春の宴会

今度の宴会は、伊勢海老を管理者宅に送ってきた某さんのリクエストですな。

もちろん尾の部分は刺身になったのですが、刺身盛り合わせに飾ってあった頭から出汁をとり、味噌汁にしたんですよ。
他には牛肉と旬の筍を炊いたものとか……

Air Compressor 遮音箱

工作室にはエアコンプレッサーがあるとなにかと便利だ。旋盤とかフライス盤、ボール盤の切削ゴミを吹き飛ばすのだ。その他、なんでもぶっ飛ばすときにいい。パソコンのホコリなんてのは一発だ。結局掃除機でゴミを除く手間は変わらないのだが、そして、ゴミを散らばしてしまうということもあるのだが、工作するとゴミがあちこちの隙間に入ってしまうので、あると便利なのだ。
工作室をなんとか作成したので、コンプレッサーが欲しいなと思って、大した額ではないから小型のを一つ買うかと思っていたのだが、学科が管理する倉庫で発見したのだ。誰が購入したのか定かではない。ほとんど使っていない。どうやら別の学科の退任した教員が創設時に購入したらしい。いずれにしろ使った形跡がないので、あちこちに声をかけて、工作室としている実習準備室に運び込んだのだ。結構重いし、かさばる。
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和コーポレーションKT-60W*1だ。物差しを置いてあるが、幅がほぼ1mもある。こんなに大きくなくてもいいのだが、新しく買うより使われていないのを使ったほうがいいに決まっている。
問題は、工作室(実習準備室)が狭い、起動するとえらいうるさいのだ。コンプレッサーはうるさいのが当たり前だ。
そこで箱に収めちゃうことにした。温度が上がるから好ましくないのだが、連続運転するわけではないからいいだろ。箱もしっかりしたものにして、上に物が置けるようにするのがいい。
長期間使うのなら、熱が逃げないのでこのような箱で覆ってはいけない。管理者のように。塗料の吹き付けとかエア工具に使うわけではなく、ちょっと使うだけなら、だ。良い子は真似をしないように。
というわけで、2x4角材と合板でやっつけ仕事だ。内側に吸音材を貼りたいところだが、予算がない。包装緩衝材 プチプチ(驚いたことにプチプチは商品登録されているらしい)があったので、それを内側に両面テープで貼り付けた。ないよりましだろ。吸音用のスポンジがいいのだが。
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で、蓋をすると
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と、しっかりした箱で上に物を載せることができる。前面パネルの四角の穴は覗き穴だ。透明アクリル板で塞いである。オイルレベルを覗くためだ。使用前にチェックする必要があるからな。取り外すことのできるパネルと、木ネジで固定されているパネルがあって、箱の中に手をつっこんで圧力調節ができるようにしてある。
かなり重くなって、上からかぶせてあるだけだから、上蓋を取り、持ち上げれば、箱を取り除けるということにしたのだが、一人では持ち上げるのがしんどい。重くないと遮音効果は少ないしな。
完成してから気がついた。水抜きが必要なはず。が、マニュアルがないから、栓は多分タンクの底にあるんだろうけど、わからない。ネットで探してもメーカーはマニュアルをアップロードしていない。
水抜きドレインを見つけたが、アプローチするためには上蓋を外す必要がある。面倒だな。水抜きの頻度は使用頻度によるから、現時点ではなんとも言えない。1年に1回で済むかもね。ほとんど使わないから。
水抜きドレインとオイルレベルメータ、圧力計とかが1つの面にそろっていない。オープンな環境で使うのが当たり前だからしょうがない。今回のように狭い場所に収めるとき、何にアクセスするのがもっとも頻度が高いかを勘案して箱を作り設置しないといけない。そんなの検討しないで、角材や合板を購入して、作りながら考えているからうまくいかないのだ。
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教室の配置は上のようで、ACとあるのがエアコンプレッサだ。
騒音測定結果は

遮音箱の効果
エアコンプレッサ   単位:dB
ON OFF 遮音箱ありの目安
遮音箱なし 遮音箱あり
A 準備室 95 65 <25 騒々しい事務室
B 実習室 53 43 <25 図書館
C 内廊下 64 50 43 静かな事務所
D 外廊下 63 58 35 会話のある事務所
E 講義室 50 31 <25 図書館

