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過去問の勉強

定期試験の時期だ、前期/後期制度を採用している大学が多いと思うが、そういう大学は7月が前半の定期試験だ。学生は担当教員が同じだと、昨年の試験問題を先輩からもらって過去問の勉強をするわけだ。過去問は部活の先輩からというのが一番多いと思うが、ときには新入生歓迎会のゲームの商品が正解付き過去問であったり、成績がよかった実習レポートだったりして、引き継がれていくのだ。3年分持っていればだいたい問題ない。教員の方だって、試験に出す問題はそんなに手持ちがない。重要なところを問題にするわけで、重箱の隅をつつく問題は出したくないからね。
さらに作る方も面倒なんだよ。昔の大学の試験は、2,3問を記述式で答えさせてよかったのだ。学生数が少ないから、記述問題でも採点が難しいわけではない。今はマークシートだ。履修学生数が100名なんかだと、記述問題は現実的ではない。というわけで、試験の前の週は売店のコピー機がおおいそがしなのだ。
マークシートつまり多肢選択問題や空白を語群から選ぶような問題になると、いくらなんでも昨年の問題と同じでは…と思うわけでちょっと違った問題にするために;
「血圧が高くなると(問1)受容器線維の活動が(問2)し、その結果、延髄の循環中枢が迷走神経の活動を(問3)させ、心拍数が(問4)する。」
なんていう問題を逆にして
「血圧が低くなると(問1)受容器線維の活動が(問2)し、その結果、延髄の循環中枢が迷走神経の活動を(問3)させ、心拍数が(問4)する。」
と形を変更するのだ。教員が怠惰だからな。
昨年度の問2は(増加)、問4は(増加)、問5は(減少)が正解なのだが、今年度は(減少)(減少)(増加)が正解になる。
過去問を勉強する学生は、問題を理解しているのではなく、答えを憶えるだけなので、アホなことに今年の問題が昨年とほとんど同じパターンだと知ると、憶えたままの(増加)(増加)(減少)を選択するのだ。
動脈血中の二酸化炭素分圧はどれか?
(1)10mmHg  (2)20mmHg (3)30mmHg
(4)40mmHg (5)50mmHg
という問題の正解は(4)なのだが、この語群の並べ方を逆に
(1)50mmHg  (2)40mmHg (3)30mmHg
(4)20mmHg (5)10mmHg
とすると、学生は(4)を選んでしまうのだ。なんてことだ。正解の番号を憶えるのであって、正しい数値を憶えるのではないのだ。
普通は、意味のある数値を憶えるほうが楽だと思うのだが、苦痛となる意味のない答えの番号を憶えるのだ。自動車運転免許の問題だったら、正解の番号を憶えてもなんとかなるかもしれないけど、大学の試験はそうはいかないでしょ。
国試の過去問の勉強は、同一問題がでることはないのだから、答えを憶えるのではなく、何故この選択肢が誤りで、こっちの選択肢が正しいのかを理解するのだ と口を酸っぱくして言うのだが….
どうやら、高校まで、「勉強とは、ひたすら憶えること」という教育だったのだ。教育方針は違っていたかもしれないが、学生はこの方法で報酬が得られたわけで、これを治すのはかなり困難だ。

まだやってるSTAP細胞事件

もう、それが真実かどうかは、当事者が何も語らないのでわからないのだが、ES細胞を使った捏造とすれば理解できるということになって、残りは早稲田大学が1年間ペンディングにした博士論文をどうするか・どうなるかだけしか話題がないように思える。O氏が理研に60万円余り返却したというニュースはちいさな囲み記事位にしかならなかった。
しかし一研究者・教育者の意見というブログではまだやっている。このブログ主の考えもよくわからない。2015年06月27日 早稲田大学が明らかにすべき事の記事では、O氏が研究者として未熟であったとの断定の元に「図1iの「改ざん」は不正というよりも、「未熟」な故に行った不適切行為と認定して方が的確であろう。適切な結果を隠して誤った結果を示すという「改ざん」は、少なくとも科学者(と言うより、すべての人)の常識としてはありえないはずだ。」と結論している。
例の電気泳動のレーンの切り貼りが不正か否かとかいう議論のことだ。貼り付ける前の実験結果は、その実験方法で得られた結果として正しい。この結果の上に、論文の主旨に都合がいいと思った図を別の実験から切り取り、貼り付けた。適切な結果なのに不適切な結果のほうを示したというのは、常識的にありえない。だから「未熟ゆえの不適切行為と言うべきだ」というわけだ。
O氏は未熟だったのだろう、十分理解していないから誤った改ざんを行ったのだ。実験結果の改ざんは、未熟かどうかとは関係ない。データの改変を行ってはいけないというのは、小学生レベルのことだ。改ざんするという行為が不正なのだ。ブログ主本人は擁護していないと言うが、O氏擁護のおっさん・じじいといっていいのではないかと思う。
「科学の本質は定量である」これはいいと思う。管理者もそう思う。証明には定量的なデータが必要だ。しかしO氏のやったことは科学ではないのだから、O氏の行為を定性的に表現するのに問題はない。ここは、ちょっと悪いこと、過失だろう、あっちは意図した捏造だろうと、定量的に判断してなにかいいことがあるのだろうか?
この一研究者・教育者の意見のブログ主は、O氏に対するマスコミ等のバッシングを怒っているので、コメント者であるアノニマス氏が

