新入生のPC所有率

新入生95名に「自宅に自由になるパソコンがあるか?」と聞いてみた

当然のことながらWindows機が多いわけだが、OSがなんであるかわからないという答えがある。
17%も自宅にパソコンがないとの答えだ。4,5年前はPCのない学生は100名中2,3名だったのだが….
なぜ、持ってない学生がこんなにいるのだろうか?スマホは100%の学生が持っている。まだスマホはパソコンの代わりにはならないと思うのだが…
学生のパソコン所有率とかのキーワードで検索すると、幾つもの調査結果があって、上記の結果が驚くべきことではないようだ。

マニュアルは懇切丁寧であってはいけない

さって、新学期も始まり、管理人の担当は1年生の生理学の講義・実習なのだ。実習を行うためには、実習書=マニュアルを作成するわけだ。実習の始めは、レポートの書き方、次いで、得られたデータをグラフ化するためのエクセルの使い方となっている。後ほど、データをまとめる実習が控えているからね。本来は統計の演習とかでやるべきなのだが、統計学演習はなぜか2年次のカリキュラムなのでしょうがない。
聞くと高校でワード、エクセルを触ったことがあるらしい。この辺も聞いてもはっきり返事をくれないから、よくわからない。年々変化するしね。エクセルを使わせると、何もできないから、高校で教わったかもしれないが学生の頭の中は「見ただけ」程度なのだ。
それは、予想されているから、実習書の補足資料としてエクセルの使い方(グラフ化、検定等)のマニュアルを別途用意してある。
まずは平均値と標準偏差を算出しグラフ化、データのヒストグラムの作成だ。

こんなのを作成させるわけだ。エクセルを使ったことがないと思っている学生には、マニュアルが用意されていなければほとんど不可能だ。
なので、管理人の作成したマニュアルはstep-by -stepなのだ。

こんな風なわけだ。ゆっくり読んで欲しいところだが、学生さんは速くできればいいわけで読むことはない。パソコンが並んだ教室で実施するわけだが、隣の友人から・に 操作方法を 教わる・逆に教える ことになるわけで、誰もわからない時は、マニュアルを読むことはせず、手をあげて「センセー、わからない」となるわけね。
マニュアルの文章が長すぎて読めないのだ。端折って、手続きだけ教えてもいいのかもしれない。何故、ここではこれを選択するとか言わないのがいいのかも。引数なんてしらなくてもいいか。