11月1日(土)から3日間の連休の最後の3日にkがこけていたようだ。というのも3日にはアクセスしなかったからきがつかなかった。だれも自宅にクレームの電話をよこさなかった。4日の朝、大学にきて気がついて再起動。
4日夜、またkのメールが使えないというクレーム。こんどは自宅にきた。再起動してもすぐだめになる。原因はメーリングリストのアーカイブ保存パーティションが満タンになっちゃったからで、メール機能だけが使えないことになったのだ。
一時的に余裕のあるパーティションに移動して、HDを倍増することにした。100万円。
サーバを一新して3年。結局なんだかんだといって、増設したり、別途サーバを購入したりで毎年200万円位はかかる。
大昔、インターネットは「ただ」だ ということになっていた。要するに電話やTVとの比較で、通信料が無料が特徴だったが、今では誰もそんなことは信じていない。「ただ」の線に乗るまで経費がかかるのだ。昔は一部の人間が予算をどっかから持ってきてユーザに負担させないで通信させていたから、「ただ」ということになっただけで、みんなが使うようになったら、お金をとらないとやっていけない。
医学も最初、加入者が少なく、合計の経費を人数分でわったら一人2万円となった、そのまま続けていたら、加入者がどんどん増え、予算が1千万円を超えるまでになってしまった。全員が加入しているので、ようやく来年度から中央の経費からまとめて維持費を出してもらうことになる。こうなるまで10年かかった。最初、基盤室は少ない予算で喘いでいたので、なんとか共通経費からとお願いしていたのだけど、あくまでも受益者負担でやれとのことで拒否されたのだ。そのうち加入者が増え、基盤室は余裕ができて、こういうお願いをしないでもなんとかなってきたのだが、今度は事務手続きが面倒になってきた。人数が多いからだ。結局、全員がネットワークを使うということで、共通経費から支出することとなり、受益者負担はなくなった。どっちにしろ、同じ予算からでてくるのだから変わりはないのだけどね。
学長候補
10月31日の学長専攻会議でY病院長が選出された。教職員の意向調査の得票数は圧勝だった。Webページを作成したかいがあったもんだ。Webページのカウント目標1000だったけど、850余でとどかなかった。
ま、だれもページの存在に気が付かないから、関係者しかみてないだろうけどさ。
全学停電ー余波
全学停電のとき、学類学生がつかう分散サテライトも当然シャットダウン。サテライトの端末を使うセミナー室もロックしたら、学生から教務へクレームが一杯。パソコンはつかわないが、部屋を使うとのことだ。
昨年は、そんなことがなかった。学生がそんなに勉強するようになったのだろうか?
教務からしかられちゃったよ。ちゃんとアレンジしてくれって。
請負業者の倒産
G棟の第1期工事が現在進行中だが、これを請け負っていた業者が倒産した。先週金曜日の情報だ。つい前日に第2期工事の打ち合わせをしていたところだが、第2期工事どころではなくなっちゃった可能性がある。第2期工事は補正予算が通ったので予定通り進むと思われるが、肝心の第1期工事がひょっとして半年遅れるのではないか、との施設部と副学長の説明だ。大変だ。1学期に第1期と第2期の工事がかさなっちゃって...てなことにはならないだろうな。
再度、入札からやり直しらしい。実際に工事をやっているのは潰れた業者の下請けだろうけど、下請けは、経営規模が小さいので入札資格がない。下請けに、入札業者から幾らで請け負ったのかを聞いて、その金額で下請けにそのままやらせれば、予算が浮く。まだ請負業者に支払っていないはず。工事の遅延もない。そうはいかないんだろうな。
(追記)25%すでにしはらっていて、工事の進捗状況は10%だそうな。
あらたに請け負った業者を説得して、いままでの下請けを使えというのかな。下請けもつぶれちゃったりして。あーどうなるんだろ。
全学停電
電源の点検のため、全学が停電になるのが毎年、この時期にある。科研費の申請時期とぶつかる。ぶつからないようにできないかとの検討があったが、予備電源を全学に配置することはかなりの規模の作業で、受ける会社のほうもスケジュールがつまっていて、そうは簡単に変えることができないそうな。事務への締切だろうと、停電だろうと、どっちにしろ締切直前しかやらないんだから、停電はあまり関係ないな。停電と事務への締切が今年のように一致していたほうがいい。
部局のサーバは前日の午後7時ころシャットダウン。日曜日の午後5時10分再起動。今年は何の問題もなかった。と信じている。M ちゃんのほうも問題ない。UPSのバッテリーがへたってきた。交換の時期だな。
学長を決めるのは誰だ?
