ヌードルメーカで十割蕎麦

フィリップスのヌードルメーカを購入したと書いたが、その続き。まとめた記録はこっち。
蕎麦粉100%でやってみた。蕎麦粉の重さ200gに対して50%の水100gだ。食塩の効果はいまいちわからないので、今回は3g加えてみた。

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問題ない。管理者の技量と手持ちの道具ではここまでできない。ぶつぶつ切れちゃうこともない。たぶん茹ですぎると切れちゃうだろう。つないでいるのが蕎麦粉のタンパクだとすると、蕎麦粉のタンパクは小麦粉のグルテンと違って水溶性だからな。
ノズルから押し出されたのを、うまく打ち粉を振って裁くところが練習するところだな。それと、1人前をノズルの部分で切るのだが、そのタイミング=量だな。秤を下においてもノズルからぶら下がっているから重量を計れない。秤を置いて、たとえば50gになったら切ると、100gになるとか…
まだ新製品だから、あちこちのページにある記事は、よいしょの記事ばかりだ。ここはちがう。いまのところ問題は機械に残る材料が結構あることと、ノズル装着部の隙間から漏れちゃうのがあることだな。洗い物が多いのは構造的にしょうがない。注射器のように押し出す機構だと残らないのだが、そうだとすると圧力をつくれないんだろうな。機械に残るのは、やはり少し面倒みないといけない。押し出して、あと少しとなったとき、中断して、ケース内に残っている練ったものをスクリューの部分に押し込むのがいいようだ。中断しても問題ないからな。
[ 追記]
これは冷凍し湯がいたらたらぶちぶちに切れた蕎麦になってしまった。食べられるけど蕎麦の形をなさない。
[ 追記]
すごいね、もうコピー機が売り出されている。1万円安い。
あちこちの口コミで失敗例なんかがあるけど。管理者はまだ2回だけしかやってない。付属レシピ通りの小麦粉が7割くらいのと、機械で押し出す蕎麦屋が導入している100万円くらいの機械ページにあった十割蕎麦のレシピ(なんてことはない。水の量だけだ)の2回だが、失敗はない。蕎麦粉によって違うのかもしれない。そうだとすると、粉に合わせて水の量を変えるのはむずかしい。最低でも粉を200gくらいつかうわけで、水の量を試していたら蕎麦粉があっというまになくなる。小麦粉が多ければ35%、十割だったら50% 位のいい加減でいいのでは?
この機械の価格が高く、これだったらスーパーで麺を購入した方が安い という議論は意味がない。麺を作りたいから買うのだから。
ほかの家庭用調理器と同じ運命で数回使ったらお蔵入りという指摘は、意味がない。麺を作りたいから買うのだから。
Googleで ヌードルメーカー 十割蕎麦 で検索すると2番目、画像では1番目にこのページ(7月17日現在)がでてくる。速いね。
いつ麺を切断するか。
現実的なのは長さだな。ノズルから出て来た麺がの先端が床に到達したらノズル部分でナイフで切断するというのが現実的だ。ヌードルメーカーのノズルを床から何cmに設定すればいいかを決めればいい。一人前あるいは1単位の麺の長さを決めることになる。一人前の量から粉の量(重さ)を決める。麺の量は長さで決める。この間の単位の換算は算数ではなく、試行で決めるしかない。麺の断面積、本数、比重、機械に残る量で麺の長さが一義的に決まるけどね。
麺が床に付く直前に、麺がノズル面に垂直に出てくるように持ち上げ、全体に打ち粉を振り、ノズル面に沿わせてナイフで麺を切る。このタイミングの練習を行って実施出来れば、一定量の麺の束ができることになる。十割蕎麦は打ち粉を降った方がいい。
手打ち蕎麦のように打ち粉がないから、押し出された蕎麦がくっついちゃう恐れがある。すぐに茹でて召し上がる分には関係ないけど。
ヌードルメーカの目次はこっち。

休講の通知

梅雨時の何年か1回ある台風のため、今日(11日(金))の午前中の授業は休講となった。その教職員に対する案内は;