259. アノニマス 2015年07月15日 01:27
258 愚民さん
これは、全く私の主観ですが、私は、愚民さんやブログ管理人さんの主張に、すごく女性蔑視を感じています。30歳にもなった社会的には充分大人の女性を、未熟さを強調して責任を周りの指導者に負わせるような主張をしたり、守るべき対象とする捉え方は、30歳の女性を一人前と見なしていないということだし、自分と対等の立場に置いて考えていないということだと思うからです。もし、この騒動を引き起こしたのが、30歳のむくつけき男性だったら、同じ主張をするのですかね。

さらに

273. アノニマス 2015年07月15日 13:27
愚民さんと一読者さんに質問です。
ブログ管理さんは、小保方氏は相応の責任を取るべきであるが、不当なバッシングが問題であると繰り返し主張しています。しかし、不当なバッシングが問題であるならば、他の関係者に対する不当なバッシングもまた問題視してしかるべきだと思います。ところが、笹井氏が亡くなったときに笹井氏に対するバッシングを批判したものの、その後の若山氏へのバッシングが高まったことを批判するどころか、証拠もなく若山氏を犯人と決めつけるコメント は、全く放置して、場を提供し続けたばかりでなく、バッシングの助長に荷担したと言えるでしょう。私が名誉毀損の違法なコメントだと声を上げたにも関わらず無視していたのですから。また遠藤高帆氏がSTAP論文の公開データを解析した論文を発表したときのブログ管理人さんのエントリーは、論文の内容を検討するのではなく、周辺事情や、遠藤氏自身を貶めて論文の信頼性が低いように印象つけるような主張でした。(コメントで事実誤認を指摘されていましたが。)まさにブログ管理人さん自身が不当なバッシングを行っていたのです。これはブログ管理人さんの不当なバッシングについての見事なダブルスタンダードを表していると私は思っていますが、愚民さんや一読者さんはどう考えているのでしょうか?

としたもんだから、ブログ主のお怒りを買って、

283. ブログ管理人 2015年07月15日 21:51
「 アノニマス」さん
貴方は議論をするというより、思い込みで意見の合わない人を非難するばかりのように思います。私は基本的には自由な発言を認めますが、貴方の参加は議論の妨げになるように思いますので、アクセスを禁止させてもらいます。自分でブログを開いて主張してください、

となってしまった。このブログ主はO氏批判のコメントを受け付けていたのだが、どうやら「女性を保護する=女性蔑視の裏返し」と痛いところをつかれたようだ。アノニマス氏の意見の方が正しく、議論の妨げになっていないと思える。ま、個人のブログだから気に食わない意見は排除してかまわないけどね。だったらコメント欄なんか作らなければいいのにね。
他のブログでは、Nartureで使ったマウスの由来、ES細胞の由来、盗まれたのか、置き忘れなのかなどが議論されているけど、1つの論文(実際は2つの論文だったけど)に、一つでも捏造があったら、そして他のデータは捏造ではないと反証できなかったら、O氏のデータはどれも信頼できないということで議論すべきでしょ。O氏が説明しない信頼できるかどうかわからないデータで、ごちゃごちゃ議論してもはじまらないでしょ。桂委員会の結論は科学でない、コントロールがないとわめいてもしょうがないでしょ。科学論文じゃないんだからね。
10月7日が早稲田の締め切り。なんの締め切りかよくわからない。「期間内に論文が訂正され、博士号にふさわしいものになったと判断された場合」らしいが、これは再審査の結果が10月7日前に出ることということなんだろうな。O氏が早稲田に再申請する期限ではないだろうな。

