実習用のノートのHDDをSSDに換装 その1

生理学実習用のWindows のノートPC が12台ある。4年前の2011年、当校へ赴任したとき、実習に使っていたのはなんとおにぎり型のスケルトンのiMacだったのだ。全てを廃棄した現在となっては、どのバージョンだったのか分からないが、CDドライブがなかった。導入したのは2005年のはずで、おにぎり型の最後のバージョンだったのかもしれない。2002年にはおっぱいの上にモニターが立っているiMac が発売されていて、2004年には現在のiMacの原型となるフラットパネルになっているけど、この学部が開設されたのが2005年なのに、なんでこんな古いiMacだったんだろ。しかも6台だけ。50人の学生に6台だぜ。なんてこった、ということで、わめいた結果、赴任の翌年、2012年にWindows ノートPC12台を導入できたのだ。
申請して、予算が付いたら、その予算の範囲内で最も良い機種を選定するのが、これまでの経験だった。ところが、当方に申請の結果、予算が付いたかどうかよくわからないうちに、大学のシステム情報グループとかいうのが、機種を決めて導入してしまった。こっちに何の連絡も無しにだぜ。パソコンは四季に合わせてモデルチェンジしている。だから申請時のPCはもうないということがありうるのだ。それを承知していたので、このくらいのスペックで十分だろというモデルで申請していたのだが、そのモデルとは全く違うスペックのものが選定されてしまったのだ。何に使うのか、選定者が十分理解していないのだ。
だから、あえて、無線LANカードを除いてあるとかBluetooth が無いとかなのだ。あとで気がついたのだが一部のノートにはRAMが足りなかった。導入した奴がチェックしろよな。あんまりだ。USB無線LANアダプタと無線マウスを別途の予算で導入した。無線マウスも実習中の机にケーブルがいろいろあるとじゃまだからだ。
それでも12台そろったわけだ。生理学の実習ではADコンバータが付いたデータ収集システムを使ってパソコンで解析するわけだ。このデータ収集器も当然6台しかなかったわけで、わめいたのだが、こちらは2台しか購入してくれなかった。1セット160万円もするからな。こいつは、選択の余地がないから希望通りの物品が手に入った。でもまだあと4台足りない。だからわめきつづけ、ようやく昨年度に4台追加された。これで12セットで50名の実習ができる。つまり、班員が4名位で実習できるようになったのだ。そうしないと、あぶれちゃって、他の班にちょっかいを出したりする遊ぶ奴が出てくるのだ。幼稚園と同じだからな。
そんでもって、今年度の新学期の実習を開始したら、2台のノートがおかしい。パソコンとかネットワーク機器は使い続けているとトラブルがわからないが、使わない時間があったあと再起動すると動かないという現象がよくある。なんでだろ?それぞれ原因は異なるだろうけど。人間も動いているうちはなんとか様々な補償が働いて、一応動作しているけど、休暇をとったら、うごけなくなっちゃうからな。若い奴らは、リフレッシュというが、管理者のようなジジイや古いPCはリフレッシュではなく退場になってしまうのだ。
今回の場合は、おかしい原因はハードディスクだとすぐ見当が付く。すでに、経験済みで4台のPCは導入の翌年2台、昨年2台とSSDに換装してあったし、トラブルがあったのは、これらSSDのノートではないからだ。
実習中の学生の行動を見ていると、ノートなもんで、激しく動かす。あっちにむけたり、こっちに回したりしている。実習が終わると、なんと、シャットダウン選択して、まだPCがシャットダウンの動作中なのに電源アダプタを引っこ抜くのだ。これじゃHDは壊れるよな。
導入当初、SSD がいいのはわかっていたのだが、当時はまだ高いので導入できなかった。
というわけで、先日急遽、残り8台分のSSDを手に入れた。現在換装中である。
この実習用のノートPCはOSのアップデートをしていない。実験に使うパソコンのOSはアップデートしないというのが原則なのだ。アンチウイルスソフトもインストールするのが危険なのだ。特にADコンバータとの機器が接続されている場合はそうなのだ。アップデートするとプログラムが動かなくなり、プログラムのアップデートが後からになったりする。PCだけが動くがプログラムが動かないと実験・実習にならなのだ。実験用プログラムのユーザは、MSオフィスのようなプログラムと違い、圧倒的に少ないので、アップデートが遅いのだ。このノートPCは、だからずっとアップデートしていないのがほとんどだ。大体、実習室にLAN環境がなかったし。
昨年、ようやくLANポートを実習室に1個作ってもらった。実はポートがあったのだが、なんと配線されてないというシロモノだったのだ。その理由がわからない。壁にポート(LANコンセント)を設けるのなら、当然配線するだろ?ところが、配線がないんだぜ。手抜き工事だったのでは?と疑うよね。
現在、正常に動作しているPCのHDD/SSDをSDDにクローンするのがいちばんいいだろ。8台もあるから特定の1台を、最新のクリアなシステムとして再構築し、このクローンを8ケ作るのがいいだろ。ということにしたのだ。
ですでにSSDにした1台を選び、無線LAN環境でLANへの接続を試みた、つながらない。ip address は正常に取得できるのだが DNSやルータにpingしても応答がない。くそ。原因がわからんぞ。しかたないから有線だ。
んで、有線でLAN接続し、Windows Update 動作させると、「現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」だ。
んが。そんなトラブルは初めてだ。あちこち検索すると、どうやらHDDを換装したときトラブルが発生することがあるようだ。これは「インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) RAID ドライバー」を更新してiata_cd.exeをダウンロードし実行するのが必要らしい。
intel のサポート > ダウンロード・センターで「インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) 」で検索して
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) RAID ドライバー  インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (RAID) ドライバーのバージョン 11.7.0.1013 をインストールします。 OS: Windows Server 2008 *, Windows 7 *, Windows 8*, Windows Server 2008 R2*」
というのを見つけ、
「ファイル名: iata_cd.exe バージョン: 11.7.0.1013 (以前のバージョン) 日付: 2012/12/03 サイズ: 11.81 MB 言語: マルチ・ランゲージ オペレーティング・システム: Windows Server 2008 *, Windows 7 *, Windows 8*, Windows Server 2008 R2*」
からiata_cd.exeをダウンロードしてインストールした。
これでWindows Update が実行できるようになった。アップデートするファイルが203ケもある。しょうがない。これを実施して、ADコンバータであるPowerLabのプログラムが実行できることを確認して…..  8台分だ。先が長いな(AM 9:10現在)。
無線LANの方はまだつながらない。こっちは無線LANアダプタのドライバの更新が必要なのかも。まだアップデート実行中なので何もできない。
先にすすまないので、とりあえず その1として公開する。
つづき

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