7月11日(金)午前中(1・2時限)の授業はすべて休講と致します。
3限以降の授業は通常どおり実施予定です。
なお、台風の進路が予報以上に遅延した場合などの対応は、学生便覧「台風など自然災害の場合の授業措置」
によります。

である。午前中の休講は決まったが、午後は様子見だよという連絡である。ではどういう時にさらに午後も休講になるのかは、学生便覧を探して読まないといけない。
学生便覧は、その内容のほとんどに変更がない。しかし、一部の変更が必ずあり、学生に周知しなければいけないので、毎年、年度始めに学生と教員に配布される。管理者のようなヒラの教員にとってはほとんど役に立たないので、しかしすぐ捨てるわけにはいかないので、本棚のどっかに、何年か前の学生便覧と共に積まれる運命にある。
つまり、ヒラの教員は学生便覧へのアクセスが難しいのだ。
いまどき、こんな通知はないだろ。学生便覧の規定の要約を掲載するとか、学生便覧のページへのリンクを付けるとかしないと。
事務連絡にはこういうのがよくあるんだよね。受け取る方の状況を考えず、仕事をしていると思うからこういうことになるんだよね。
こっちの大学にいたとき、事務からの連絡メールが、しばしば、「表記の会議が開催されます。添付書類をご覧下さい。」だったんだよね。いちいち添付書類を開かないと、開催日時・場所がわからない。会議の日時、場所を本文に記載させるのに時間がかかったよ。連絡メールを送付する部署が複数あるから、事務方の一人だけを説得してもだめなんだよね。また、事務職員はローテーションで数年したら新しい人になっちゃう。でも一度パターンが決まると、今度はこれを崩すことがないから良いといえば良いのだが。
要するに事務方は文書を回せばそれで済むとおもっているわけで、これに自分の判断で付け加える/削除するということは絶対しないわけだ。責任問題になるからね。だから余計な案内を加えないわけね。添付書類にある会議開催日時とメール本文に書いた開催日時が異なったら大変だからね。
受け取る側の状況を想像してメールは送付すべきなのだ。
ここにもあった。大学のニュースという掲示板である。該当項目をクリックすると以下が表示される。

標記説明会のxxでの開催日程が変更になりましたので、お知らせいたします。
多数の教職員がご出席くださるよう、ご案内いたします。

こんなことを掲載する奴はホントにアホだな。このページにある書類のリンクをクリックすると書類がダウンロードされる。これを開かないと変更日程がわからない。書類はすでに配布されたもので、日時だけが変わったのだ。また同じ書類をダウンロードする必要はないだろうが。必要と思う人だけダウンロードすればいい。前に配布された書類の日付を、ユーザが手書きで変更すればいいじゃん。変更した書類があってもいいけどね。
変更前、変更後どうなったかを、掲示すればいいのだ。
ニュース一覧で項目をクリックする⇒別ベージが開く。ここに記載されている文書名をクリックする⇒ファイルがダウンロードされIEの場合は自動的にワードが起動し開く。Chromeの場合はダウンロードされたファイルをダブルクリックでワードを起動させて開く。⇒ようやく説明会はxx日でなyy日に変更されたことがわかる。
あほらし。ニュース一覧のタイトルには100字程度の説明を記載できるので、ここに記載してあれば、上記の操作をする必要がない。もっと詳しく知りたいとかの場合だけ上記の操作をすればいいのだ。

葬儀にかかる経費

現在契約している生命保険のおばちゃんが来て、死んだらいくら遺族が必要かという話に。生命保険だからな。
おばちゃんのところでは、戒名が10文字で100万円(1文字10万円だそうな)、告別式、葬儀と初七日、四十九日で各その1割の10万円つまり130万円くらい坊主にお布施するそうな。でこれとは別に、当然のことながら、葬儀屋に百数十万円の費用を払うんだそうな。
なんだかんだといって200万円以上必要になる。お墓がなければさらに最低100万円。200万円かも。
んが。管理者が死んだとき遺族(一応いるよ)が負担するくらい生命保険でカバーしないと。
これから団塊の世代がどんどん死んでいくから葬儀屋と坊主は先行き不安がなさそうだなぁ。

