申し送り

キャンパスの複数の学部・学科から選出された委員で構成されるある委員会があって、年度変わりで、メンバーの一部が変更になった。
昨年度の委員会である提案をしたのね。ある部署にある業務を依頼するのだが、根回しを行った結果、その部署からは教員個人からの依頼ではなく委員会からの要望としてくれというわけだ。当然ですな。そこで委員会への提案したのだが、提案は口頭ではなく文書にして提出したのだ。各学科で持ち帰って議論してちょうだいねというわけね。口頭だと多分伝わらないから、しっかり文書にしたわけね。で、本日、新年度の第1回の委員会で、当然のことながら、管理人の提案が議題になったのだが、委員が交代した複数の学科の新委員は、ともに、そんな提案は学科で議論されてない、申し送りも受けてないというのだ。だから委員会では以前の議論を蒸し返したのだ。ま、そんなもんだろうなという予想通りだ。学科代表の委員という自覚なんかないのだ。
委員長はこんなことはよくあることと知っているわけで、委員長裁定で管理人の提案通り、委員会の名前で関係部署に依頼することになった。次回の委員会への懸案事項とならなくてよかった。
当初はこういうことにいらついたんだけど、何年も勤務したので、あきらめています。手順だけは踏んでおくことにしているわけですな。赴任当初は、根回ししたら怒られたことがあったよ。ちゃんと関係委員会があるんだからそこに提案しろというわけね。その提案を作るための調査・根回しということが理解されなかったよ。ため息がわかるでしょ。