STAP細胞4つのプロトコル

以前から思っていたのですが、盛んに学とみ子は酸浴の方法が、他の再現実験を行った研究者は再現していないというわけです。

「分化細胞を培養液につけたまま、酸性液を滴下している方法は、丹羽氏以外の他の実験者はやっていないでしょう。」

STAP細胞作成プロトコルが4つもあるのは異常だとすでに言われていますが、その通りで、つまり酸浴細胞は論文通りできないことを著者等が白状しているようなものです。

学とみ子は小保方氏や丹羽氏は「分化細胞を培養液につけたまま、酸性液を滴下している方法」だというのですがそうでしょうか。改めてチェックしてみます。
1️⃣Nature Article
After cell sorting, 1 X10^6 CD45-positive cells were treated with 500 µl of low-pH HBSS solution (titrated to pH5.7 by HCl) for 25 min at 37 uC, and then centrifuged at 1,000 r.p.m. at room temperature for 5 min.細胞選別後、1 X10^6個のCD45陽性細胞を、塩酸でpH5.7に調整した低pH HBSS溶液500 ml中で37℃にて25分間処理し、その後、室温で1,000 rpmにて5分間遠心分離した。
2️⃣丹羽プロトコルhttps://www.protocols.io/view/essential-technical-tips-for-stap-cell-conversion-36wgqdz93vk5/v1
After cell sorting, 1 × 10^6 CD45+ cells were treated with 500  µl of low-pH HBSS solution (titrated to pH 5.7 by HCl) for 25 min at 37°C, and then centrifuged at 1,000 rpm at room temperature for 5 min. 細胞選別後、1×10⁶個のCD45+細胞を、500 µlの低pH HBSS溶液(塩酸でpH 5.7に調整したもの)に37°Cで25分間処理し、その後、室温で1,000 rpmで5分間遠心分離した。
3️⃣Vacantiプロトコルhttps://web.archive.org/web/20140321094008/http://research.bwhanesthesia.org/research-groups/cterm/stap-cell-protocol
15 mLチューブにHBSSを5 mL入れる。 Hanks Balanced Saline Solution(HBSS Ca+Mg+ Free:Gibco 14170-112) に清潔なpHセンサーを挿入する。ATPストック溶液(ほぼ飽和のATP溶液)をHBSSへ1滴ずつ滴下して滴定し、目的のpH 5.0に到達するまで調整する(目安:数百µL程度)。測定を正確にするため、適宜溶液を混和する。最終的に得られる酸性HBSS溶液中のATP濃度は約3~5 mMとなる。ここに遠心して集めた細胞をいれ細胞懸濁液をピペットで5分間、吸引・吐出(トリチュレーション)する。
4️⃣小保方プロトコルSTAP HOPE PAGE https://web.archive.org/web/20160331100934/https://stap-hope-page.com/protocol-for-stap-cells
Add 500ml of HBSS and suspend a cell pellet using a 1000μl-pipette*** Add 6μl of ATP solution (ほぼ飽和のATP液)(At this moment, the color of HBSS changes from red to yellow) Incubate the cells horizontally at 37℃ (in the 5% CO2 incubator) for 15 min**** (During this time, count the number of cells)とあって、pHを測定していない。

“500 µl of low-pH HBSS solution (titrated to pH 5.7 by HCl)”は「低 pH の HBSS 溶液」を作っておき、そこへ CD45+ 細胞(1×10^6 cells)を加えて25分間 37°C で処理した、ということ(下記*)で、学とみ子の言うような細胞が入っている培養液に塩酸を滴下してpHを5.7にしたのではないのです。

つまり学とみ子の言う「分化細胞を培養液につけたまま、酸性液を滴下」というプロトコルはどこにもないのです。学とみ子は(titrated to pH 5.7 by HCl)を読み違えているのです。

>学とみ子
「分化細胞を培養液につけたまま、酸性液を滴下」というのはどこに書いてある方法なんでしょうか?

Q: After cell sorting, 1 × 10^6 CD45+ cells were treated with 500  µl of low-pH HBSS solution (titrated to pH 5.7 by HCl) for 25 min at 37°C, and then centrifuged at 1,000 rpm at room temperature for 5 min. という方法は「あらかじめ塩酸を滴下してpHを5.7 にした HBSS液に細胞を入れた」と「細胞の入ったHBSS液に塩酸を滴下してpHを5.7にした」のどちらですか?

ChatgGPT: この英文の解釈としては、
> “500 µl of low-pH HBSS solution (titrated to pH 5.7 by HCl)”
となっているので、
**「あらかじめ塩酸(HCl)で pH 5.7 に調整しておいた HBSS 溶液を用意し、その低pH HBSSに細胞を入れて処理した」**
という意味です。
つまり、後者の
> 「細胞の入ったHBSS液に塩酸を滴下して pH 5.7 にした」
ではありません。
理由としては、英語で “HBSS solution (titrated to pH 5.7 by HCl)” が HBSS 溶液自体を修飾しており、「HBSS を HCl で pH 5.7 に調整した溶液」という構造になっているためです。
実験操作としても、通常は:
1. HBSS を別容器で HCl により pH 5.7 に調整
2. その low-pH HBSS を細胞へ添加
3. 37°Cで25分処理
という流れになります。細胞懸濁液に直接 HCl を滴下すると、局所的な急激なpH低下が起きやすく、再現性も悪くなるため、一般的な記載法ではありません。