学長選挙の選挙人は以下の24名。意向調査がどのように反映されるかは彼らの気持ち次第。意向調査をどの程度反映されるかの明文規定がないから、ちまたの噂の教員1に対してほかの職員0.1とか言う比は意味がない。投票用紙が色分けされているから、以下の選挙人には区別して提示されるんだろうな。意向調査の結果も公示されるんだろうな。
基本規則第MM条第M項第P号(経営協議会の学外委員の中から経営協議会で選出された者10人)
M株式会社名誉顧問 xxxxx
T大学長 xxxxx
Y特任上席研究員 xxxxx
K特別顧問 xxxxx
A会社最高顧問 xxxxx
I学園理事長・学園長 xxxxx
S大学長 xxxxx
Kセンター理事 xxxxx
J研究所顧問 xxxxx
M理事長 xxxxx
基本規則第MM条第M項第M号(学長及び理事を除く教育研究評議員の中から教育研究評議会で選出された者10人)
T長 xxxxx
C長 xxxxx
T長 xxxxx
J長 xxxxx
E長 xxxxx
N長 xxxxx
S長 xxxxx
Q長 xxxxx
L長 xxxxx
G長 xxxxx
基本規則第M条第N項(学長選考会議の定めにより加える学長又は理事。委員総数の3分の1以下)
理事 xxxxx
理事 xxxxx
理事 xxxxx
理事 xxxxx
学長選挙
現学長の任期は今年度いっぱい。再任はない。法人化して最初かな。で、大学当局は選出方法からはじまって、あたふたとしている。半年前に選挙を実施する規則だからだ。間に合わなかった。で特例をつくって、急遽、意向調査を実施中。一般教職員に投票権はないのだ。だから意向は調査しますが、その通りとは限りませんよ、ということになる。教員と他の職員(事務員、看護師、技術職員)の票の重さがちがう。が、どのくらいちがうのか、よくわからん。大学のページにでているのか?大学の公式ページはどこになにがあるのかわからないという、ひどいページだ。検索かけても一発で出てきたことがない。
立候補したのは4人。候補者の主張は印刷物で配布されたが、ほとんどの候補者は別途Webページがある。政治的信条を掲げるので、大学内のサーバ、つまりxxxxx.ac.jp をドメインとしたサーバは使わないほうがいいと、どの候補者も判断したらしく、民間プロバイダのサーバに掲載している。が、肝心の医学から立候補した山田病院長は準備不足でなにもない。あらかじめわかっていれば、余裕を持って作成できたのに、大学当局がページのURLを公開した時点で気がついた。9日の午前だ。であわてて管理者のところに相談がきた。なんにもないのに作れというわけだ。選挙活動だから命令ではない。午後3時までに、なにがなんでも午後5時まで。リンクを張っているページの管理者が帰宅する前に作れというわけだ。
そんな。いまから民間プロバイダを選択して、申し込んで...なんてやってられない。民間プロバイダのサーバは容量制限だってあるし、ただのは広告付きだ。そんなとこはだめだ。広告なし、容量制限その他制限なしなんてとこは知らない、探す時間もない。というわけで、管理者の自宅のサーバに作ることにした。ほかに、思いつかない。これだったら全く自由だからな。
問題はリモートでユーザを加えたことがないことだ。自宅サブネット内ならリモートでできるようにしたけど、外部からやったことはない。あたりまえだ。ユーザなんか少ないし、こんなに急ぐことはないし、週末にメンテナンスするだけだからな。できないことはないが、すべてコマンドラインで実施することになる。サーバはMacOSXサーバだからFreeBSDベースでコマンドラインからできないわけがないが、OSX特有のユーザのHome Directory 構成を作るのは大変だ。だから、一旦、自宅へもどってユーザを加えた。URLに~を付けないとか、一応Blogとかを用意しておいて(30分)大学に戻ってコマンドラインから操作だ。