自分の担当部分がないから出席しない

昨日は全学的(2つのキャンパスにまたがる全学部の)な委員会があった。基本的に各学部あるいは各学科から委員が選出されている委員会だ。教員や大学院学生が申請した書類審査を行うのだ。1年間に数回あるので、多くの場合、年度始めの委員会に申請数が一番多く、昨日は2回目だから少ないはず…が審査件数は結構あった。年数回あるから該当委員が所属する学部・学科からの申請がないこともある。委員とは本委員会の委員であると同時に各学部での予備審査(下部委員会)の委員長でもある。予備審査なしに本審査に申請されると審議に時間がかかっていつまでたっても終わらないからだ。昨日だって十数件なのに3時間もかかったのだ。
それでも、3年前に比べたらずっとスムーズになった。各学部での予備審査がそれなりにできてくるようになったからだ。そして、本会議のとき、予め申請書の不備、記載の不備を各申請についてまとめてあるからだ。まとめるのは管理者だ。あまりにも、本会議の議事が進まないので、頭に来て、事前に申請書を読んでまとめることにしたのだ。学生が実習書を読んで実習に臨まないと怒る・嘆くくせに、だれも読んでこないからな。
本委員会の審査委員が各学部の予備審査会の委員長なので、審査委員が理解して予備審査をしておいてくれると、問題点がない申請書が、本審査に提出されてくるので本審査がスムーズになるわけだ。というわけで、予備審査から最終承認(学長が行う)までの流れをフローチャートにしてまとめたのも管理者だ。予備審査、本審査ではねられたとき、不服だったら訴える道もちゃんと用意した。なんせ、過去には、施設がないのに、こんなことをやるという無茶な申請があったのだ。こういうのは却下しないといけないが、申請者は却下を不服とするだろうからな。
まだ、委員=予備審査会委員長の理解が不十分で、問題のない申請は数が少ない。少しの語句の訂正で済む場合はいいのだが、そうではないのだ。だから、自分の担当している学部から申請がないからといって、本審査に出席しないのはけしからんのだ。本委員会ではあんたを教育しているんだからな。あんたの予備審査結果がいつも不十分なので本審査で問題になり時間がかかるのだろうが。くそ。(欠席の本当の理由はわからないけど、疑われたくなければ出席しろよな)。
それにしても、修士課程の2年生の修士論文のための申請が今頃あるんだぜ。少しの語句の訂正だけの場合は、本委員会の委員長の裁量で、訂正されていれば本会議で再度審議しなくても承認されるということになっている。概ね1ヶ月以内で承認されるが、訂正された申請書を申請者がすぐ出せば1周間以内に承認される。これだったら、夏休みにデータの収集を行い、なんとか11月には修士論文を仕上げることができる。しかし、デーマというか研究の仮説、方法がまちがえだったりしても、再度データを収集することはできないだろう。研究分野によって違うかもしれないが、普通は予備調査・予備実験を実施して本調査・本実験を行う。この予備調査・予備実験を実施するのにも本委員会に申請して承認されないといけないのだ。
もし、昨日(7月2日)の本委員会で、変更要求があったり承認されなかったら、再度、下部の予備審査委員会を通らないと本委員会に申請できない。次の本委員会は10月だぜ。そこで承認されるという保証もないぞ。承認されなければデータを取得する操作や実験を実施してはいけないんだぜ。留年確実だよな。今回は2件あったぞ。3年前から指摘しているのに、ほんの少ししか進展していない。なんせ、修士論文の研究課題の適否を学科が審査するからなんだそうな。その審査が1年生終了時だからなんだそうな。予め申請してもいいじゃん。調査や実験を申請したが、実施しなくてもペナルティはないぞ。
ま、最近はどこの大学院でも中間審査というのがあって、中間審査の日程から考えると、その時までに実質的にデータを取得する必要があるなんていうところもある。中間審査が必要なのは、指導教員がいい加減な場合があるからだろうな。昔はなかった。
管理者が与えたテーマでデータがなかなか取れず、修士の1年ではデータがなく、2年目にテーマを変更してデータを取得して論文を作成し修了したなんていう例もあったな。あの子はがんばったよな。偉かった。この子の場合は、入学時は奨学金は返さないといけないということだったので、奨学金を借りなかったのだが、修了時に制度変更があって、専攻で優秀な学生は奨学金が免除されることになったのだ。この子の修士論文は優秀論文となり、奨学金免除対象者になったのだ。修了のとき頭に来てたね。200万円ばかり儲けそこなっちゃったわけだ。
それよりずっと前の修士の子は、今では国立大学の医学部教授だけど、2年の修士の12月になってもデータが殆ど無いということもあったな。それでも数少ないデータから結論がでたから、後は例数を増やすだけといって1月は実験しながら修論を書くということもあったな。勿論、毎日のように徹夜ー学生だけがじゃなくて指導している管理者もだ。いまや、そんな体力はない。とほほ。