新らし物好き

貧乏人は新しい物が好きだ。新しい物が好きだから貧乏人なのかもしれない。管理者もその一人だ。
管理者は蕎麦を打つのを試みるのだが、毎回一定にならない。そもそも蕎麦は田舎では普通に打っていたわけで、珍しいものでもなかったわけだ。現在では、田舎ではなく都会の人間が蕎麦打ちの道具一式を購入して作っている。ま、趣味なので、道具が高価でも気にしない。ホームセンターでも打っている。そば切り包丁なんて、高い。
管理者も専用道具が欲しいわけだが、道具を購入しても、毎日のように打つわけでもないし、道具を置く場所もないから、蕎麦打ちのために購入したのは、オルファのロータリーカッターLL型だけだ。刃渡りの長い蕎麦切り包丁に対してこのカッターは刃渡りだけでは勝っている。無限大だからな。だから、長い麺を作ることができる。どうしても、打った蕎麦を重ねて切ると、折り目で切れちゃうからだ。練習すればいいのだが、蕎麦打ちの練習なんかやりたくない。でも細くて長い蕎麦がいい。というわけで、再現性のない蕎麦を作っているのだ。
フィリップスがNoodle Makerというのをこの夏売り出した。飛びついた訳だ。発売前にネットで注文したのだ。それが昨日届いたのだ。

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作ってみた。蕎麦粉100%は無理だろ。とりあえず添付のレシピの割合で作ってみた。

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蕎麦粉、強力粉、塩をレシピ通りに計っていれて、スイッチを入れて冷水をマニュアル通り少しずつ加えるとぼろぼろになる。手打ちだとこれをまとめて塊にし、のす わけだが、この機械はこのぼろぼろの状態になったのを強引に肉のミンチ器と同じように力まかせに、細いノズルから送り出すのだ。手打ちのようにまとめないから、ぶつぶつ切れるのではと思ったが、
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そんなことはない。うまくできてくる。終わるかなと思う頃、自動的に停止するのだが、このあと逆回転とか正回転を繰り返し、最後まで絞り出そうとする。よくできている。マニュアルにはそんなことが書いてないぞ。どうみても、ケース内に残っているので、一時停止して、スプーンで、拡販の羽やケースの隅にあるのを搔き取りスクリュー状の部分に押し込んでやった。

それでも、どうしても残る。肉のミンチ器だって同じように残る。残った量を計ったら40gだ。粉と水の量をこの分だけ上乗せするんだな。だからレシピでは二人分の粉の総量が 250 g なんだ。普通、一人前は100 g程度だと思うよ。
茹で上がったのが

で、かき揚げ蕎麦の出来上がりですな。ま、小麦粉が多い八二蕎麦というところですか。100%蕎麦粉じゃないといやだと、わめく人には向かないです。麺の角が包丁で切ったように角がないとか、こだわる人もだめですな。そういう人は手打ち蕎麦を自分で作ればいい。一定の出来になるし、スーパーでは売っていない茶蕎麦にするとか、楽しむための物ですね。