というわけで、最も問題となる実習室や講義室は、50dB*2に満たず、実習や講義があっても問題なさそうだ。講義室はいざ知らず、実習室の実習中の騒音はゲーセン並みだから問題があるわけがない。外廊下がうるさいのは遠くで掃除のおばちゃんが作業しているからだ。内廊下は換気扇のせいだ。夜中の誰もいない教室は30dB以下で、エアコンプレッサを起動しても実習室43dB、廊下を挟んだ講義室では31dBだから問題ないだろ。
エアコンプレッサのある準備室内では、ちと大きめの声で会話する必要がある。しかし、大量に圧縮空気を使うのではないので、圧力が上がると自動停止するから、我慢できるな。
 
*1 ●ベルト2シリンダー式エアーコンプレッサー ●最高圧力:0.78MPa(8kgf/c) ●空気吐出量:120/140L/M ●タンク容量:60L ●吹出し口:2口カプラ1/4 ●動力:AC100V50/60 ●消費電力:1000W ●寸法:920(幅)×520(奥行)×580(高さ) ●本体重量:58Kg
*2文科省の基準はLAeq50dB 以下である。
LAeq:等価騒音レベルの算出には騒音計の周波数補正回路のA特性を通したレベルが用いられ、LAeq(LAeqと表記する。周波数補正回路のA特性とはヒトの聴覚の周波数特性を勘案して1~4KHz が通過しその上下が減衰するフィルターのことだ。騒音計にはA, C, Z(F)のフィルタが付いているからAで測定するのだ。上記の値がそれだ。
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小野測器のページから

セキュリティと…..はトレードオフ

普通、「セキュリティと利便性はトレードオフ」と言われる。セキュリティを確保するためにユーザはパスワードを毎月変更しなければいけない、同じパスワードを使いまわしていけない… などとすると、ユーザは文句たらたらになるのが普通だ。
そこで、セキュリティがしっかり確保されないと、個人も、所属組織も、破られた時の被害が甚大なものから、ま、そこそこ確保できていればいいと、守る対象のセキュリティのレベルを定めておくという方針もあるけど、ユーザにとっては同じで、パスワードがたくさんあっては使えないのだ。
こっちの場合は、セキュリテイとトレードオフなのは、景観なんだそうだ。
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このキャンパスを作った時、きれいな参道を作ったわけだ。ところが、学生が無届で車で通学してくるので、駐車場の管理ができないなどの問題がでてきて、写真の用にゲートを作成したのだ。このゲートは、利用する教職員にとって、利便性が悪いが許容できることだと思う。誰かが文句を言っているのを聞いたことがない(もっとも、皆、文句いわないからな)。
折角、綺麗な参道というか表門への通路を作成したので、このようなゲートでは見てくれが悪いということになり、このゲートは来年度から撤去されることになった。
部外者を排除するのにものすごく有効だというわけではないけど、それなりに抑制効果があると思うのだが。学外者による盗難がないわけではないのだが、このゲートを取り除くと防犯上さらにルーズになるんじゃないの?

ストレートで卒業できるかな?

