このサーバが設置してある建物の耐震工事が始まるので、研究室等は一時避難場所に引っ越しになるのだ。研究室の引越し先は遠いので、そこにこのサーバを持っていくのはちとしんどい。耐震工事が既に終了した続きの建物の一室へ居候することにした。
今朝がその引越である。同じフロアの20m位しか離れていない場所なので、30分もあれば終わると踏んでいたわけだ。移転先にLANケーブルは用意したし、電源も確保した。だから、UPS、サーバ本体、ファイヤーウオール、モニタだけ移動するのだ。一人で30分で終わる。UPSが重いけどなんとかなる。というわけで朝7時に始めた。予定通り、移動して、サーバを起動した。
んが、動いているように見えない。モニタに何も出てこない。順調に動いている機器を移動させる、ケーブルを差し替えて再起動する、などを行うと、隠されていたトラブルが出てくることがよくあるのだ。弱った。モニターになにも出てこないとどうしようもない。外からログインもできない。なんじゃ???
このサーバ機にはLANポートが2つある。どっちを使っていたかマークしていない。管理者がいい加減だからだ。モニタに出てくれば、すぐどっちのポートだったかわかるわけだが、それができない。多分接続ポートが違うんだろということで、ポートを変えたら、外からログインできた。サーバ機能も問題なさそうだ。というわけで問題はモニタだけだ。ビデオカードがこわれたとは考えにくい。
あとからみたら管理者宛のメールにip addressが変わったという警告メールがきていた。7時3分に間違ったip address、7時30分に正しいip addressに変更になったというメールが発信されていた。つまり移動して誤ったポートにLANケーブルさして起動したのが7時3分。おたおたして、正しいポートにつなぎ変えて再起動したのが7時30分というわけだ。30分余計にかかってしまったわけだ。
モニタを交換してみたが、同じだ。シグナルが来ていないということだ。どうやら問題なく動いているので、コネクタの接触不良だろ。しっかり挿して、ネジを回して固定したら見えるようになった。
というわけで、移動してもなにも問題はなかったわけだ。1時間つぶれてしまった。朝、早いからユーザはまだ寝ているにちがいないから、ユーザに連絡することもしなかった。30分とちょっと止まっていたけど、多分わからなかっただろ。そもそも、この8月末から、本幹のネットワークのスイッチの更新がおこなわれていて、20分位とぎれることがあったのだが、誰も何も行ってこないからな。ヘビーユーザは管理者だけだし。
月別アーカイブ: 2015年9月
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専門家はわかるが、国民はわからない
佐野研二郎の東京オリンピックのエンブレム事件だ。オリジナルで模倣ではないという説明に、佐野研二郎の原案と、審査委員会が改訂要求して作成した最終案を提示した。オリジナルの図案は最悪。原案を審査委員会が変更したら佐野研二郎作とはいえないのでは?
左が佐野研二郎の原案、中央が組織委員会が考えた訂正案、右が最終案(ここから引用)。原案はあまりにも稚拙と思うのは管理者だけか。TOKYO の T から作ったエンブレムという主張が原案ではわからん。三角、四角、円だけだぜ。
審査委員会が、選考にあたって参考にした活用例は人様の写真をコラージュして作ったのが判明して、
佐野研二郎が信用できないのがあきらかになってしまった。コピペ、模倣はないと、取り下げになってしまった後に言い訳しているが、審査委員会に提出した資料にコピペがあったわけで、本来のエンブレム案がコピペではないとどうして主張できるんだろ。
とんだ藪蛇だったわけだ。三木弁護士が公開した小保方ノートそっくりだ。佐野研二郎の作品には数々のコピペがあると指摘されている。管理者もその指摘の中には妥当なものがあると思うが、過去のコピペは直接今回のエンブレムとは関係がない。エンブレムはどっかのホテルのロゴに似ているというけど、似ているだけの可能性が高い。しかし、活用例は無断使用だからな。これは決定的だよな。
で、取り下げの組織委員会の記者会見で、審査委員会委員長の永井一正による「オリジナルだと認識でき、専門家の間では分かり合えるが、一般国民には分かりにくい」という説明はひどい。上から目線の典型だ。なんという傲慢なやつらなんだろ。こういうやつらがに日本のデザイン業界を仕切っていると思うと日本のデザイン界はお先真っ暗だ。
この審査委員会のメンバーは、お手盛りで、いろいろな賞の選考委員会で互いに選考員と受賞者を分担している。こういう委員会が、「専門家の俺たちにはわかるが、ド素人の国民にはわからない」と言うのだからひどい。こいつらは全部 首 だ。あきらかに出来レースだから審査委員会が改訂したんだよね。なにかと似ているからという時点で、候補から落選だよな。
教授選で、候補者が研究発表したんだけど、競争相手より内容がまずいので、再度、ここを訂正して発表しなさいなんて教授選考委員会がやるわけないだろ?
本人がなんと言おうと、サントリーのトートバッグやTAMABIのポスターがそのままのコピペ、あるい部分的なコピペ、コラージュと判明してしまったのでもはやおしまいですな。
本丸(エンブレム)だけは「模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げ」ているけど、外堀(トートバッグやTAMABIのポスター)、内堀(活用例)は模倣でした(本人は不手際)なんていうことが信じられない。ま、本丸まで、だれかのデザインがヒントでしたといえないのでしょうね。
ま、佐野研二郎が模倣、コピペのコラージュで生きてこられたのは、選考委員会メンバーのような奴らがお手盛りで互いに褒め称えることで成り立つ業界だからなんだな。コピペで生きていけるんだから、小保方氏もこっちの業界だったら生きていけるかもね。
ネットやマスコミの批判が耐えられないから辞退するというのだから、ひどい辞退の理由だ。コピペ・コラージュを不手際なんてごまかす。小保方の「STAP細胞はあります」「だから論文は撤回しない」のほうが本人が信じているのでまだましかもね。
[ 追記 ] 2015.9.4
どうやら、原案を修正したのは組織委員会と佐野研二郎だったようだ。組織委員会といってもごく一部の担当部署とでだ。審査委員会は変更したのを発表の1週間前に提示され、了承したということらしい。審査委員会は1名が反対だったらしい。いずれにしろ、ひどいよね。原案からこれだけ変わったんだから佐野研二郎+組織委員会作とすべきだよな。