macOS Sierra v10.12 になってアップデートしろと言ってくる。OS XではなくmacOSになったらしい。
アップデートした某女史からPPTPが使えなくなった。なんとかしてくれとの依頼だ。調べたらセキュリティの甘いPPTPによるVPNはもはやアップルはサポートしないんだそうな。
PPTP接続をあるところでやっているわけだ。これはルータ同士でVPNを構築することは考えてなく、個別のパソコンを接続することはあるかもという環境なので採用したので、L2TP/IPSecの設定はやってないのだ。現在の環境で設定できるかもわからん。
というわけで、またもや姑息な手段、アプリの導入だ。
Shimo というのをダウンロードしてみた。30日Free だけど30日で終わるわけがない。49ユーロだ。

El Capitan 10.11.6 では動くのでマニュアルを作ってみた。[wpdm_file id=15]macOS Sierraにまだアップデートしていないけど多分OKだろ。
ダウンロードして解凍しても開けないかもしれない。そのような時のための解決策もマニュアルの最後に書いておいた。
接続先のドメイン名あるいはip address とPPTP接続のユーザ名とパスワード、接続先のDNSサーバのip address がわかっていれば簡単だ。

今回の場合は、接続先はFirewall兼RouterなのでそのルータがDNS要求を上に飛ばしてくれているから、DNS はその接続先のルータの中からみたip addressでいい。あるいは接続先のDNSを指定する。これがないとVPN接続できてもブラウザもメールも使えないことになる。

VPNTracker というのあるようだ。こっちは知らない。なんか高そうだ。
違う人だよ
剽窃と断定されておとなしくなったあっちのブログですが、「ため息」さんという方がコメントしていました。どうやら、アク禁になったようです。あそこは、少しでも批判すると、あるいは異議を唱えると排除されるブログですからね。
この「ため息」さんは、当方とは全く関係ありません。誤解されちゃうと困るので。ま、表現スタイルも違うし、ここがそんなに有名でもあるわけがないので誤解されることはないと思いますがね。ため息を商標登録しているわけじゃないからね。
Article Fig.5cのグラフ
捏造と断定されたArticle Fig.5cのグラフなんだけど、「結論ありき」さんが取り上げているので、連休だったし…
Aticleのpdfファイルをダウンロードし、問題の図のあるページをイラストレータで開き、グラフ部分を見たわけです。
不思議な点はプロットのマークが2つのオブジェクトからなることです。外側の黒い線の◯と中の塗りつぶしが黒と白の二種類のマークである。この図では塗りつぶしの白を黄色に変更してある。

普通、イラストレータで作図するときは黒丸を描きその中を黒または白で塗りつぶすから1つのマークが2つのオブジェクトでできていることはない。
すべてのマークに番号をつけた。それぞれ最も若い日を1とするとES細胞はES1からES45、STAP StemCell はSTAP_SC1からSTAP_SC45となる。

それぞれのマークの番号を、マークの中心(目視で決めた)を通る青い線で判別しやすくした。この青い線の傾きが最終日間際に急になるのが、おかしいことは先に述べた。 また、3つのプロットがコピーではないかと「結論ありき」さんで問題となっているのをP1~Y6と加筆してある。STAP_SC21〜23がピンクの1〜3、STAP_SC24〜26が黄色の4〜6に該当する。 ピンクの2が一番上にあって、エクセルのような表計算ソフトではZ軸(重なり具合)は一定だからおかしいと指摘している。このようなところは他にもある。 マークをESは一つ置きに外側の◯を黄色の線に、STAP_SCも同様に一つ置きに赤丸にすると、重なり具合がわかる。

ESのプロットがSTAP_SCより後(上にある)ということがわかる。ES10は前後に比べ上におかれている。ES13も同様だ。STAP_SC11は両隣より下に配置されている。
イラストレータで各マークの中心位置を読み取り、表にしてみた。単位は mm でグラフの原点は(0,0)である。これで、何かがわかるだろうか?
[wpdm_file id=13]
ここまでで、力尽きた。風呂、酒、飯だからな。
捏造と断定され、不服も申し立てず、「あの日」で自由に反論できたのにやってないし… これ以上やってもしょうがないけど、グラフの捏造方法について考察できるかもね。
[ 追記 ] 2016.1011
イラストレータで読み取ったマークの中心の位置が、オリジナルの図と一致するかをチェックしないといけない。数値を読むためにオブジェクトを選択するとマウスを誤って動かしオブジェクトの位置がうごいちゃう。そこで数値化したエクセルの表からグラフを作成し、そのマークを図と重ねてみた。