まだやっているようだーSTAP

STAP細胞捏造事件は、O が捏造した(公式な理研の調査では断定されていないけど)という誰もがが認める結論になって収束したと思いきや、まだ一部で議論が続いているのね(一研究者・教育者の意見)。ブログの主はO 擁護派ではない批判派でもないといいつつ、O だけが悪いのではない、未熟だったのだ、周囲のシニア研究者、早稲田の教育が悪いと主張するのだから擁護といわれてもしょうがないだろうが。30歳の博士を捕まえて、たとえこれまでどんな教育を受けてきたかを知らなくても、「未熟だから許す」なんていえないよ。
STAPはあるといまだ主張を変えないワトソンとか、愚民とか英検2級というこれもO 擁護派がコメントしているブログだ。もう結論がでたらから降りると宣言したのにまだコメントしているO 批判の在米ポスドク、アノニマスもいるから、コメント欄はO 擁護一辺倒ではない。だから続いているのかもね。
O が筆頭の論文のデータは、もはやどれも信用出来ないのだから、このデータを元に議論してもしょうがない。胎盤が光ったからES細胞ではないとかいう議論も意味がない。正しい実験だったのかは、記録もないから実験をしたかもしれない本人ですら、もはやわからない。論文のデータを元にした議論はもうやめたらいいのにね。
マスコミや管理者のようなB級研究者の妬みによる小保方バッシングがけしからんという主張もある。O 本人の責任ではないかもしれないが、理研が大々的に打ち上げた、組織維持、研究費獲得のため大騒ぎな発表だったからしょうがないだろ。当時の理研執行部を批判するのは当然だが、そもそもの原因はO にあったんだから。S氏を含めた理研執行部のスケベ根性が詐欺に引っかかったのさ。
挙句の果てインチキだというクレームに対する記者会見は弁護士付きので科学的な会見ではなかったしね。iPS細胞でっちあげ森口某氏と違って、目がキョロキョロしないし、堂々とした会見だったのでだれも嘘を付いているとは思わなかったのね。本人が嘘だと思っていないからね。これは「研究者として未熟」ということとは違うことだ。
延々と酢漬けの細胞からキメラを作ろうとしたのだが、当然、失敗続きだったのだが、あるとき、意図してか誤ってかわからないがES細胞をW氏に渡した結果、キメラマウスができちゃったわけだ。キメラができたというのは、導入した細胞が全ての組織、臓器に分化した、つまり万能性の決定的な証拠なわけだ。他のテラトーマやDNAのメチル化パターン、細胞増殖カーブ、… は万能性を示すことをサポートする実験結果で、これらを捏造したわけだ。それが今回のSTAP捏造事件で、最初のキメラの再現性がなかったのに突っ走って、結論に合うデータを集めたのがいけないのさ。
キメラができた=万能性がある、したがって、酢漬けの細胞を別の実験材料にすれば、さらに万能性を支持する結果がでるはず…と指示され、示唆され、いい加減な知識をもとに実験するのだが、思ったようなデータにならない。だから捏造するわけだ。こうあるべきだと電気泳動のレーンに細工しちゃったわけだ。前の博士論文の写真を当てはめちゃったんだ。
妄想と現実の区別がつかないのが統合失調症なんだけど正常の間には明瞭な線がないからね。
S氏はLive Cell Imaging の動画を解析できないのに、キメラがあったから、こうあるべきだとして、Live Cell Imaging の動画を証拠だと主張しちゃったのね。Establishした研究者というプライドがあるから、もう訂正することもできなくなっちゃったのでは。
ノーベル賞をとったような研究者が高齢になって何か訳のわからん主張をすることがあるけど、S氏は高齢者じゃないからな。ボケたと思われたらおしまいだし。
上記のサポートするデータもO が捏造したんだから、O を批判しないで何とする。シニアが見抜けなかったという批判や、理研の行動・態度にも批判されるところがあるけど、やっぱし、根源はO だよね。O への教育が悪かったというのも事実で、早稲田の指導教員や女子医の関係者は当然責められるべきだな。最悪な奴はO を利用したV だけどね。どっかで、データが出ないことから、ホントにキメラができたの?と、O の経歴を含めて再検討するチャンスがあったのにね。もしW氏がO の博士論文を見たら、こんな事件はなかったよね。ニラレバじゃなく、たら、れば だけどね。

研究分野が異ると…

研究分野の異る研究者の研究計画を読むと、とまどうことがある。例えば、自閉症の子供の何かの能力を調査する場合、対照となるのは発達障害のない正常な子供ということになる。このような対照となる子供を典型発達児というらしい。最初なんだかわからなかった。英語では normal child としているから英語だったらよくわかるのだが。
typically developing children とも言うらしい。どうやらこれを直訳したのが典型発達児のようだ。
高度聴覚障害児(聴障児)に対して聴力正常な典型発達児(聴児)という言葉もあるらしい。「聴児」だぜ。寵児だったらわかるけど。
赤ちゃんの言語習得から高齢者の認知機能維持まで、典型発達児、健常者、非典型発達児も含め、多くの研究が進行しています。」と表現している文章もある。典型発達児と健常者は違うのかよ?
定型発達児という言葉も使われているようで、「定型発達者(ていけいはったつしゃ)とは、発達が非定型でない者のことである。」なんていう定義がある。これ書いた人真面目なんだろうか。jokeだよな。「馬鹿とは非馬鹿でない者である」と言っているんだぜ。
basal metabolic rate (BMR)という英語がある。これは基礎代謝量と訳すのが正しい。rateなのに量なのだ。これを誤訳して基礎代謝率としたもんだから看護学大辞典には基礎代謝量と基礎代謝率の2つがあり後者をBMRとしている。あきらかに誤りで、看護学大辞典では基礎代謝率という言葉を作っちゃったもんで困っているのだ。「基礎代謝」は概念で数値で示すものではない。これもこの辞典は間違えている。理学療法、作業療法の国家試験問題は毎年のように、基礎代謝量の問題が出るのだが、基礎代謝量は体温が上がったり、精神活動が興奮すると変わるのが正しいことになっている。概念をきちんと理解していない作問者がいるもんで、不適切問題になる(と管理者は思うのだが不適切問題になったことがない。不適切問題だと提案したのだがどっかで握りつぶされた)のだ。
ろう児(難聴児)・ろう者(難聴者)に対して健聴児・健聴者とはいいたくないという主張がある。つまりろう者は不健康なわけではないからだ。で、正常聴力のある人を聴者ということにするらしい。その理由はよくわかるけど聴者が正常聴力者であると、業界外の人がどのくらい理解できるだろうか?
最近の若者の名前はいわゆるキラキラ名だ。そのキラキラ名の学生がキラキラ光っているわけではないぞ。光っている学生と名前には関係がないようだけど。
既存の言葉があるのだから新たな言葉を作らないでほしいね。正常児とか健常児としてくれればすぐわかるのに。差別は言葉からくるわけではないのにね。
ちなみにこの看護学大辞典には面白い定義がある。ベッド・メーキングとは「ベッドを一定の手順に従って作ることをいう。」だって。大工の辞典かよ。

中年H君の近況(久しぶりに)