平成24年(2014年)度入学者の卒業が決まった。
平成24年に106名が入学し、15名(14.2%)が中途退学。4年生大学で学年制でないので留年は4年生として留まるのだが、途中休学とか単位不足とかの留年生が17名(16.0%)、ストレートで無事卒業できたのが74名(70%)だ。このうち国試に不合格と合否不明(厚労省は正解をまだ出していない。予備校の正解速報によるわけだが、この正解速報が複数の予備校で異なるのね、予備校のせいではなく問題の不備の場合もある)者が6名。現役合格率は91.9%以上ということになった。もちろん非公式集計だ。中途退学者が多いんだよね。どんな幻想を抱いて入学してくるのかわからないけど、1年生のときは、こんなはずではなかったというわけだ。管理者の講義・実習が悪いのかしらん?やっぱし、声優になりたい、服装関係に行きたい、親が医療関係なので医者になりたかった、なのだ。だからこいつらの場合、1年次の成績がすごく悪いわけではない。悪い奴もいるけどね。で2年次以降になると、大抵、学力不足なんだよね。
管理者だってストレートで学部卒業したわけじゃないから、ストレートと留年でなんら差別はしないけど、留年生はそれなりに留年している理由がわかる学内成績だからな。
卒業して、国試不合格というのが一番まずいパターンなんだよね。受験勉強て、1年間も続かないんだよね。3ヶ月がいいとこなんだよね。再挑戦するわけだが、最初の試験に不合格だった理由が学力以外(マークミスとか風邪で発熱していたとか)の理由ではない限り、次に得点が急上昇するというのはめったにないんだよね。大抵、一番最初の時の成績が一番良いのだ。
同級生と一緒に勉強するというのは、結構効果があって、卒業しちゃって一人ぽっちで勉強するというのはたいへんなんだよね。頑張ってほしいけど、予備校とか、大学で認めている聴講生とかでしっかり勉強してほしいね。

いまごろになって論文撤回

Haruko Obokata, Masayuki Yamato, Satoshi Tsuneda & Teruo Okano,  Reproducible subcutaneous transplantation of cell sheets into recipient mice, Nature Protocols 6, 1053–1059 (2011) が25 February 2016に撤回された。5年後だ。なんでいまさら?
Figure 5a の4番目のグラフと Figure 5b の最初のグラフが同じ、エラーバーが同じであるということが指摘され、 大和、常田、岡野は生データを示すことができず、データの信頼性がなく再現性もないからである。小保方に連絡したが返事がない とのことだ。この騒ぎがあって、遡って誰かが調べ、問題にしたんだろうな。
東京女子医大で行った実験で、常田は小保方の指導教員だから、岡野は大和の上司だから名前があるだけで、大和の指導下で小保方がデータを取得するという体制だよね。このときから必要に応じてグラフを適当に作っちゃうという行為・指導が行われていたわけだ。
STAP論文のデータの捏造は若山氏が教唆したからだという説は、怪しくなった。若山氏に会う前から捏造していたんだからな。

国試対策メルマガ

医療系の大学で、国家資格がないと商売ができない学生を育てているわけで、国家試験対策が重要な学部の課題なのだ。今週末がその国試なのだ。
国試対策のWebページ・ブログなどは有料・無料いくらでもあるだろ。あっちに赴任してすぐには、国試対策ページを作成して… と思ったわけだが、すぐに気がついた。学生がそのようなページに自主的にアクセスしてこないに決まっている。特に、tail-end の学生は、だ。ま、tail-end を持ちあげるのは、どんな方法を使っても非常に難しいわけだが、tail-endのちょっと体幹側の学生さんが、これ以上落下しないようにすることにはなるかなと、始めたのが、毎週、国試過去問を、正解と解説とともに学生にメーリングリストで送り込むことだ。毎週発行のメルマガなのだ。同じカテゴリーの5問で構成しているメールで、本年度は先日終了したが35週実施した。
100%の学生はスマホメールをみているし、スマホで通学中読めばいいだろというわけだ。
過去問は、最初の2年間はちとつらかったけど、データベース化したから、いまでは新しいのを付け加えるだけになったので楽になっている。
最近5年、10年の過去問とその正解・解説本というのがあるけど。解説部分が貧弱で、誤りがあったりする。国試の作問者は、例えば、代謝と基礎代謝の概念がわかってないような問題を作ったりしている。解説本にはそんな不備が書いてないから、メルマガでは、厚労省が不適切問題としていないけど、不適切問題だと指摘したりしている。解説本と同じだったら意味ないからね。砕けた表現とか、たとえを混ぜたり、オリジナル問題だったりしているのだ。
つまり、大学の、本来業務ではないボランティア行動なのだ。大学がどのように評価しているなんか知らない。存在すら知らないだろ。このメルマガが学生にとって有効だったのか、学生からの評価を、まだ国試が終わってないけど、アンケートページを作ったので回答してちょうだいとメールしたのだ。2日以内に返事があったのが送付先300名強いる中で60名。20%かよ。ま、このメルマガを有効に使ったのはこんなもんだろ。この20%にtail-endの学生はほとんどいないんだろうな。この20%は、このメルマガがなくても国試に合格できる学生なんだよな、きっと。
アンケートに答えてちょうだいと、出会った4年生に口頭でいったら、「答えたら何くれる?」だって。成績に全く関係ないと、こういう態度だからな。昨年度は、アンケートに答えた中から3名に千円の図書券を抽選であげるといったのに、取りにきたのは1名だけ。だから今年度は図書券あげないことにした。餌にならないからな。そもそも、手元にある図書券は、なんかのアンケートに答えてもらったものだけど、このアンケートに答えたら必ずくれるというので、アンケートに答えてもらったわけで、学生の低い解答率に管理者が文句を言う筋合いはない。