蕎麦を打つ趣味は、打つことにあるのだとするとこの機械は無用だ。蕎麦が出来上がるまでえらい時間がかかるから、趣味だな。30分は必要だろ。打ち方とか水の量とかに蘊蓄(うんちく)を傾けたい人は、こんな機械を蔑視するだろな。
この機械はその部分が全くない。粉の量と水の量だけで10分もあればできちゃう。 誰でも同じだ。手打ち蕎麦が趣味のたいていは「じじい」とか「おっさっん」の蘊蓄を聞きたくない人に最適だ。
普通、手打ち蕎麦の作り方には、塩を入れることは書いてない。この機械のマニュアルには塩を入れることが書いてある。この塩がいいんだろ。塩をいれて小麦粉に含まれるグルテンを引き出しやすくして粘りを作るのだろう。蕎麦粉のタンパクにも効果があると思う。きっと、こんな練り方でも切れない蕎麦になるのは塩がポイントなのでは?パスタのレシピにも塩が含まれている。ハンバーグを作るとき、ひき肉に塩を加えて粘りがでるまで練るのがいいのと同じだな。
問題は作った後だ。水洗いする部品が多く、大きい。台所に洗った後の部品を置く場所を確保しないといけない。またノズルの細かいところに残った練った蕎麦は取り除きにくい。冷凍庫で冷やしたら掃除し易いとマニュアルにある。凍らせるとぽろっと取れるんだろな。やってない。だいたい洗い物を冷凍庫に2時間も入れておいたら忘れちゃうじゃん。ま、水とブラシでいいよ。この洗い物が問題で、これがいやだということになると、腹筋強化ダイエットマシーンと同じく、飾り物になってしまう。
次回は、パスタの粉をしいれて生パスタを作ってみるか。
[ 追記 ]
まだ新しいので、この機械を使って作った例の記事は少ないが;
○ 二八蕎麦に成功した人もいる。しかし、レシピが曖昧で分からないところがある。多分、蕎麦粉400g、強力粉100g、水175g(35%) 、塩なし、こね時間8分。
十割蕎麦の機械メーカのページがあった。原理的には全く同じだ。高い圧力でノズルから吐き出すのだ。こね時間3分。加水率が50%だって。
中華麺などまとめた記事はこっち。

証明書をいじったら

とほほ。サーバの証明書なんか購入していない。自己証明だけだ。1年間有効だ。
で期限がきたので、いい加減に削除したり更新したりしているうちにおかしくなってしまった。
Server Fallback SSL Certificateを削除していまったようで、再構築できない。メールソフトからの POP, IMAPアクセスに失敗するのだ。なんとか平文パスワードと暗号化なしにして受け取れることまで戻した。
なぜか、今度は〜(チルダ)無しでWebページにアクセス可能にした設定がうまくいかず、〜無しでもいいブログと〜がないと接続できないブログができてしまった。シンボリック・リンクは別にこわれていないようなのだが。
直さないと。どこがおかしいのかまだわかっていない。
[ 追記 ] 6月30日
証明書を新規に作成し、その利用範囲を web .. メール..とすべてに対応させることができるようになった。それまではうまく行かないところがあったのだが、何故か時間が経過したらできるようになった。
〜も問題なくなったようだ。