中年H君は、どうやら学生レポートの採点にあえいでいるらしい。ある書類を用意しないといけないのだが、その書類には管理者の署名捺印が必要で、6月末日が締め切りで、中年H君に渡すには今日しかない。火曜日にしか来ないからな。来週の火曜日は30日でそのとき渡しても到着の締め切りが30日だから間に合わない。その書類の下書きをなかなか送ってこない。来たのは今日の朝4時だ。なんてことだ。管理者が事故で今日来れなかったらアウトじゃん。
ま、いつものことだけどね。で朝4時まで何をやっていたかというと、中年H君の名誉のため、独身なので疑われてもしょうがないけど、また本人の言い分だからどこまで信用できるかわからないけど、遊んでいたのではなく、レポートの山と格闘していたらしい。
本人曰く、もう限界らしい。非常勤を雇うとか、他の教員を動員するとかできないの?できないのなら学生へのサービスを落とすしかないでしょ?
ひさひぶりに中年Hなんだけど、いまとのとこ有名な「カラフル角ハンガー事件」「ずぶ濡れズボン事件」「イタリアのスリ遭遇事件」にまさるエピソードはない。そのうちでてくるだろ

統計を知らないと…

内海聡というこっちの大学の卒業生がいる。淡路島の妄想性障害者が近隣の人を殺傷した事件があった。この精神障害者が内海聡の精神科なんか無意味だ・薬はやめろとかいう意見にしたがって、医者に行くのも薬の服用をやめたのではないかということから内海聡のブログが炎上したらしい。らしいといのは興味がないから調べていないだけだ。内海聡のブログを見にいったのだが、こいつは針小棒大に極端な意見を言うのが趣味なだけだ。なまじっか医師なので人が信用してしまう。ひどいやつだ。で、この内海聡と検索していたら「新谷弘美と内海聡。トンデモ健康本をも少し考える。」というブログにぶちあった。神戸大学の医師のブログらしく、医学関係の記事がほとんどだ。この記事しか読んでいないが、ま、まともな神経の人のようだ。新谷弘美は、なんだか訳のわからんサプリメントを売っている。ま、このブログ主georgebest1969さんが言うような詐欺師に近いのかもしれない。
新谷弘美のブログに行くと内視鏡の医者らしいが、あやしげな酵素やコーヒー浣腸がおすすめのようだ。また牛乳が悪いとか言い出して、牛乳生産者の団体、社団法人日本酪農乳業協会の「乳製品健康科学会議」と喧嘩している。この団体が公開質問を出し、新谷が答えた文書がある。2007年の話だから旧聞だな。しかし問題は統計だからね。
この文書を読むと、新谷弘美の主張のほうが分が悪い。こいつの書いているような健康本によくある例で、根拠がない、根拠を示しているようだが、嘘をついて引用するというパターンだ。ある思い込みを信じさせるため、あたかも権威ある論文とかに書いてあると主張するわけで、本当は、そのような論文は否定されているとか、反対意見が多数だとかいうわけだ。仮説には否定する論文と肯定する論文両方が普通あるからね。
でこの新谷は、ひどい。米国在住の医者なんだから、引用した英語の論文くらい読めよな。新谷はこの公開質問状の答えに「カルシウム・パラドックス」という言葉を持ち出し、牛乳からカルシウムを摂取すると逆にカルシュウムが排出されてしまうことがあるかもという話から;

牛乳論争の際によく引き合いに出されるハーバード大学の研究論文中にも、「牛乳を1日あたりコツプ2杯以上欽む女性の大腿骨頚部骨折の相対危険度は、週あたりコツプ1杯以下しか飲まない女性の1.45倍と書かれていることをご存じのはずなのに、貴団体がなぜ言及しないのか、その理由を教えていただきたいものです。

と主張している。
この根拠となった論文は;Diane Feskanich, ScD, Walter C. Willett, MD, DrPH, Meir J. Stampfer MD, DrPH, and Graham A. Colditz, MD, DrPH, Milk, Dietary Calcium, and Bone Fractures in Women: A 12-Year Prospective Study, Am J Public Health. 1997 Jun;87(6):992-7. の論文らしい。
この論文の結果と結論は;

RESULTS:
We found no evidence that higher intakes of milk or calcium from food sources reduce fracture incidence. Women who drank two or more glasses of milk per day had relative risks of 1.45 for hip fracture (95% confidence interval [CI] = 0.87, 2.43) and 1.05 for forearm fracture (95% CI = 0.88, 1.25) when compared with women consuming one glass or less per week. Likewise, higher intakes of total dietary calcium or calcium from dairy foods were not associated with decreased risk of hip or forearm fracture.
CONCLUSIONS:
These data do not support the hypothesis that higher consumption of milk or other food sources of calcium by adult women protects against hip or forearm fractures.