ES細胞は黒または黄色の枠に黒の塗りつぶし、STAP-SCは黒または赤の枠である。赤いビットの荒い☓が、表から作図したSTAP-SCのエクセルのマークをイラストレータの図にコピペして縦横のサイズを右上と左下が一致するように変えて重ねたものだ。一部のみ拡大してある。数字は上の図とおなじだ。拡大したことになってエクセルの赤い☓はベクトルデータでないのでピット表示になっている。1ビット位の差がある、つまり数値化は問題なかったと判断した。
コピペではないかと疑われているマークの位置(STAP-SCの21から26)をエクセルでグラフにし

21~23 を24〜26に重ねてみた。

結果は21と23、24と26の位置関係はよく一致、22と25はずれているということになった、だから「結論ありき」さんの結果と微妙に異る。pdf → イラストレータ で数値化するときにどのくらいの誤差がでてくるのか、エクセルのグラフをイラレにコピーするときどのくらい精度が落ちるのか等、調べないと一概には言えないのかもね。
秋刀魚
O嬢は元気なようだ
肉体的にも精神的にもデプレっているということだったが、元気を取り戻したようだ。良かったね。
おさがわせで、皆さん情報がほしいようなので、あのHopeとかいうページでもいいから提供してほしいもんですね。
イラストで教えると理解されるのか?
パターンで教えると理解されるのか?というタイトルでしたが、本文と乖離しているので「イラストで教えると理解されるのか?」に変更しました。すんません。
食用ガエルの坐骨神経を単離し、電気刺激して神経線維の活動電位を記録するというのは医学関係の学部では定番の実習だ。カエルをさばいて坐骨神経を取り出すまでは大騒ぎなのだ。その後、刺激ー記録するための装置(電極となる銀線がはしご状にならんでいる箱)に切り出した神経を載せてから、刺激装置と記録装置に配線するわけだ。刺激はプラスマイナスの2本、記録はプラスマイナスとアースの3本が必要になる。勿論、文書で書いてもわからないから、図示するわけだ。

