数年に1回くらいであるようだが、6月の台風だ。4号だ。あっちの大学では学生便覧に、埼玉県南部が暴風雨警報になったら休講と書いてある。朝7時にこの警報がでていたら午前中の講義は休講となる。休講のままではなく、ちゃんと(H君の口癖ではなく)補講をしないといけない。面倒だ。いまのところ、台風の速度が上がってきて、どうやら休講にならないのではないかとの予想だ。18時現在、20日午前3時の台風の中心の予想が福島だ。暴風雨圏が微妙にかかっているが、朝7時には暴風雨圏から脱しているだろう。

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メール見てる?
あっちの大学の1年生に生理学と生理学実習を教えているのだ。次回の実習の準備とか、実習レポートで指摘することが多くの学生に共通なのでレポートの評価についてはWebページを読めとか、メーリングリストで連絡しているわけだ。このメーリングリストをクラス担任にも学生にも利用を公開しているので、担任からの連絡や学生同士の学園祭の打ち合わせなどに使っている。
さきほど、学生が来て実習室に忘れ物をしたから取りにいきたいとかいってきた。ついでに、メーリングリストのメール見てる?ページ見てる?ときいたら;
携帯の設定を変更できない。親がパスワードを管理しているから。親にパソコンからのメールを受信できるように設定してくれといったら、親は「パスワード忘れた」。だからできない。
だって。
子供が携帯でゲーム三昧で何万円もの請求書が来るという話はよくある。親にとっては経済的にも子供の教育上も制限したいだろう。エロサイトにアクセスしては困る。親だってエロサイトにアクセスしているんだから子供に見せたくないことはよくわかっている。
でも、もう大学生だぜ。管理するならちゃんと管理しろよな。
あ、「ちゃんと」だって。H君の口癖が移った。
レポートの書き方
あっちの大学では、これまで数回の生理学実習をこなし、そろそろ形の整ったレポートを要求することになった。これまでは、機器の取り扱いとか統計処理の方法などが実習内容だったのだ。
あまりにも、レポートが形になっていないので、学生に「レポートの書き方」のサンプルレポートを読んだか?と聞いた。サンプルレポートは「美味しいコンソメジュレ」というタイトルでデザートあるいはオードブルになるような料理の作り方の実験を行ったという仮定で、材料の割合による評価の違いとかを測定してレポートの形にしたものだ。
こっちの大学では、受けた(といっても一部の教員と技術職員だけかも)内容だったので、あっちの大学でも配布した訳だ。
学生の答えは、読んだのではなく「見ました」だ。「コンソメとかジュレがなんだか分からない。だから意味がわからない」だって。
あー、作り直さないと。
Studentのt検定の説明
あっちの大学の生理学実習で握力測定を行った。実習装置の使い方と、あらかじめ教えた検定方法を理解してもらうためである。
Student のt検定の説明で、対応のあるサンプルの検定の例として、「リポビタンDを飲むと握力が増えるかという問題に対しては、同一被験者で、飲む前、飲んだ後に握力を測定して平均値の差を検定するのだ」と説明した。対応のないサンプルの検定の例では、「男女に握力の差があるかないかという問題に対しては、人は状況に応じて男になったり女になったりするわけではないので、同じ被験者で比較できない、サンプル数も異なるので、対応のない検定を行うのだ」と説明した。
クラス全員の握力を測定し男女の握力に差があるかないかを調べなさいという実習を行ったわけだ。
当然ながら、レポートには採用した検定方法を記述することと命じた。その結果、「同じ人が男状態であったり女状態になったりするわけではないので、異なった被験者で測定せざるを得なかった。したがって対応のないt検定を実施した」と解説のまま書いてあるレポートが出現した。