モンスター

どうやら、いく先々で、そのボスを食いつぶしていくモンスターだったのだ。
早稲田大学の常田教授は(「あの日」の著者が来なかったら、その指導方法がいいかげんのままかもしれないが問題にもならず)ペナルティを受けたし、東京女子医大の大和教授は、あの騒ぎの時、病気になって(これは「あの日」の著者の責任ではないけれど)、その後回復したらしくなんとか研究所の所長に昇進したようだが、「博多なう」の一言以後、一切発言はない・できない。その後渡米しバーバードの病院の麻酔科のVacanti教授は;
Dana Goodyear The Stress Test Rivalries, intrigue, and fraud in the world of stem-cell research The New Yorker, FEBRUARY 29, 2016. から

But, by the time the news cycle finished, Vacanti’s fears had been realized. He had vanished from Obokata’s narrative. Nature’s news site carried a recording of her talking about how she had come up with STAP. Like Archimedes, she described her eureka moment as having taken place in the bathtub, when she started to wonder if mammalian cells responded to stress by producing stem cells. “I tried everything I could think of,” she says. “Squeezing cells through a pipette, starving cells, and so on.” Martin Vacanti called his brother. “Chuck, have you listened to her description of the eureka moment?” he said. Chuck hadn’t. “She gave the same description I give about the sporelike cells,” Martin said. She was using his eureka moment.

(小保方が日本でリケジョともてはやされることになってから)次のステップに移った時、Vacantiの(無視されるのではないかという)恐れは現実になってきた。小保方は、アルキメデスが金の王冠に銀がどのくらい混入しているかという問題を風呂に浸かった時思いついた(eureka moment)かのように、哺乳類でもストレスで体細胞が幹細胞に変わりうるのではないかと、自分の考えのように言い出したのだ。Vacantiの弟のMartinは「兄貴(ChuckとはVacantiのこと)、eureka moment のこと小保方に話したのか?」と尋ねた。小保方はVacantiのeureka momentをそのまま使ったのだ。(途中略、意訳です)。
と、発想まで剽窃されちゃって(とこの記事のインタビューに答えている)、

At the end of July, Vacanti invited me to Boston. Because of the embarrassment around STAP, he had taken a sabbatical from his chairmanship, and would soon retire from his position. His lab would eventually run out of money, and then close. But his faith in the basic principles of STAP was unshakable. “I will go to my grave still being absolutely certain that it’s correct,” he said.

7月末にVacantiは私(Dana Goodyear)をボストンに招いて言った。このSTAP騒動があるので、サバティカル(休暇)をとるが、そのうち(the anesthesiology department at Brigham and Women’s Hospital)を退職する。資金がないから研究室は実質的に閉鎖になるだろう。STAP細胞は絶対的に正しいという信念を墓まで持っていくつもりだ。(意訳)
とVacanti教授は研究室ともどもつぶれてしまった。
そして、その次に行った当時理研の若山教授はご存知の通り、山梨大学に転任したけど、移動先の本来は研究所所長になるべきところが、研究所長を下された(降りた?)し、「あの日」では陰謀の主犯がごとく言われているし、笹井氏にいたっては、最悪にも自殺だよ。
つまり、師事していく先々で、師と仰ぐ人を食いつぶしているモンスターだったのだ。くわばら、くわばら。
[ 追記 ] 2016.2.28
東大の加藤研究室ではボスが強権的で捏造を教唆したとされている。小保方の場合も理研で若山氏の、「こんなグラフを作れ」という指示が捏造の教唆だ、今度の東京女子医大の大和氏の指導で作られたグラフも、指導者からの教唆に決まっている、こういうことは生命科学分野では当然のように行われているのだと主張する輩がいる
加藤研究室では複数の部下が捏造したのに対し、今の所、若山研究室や大和研究室の他の学生らに、捏造の指摘はない。指摘されているのは小保方が関係したものだけだ。
推測は勝手だが、これだけのデータで生命科学分野で捏造教唆がごく普通に、どこでも行われているというのは無理筋で、小保方に帰すのが自然ですな。