3時までというのに、コンテンツがこない。昼飯を取って待っていたら、コンテンツがきた。でその作って欲しいという人と(この人が脇から何だかんだと言わないともう少し早くできたけど)一緒に、とりあえずのページを作ったのが午後4時。至急連絡してリンク先を変更してもらう依頼をメールしたけど、向こうはのんびりしていて、翌日判明したけど午後9時に書き換えたそうな。
履歴とか政策のページはpdfしかないので、しかもそのpdfはテキスト化していないので、文字列が抽出できず、元原稿がないからページがつくれない。pdfを貼り付けるとAcrobatが起動するのに時間がかかって、見るのがいやになるから、同じ内容のhtmlにしないとだめだ。というわけで翌日もこれに時間がとられた。カウンターも作った。敵のカウントは300を超えているから、立ち遅れた当方としては、見てくれをよくするため、再訪問の制限時間を1分にしちゃった。400をこえたら、あとで15分くらいにする。
しかし、ドメインがseigi だぜ。なんせ遊びで作ったサーバだからな。mのテストを兼ねた実験機だからしょうがない。ひょんなことから役にたった。ページの寿命は1ヶ月だけどね。
http://example.com/suzuki/
だ。何回もアクセスしてカウントをあげてちょうだい。
教員情報システム
教員評価のための教員の業績データベースをKJシステムといって6年前に設置され教員評価の資料として働いている。そもそも大学全体で教員評価を行うためのプロトタイプとして副学長の名前で設置されたもので、現在大学中央の企画室が維持管理している。このシステムが動き始めてから1年遅れて大学は、これまで印刷物であった研究者総覧をデータベース化するためにTを立ち上げた。したがって教員は2つのデータベースに登録しないといけないという二重構造になっている。なぜ大学当局は2つも立ち上げたのかはわからない。というか、だいたいあいつのせいだと予想がつく。既にあるシステムを改変してつくるより、新しいシステムを作った方が楽だからだ。全教員の評価に使うという前提で、S学部が試行として先駆けて教員評価を実施しているのに対して大学当局はなにもご褒美をくれない。おくればせながら、昨年度大学当局は全教員に対して評価を実施したが、失敗であった。ある部局はほとんどの教授の評価はSというAより上の評価になってしまった。准教授以下の評価は水準レベルであるBが最頻値なのに、教授だけがSが最頻値なのだ。よわいものいじめ。あきらかに教員評価に対する反発である。
大学本部企画室がこの教員システムを持て余してきた。そこで系のなのだから系で維持してほしいといってきた。学系長と事前の相談はなかったが、拒否してしまった。筋が通らないからだ。SSL証明書の期限があと2年だからあと2年以内になんとかしたいらしい。Tと合体し、新規に教員評価のためのデータベースとすべきだと突っぱねた。企画室も困っているだろうけど、知ったこっちゃない。教員情報システムを全学に広げるという前提で系が努力したんだからね。別のシステムに移行するのは、現在のデータをそのまま移すという事が前提なら賛成するともいっておいた。
企画室がちらっと漏らしちゃったんだけど、サーバはなんと8年前の代物らしい。6年でも化石だと言ったのに8年とは!!あと2年もつのかな?
