写因子という物質は「存在する」あるいは「ある」わけですから、「3つの転写因子は三胚葉にある」と訳すのが正しいわけです。この「are found」を学とみ子はこのように説明しています

例えば、are found を、発見されたと訳せば、それはミスと言われても仕方ないが、しかし、原文のニュアンスは、「ある」位の意味である。

はい。当方の意見とは若干ちがいますが、それでも「ある」と訳すのに学とみ子は異議を唱えていません。

ところが、なんと、この後の追記で学とみ子は「are found」は

”ある””存在する”いう意味での”引き継がれる”です。
もし、そういう受けとり方ができないなら are found の使い方も間違っていることになります。TSが、のちの機能であるからこそ、are found が発見の意味にはなりません。

と言い出したわけです。”ある””存在する”は”引き継がれる”の意味であるというわけです。おったまげますね。もし”引き継がれる”と受け取れないのなら、丹羽氏が書いた英文ですから丹羽氏が使った「are found」が間違いであると言うわけです。すごいですね。

「TSが、のちの機能であるからこそ、are found が発見の意味にはなりません。」 ← 「意味不明」です。「TSが、のちの機能」??TSとはなんでしょね?機能の一種なんですかね?

そこで澪標さんが、学とみ子に助け舟です。英語nativeな方が発する「find」は、英和辞典ではわからないことがあるから英英辞典で調べてみるべきであるとの助言です。丹羽氏が英語nativeかどうがわかりませんが、英文総説を執筆するくらいですから英語に堪能な方であるのは想像がつきますから英英辞典で調べることに意義があるでしょう。澪標さんの提示した英英辞典のfindの項を学とみ子は読んだのでしょうか?

この英英辞典にはfindの意味、用例として沢山書いてありますが、「見つかった、見つけた、認識する、見出した、発見する、気づく、調べる」というような日本語に訳すのがふさわしい例ばかりでどこにも、前後関係の存在が必須の”引き継がれる”のような意味は見つけられません。学とみ子は澪標さんの親切な助言を受け入れたとは思えませんんね。

学とみ子曰く:「evolutionarily conserved functions
と、同一文章内に、関連転写因子はすでに過去に獲得された機能であると書かれているじゃないですか?当時のため息さんは原文を読んでないんですよ。全体把握が、できなかったんです。それでも、学とみ子が間違ったと信じたまま、今もそこを主張してます。」
ちがいますね。当時(2020年10月)でも進化の順からいうと古くからある機能の意味ですと正しく理解しています。学とみ子は当方の発言を読むことなしにデタラメな言いがかりを付けているのです。

学とみ子曰く:「ため息さんです。
(ため息曰く)紫の部分(上記丹羽氏の英文の紫の部分)は「3つの転写因子が3つの異なる部位それぞれ見つかる」とあるだけで「三胚葉分化に関係していく」などと書いてありません。

「三胚葉分化に関係していく」という理解は、ため息さんの勝手なる誤読です。そんなことが書かれているわけ無いと、ため息さんは思わないといけません。この頃のため息さんはわかっていないんです。転写因子の組み合わせの妙で、哺乳類が胎盤機能を獲得できたとの論文論旨から、ため息さんの頭が離れているんです。…当初、”3つの転写因子が、三胚葉分化に関係する”と、学とみ子が書いているとため息さんは誤解したのでしょう。」
「「三胚葉分化に関係していく」という理解は、ため息さんの勝手なる誤読です。」というのは当方の誤読ではありません。学とみ子自身がしっかり「TSに特異的な転写因子が、三胚葉分化に関係していくと書いてあります。」とでたらめを書いたのです。何ぼけているんでしょうね?

「ため息さんの理解は、今の状態とは違っていましたよ。」 ← いえ、2010年10月頃と全く同じです。学とみ子の方が当時の解釈と現在と違ってきているのではないでしょうか。当時は全く理解できていなかったのが、当方等の指摘で考えを改めたのではないかと思われます。

「転写因子は組み合わせて機能し、その機能重複でTSは進化したとかについて、丹羽総説に書かれている事を、当時のため息はわからなかったみたいです。」 ← これは嘘です。当時から丹羽氏の総説を正しく理解しているコメントを書いています。学とみ子は今頃になって当方等の指摘で、三胚葉に存在する3つ転写因子が栄養膜でも使われるようになったということが理解できたのでしょう。

「丹羽総説を説明している学とみ子がそこ(三胚葉からTSに進化した)を間違うはずがありません。」← これも嘘です。当時は丹羽氏の英文が理解できていなかったということです。そうでないのなら正しい日本ができないということですね。