なのだ。
意訳すると;

一日コップ2杯以上の牛乳を飲む女性はコップ1杯以下しか飲まない人と比べ大腿骨骨折の危険性は、1.45倍、前腕骨折の危険性は1.05倍となった。しかし、この増加には統計的な有意な差はなかった(p>0.05)。結論として、食物から摂取するカルシウムが多くでも成人女性の手足の骨折から保護するという仮説は支持されない。

つまり新谷はこの1.45倍という数値のみ読んで勝手に解釈したのだ。統計学的な意味は確率pが0.05 より大きい、つまり差が認められないということを(95% = 0.87, 2.43、95% CI = 0.88, 1.25)という数値が示しているのだ。この数字の意味の解説はここにある。1.45倍という数字を誤って引用しているわけだ。前腕はたった1.05倍だぜ。新谷がもっともらしい嘘を、知ってか、統計学を理解できないで言っているのだ。ひどいね。
統計の有意差について知っているはずで、にもかかわらず、意図的に誤って引用したとしか思えない。論文の結論では結果に差がないと言っているんだからね。中部大の武田某とよく似ているわけだ。
一方、この新谷の行動を頑張れと応援している奴もいる。その理由は、これまで牛乳が完全食品との誤解を与えてきたから、これを崩して、牛乳の価値の有無を再検討するのにいいからだというわけだ。それはそうかもしれないが、だからといって嘘をついていいというわけではない。

ゲーセン並の騒音

国立環境研究所の全国環境研会誌34巻4号254-261,  2009年「「騒音の目安」作成調査結果について」末岡伸一他によると
20150617LabNoise
だそうで、騒音計があるので、本日の生理学実習の実習中の実習室の騒音レベルを測定したら80dBを下回ることがなかった。本日に限ったわけではない。ゲーセンやパチンコ屋並なんだ。
実習が終わっても帰らず、他の学生と抱きついたり、他の班にちょっかい出したり、ちょっかい出された方も嫌がらずに対応したりして、幼稚園並なのだ。
「うるさくないのかよ」と学生に聞いてもうるさくないらしい。つまりカクテルパーティ効果なのだ。管理者には、騒音の中に注意を引く会話がないから、この効果がない。しがって、この騒音が一番疲れる元になるのだ。

赤いボールペン

あと少し。100通のレポートの採点。つらいんだよね。
ううう….また、赤いボールペンのインクが切れた。
金太郎飴のレポートだから、金太郎飴の注意を書くわけね。インクがなくなるよな。パソコンでスタンプを作る道具を持っているんだけど、今年はAクラスとBクラスの金太郎飴の模様が違うので、スタンプを作りきれない。去年のスタンプも使えない。