plagiarism was common

THE NEW YORKER  FEBRUARY 21, 2016 The Stress Test  Rivalries, intrigue, and fraud in the world of stem-cell research.   DANA GOODYEAR から

In her book, Obokata says that she was hurrying to finish her thesis before the deadline, and accidentally bound and submitted a draft rather than the final version. But Vacanti says that when he confronted her about the plagiarism she said that it was common at Waseda, and that a faculty member had told her that no one reads the theses anyway.

彼女の本(『あの日」)では、本人(小保方)は締め切り前に論文を完了するために大急ぎで、そして誤って製本し、最終版でなくドラフトを提出したと述べています。しかしVacantiが言うには、剽窃について彼女に問い合わせると、彼女はそれが早稲田で普通であって、ある教員は、とにかく誰も論文を読まないからと言っているという返事だった。
すごいね。自分の博論に剽窃があるという認識があったことを意味しているのだ。提出論文が草稿でも誰も読まないという認識があったのだ。

まだ2月で梅のシーズンなんだけど、今朝、自転車で通勤中、植物園の前の交差点で信号待ちしていて、植物園の敷地の道路に面したところに植えてある小さな桜の木がもうすでに五分咲なのに気がついた。

20160222cherryblossom

花のピンクの色が濃いので早く咲く河津桜なんだろうか。植物園なので木の名前がどっかに書いてあるかと思いつつ、信号が青に変わったので探さなかった。来週、またみてみるか。
結局、暖冬だったんだよね。
[ 追記] 2016.3.30
川津桜とのラベルがありました。

チャンピオン・データの流用

「博論を自分で書いた研究者が博論のチャンピオンデータを他の論文への使い回し(流用)をすることなど、ありえない」と書いたけど、同じ意見の450. Apfel(ななこ) 2016年02月19日 11:06という初々しかたもいるけど、そんなの不正の証拠になるかと言っている方もいる。
531. 愚民 2016年02月20日 09:18:自分の常識の枠内に他者を当て嵌めるのは、研究者の視点としてはちょっと残念」とか、「640. J・ワトソン 2016年02月18日 14:26:自分の経験談など語ってもなんの説得力もありません」というわけだ。
そりゃ、単なるケアレスミスで、不正の証拠ではないかもしれない。しかし、自分の経験を他に当てはめて、ありえないと言って、どこがおかしい?不正の証拠だと人を説得するわけではないよ。でも他のこともあることを考えると不正と思われてもしょがないよね。1つあるいは2つの同じ主張の論文にある複数の疑惑が単純なミスとはいえないでしょ。
こんなありえないことをしたので、おったまげているのさ。
でもね、それなりに一生懸命努力して取ったはずのデータを他に流用するということは、やった実験を理解していないといわれてもしょうがないよね。勝手に概念を作って、異なった条件の実験をコンセプトが同じだからいいのだとするわけにはいかない。様々な違う条件でもできたから、新しい概念ができるのであって。自分で勝手に作っちゃだめなのさ。
ひとの発言に対する批判は、発言した場でコメントすべきなんだけど、それぞれ違うとこなので、自分のブログに書くわけだ。
ワトソンさんの活躍しているブログは、彼らに都合の悪いコメントをするとすぐアク禁になってしまうからね。そんなところに反論なんかできないのさ。もう一つの方もアク禁の基準がいまいちわからないけどね。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.