ま、正しいけどね……とほほ、冗談も伝わらない。
またこんな記述もある。
「p値を見ると0.00000となったので、男と女はほとんど交わらずべつのものであることがわかった。」そりゃ握力を調べることもなく、男と女は違うよな。
2クラスあるわけで、各クラスの男女の握力もそれぞれ比較できるデータであった。その結果「男女ともに平均値はA組の方がおおきかった。要するにB組はA組に喧嘩を売ったら負けることが分かった。」すばらしい考察ですな。
5月の連休の合間
今日、5月2日(水)は連休の合間の平日だ。大学のスケジュールは連休なんか関係なくカレンダー通りなので、今日は一日肉体労働の日なのだ。1限目に生理学の講義をやって、そのあと生理学実習だ。実習室も実習設備もないので実習は106名の1学年を2つのクラスに分けて2部実習なのだ。スペースも設備も十分でも、スタッフが少ないので2部にしないとできない。というわけで、週2回ある肉体労働の日なのだ。もう一回は、別学科の生理学で講義はH君がやるのでいいのだが、実習はH君にまかせることがまだできない。実習課題は昨年1年やってみて、これじゃだめだというのがあるので今年は大幅改変しているので非常勤のH君がまだ理解していない。管理人がやらないといけないのだ。
昨年は、管理人が新人なので、一昨年の実習を踏襲したわけだが、あまりにもひどいのがあって、改変しつつ行った。さらに今年は2年目なので本格的な改変に着手しているわけだ。実習書を丸々書き換えている。いっぺんにはできないので、予備実習をおこないつつやるので、結構スケジュールはきつい。今年が終わったら来年度は手が抜ける。予備実習も実習書を作成する手間も省けるわけだ。講義ほうは最初の1年で出来上がるが、実習は2年かかる。まだ3回の実習しか実施していないのだが、実習書はすでに30ページを越えた。なんせ一歩一歩の手順のマニュアルだからな。学生はマニュアルがないと何も出来ない。次第に実習書を薄くするつもりだ。使う機器が同じなので、実習書の最後はテーマだけで済めばいいけど。そうはいかないだろうな。
前回の実習では、大学の用意してあるパソコンはオフィスが2003がインストールされたままなので、エクセルの統計計算方法のマニュアルを2003で作成した。学生から自分の使っているエクセルは2010なのでできないというクレームがきた。勘弁してくれよな。最新バージョンまでの3種類のマニュアルはできないよ。
学生の携帯のメアド
あっちの大学で、とある教育用プロジェクトを始めた。そのためには学生の携帯メールのメーリングリストが必要だ。なんとかして集めた。メーリングリストを作った。大学は学生にyahooを使った大学のドメインのメールアドレスを付与しているが、誰も使っていない。大学としては大学がメアドを付与していることになるので名目上いいのだが、なにやら制限が多いらしい。GoogleもYahoo も学校のドメインを使えるただのメールサービスを実施している。学生はもっぱら携帯メールで情報交換していて、大学のメールアカウントなんか使っていない。
教務(教育関係の事務の部署)から電話がきた。「ある学生の携帯のメアド知っている?」というわけだ。担任もしていない、教えたこともない(まだ赴任1年なので該当学生は上級生で教えたことがないのだ)のに、事務のほうでは管理人が学生の携帯のメアドを集めているということをどっかで聞いたらしい。なんてこった。逆だろうが。事務が把握していて教員が学生と至急連絡をとりたいから携帯のメアド教えてちょうだい だろうが。
お疲れさま
学生からの携帯からのメールには件名も送信者が誰なのかも本文に書いてない。チャット感覚なので最低の情報しかない。携帯同士では、互いに登録してあるから、誰からのメールかはすぐ表示されるから問題ない。従って学生は、携帯メールでは、件名、本文に送信者名を入力することがほとんどない。