入り口で詰まって先にいかない

あっちもこっちも大学では学生の講義の出欠をフェリカなどでできた学生証をカードリーダーにかざしてとるようになっている。これは文科省から、これまで大学は学生の出欠をきちんと取っていない、講義を設定通り実施していないから、これを規則通り行うべしとのお達しがあったからである。こっちのような大学では、学生の出欠を記録しても、それを成績に反映させたりしない。管理しない。問題児がでてきたとき始めてあの学生の講義の出欠状況は?と調べるだけだ。教員が管理するわけじゃないし、管理する事務だって暇じゃないし、人件費が無駄だからだ。
しかし、あっちのような中小私立大学では、きちんと文科省のお達しを実施しなければいけない。というわけで、出欠はエラーのないようにきちんと取る、休講は必ず補講を実施しなければいけないのだ。
1/3の講義に欠席だと単位は認定されない。これはどこの大学でも同じだが、真面目にカウントしているかどうかは大学による。
こっちの大学では、チュートリアルという形式の授業が取り入れられる前は、普通の講義は100名の学生のうち20〜30名しか出席してなかった。東大や京大で非常勤をやったときも同じだった。それが普通だった。ある臨床の先生が自分の講義に10名程度しか学生が教室にいないので、怒り狂ったことがあった。チュートリアル形式の授業が増えたら、いわゆる一方的な情報の垂れ流しの座学が1/4にまで減ったもんで、学生に危機感が発生し、講義の出席率は100%近いという気持ちの悪い、異常状態になってしまった。
あっちの大学では、新学期の4〜5月の講義に3回以上欠席する学生は、要注意学生として担任教員が対応したりすることを行うので出欠をきちんと管理しないといけない。
学生は、なぜか学生証を忘れたりして、出欠管理システムの端末に入力できないことがある。その場合は、学生が担当教員に講義終了時に申し出て、担当教員が出欠管理システムにログインして、その学生が欠席になっているのでこれを出席に修正するわけだ。なんかな〜、教員の仕事ではないように思うのだが…学生を管理するのは教員の仕事じゃないだろ。でもこういうことが好きな教員もいるけどね。
管理者担当の講義は100名近い受講者がいるので、入力できなかった学生が毎回2、3名でてくる。
あっちの大学では遠距離通学の学生が結構いる。片道2時間なんてのは普通だ。そういう学生は、通学の交通手段によっては、1限目開始の午前9時よりはるか前に大学についてしまうのがいる。こういう早くからきている学生は教室に待機しているわけで20名くらいいたりする。出欠管理システムの端末からの入力はその講義開始10分前から可能となっているのだ。そのため、30分前から教室に来たのだが入力できず、友人とおしゃべりしていると、入力するタイミングを失い、入力し忘れてしまう。講義終了後「センセ、入力忘れたので修正してください」と言ってくるわけだ。
そこで、そんなの入力可能時間の設定など簡単なはずだから、1限目だけ講義開始30分前から入力可能にしてちょうだい と提案したわけだ。2限目以降だと、その講義がその日最後の講義だったら、早めに入力し帰っちゃうとか遊びに行っちゃうのが出てきてでまずいかもしれないが、1限目だったらいいでしょ。ほかに遊びにいくところが近くにあるわけじゃないからな。こっちだって対応したくない。
まず最初は、こういう出欠管理システムのような機器を管理している部署に依頼した。平の教員の単独提案は受け付けないよ、所属学科、学部等の教務委員会あるいは事務の教務部等から持ち上げてちょうだいというわけだ。
ま、そうだろ。この部署は命令で動いているわけで、起案して実施する部署ではないから、変更する際の責任者がいないとまずいわけだ。だからいいでしょ。でも、その設定変更の技術的可能性、予算が伴うのかは、管理システムはどうせ外注で保守契約しているにきまっているので、外注先の業者に電話1本でとりあえず聞いてみることくらいしてくれてもいいじゃん。あらかじめの知識として、技術的な可能性と予算がかかることくらい知っていれば、その後の議論が早い。理不尽な要求だった対応しなくてもいいけどね。今回の要望は理不尽からしらん?
そこで、このようなことに関わる事務の部署の部長宛に変更依頼文書を作成したのだ。その部長は、自分で判断せず、教員で構成される教務委員会の委員長にこういう提案がありますと報告したわけだ。提案の文書には、早くから入力可能にすれば入力端末が混むこともなくなるよとも書いたのだ。そしたらその教務委員長は、情報をとりちがえ、混むならポータブルの入力端末があるからこれを使えというのだ。
そこで、ちがうよ、早くからきている学生のために入力かの時間を前倒ししろということだよ と伝えたら、なんと
「この件は、管理者の所属している学科から教務委員会へ提案しろ」という返事だ。
「関係部署の事務の部長に文書を提出している。それじゃいけないのか?」と返事したら
「管理者所属の教務委員会委員を通して教務委員会に提案しろ」だって。
あほか。委員会は学科からの提案しか受け付けないのかよ。学科個別の事態じゃないんだぜ。委員長の判断で、討議する価値があるとしたら教務委員会で議論対象にしろよな。ちゃんと要望/提案文書があるんだぜ。討議する価値がないのなら、理由をつけて返事をよこせ。それでも提案するのなら学科から提案しろ というべきだ。
しかし、あっちの大学はこういうことばっか。なにか改善案を提案すると入り口で詰まってしまい、先に進まない。筋を通して提案しろというわけだ。提案の是非の議論までたどりつかない。ほんの些細な学生サービスの改善案だぜ。
ま、筋を通せというのはわかるけど、そして、管理者はこれまで、軽微なことなんで筋を通さないで進めていることが多々あったわけで、今回もその例ですな。
ボトムアップを奨励するとトップはいうけどアップされないのさ。トップは、下からあがってこないから、イラついてトップダウンになるんだよね。ボトムから上げても途中で トップの意向とかを勝手に判断しちゃうんだよね。ボトムアップにならないだろうが。予算がかかるとかは手間で判断しちゃいけないんだよね。コストパフォーマンスの良否はトップが決めるのさ。
こっちの大学では、新規提案をすると、「それはいい提案だ、だからお前がやれ」だったんだよね。
1)学食に電子レンジを設置しろ
冬場、学生は持参したお弁当が冷たいので電子レンジを使いたがっている。研究室に潜り込んで電子レンジを使うわけだ。「学生食堂の開いているスペースに2、3台置いたら?」と会計事務に提案した。1台2、3万円だ。その位の予算、会計で自由にできるだろ?  だめだった。そこで予算担当の理事がきて、教員に大学の予算について説明する会というのがあったとき、会計の努力で当初予算が余ったとき、会計が自由に処理していいでしょ?と質問したら理事は「もともとそうなっているから、勉強して削減した予算を会計の判断で使ってもいいよ」だって。じゃ会計は知なかったのだ/あるいは知っていても勝手に使って怒られるのが恐ろしいのだ。不正に使うわけではない、当初予算にはないけど小さな物品の購入だぜ。