お話は面白くないと頭に残らない

呼吸器系の講義だ。当然ヘモグロビンが出てくる。ヘモグロビンを解説するにあたり、地球の大気の組成の45億年の変化から、温度が高いとガスは水に溶けない話(炭酸水の入った瓶をお湯に浸けると泡がでてくるでしょ?)をして、だから動物は血液に酸素を運搬するタンパクを開発したと説明したのだ。脊椎動物やミミズ(正確ではないけど)は赤いヘモグロビン、軟体動物は青いヘモシャニンを進化の途中で開発してきたのだと説明したのだ。ここまではお話なので講義で配布したプリントにはない。 講義の最後の10分間は4肢選択問題を、プリント、ノート、持参した教科書を見て解答してよいというテストを行っている。
水に解ける酸素の量は
1.温度が低いほど多い
2.温度が高いほど多い
3.温度に関係ない
4.37℃付近が最大となる
という試験を出したら正解率は45%。講義の最初の部分で、興味を引くかなぁとお話をしたわけだが、頭に残っていないという証明になってしまった。いきなりヘモグロビンの性質を講義するより、何故ヘモグロビンを持っていると有利なのかを説明したほうが理解しやすいのではと思ったのだが、意味があったか疑問だ。
[ 追記 ] 説明せよとコメントがあったので;
水槽に飼っている金魚が夏場、水面で口をパクパクしているのを見たことがあるでしょ?ない?じゃ、今度の縁日で金魚すくいやって、金魚鉢にいれて、ひなたに置いてくれ。
恒温動物のほうが変温動物より有利である。体温が高ければ化学反応速度は大きくなり有利である。しかし42度を越えると、生体のタンパクが非可逆的に変化して死にいたる。というわけで恒温動物の体温は37度前後に進化してきたのだ。体温を高く保つためには、より多くの食物を必要とするが、これは生存に不利だ。それでも体温を高く一定に保つほうが、冬に体温が低くなって行動がのろくなり敵に襲われるよりましなのだ。ともかく体温が高いほうが生存に有利で、恐竜やその後裔の鳥類と哺乳類は恒温動物として進化した結果なのだ。
動物は、酸素を使って炭水化物からエネルギーを得ている。つまり酸素が必要なのだ。多細胞生物では、ガス交換を行う鰓や肺から酸素を消費する体のあちこちの組織・器官に酸素を供給するのが循環系なのだ。つまり供給源と消費地を結ぶのが循環系なのだ。循環系に流れる液体が、水溶液だけだと、液体に溶け込む酸素量は、そもそも少ないし、さらに温度が高いとより少なくなってしまう。これは生命現象とはちがう物理化学現象で、したがって体温が高いと不利だ。これを凌駕するためには別の方法が必要だ。酸素を必要としている組織・器官により多くの酸素を供給するためには酸素を運ぶ別の手段が必要になる。というわけで、血液の中に酸素運搬タンパクを動物は開発してきたのだ。ミミズでも、タコ、イカでも魚でも哺乳類でもこのタンパクがあるからより多くの酸素を末梢組織に送り込む事ができる。血液中に小さなタンパクが溶けていると、なにかと処分するにも面倒なので、実際にはこのタンパクは血球内に閉じ込められている。ヒトでは98%以上の酸素がこのタンパクに結合して運ばれる。このタンパクが哺乳類の場合はヘモグロビンで軟体動物はヘモシャニンなのだ。ちなみに数億年前から存在しているカブトガニもヘモシャニンなのだ。ヘモシャニンは銅イオンを含む。銅イオンを含むと青くなる。鉄イオンを含むと赤くなる。ヘモグロビンは鉄イオンを含むので赤い。筋にある酸素結合タンパクはミオグロビンといって、こいつも鉄イオンを含む。だから赤い。肉屋で塊の肉を買って来て、包丁で切ると切り口がしばらくするとピンク色に変化する。筋のミオグロビンに酸素がくっついてピンクになるのだ。ミオグロビンは筋細胞内の酸素貯蔵タンパクなのだ。
ちなみにヘモグロビンを閉じ込めているのが赤血球だから、赤血球の役目は酸素運搬というわけだ。運搬する細胞が酸素を消費するのは好ましくない。もうこの細胞は代謝活動をしてもらっては困る。だから赤血球はミトコンドリアを含まない。核も含まない。とはいいつつ生きている必要もあるわけで、酸素を使わない解糖だけでエネルギーを得る。この解糖のときできるのが2,3DPG(2,3-diphosphoglycerate, 23-BPG:2,3-bisphosphoglycerate)でこれが多いとヘモグロビンは酸素を離し易くなる。赤血球の寿命は120日である。使い捨てなのだ。
冷凍イカを買って来て、内臓を取り出し、オキシフル(殺菌剤だな。過酸化水素水だ)をふりかけると鰓が青くなる。つまり鰓に血液=ヘモシャニンが溜まっているので酸素と結合して青く発色する。カブトガニの血液は青い。
空気中に生きている我々は大気の酸素が21%と多いので酸素を取り入れ易いが、水中に済む金魚は水の温度が高くなると水中の酸素が少なくなり、水面でパクパクするようになる。そもそも酸素を摂取するという意味では、酸素濃度の低い水中は不利なのだ。陸上動物は魚に比べ有利なのだ。
大気に21%=150mmHgの酸素があるが、肺胞では湿度100%つまり水蒸気圧が47mmHgもあるので、肺胞の酸素分圧は100mmHgになってしまう。二酸化炭素分圧も40mmHgと高い。肺静脈を流れる動脈血の酸素は100~95mmHgだ。つまり血液中のヘモグロビンは肺を通過すると酸素で満タンになって心臓へ流れて行くのだ。この肺胞の酸素分圧は呼吸を盛んにすればほんの少しは高くなる。しかし、すでにヘモグロビンは酸素で満タンである。安静呼吸でも過呼吸でも肺静脈を流れるヘモグロビンは酸素で満タンなのだ。動脈血中の酸素分圧は高くなれないのだ。だから運動するとき=筋が酸素を必要としているとき酸素の供給量を増やすためには血流量を増やすしかない。
一方、二酸化炭素について考えると、大気に含まれる二酸化炭素は0.03%と非常に少ない。肺胞の二酸化炭素分圧は40mmHgと高いがこれは肺動脈を流れる静脈血によって肺胞へ供給された結果だ。こっちは呼吸運動が盛んになると大気の二酸化炭素がほぼ0mmHgなのでドンドン減ってしまう。したがって動脈血の二酸化炭素分圧は正常時に40mmHgと高いのだが、過呼吸でドンドン下がってしまう。つまり末梢で運動等で二酸化炭素を盛んに産生していないときに、意識して過呼吸すると動脈血の酸素分圧は変化しないのに、二酸化炭素分圧はどんどんさがってしまう。過呼吸で血液は酸素を溜め込むことはできないが、二酸化炭素を失うことになる。安静時にもうすでにヘモグロビンは酸素で満タンになっているからだ。
呼吸運動の調節は主に動脈血中の二酸化炭素分圧を感受して行われる。過呼吸して二酸化炭素分圧が下がると、もう呼吸する必要がないということになってしまう。意識して過呼吸を続けることが出来ない理由だ。過呼吸を続けて見なさい。苦しくてもう呼吸できなくなるよ。
素潜りするとき、深呼吸を繰り返し酸素を蓄えようと考えるがこれは間違えなのだ。このとき動脈血の酸素分圧はほとんど変わらず、二酸化炭素分圧が低下してしまう。そのまま、潜ると酸素を消費し酸素分圧が低下し二酸化炭素分圧が上昇してくる。酸素分圧より二酸化炭素分圧が呼吸運動に与える影響が大きいので、二酸化炭素分圧の上昇の前に酸素分圧が低くなりすぎると、神経は機能を失う=失神することになる。つまり、二酸化炭素分圧が上昇して息苦しく感じる前に失神してしまうことになってしまう。素潜りをするとき普通はその前に運動していて二酸化炭素を発生しているのでこのようなことはめったにないが、なにも準備運動をせず、プールで水に入って過呼吸のあとに潜るとまずいことになる場合がある。プールの底で動かなくなっちゃうのだ。このときは息苦しく感じることはなく失神してしまったのだ。

