コピペレポートの結果  他の大学では

東大教養学部であるレポートの75%がコピペだったそうな。

期末レポートにおける不正行為について
本学部後期課程において、平成 26 年度冬学期の期末の課題として提出されたあるレポートの文章の約 75%が、インターネット上に公開されている文章からの引き写しであることが判明しました。言うまでもなく、他人の文章の無断借用は剽窃であり、その行為が学問倫理上許されないことは明らかです。教養学部では、前期課程・後期課程ともに「成績評価に関わる試験やレポート作成において、不正行為が認められた者(協力者も含む。)は、その学期に履修した全科目の単位を無効とする」という申し合わせをおこなっており、学生の皆さんへの配布文書にもその旨明記してあります。今回もこれに基づき、厳正な処置をとったことを周知いたします。
今回、こうした不正行為が発見されたことは大変遺憾なことです。今後はこのような事案が二度と起こらないよう、学生の皆さんは学問的倫理を十分に自覚して勉学に励んで下さい。
平成 27 年 3 月 10 日
教 養 学 部

あっちの大学で、同じようにしたら、何人、引っかかるかな。コピー元も同じ処分だから毎年必ず2名はいる。かなり強く警告してもだ。該当実習の評価を0点にしているだけだ。このくらいの大きな処分にしないとだめかな。

ずんずん運動

首も座らない乳児の首を捻って、死亡させ逮捕されちゃったNPO法人元代表というのがいる。ずんずん運動というらしい。ひどいね、しかしこの容疑者は、看護師等の資格が一切なく、「子育ての免疫学 単行本 – 2004/7/6 姫川 裕里  (著), 安保 徹 (編集)」という著書がある。でこの運動を行うと免疫力が高まると主張しているのだが、その根拠がこの安保 徹という新潟大学医学部教授の教えだ。この安保徹という先生の著作の一覧にはこの姫川 裕里の本はでていない。この著作一覧をみると「「白血球の自律神経支配」の法則」なんて言葉がでてくる。げげげ。そんな法則なんか聞いた事はないぞ。「ガンもアルツハイマーも高血圧もアトピー性皮膚炎もどんな病気も同じ原因から発症していた。すべての病の原因は自律神経の乱れにある。」だって。あーひどい。「新がん革命」では船瀬 俊介というインチキ野郎のコメントがある。「史上最強図解 安保 徹のこれならわかる! 免疫学 ナツメ社」というのも出している。あーこのナツメ社のシリーズには管理者の生理学がある。いやだな、こんな連中と一緒にされるのは。そんで、この安保徹とつるんでいるのが福田稔医師というひとでたった74歳で肝不全でなくなったらしい。このページを見ると松井良業という人が「春ウコン療法 癌は感染症であり、春ウコンで抑えられると言う20年に渡る研究」を実施しているらしい。福田稔医師というのは気血免疫療法というのを主催していたらしく、気血免疫療法士なんていう資格をでっち上げている。
このようなトンデモ医療のページをたぐっていたら、「エナビューティスト河村直子」というカイロプラクティックをやっているらしい人ページにぶち当たり、「カイロプラクティックは、予防医学であり、対処療法ではありません!」とか「自律神経、運動神経、交感神経、副交感神経、全ての神経を正常に機能させることで体の中の情報伝達が全てうまく行き、それではじめて子どもはその能力を発揮できるのです。」なんて表現している。これもひどいね。カイロプラクティックは医学じゃない。自律神経と運動神経を並立させているし(本来は自律神経と体性神経とすべき)、自律神経と交感神経、副交感神経を並立して記述するのはあまりにもひどい。わかるよね、理学の2年生諸君。自律神経が交感神経系と副交感神経系にわかれるんだから、並立して記載してはいけないんだよね。解剖学も生理学もなんも知らないでいい加減なことを言っている。