学食で弁当を食べている学生をとっ捕まえ、学長宛の要望書を書かせた。もちろん管理者が添削してだ。そしたら、いつのまにか電子レンジが設置された。学生の要望を聞く会があった後だ。たった2、3万円だぜ。会計が学生の要望を先取りして導入したっていいじゃん。
自分の判断でよかれと思って実施し、失敗したらペナルティがあるけど、 自分で判断せず命令で実施するのなら、失敗してもペナルティはないからね。成功したときに褒めてくれるわけではないしね。
2)入試の選択科目の得点の正規化
選択科目によって受験生に有利/不利があってはいけない。そこで、どの大学でも、センター試験でも選択科目の成績の補正/正規化を行う。あっちの大学でも行っているのだが、その方法と運用があんまりなので、別の提案をした。すべての学部長、学科長、入試関係の委員会委員長が出席している場で解説も行ったのだ。その年の入試の成績からシミレーションもやったんだぜ。誰からの異議もなかった。3年経ったけど一向に改善されていない。
4)実習室が狭い
生理学実習を行う部屋は24名、あるいは椅子を増やせば48名分の机のある実習室だ。受講生が50名を超えるときがあるから狭い。広い部屋/建物がほしいと要望した。そしたら、うちの学科では学生が勉強する小さな部屋が複数ほしいとかいって、こちらのキャンパスの要望としては生理学実習室は優先順位が最下位になった要望が出されてしまった。図面まで書いたんだぜ。で新しい校舎がこの8月位にできるのだが、細かい部屋ばかりの2階建だ。広い生理学実習室は実現できなかった。あんまりじゃん。言い出し出し屁は管理者だせ。いままで要望を出したこともない奴らが、後から乗って奪い取られてしまったのだ。
5)教養科目のクラス構成は少人数で
生物学、物理学、数学の理解度があまりにも低いので1年次の教養科目に相当する生物学等の科目について調べたら、1クラスが100名にもなる科目があった。それじゃあんまりだ。高校だって30〜40名クラスだぜ。それでも理解できていないのだから、高校を定年退職になった理系の先生を非常勤として雇用して多くのクラスを作れと提案した。教務委員会では、学生同士のチューター制度を実施するのに忙しいからといって、この提案はサスペンド?却下?されてしまった。議論もされなかったようだ。どっちなのかわからない。返事がないからな。あほか、教務委員会はなにやっているんだ?教務委員会は予算とかを議論する場じゃないんだぜ。いい提案とおもったらWGでも作って、例えば物理は30名クラスを同一時限に3つ開講すればいいとか案を作らせることができるだろうが。1週間もあれば教室の空き具合を調べればできるだろ?
副学長も独自に物理の非常勤講師の先生の話を聞いて、この大クラス科目問題を認識し、管理者の提案も知って、なにかやっているらしい。実現される可能性があるが…
新宿キャンパスは文系の学部でFランクなのだ。だから就職率が問題になるし、学生のモチベーションとか教養の低くさが問題になっている。そこで低学年の教養科目についてどうすべきかの議論がある。改革するらしい。こっちのキャンパスは学生の目的がはっきりしているから、新宿キャンパスのような問題はない。教養科目の中に、理系の科目を突っ込んで改革と称して少人数クラスの制度にしてしまえばいいのだ。教授会で、この大学の改革案が提示された時、岩槻はこれを利用して小クラス制度にしたらいいと提案したけどどうなるか。大学の改革案は新宿キャンパスのであって、こっちのキャンパスでは該当するところがないと のほほん と構えている節がある。利用しなくては。
6)来年度のスケジュール
「来年度のスケジュールを教務委員会で検討している。時間が足りず、休日の授業実施日をつくらないといけない」という。冗談じゃない。そんなことより「何年も前から、異種業種による連携授業=チーム医療演習に看護の学生が入っていないからなんとか入れろと要望しているし、すべての学科が可能なら賛成と言っているのだから学科間でスケジュール調整を議論しろよな」といってやった。だめだろう。
看護学科に対応しろといえと学科長にいったら、もうずっと前から伝えてあるが看護から返事がないという。だから看護学科の長にきいたら、賛成だ、調整しようと返事しているとの答えだ。なんてこった。どっちもボールは相手側にあるという認識だ。だれもやる気がないんだな。
7)大型プリンタの導入
学会発表のためのポスター印刷ができる大型プリンタがこちらのキャンパスにはない。1台位あるべきだ。事務もオープンキャンパスとかの企画のとき使うだろうとかネットワークプリンタだからネットの管理部署とかいろいろ打ち合わせ、教員側からの要望を管理人がまとめて、事務申請しが事務の部署で管理運用するということで導入に成功した。成功は教員が構成するなんちゃら委員会を通さずにできたからだ。要望をまとめるため、教員から年間何枚くらい印刷する?というアンケートを、各学科長経由でとったのだ。なかなかまとまらなかった。ある学科長からはどんな大きさの印刷ができるの?とかいうとぼけた質問が来た。学会でポスター発表を見たことがないのかよ。
小さな大学なんだから、もっと足腰軽く動けよな。もう4年目になるんだけど、もっと提案したことがあったはず。あとなんだっけ。思い出したら書く。提案はなかなか実現しない。実現したのは間になんちゃら委員会という教員組織が挟まっていないものだけか。
あった。
8)顕微鏡の導入
中古の双眼顕微鏡をこっちの大学のお下がりで手に入れた。65台だ。解剖学実習は最大でも50名のクラスだから一人1台で組織学の実習ができる。組織学という講義実習はないから解剖学実習の1、2コマを使うことになる。国試に骨格筋の組織切片の問題が出るからね。骨格筋のHE染色像を見たことがないというのは理学療法士としてまずいだろ。ほかの養成校で見せているかどうかしらないけど。本年度から可能になった。組織切片を50枚以上作らないといけないけど、解剖の先生とは懇意だから、導入から切片作成まで問題なくできた。標本にする動物は使用済みのホルマリン漬けマウスをこっちの大学のある部署にお願いしてもらったのだ。なんせあっちの大学では実験動物は使えないからね。この顕微鏡を収容するロッカーは、会計担当の部長に顕微鏡の山を見せて導入してもらった。こっちのキャンパスの会計でも当初予算にない物品の購入ができるじゃん。ま、什器に限ってかもね。これも間に教員組織が入ってないで成功した例だな。
9)学外からアクセス可能なサーバ
これは、長〜い物語があるのだか、いまだ成功していない。大学外のサーバ(このサーバだ)で実績を積んでいるのだが….メーリングリストだってできないんだぜ。今年度から、大学が付与するメールアドレスがYahooからGoogleに変わって、学生はスマホで見える環境になったので、メーリングリストを、既存の大学の講義支援システムのe-learningを行っているサーバでできるかもしれない。現在のメーリスは管理者がいなくなったら使えなくなるからね。