ギリシャ戦

あーあ。引き分けだよ。
クモの糸でぶらさがった小保方見たいだ。小保方は若山教授を蹴落とせばいいかもしれないが、ワールドカップの方は蹴落とす相手がいないから、だめかも。コロンビアのやる気のなさとギリシャが頑張って引き分けにしてもらうことにお願いするしかない。
25日は朝5時からか。

Webメールサーバ容量逼迫のお知らせ

Webメールサーバ容量逼迫のお知らせというのが来た。 最大容量はお一人当たり100Mb迄となっております。
たった100MBかよ。ま、協力は惜しまないので、4月以前のメール、つまり昨年度以前のメールをすべて削除したけど、オーバーフローしている。もっと削らないといけない。いやだ。IMAPなんだからしょうがないだろ。保存させろよな。Webメールでしかアクセスしていない人はどうするんだろ。自分のPCに過去のメールがないことになる。Googleだって5GBはいいんだろ?
過去メールをパソコンに保存するのはいいけど、パソコンこけたら、なくなっちゃうんだよね。だからサーバに残しておきたいんだよね。
しかし、こっちの大学の医学では無制限としてあるんだよね。調べたらトップのxxGBも使っているのが、大学の一番偉い人だ。管理者もトップ20に入っていてxGB使っているんだけどね。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.