理学療法の国家試験が終わった

理学、作業の国家試験が終わって、学生が業者の作った正解例をもとに自己採点した結果が教員に配布された。学生の自己採点というのが当てにならない、さらに業者の正解例も当てにならない、その上さらに厚労省が問題のミスを認めカウントしないなんてことがある。しかしそれしかデータがない。彼らが管理者が最初に教えた学年なので、1年生のときの生理学の試験の結果がある。国試の点数との相関を調べることができる。1年生の生理学は国試対策の科目ではないから相関がなくてもいいのだが、ないというのはおかしいだろ。
20150306Physiol_vsNationalBd
相関係数が0.55だ。ま、そこそこ相関がある。こんなもんだろ。これが相関がないとなったら、国試に役に立つ生理学にしろと公式には言われないけど圧力がでてくるかもしれない。私立大学だからね。もし相関係数が0.9 なんて値だったら。どんどん落とせ、そしたら大学の合格率が100%になるということになる。どっちでもないから、今後は、いままでの方針でいいんだろ。1学年だけだけど、1年生の生理学が平均点以上をとり、その後順調に行けば国試も合格するだろう、平均以下の何人かは国試に失敗するだろう、ということかな。

アンケートに答えると景品が当たる

アンケートに答えるとクオカードが当たる、というのはよくある。管理者は、当たるではなくて答えたら必ずくれるというのには答えている。回答者全員に1000円の図書カード10枚なんていう景気のいいのがあったこともある。こういうのは特別なターゲットの場合で、多くは500円程度だろ。
国試過去問の問題とその解答・解説をメーリングリストで配信するサービスを3年間続けてきた。1年間、生理学、解剖学、運動学分野で、それぞれ200問、合計600問を配信するのだ。毎週送付するわけだ。すごいね。力ずくで合格率を上げてやるという意気込みだったのだが、効果はよくわからない。
本年度はもうすぐ国試だから、終了した。このシステムが良かったか、役に立ったか等を答えてもらうようなアンケート用webページを作った。4年生だけでなく2,3年生も含めて総計450名以上に送付しているのだが、アンケートに答えてくれたのは、今日現在で、わずか73名。この過去問の送付システムはあまり効果がないと判断すべきなのかな。教員側にとっては毎週5問を選びその正解と解説を作成するというのはかなりの負荷だ。カリキュラムにあるわけではない。ボランティアなのだ。
アンケートの回収率を上げるため、抽選で1000円の図書券があたるとしたが、どうやら意味がないようだ。景品(incentive)の有無・大きさと回収率に関係はないというレポートがある。
Academic Research on Use of Incentives in Surveysという記事があって、その中にThe Impact of Lottery Incentives on Student Survey Response Rates Stephen R. Porter and Michael E. Whitcomb Research in Higher Education, Vol. 44, No. 4, August 2003 という論文が引用してあって、
_20150225incentive-survey
「Our results indicate that more is not better: increasing the size of the prize did not result in a linear increase in response rates. 」訳すと「結果はご褒美の大きさは回答率の増加に直線的に結びつかないことを意味している。」この表の値を見ると3回の催促のあとでも、ご褒美の額(0〜200ドル)に関係なく15%前後だ。現在の回答率 73/450=16% だからよく一致している。200ドル=2万円だぜ。それでも回答率は、ご褒美なしと大して変わらない
1000円の図書券が抽選で当たるというのは餌にもならないんだ。そういえば、去年も同じ景品にしたのだが、3名の当選者の名前を公開したんだけど、一人はついに取りに来なかった。景品になってないんだ。
自分の行動を見れば、わかるね。1000円の図書券だったら、後で答えよう、ということにして忘れちゃうな。答えた人全員が当たるとしたらもっと増えるだろうが、そんな金はない。用意した図書券は、管理者がなんかのアンケートに答えて手に入れたものだからな。