学生へのメールに、目上の人へのメールにはきちんと件名と送信者名を書きなさいと注意してやった。その返信には、確かに件名と発信人氏名があったが、件名はなんと「お疲れさま」だ。なんてこった。件名とは用事を示す20文字以内の文字列にすべきだ。メールソフトで表示できる長さのキーワードを含んだ文字列だ。
こういうことから教えないといけないのか、とほほ。
あっちの大学でも、こっちの大学の看護の先生も、いきなりの挨拶が「お疲れさま」ということがしばしばある。初対面でもこういう挨拶の時がある。管理者は じじい だ。だからこういう挨拶が、帰宅するときではなく、午前中からとか昼間の最初の挨拶だとカチンと来る。どうやらコメディカルだからというわけではないようだ。一般社会でもあるようだ。多くの場合、管理者と一般民間会社とのコミュニケーションは、相手が会社の営業だから、こんな挨拶はなかったので知らなかったが、「挨拶 お疲れさま」で検索するとその是非についてのページがいくつかある。
「おはようございます」という言葉はその本来の意味を失って、朝にその日初めて会ったときに(芸能界ではその日、初めて会ったときが夜中でも使うことからもわかるように)に使う挨拶で、たとえ午前11時でも、違和感がない。多分朝早くから仕事にがんばってますねとか言うのが意味なんだろうけど、もはやその文字列の意味は失われ、単なる午前中の挨拶としかの意味でしかない。Good morning だって同じだ。しかし「お疲れさま」はまだその文字列の示す意味が残っているから、朝からこんな挨拶をされると、カチンとくるのだ。
エアポケット
火曜日に入学試験があった。試験監督として朝9時に集合したものの、予備ということで、オフィスにいるだけ。水曜日な何も予定なし、木曜日は会議が1つ。本日(金曜日)も予定なし。
これまでは、講義の準備、レポートの採点、実習のマニュアルの整備、教科書執筆等で、会議や講義、実習がなくてもすること/しないといけないことがあったのだが、春休みで講義実習もない、教科書も書いちゃったというわけで、ヒマだ。エアポケットに入ったみたい。
来年度の新入生対象基礎ゼミ(フレッシュマン・セミナー)で2コマ割り当てられていて、その準備があるが、そのうち1つの準備は、火曜日と水曜日で終わってしまった。あとは来年度になって学生に配布する資料を印刷するだけ。もう1コマは資料が集まらないと構想できないので、今はできない。
あれもやりたい、これもやりたいと忙しいときは思ったのだが、ヒマになると、あれ これ ってなんだっけということになってしまった。昨年の今頃は忙しかったなぁ。で地震が3月11日にあって、めちゃめちゃだったんだよね。
目下の興味は、新車だ。マニュアルをダウンロードし読んでいる。ひまだなぁ。
漫画生理学の効果
漫画生理学という恥ずかしい本を書いたが、その効果がちょっぴりあった。
某独立行政法人が薬剤師向けに出している雑誌(パンフレットに近い)に記事を掲載するのでインタビューさせてほしいとのことだ。OKと返事をしたので、今日、そのインタビューに来た訳だ。
以前にも、女性対象の雑誌(つまりダイエットとかおいしい店の紹介とか矛盾した記事からなる雑誌)から同じようなインタビューを受けた。このときは、掲載記事は雑誌社の下請けの編集者が書くのでそのレクチャーをしたわけだ。その謝礼はなにもない。掲載された女性雑誌が送られてきただけ。ちとひどい。1時間のレクチャーがボランティアかよ。名前を売るために記事作成に協力するというような、芸能人ならともかく。こっちは名前なんか売る気はない。
今度は、もうちょっとましそうなのでOKしたわけだ。インタビューの際に漫画生理学を持ってきた。この本を見て、管理者のところに来たという訳だ。1冊は売れたということだ。インタビューの結果を編集者が記事にして、原稿を作成するというのは同じだが、今回は二人できた。マイクを3本つまり録音機を3つだ。写真も取って行った。1時間のレクチャーを行った。多分、謝礼は無しになるんだろうな。お土産に最中詰め合わせを置いて行った。最中をそんなに食べることができないので、ラウンジの秘書に持って行った。その途中、出会った学生に、食べる?といって、手渡ししつつだ。