赤、黒、緑のミノムシクリップで電極である針金(銀線)をつまむわけだが、この図のパターンのように接続しなさいと言ったら、できないのだ。端から順番にこの図のようにそれそれの色のクリップで銀線を挟むことがなかなかできない。この絵は模式図でクリップでつまむ部分はこの絵の通りになってないところがあることもある。この3色のクリップの意味がわかってないこともある。絵の通りできても、その銀線の上に神経が乗っかってないなんてことになるのだ。絵で示せば分かるというわけではないのがわかる。意味がわかっている場合は絵でわかるが、そうでないとなかなか教えるのも難しい。
イラストで示すと理解されやすいと、一般には信じられていて、最近の教科書は絵が一杯だ。しかし文字列を読んで意味を理解して欲しいもんだ。「勉強の仕方」という新入生に教える講義がある(大学なのに信じられないのだが、ま、それは別においておいて)。この授業を割り当てられている管理者が教えるのは、教科書の本文から、絵を見ない・隠して、イラストを描く、逆に、イラストから本文を記述する、これを行えば理解できるよ、と伝えているのだが、実施してないよね。
賛成
あちらの一流の研究者を嫌っているところがあるけれど、そして向こうも嫌っているだろうけれど、管理者はあちらの全ての意見に異議唱えているわけではない。最近のあの方の発言
121. ブログ管理人 2016年10月04日 08:51
略
今、ノーベル賞が日本からたくさん出ている理由の一つは、「バラマキ」と言われた研究費分配法時代に行われていた研究です。「選択と集中」による現在の方式を続けていけば、10〜20年後にはノーベル賞は出なくなるでしょう。
という考えには賛成します。こういうことを発言していただけるといいのですが、正直言って結論ありきブログの「レベルが低いと考えるのが最も妥当」についてのコメントはもう辟易としています。
最近は、法人化された国立大学のいわゆる基本校費とかいわれる、文科省から配分された経費のうち各教員に無条件でばらまかれる経費はどうやら教授でも数十万円以下のようですね。かつては、教室運営費となる経費は教授、助教授(准教授)、講師、複数助手(助教)という1講座に割り当てられた経費は合計300万円くらいあったのでは?
数十万円だと、科研費では支払えない事務経費、共同機器の負担分などを支払うとおしまいになっちゃう。多様性を維持するのならバラマキかもしれないが、最低の研究ができる経費を分配すべきだと思います。そのときの風潮で集中配分してもいいですけど、その他大勢も研究できるようにしないと、それこそユニークな研究がでてこないと思うところです。
グラフの捏造
例のNature論文の細胞増殖曲線のグラフ、筆頭著者は捏造と判定されて異議を申し出なかったので、桂委員会の判定が最終決定だと思っていたのだが、阿塁未央児という方が、グラフのプロットのx方向の間隔(時間)が一定でないというのと、筆頭著者の桂委員会での正確に3日毎ではなく、できるときにやったとかいう供述に一致しているのでは?と言い出した。つまり実測値からプロットしたのでは?というわけだ。ツイッターの記事なので意味がわからないところがある。もしプロットが下記の指摘のようにコピペだったらx軸方向の間隔を細かく見ても意味がない。逆にx軸方向の間隔が一定でないのはコピペというかマークをマニュアルで適当な位置に置いた証拠なんだろ。エクセルの表の横軸を時間単位で入力したとは思えない。日の単位だろ?だったら等間隔あるいは一定の比になるだろうな。
阿塁未央児さんの考えに対して「結論ありき」のブログの管理者の一人の方がコピペだと指摘している。プロットのマーク(丸)が大きいと隣のマークと重なる。この場合、普通グラフ作成ソフトでは表示は後から(この場合x値の大きい)のマークが上に重なるように表記されるが、そうなってない、重なり具体が一定でない、つまりグラフにはコピペしたプロットがあるのではと、このグラフが捏造されたことを指摘している。
一方、本ブログの管理人は最初にグラフを見た時、おかしいと思った点は、120 日間なのに45 回、つまり平均2.6 日毎に測定していることと

ES細胞とSTAP幹細胞は同じ回数測定しているのだが、図でわかるように順番の該当するプロットを結ぶ赤い線の傾きが、最後になって急に大きくなるように変化していることだった。
確か、ES細胞とSTAP幹細胞のプロットが縦に並んでないというのが疑問であるというのが最初の疑惑の指摘だったが、これは、同一日時に測定したのでなければ説明ができる。例えば1回目の測定が3日後と4日後と異なり、2回目以降どちらも3日毎だったら、プロットは縦に並ばず一定のズレのままのグラフになるだろう。ES細胞とSTAP幹細胞それぞれの縦軸の変化が同じようだったら、この赤線の傾きはの変化は最初から一定の傾向になるだろう。この場合ES細胞の増殖率が少し大きいので、赤線の傾きは次第に大きくなっていくだろう。しかし図では、最後の数回だけ傾きが急に大きくなっている。ES幹細胞の増殖スピードが最後の数回のみ急に増加した(STAP幹細胞の増殖が急に低下した)ということになる。これはありえないでしょ。増殖スピードが変化したのなら、グラフの途中とかでもあってしかるべきでしょ。
一番考えられるのは、STAP幹細胞のマーク幾つかを何回かコピペしたら、最後の数点が枠からはみ出し(120日を越えちゃう)ので、これを少しずつ左にずらしたから でしょ。同じ回数測定されてなければならないと思っているからね。ES細胞とSTAP幹細胞でカウント日時数が同じでないといけないということはないからね。むしろ増殖率が異なるだろうから、120日と限定したら、コンフルエントになるたびに入れ替えるのだったら測定数が異なってしかるべきだ(正しいかな?増殖する細胞数をカウントしたことがないからわからない)。
そもそも120/45=2.6 … というのがありえないので、なんで捏造するにしても3日毎なんだから40点のプロットにしないんだろ?
この方については、普通、捏造するならわからないようにこうやるだろという推測が通用しないからな。図でマークをコピペしたり、位置をずらしたりするより、表の数値を変えるほうが捏造は楽なのにね。
ちなみにエクセルでは、後からセルの数値を変更しても、マークの重なり順番は変更されない。マークの重なりはxの値が大きい方が前面に来なければないらないという規則はどこにもない。逆だって可だ。ただし、表からグラフを作るソフトでは、その関係は一定で、セルの数値を変えたらそのマークが最前面にでてくるなどというのはないだろうな。イラレにかぎらず絵お絵かきソフトでは普通コピペすると重なり具合はコピペの順になる。あとから貼り付けたのが前面に来る。
測定した記録がない、これはハーバードではなく理研での実験だから実験ノートがないという言い訳は通用しない。せめてエクセルの表でもあればいいのに、これもなかったんでしょうね。エクセルの表で数値をいじってグラフを作成したら「結論ありき」さんの指摘はなかっただろうね。出張で測定できない時があったはずという指摘にも、測定記録がないから答えられないのも当然と思われるよね。でも図の Legendには8例あると書いてあるよ。「あの日」にはこのグラフの件について何も書いてないのは何故?愛読者のryobuさんだったら答えてくれるかな?
研究倫理eラーニングコース
あの「あの日」の著者が大々的にやってくれたこともあったし、世界変動展望さんや白楽ロックビルさんとかが大量の不正行為を暴いているし、この記事を書いている時点では東大医学部のセンセも疑われていることもあるし、研究倫理は改めて教育しないといけないということになり、あっちの大学では、全員が研究倫理eラーニングコースを受講しなければいけないことになった。パスワード等を含んだ案内メールが9月の30日に来て、10月中に修了書を得る必要がある。テキストは122ページ、ポイント確認集は19ページで、