確定深刻じゃない申告

毎年1回だけ操作する確定申告のページだ。毎年、わからなくておたおたする。今年も3時間もかかかって実施したんだけど、ちゃんと申告されているのか、銀行口座から引き落とされるのか確信がない。昨年は6月頃、引き落とされたから多分いいんだろ。
昨年は、住基カードがみつからなくて、pdfフィアルを印刷して税務署に送った。
今年は、狭い家を探し回ってなかったんだけど、最後に財布の中にカードを発見した。なんで財布に入れておいたのかがわからない。番号とかパスワード控えのメモも一緒だったんで、財布を落としたらまずいことになったところだった。カードがあったからなんとかできるかと思いきや、カードリーダーが認識しない。当然だ。パソコン初期化したからドライバが入っていない。初期化したのがいつだったか忘れているから、ドライバがないことに気がつくのに時間がかかった。
住基カードのパスワードは控えておかないと年1回だから覚えていられない。パスワードの候補がいくつもあるんだけど、いっぱいあってどれかわからない。このパスワード何回か失敗するとやばい。市役所に行って再設定しないといけないからね。
どう考えても、国税庁のページは分かりにくい。全体像がわかっていて、treeをたどればいいとなっているんだろうけど、全体像がわからない、今自分がどこで何をやっていて、ここで印刷するんだけど何を出力しているのかわからないという状況なんだよね。
だいたいお役所のページはこんなもんだけど、わかっている人にはわかるページなんだよね。こっちもページを作る方の立場になることもあるからな。作る方は、わかっているからわからない人がどこがわからないのかわからない。
税金が返っていることは未だかつてない。2ケ所のちゃんとした組織から給与をもらっているから確定申告しないといけないんだよね。あーあ。なんか払っている税金と受ける利益のバランスが悪いように思うんだけどなぁ。

Postfix の main.cf はどこに?

Mac OSX Server はいろいろな設定ファイルがオリジナルから変更されて別のdirectoryにあるんだよね。本来の設定ファイルはそのまま残っているからまた分かりにくいいのさ。
Postfix のmain.cf は、普通は /etc/postfix にあるんだけど、そして現にあるのだけど、これは使われないのだ。
Mountain Lion 10.8.5 の場合 /Library/Server/Mail/Config/postfix にあるmain.cf がアクティブな設定ファイルだ。
GUIで設定した結果は、このmain.cf の最後の方に書かれている。
メールリレーサーバーをFQDNで指定するときは
relayhost = [mail.example.com] と[  ] で囲んでFQDNを記入する。maruko2の情報だ
ip address で指定するときもつけるのかな?。つけてないけどMXレコードを参照に行ってない。
GUIでの設定だが、Server → メール → ISPを経由して送信メールをリレー → 編集 → 送信メールのリレー の欄で FQDN を [ ] 付きで入力しようとすると、[ ] が入力できない。だからmain.cf の方で書き換えないといけない。面倒だから、そしてリレーを依頼しているサーバのip address は変わらないと思うので(規模が大きくなってきたのでip address を変更すると丸1日くらい使えなくなっちゃう)このままip address で設定しておいてかまわない。
しかしFQDNを使うべきなので main.cf で relayhost = [mail.example.com] と書き換えた。
GUIでの設定画面に[mail.example.com]と [ ] 付きで表示されている。
cf.
Google を使うときは  relayhost = [smtp.gmail.com]:587 らしい。ポートを指定するときはコロンをつけて指定だ。

メールリレーサーバーの設定

メーリスの遅延で書いたようにメールの遅延がなぜか発生したわけだ。その理由を調べるためあちこちに聞いた結果、どうやら本来の中継サーバではないサーバが中継していたのが理由だ。
メールサーバで中継サーバをFQDN(Fully Qualified Domain Name)で指定していたのだが、なぜかこの中継サーバがバージョンアップを繰り返しているうちにメールをリレーしてくれなくなってしまったのだ。その代わりなぜかDNSのMXレコードを引きにいき、その結果に従って別のサーバに転送してしまったようだ。これを防ぐために中継サーバをip addressで指定することにしたら解決した。この別のサーバは中継を本来の業務としているわけではないのだ。だから本来の仕事をしていたので遅延してしまったようだ。本来の仕事とは受信メールのゲートウエイのようだ。なぜ遅延したのかはわからない。エラーが頻発していたらしい。ともかくメールを中継してくれていたので、いつから中継するようになったのかはもはやわからない。メールが届いているから問題にしなかったわけで。
サーバを更新するとこういうことが発生するんだよね。一部書き換えた設定がもはや使えなくなったりするのさ。