原稿ができたら、校閲することになっている。どんな原稿になるやら。多分、原稿を依頼すると、経費がかかるし、締め切りに間に合わないとかいうことがあるので、自前で原稿を書くのだろうな。しかし謝礼が最中詰め合わせ1つてのは割にあわない。管理者のあっちの大学の時給がいくらなのかわからないが、こっちのpart timeの時給はx千円だ。最中詰め合わせより高い。原稿を書くとなったら1時間ではすまないから、原稿料にするともっと高くなるので依頼しないんだろうな。
霞ヶ関にある独立行政法人で厚労省の外殻団体ということだろう。薬剤師向けの雑誌を作るのに税金がつかわれているわけだ。民間の業界紙と違うのは広告がないことだけだ。民間の業界紙でいいんではないだろうか。月刊のパンフレットのようだ。民間業界紙だと製薬会社の悪口が書けないからかな。悪口をかいてあるわけではないけれど。
風邪
風邪をひいたようだ。週末なんか体調が思わしくない、胃の存在が意識される、関節が痛いようで痛くない。風邪だ。インフルエンザかどうかはわからない。どこで拾ったのか....分からないな。先週、特に学生どもと密接にすごしたわけではない。試験だったらからな。
月曜日、こっちの大学に来て、夕方発熱した(測定していないから、多分)。冷たい金属に触ると不快だし、熱がある感覚だ。早めに帰宅して、風邪薬がないのに気がついて薬屋へ再度でかけ、購入してきた。食欲もないから、おろし生姜たっぷりの湯豆腐と熱燗と風邪薬でベッドへ。心拍数があがってつらいが、うとうとしながら、結局10時間寝た。明け方、汗をかいていたからよくなったのかも。
で朝一番で、あっちの大学へ。午前中はパソコンの前で仕事をし、昼に、食欲は相変わらずないが、なにか食わないといけないと思って学食にいったら、もう試験週間が終わったので学食はやってない。なにも食べず、4時限目は4年生対象の国試対策講義。いまさら講義をやっても意味がないと思うが...
生理学では毎回講義終了時に10問の小テストを行っている。その講義の要点を問題としている。中間試験の問題はこの小テストから、内容を変えてだした。だから期末試験も同じ様なのが分かっているはず。で気がついたのは小テストで正解だった選択肢が、期末試験では誤りになるような問題だと、小テストのほうの正しい選択肢を答える。結果から判断するとその問題について理解できているのが85%、15%は小テストの正解を選択肢として選んでいる。
昨年度の国家試験の合格率と同じだ。すなわち過去問とか模試の問題の正解を憶えているけど、理解したわけではないのが15%いるということだ。
補講の教室は暖房が聞いているし、100名近くいるので教室内が暖かい。講義をすると動き回るから汗がでてきた。でその汗のまま教室の外にでたら寒い。風邪によくない。昼食もとっていないのでスタミナがない。途中でつらくなって時間前に終えてしまった。付け焼き刃の講義にしないために、配布したプリントの模式図と同じ図を、教科書の本文を読んで描く練習をしろといった。この補講で細かな事を解説する時間がないからな。表や図を、配布したプリントにならって自分で作成せよと伝えた。そうしないと理解できないからな。過去問の答えを憶えるのは意味がないからな。なぜこれが正解なのかを理解しないと。
つまり、管理者も作ったが模式図の多い教科書というのは善し悪しだ。学生の理解を助ける図だが、絵を見て理解したような気になるだけだ。理解できていないのではないだろうか。記述から模式図を作ることができるようにするのがいい方法ではないだろうかと思ったわけだ。
というわけで、今日は早く帰宅(といってもあっちのアパートだけど)して、風邪薬飲んで寝る。