枝垂れ桜

以前、岩槻の7不思議と書いたことがあったが、最近になって、初めて気がついたのだが、岩槻には枝垂れ桜が結構多いのだ。
あまり明るくないときに出勤して、暗いときに帰宅するので通勤途中にどんな桜があるかなど気にすることがなかった。
たまたま、昨日、出勤してから昼頃に外出したのだが、ちょうど桜が満開だったのでいやでも桜が目立つ。
通勤途中にある桜の半分くらいが枝垂れ桜ではないのかと思うくらいだ。

これはそのうちの一つで民家にあった。あまり枝垂れの程度が大きくなく幹はしっかりしている。
その中でも下の写真は

は通勤途中に苗を育てている畑にあったやつだ。重なっているので見にくいのは勘弁してね。まだ細いので支柱がないと立っていられないようだ。枝垂れる理由は、日本植物生理学会のページにあるけど当方にリテラシーに欠けているからよくわからん。枝を水平に置いたとき上半分が発達して枝を引っ張りあげるところが、枝垂れる枝では上と下半分の発達が同じなので支えられないということらしい。何故上半分と下半分が異なるのかは書いてない。他の植物では重力を感ずる細胞があってその重力を感ずるための遺伝子がわかっているらしい。劣性遺伝なので種ができても枝垂れることがないので、もっぱら接ぎ木で増やすらしい。それがこの写真なんだろ。この畑には別の品種の枝垂れ桜の苗もあった。花の色が白っぽく葉が出ているので別品種と判断しただけだ。こうやって栽培しているところが近場にあるから、多いのだろうか。たまたまだろうな。