犯罪捜査にともなう管理者のお仕事
刑法の犯罪が生じ、被疑者に逮捕状や捜査令状が出たとき、警察当局は証拠を集めるため、家宅捜査して、パソコンを含めあらゆる書類を根こそぎ持っていく。それらのうちどれが犯罪に結びつくかどうかを解析するのは、捜査員がやるんだからどうでもいい。家宅捜査のとき大騒ぎになるだけだ。
問題は、現在の日本人でメールを使っていない者は、高齢者と幼児を除いてほとんどいないことにある。メール等のサーバからダウンロードしたファイルは被疑者のパソコンを解析すればいいが、被疑者は、もしやばいことをしているとの認識があれば、さっさとそのようなメールファイルは削除するであろう。しかし、誰もがが知っているように受信メールはサーバに残っているのだ。捜査当局は被疑者が使っているからといって、無関係な多数の人間が利用しているサーバを差し押さえることは、さすがにやらない。ということは、その被疑者のメールを提出せよと警察から照会があるわけだ。拒否したら、強制捜査でサーバを持っていかれちゃう。照会に応ずるのは、今回の場合、組織上最上位の長だ。だからといってその長がサーバにアクセスして該当者のメールを収集するわけではない。最上位の長はサーバの管理者に、組織上の流れに従って、次の長−次の長と経由して命ずるわけだ。
しかたない、平のサーバ運用管理者が該当するメールアカウントに残っているファイルをこつこつ集めるわけだ。なぜこつこつかというと、その被疑者がもっていたと思われるアカウントのパスワードを変更しちゃって、端末のメールソフトに新しいアカウントを作成して受信すれば一発だが、そんなことはできない。あくまでも被疑者のものだからだ。
サーバのadmin としてファイルを覗くしかない。医学のサーバはFTPできるdirectory が限定されている。その場所がわからない。技術管理者のOちゃんしかわからない。Oちゃんに連絡しても返事がない。
しょうがない。コピペを繰り替えすしかない。というわけで延々とメールの本文をコピペした。幸いなことに、比較的新しく作成したアカウントなのでスパムがほとんどない。これが管理者のメールアカウントだったら大変だ。80%がスパム、総メール数100通/日を越える。
でやりましたよ。丸1日かけて。直属の上司に報告するわけだ。分厚い印刷出力を分類して渡しましたよ。これはメーリングリスト、これは不特定多数宛のメール、これはグループの連絡メール、これは個人宛と。そうでもないと上司は判断できないでしょ。
サーバの運用にあたっては、個人情報の開示が本人以外からあったら、該当する組織の長が指示した場合に限り、その長に開示するという規則がある(私が作ったのだ)。そうでもないと、末端のサーバ技術管理者がかわいそうでしょ。万が一、属する親分から、「だれそれのメールをモニタしろ」なんて圧力がかかったとき抵抗できないじゃん。ちゃんとプロテクトしてあげないと。
というわけで、分類までやって、提示したのに、「内容は見ない。そのまま上に持ち上げる」だって。
どて(こけました)。
やっぱし、長なんだから一応は見るべきだよな。これが政治犯だったら大学当局は場合によっては被疑者を保護する立場になるだろうが。大学の教授が逮捕されたんだぜ!!
というわけで、これを読んだmのユーザ諸君! くれぐれも、やばい ことはやらないように。管理者に余計な負担がかかる。また m にあるメールは管理者がその気になったら読めるということも認識してください。これはmに限ったことではないけどね。でも、管理者がこれをやったら犯罪ですからな。やらないよ。
Thuderbird on Mac
返信が Reply-to でなくて From に書いてあるアドレスになっちゃうことを調べていて、Thunderbird の設定Editor があることに気がついた。
mailnews.reply_header_authorwrote は %s さんは書きました から %s wrote に
mailnews.reply_header_ondate は (%s) から On %s に
書き換えてみた。前者は 返信メールの引用が xxx wrote になる。後者はなんの変化もないぞ。日付と時間が入る筈なのに。どっかにあるんだろ、日付と時間を入れる設定が。
で肝心の Reply-to と From の件はどこだかわからん。このeditorで設定できるのかどうかもわからん。
mail.identity.default.reply_on_top は引用文の前に空の行を作って、そこにカーソルが位置することらしい。
デフォルトが 0 なので 1 にしておいた。これで、返信 ボタンを押して作成されるメールのカーソルが一番上の空行の先頭に位置される。