グルテン蕎麦その2

グルテンで検索して初めて知ったのだが、グルテンダイエットという言葉があって、グルテンフリーの食事でダイエットするんだそうな。「グルテンには麻薬のような中毒性があるので、食欲がさらに刺激されてしまう」だそうで、どうしてこういうデタラメが言えるんだろうね。グルテンは小麦粉に含まれる。小麦粉の食品を摂らなければやせるだろ。たこ焼きなんてもってのほかだ。たこ焼きがくせになるのはグルテンのせいか?小麦粉フリーではインパクトがない。だからグルテンフリーなんだ。書いた本が売れればなんでもありなんだろうな。
そんな巷のインチキ説にとらわれずグルテン蕎麦第2弾!
蕎麦粉 225 g、グルテン粉末 25 g、水 88 ml(加水率35%)、コネ時間5分、1.6 mmノズル。2人前ですな。茹で時間2分です。しっかりしているから、菜箸でかき混ぜてかまいません。
20150210soba-1
 
切れないことを示すために、ノズルから出てくる蕎麦を途中で切断しませんでしたよ。

20150210soba-2

60cm切れずですな。

ヌードルメーカの目次はこっち。

メーリスの遅延

先週からメーリングリストで配信するメールが20時間とか遅延している。メーリングリストサーバは、投稿メールを受け取り、それなりの時間(数秒)を要しているものの、きちんと配信している。だだし、このサーバが直接インターネットで相手先のサーバに送信しているわけではなく、大学のウイルスフィルターでもある中継サーバを介しているのだ。この中継サーバがメールを受け取ってから15時間とか後に学外のサーバが受け取っている。
どうやら、「メールゲートウェイ(受信用、以下のアドレス)が、大量のスパムを学外に発信してしまったため、spamcom のブラックリストに掲載、senderbase のスコアが poor に変更されしまった」らしい。
1)学部内サーバから学外のメアドその1へ15時間
Received: from xxxxx[123.123.123.123]) by yyyy.tsukuba.ac.jp with ESMTP; 07 Feb 2015 09:52:32 +0900
Received: from yyyy.tsukuba.ac.jp by zzzz.ne.jp with ESMTP; 08 Feb 2015 01:24:41 +0900
2)学部内サーバから学外のメアドその2へ 2秒
Received: from xxxxx[123.123.123.123]) by yyyy.tsukuba.ac.jp with ESMTP; 07 Feb 2015 09:52:31 +0900
Received: from yyyy.tsukuba.ac.jp by aaa.ne.jp ; Sat, 7 Feb 2015 09:52:33 +0900 (JST)
3)学部内サーバから 学部内別サーバのメアドへ 1秒
Received: from xxxxx[123.123.123.123]) by yyyy.tsukuba.ac.jp with ESMTP; 07 Feb 2015 09:52:31 +0900
Received: from yyyy.tsukuba.ac.jp by bbb.dddd.ac.jp ; Sat, 7 Feb 2015 09:52:31 +0900 (JST)
というわけで、学外のサーバによって異なる。このブラックリストに掲載されちゃったという時期と一致するから関係があるにちがいない。全く届かないというわけではないのが悩ましい。
問い合わせ中だ。

グルテン蕎麦

小麦粉と違って蕎麦粉はグルテンがないから蕎麦粉だけだとぶち切れる。だったらグルテンを加えてやればいいということで、蕎麦粉 250 g、グルテン粉 30 g、水 100 ml(加水率 36%)で8分こねて、1.6 mm で作った。加水率は十割蕎麦のではなく二八蕎麦に近い量だ。
20150208Gluten 20150208noodle
 
作成当日はもちろん、冷蔵保存の翌日でも上右の写真のようにブチ切れない。十割蕎麦とはいえないが、小麦粉を使っていないといっても嘘ではない。グルテンの割合は、強力粉が10~13%程度なのでこれに合わせた。
ヌードルメーカの目次はこっち。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.