電子聴診器

電子聴診器+価格 で検索すると数万円する。長く使うわけではないし予算もない。だから自作だ。パソコンで録音するのが目的だ。
まずマイク部分

100均で購入したイヤホンと一緒のやつ。中国製だ。マイクだけだとパーツ屋で数十円で打っているけどこれにケーブルとプラグを付けると100円では収まらない。イヤホンとマイクのプラグが別々になっているのがいい。分解してマイクーケーブループラグになるからだ。イヤホンはいらないから捨てる。
聴診器

アマゾンで1148円。商売で真面目に使うつもりなら最低でもリットマンクラッシクなんかだな。1万円はする。今回は予算がないからね。
ビニールチューブの部分を抜いて、マイクが入り、聴診器に合うシリコンチューブを探し出し、このチューブの中にマイクを仕込み、聴診器に付けた。左のチューブの橋は引っ張ってもマイクが抜けちゃわないようにエポキシ接着剤で固定した。シリコンチューブなのでエポキシ接着剤ではくっつかない。そこは工夫があるんだけど面倒だから説明はスキップ。

で、裸のマイクだけではちと発生電圧が小さいのでアンプを作成。ほんの少しの時間だけ使う予定なので電池駆動でいい(クリックで拡大します)。

初段のアンプの入力につながる20kΩのポテンシオメータでゲインを調節する。オペアンプ2ケが入っているNJM4456で反転増幅器を2段にしてある。±電源が必要なんだけど姑息的な方法で11kΩの抵抗2ケで中間の電圧を作り、これを非反転入力に接続して±電源で動いているようにするわけだ。あとはコンデンサマイクを+にプルアップして、その交流成分だけを10μFのコンデンサで増幅する。1段目の20kΩと0.001μFで8KHzのhigh cut フィルタになっている。2段目のオペアンプの出力に50Ωの抵抗があるのは出力がショートしたときに過電流がオペアンプから流れないようにしているわけで、多分不必要だろう。ゲインは初段が原理的にはx1〜∞ で2段目が28倍ですね。いい加減です。MacMini のLINE IN につっこんで自分の心音が録音できたから良しとしました。オペアンプ等の電気部品はジャンクというか余分に購入してあったのを使ったから新たに何も購入していない。
つまり1300円位でできたのだ。
何故、こんなのを作成したかは、何故、こんなのを作成したかは、後ほど

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