カラーコピー機にIDとパスワードが設定されてしまった

講義はパワポを使うわけで、そのスライドを印刷資料として学生に配布する必要がある。スライドは当然カラーなんで、印刷配布資料もカラーだ。カラーコピー機のコストは高い。普通のプリンタでA4 片面数円だろ?大学では理想科学のオルフィスを使っているのだが、こっちは1枚1.5円位で圧倒的に安い。こっちの大学でもある部署に1台導入されていたのだが一般教員には開放されていなかった。しかしその部署の運営メンバーでもあったのでこっそりというか堂々と講義用のカラー資料を作成していた。もっとも授業回数が少ないから印刷枚数はたかが知れている。

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あっちの大学に最初赴任したとき同じオルフィスが自由に使えるのに感激したのだ。いまどきの教科書はカラーが普通だし、カラーのスライドをモノクロで印刷するのは大変だ。色がモノクロではどのように印刷されるかを調べないと行けないからな。担当授業のコマ数が多いから、制限無しに印刷できるのはありがたい。枚数制限があってもいいけど、学生へのサービスを低下させるだけだから、一行に困らないけどね。
あっちの大学には大学院学生が実質的にいない。修士課程があるのだが、もっぱら社会人対象で、有職者を採用しているので、校舎が岩槻という田舎にあったら学生が集まらない。そこで新宿校舎で講義等は実施するわけだ。だから岩槻には大学院学生がいない。
このオルフィスは教員オフィスのある建物に設置されているので、学部学生が使うことはできない。学生が勝手に印刷したらペナルティだし、これまで、学部学生が教員の指示なしに印刷しているのをみたことがない。印刷室の出入口は秘書室から丸見えだ。夜間は施錠されている。利用しているのは教職員だけだ。
つまり学生が無断で利用することはありえないのだ。
この5月突然、ID、パスワードなしには印刷できないように設定されてしまった。理由もなしにである。
大学当局が誰が何時何枚印刷したかを記録するのは一向に構わない。業務でやっているんだからな。どうせ、大学は誰が何枚印刷しているかなどは調べるわけがない。そのために人をはりつけるほど暇ではないはず。
ま、管理したいのなら管理すればいいでしょ。しかしなのだ。このコピー機のタッチパネルは応答が悪いのだ。何回もキーを押す・触る・叩くことをしないと応じないのだ。管理者がジジイで指先が湿っていないからかどうかしらないけど、なにしろ応答しないのだ。ID入力はまだいい。職員番号で、入力結果が数字で表示されるからな。ところがパスワードについては、当然ながら文字数字記号の入力結果は★で示されるのだ。なおかつ大文字記号は表示されるキーボードを切り替えないといけない。つまり、タッチパネルのボタンは、タッチすると入力されるボタンと、切り替えのボタンがあって、タッチするたびに★が表示されるわけではないのだ。だからタッチ数と★の数は一致しないのだ。管理者のは12桁もあるぞ。大文字小文字数字記号だ。入力したと思うのだが応答したかどうかわからないと、何個★が表示されているかを数えないとわからないのだ。普通のキーボドだったらブラインドタッチで間違えないから問題ない。
これまで、最短で3回の試行でできた。普通は5回以上だ。なんてことだ。
管理者は、これまでの経験から、講義の配布資料を講義当日に印刷するなどということはやってない。プリンタ、コピー機、特に共用の機器を信用していないのだ。たいていなんかのトラブルが合って講義に間に合わないなんてことが度々だったからな。たいていの人はちがうよね。当日あるいは前日深夜なんかに印刷するからね。この時、こんな面倒なことになっていたら頭に来ると思うのだけど、あまり苦情を聞かない。管理者だけか???
で、事務に聞いた。なんでこんな不便なことにしたのだ?不正行為なんてあったの? 「新宿でやっているから岩槻だけ例外にするわけにいかない」ふざけている。アホとしかいいようがない。
管理者は平の教授だから、事務に文句いっても事務は聞き流すだけだ。だから学科長に文書を渡した。岩槻地区の他の学科長、学部長の名前で
1)元に戻せ 2)コピーカードにしろ(ゼロクスのコピー機は各教員にコピーカードがあ配布されている) 3)職員証にしろ(職員証は EdyCard=フェリカだからな)
どれかにしろと申し入れろという文書だ。まだどうなったのかの返事がない。なにごとも遅いんだよね。もうすでに2つの学科長と1つの学部長に口頭でー根回したんだよね。
たいてい何とか長はあまりこのオルフィスを使わないからこの不便さがわからないのかもしれない。

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