「学とみ子は、別のことを考えて、”引き継がれる”を使っていました。
当時、学とみ子は、胚の発生経緯をイメージしていました。胚は発生後、転写因子を共有して分化していきます。
胚分割が進み、内部細胞塊(ESの元)、栄養外胚葉(TSの元)と分化が進む時、TSで証明された転写因子はまた、活躍するのです。
この現象をもって”引き継がれる”との日本語表現して、何がいけないのでしょうか?」

まだ理解できていないのか、日本語で正しく表現できないのか、どっちかですね。「TSで証明された転写因子はまた、活躍する」?何を言っているのでしょうか?丹羽氏は「内部細胞塊(三胚葉に分化する)で証明された転写因子は、またTSで活躍する」と書いているのです。逆なのです。ホント馬鹿ですな。

「ため息ブログは、”引き継ぐ”とは、TSから三胚葉へ進化していくのイメージしか浮かばないのです。」 ← そんなことをイメージするわけがないでしょうが。学とみ子が、上にあるように「TSに保存された転写因子が、その後の内、中、外の3胚葉系の細胞分化、に引き継がれている」と書いたのでしょうが。

やっぱり澪標さんの”素人さん”や、原文を読まないと思われる”専門家”に、”誤読”されることが、万が一にもないよう委曲を尽くすのが紹介者の責務と存じます。という助言は「澪標さん、以下はありがたいご忠告ですが、お互いに誠意をもってやりとりする人たちで通用するルールです。」と理由にもならない言い訳で拒否されました。澪標さんのコメントは当方に対する態度ではなく、一般論として、”科学がわかっている学とみ子”なら誤読されないように正しい日本語で解説すべきであるといっているのがわからないわけですね。皮肉ですけどね。

Among the TFs of the TSC-specific network, the evolutionarily conserved functions について。

学とみ子はAmongとconservedを誤って解釈し、「TSに保存された転写因子Sox2, Eomes Cdx2」としてしまったわけです。丹羽氏のこの英文の意味は、「数多くある転写因子の内(among)で、進化的に古くからある(conserved)3つの転写因子は三胚葉に存在する(are found)が(but)…」ということなのです。among を日本語で「中に」と訳し、その日本語の「中」にとらわれて「TSの内部にある」としてしまったわけです。among は複数あるうちから1つ、2つ..という意味で、「中から」と訳していいのですが、この日本語訳の「中」を「内部」と解釈してはいけないのです。

またconserveを保存と解釈したわけですね。たしかにconserveは保存ですが、この場合は「TSに保存されている」というのではなく「evolutionarily conserved」とあるのですから「進化的に古くからある/使われている」という意味ですね。conserveは保存ですが、変化していない、保つというような意味ですからね。

「TSに保存された3つの転写因子が三胚葉に引き継がれる」と誤って解釈した理由の1つが、このamongとconserveの意味がわからなかったことにあります。今ではこの表現は間違いで逆であると思っているようですが、意地でもこの文章が誤りではないと主張するためにare found を引き継ぐなどとデタラメな解釈を後付しているわけですね。

ちなみに澪標さんご紹介のAmerican Heritage では among を使った例文として、1.杉の木の群の中の松の木、2.グループの中で裕福な一人、3.旅行者グループの中で、4.ギリシャ人の中で、5.我々の間で、6.あなたたちに、7.自分たちの間で などが書いてあります。内部ということで使われていません。

つまり丹羽氏の英文を「進化的に古い3つの転写因子は三胚葉に存在するが、進化的に新しい組織である栄養膜ではこの3つの転写因子が協働している」と訳せば全く問題ないのです。これを内部に保存とか引き継ぐなどと、偏見で解釈して、平気で日本語にして書いたのが間違いでした。

学とみ子は、絶対「引き継ぐ」を訂正しないでしょうね。1年前も正しく読み、正しく書いたと言うでしょうね。正しく読んだが正しく書けなかった、理解できずに書いた どっちかといえば、日本での最高の教育を受けた博士が正しい日本語ができないとするより、英語nativeでないので正しく理解できなかったとするのが自然ですが、これまで当方を含めた複数の方々から「意味不明」という赤いスタンプを押されてきたことを考えると、両方でしょうね。

また「an evolutionarily new cell type, the trophoblast. 」を赤字にして重要だといっていますが、これも学とみ子が丹羽氏総説を理解できていないことを示しています。「they cooperate together」のほうが丹羽氏総説で意味のあることで、trophoblastが進化的に新しい細胞であることは丹羽氏が新たに言うまでもないことですからね。

はい、この当方の意見に対する反応は、もしあったら「お前のカーチャン出べそ」的発言で、決して個々について具体的に反論することはないでしょう。すでに新しい、転載ばかりの記事も書いたことだし、無視する可能性もありますね。