これらを読めばいいのだが、正直いって読みたくないよね。で、そんなのは読まず実施したのだ。ページが指示する通り行うと1時間半位かかる。確実に読ませるために、次のページ、次の吹き出しがでるのに時間をおいているからだ。設問は、一発で正解しないとまずいような基本的な問題だ。この設問は当然として、例えば、応用問題とかして、もっと微妙な例、判定が白黒どちらもあり得るような例などをあげたら、興味を引いてよかったのではないだろうか。吹き出し内の文書の句読点が , (カンマ)と 。(句点)の組み合わせなんだよね。違和感があったよ。
修了証書は大学当局に届けるのかしらん?それとも、大学単位で申し込んでいるので、大学の管理者は成績(一発で回答できたか)と修了をモニターしているんだろうか?
このコースを修了した後、担当副学長に、うちの大学はこの点が不備じゃないの?とメールしたけどどうなるだろ。
[ 追記 ]午後に、副学長から対処するとのメールがきた。小さい大学は、コミュニケーションがいい。しかし、実行速度は大学の大きさと関係ない。
イワシ・アジ・サバ・サンマ
噂の東京マガジンというTBSのTV番組に「やってTRY!」というコーナーがある。二十歳前後の女の子に料理に挑戦させるのだ。想像に難くないが、アジのたたきなんかを作らせると悲惨なことになり、これをあっきれ返って笑うジジイ共がいるという番組だ。「落とし蓋」といったら、鍋蓋を床に落としたなんていうエピソードがあるような番組なのだ。
日曜の昼間の昼食後の番組で、管理人もジジイだから見て笑うことになる。管理人は商売上、ハタチ前後の女性がいる職場に勤務しているし、彼女らの行動を見ているので、この番組がやらせだとは思えないわけだ。
さっき、食料の買い出しにスーパーに行ったのだ。スーパーの生鮮食品は大抵プラスチックの皿に盛ってラップで覆って品名とバーコードのラベルが貼ってあるのだが、中には単品の魚が氷水の中に泳いでいて、これをポリ袋に入れてレジに持っていくことになっているのもある。この場合、袋にはラベルがないから、レジの女性が、何であるかを判断して、レジの該当ボタン(ボタンに絵がついている)を押すことになる。
今日のレジの女の子は、管理者が持ってきたポリ袋の中の魚を見て、アジですか?サンマですか?と聞いてきたよ。今日は鮮魚コーナーでアジとサンマが氷の中に泳いでいたからね。
いわゆる青魚を区別できないのは、経験ないからしょうがないよね。切り身の魚が海で泳いでいると思うより、ましだよな。
