STAP HOPE PAGE にNwes というタブが出来て、こここでも、あっちこっちでも問題になったATP濃度について、訂正が書かれている。本人が気が付いたのか、あちこちで問題にされているのを誰かがご注進したのかわからない。
当ブログでは200 nMは200 mMの間違いだろと指摘したがその通りだった。でそんなに高濃度になるかということについては、溶けると書いてある。しかし1 mLのミリQ水に溶かすというのは非現実的だろ。濃度はそうかもしれないが、プロトコルなんだから xx mg を溶かして10 mL にするとかにすべきだよな。pHは調整はしないのだろうか?
訂正があるのはいいことだが、それにしても、こんな誤植?があるのは、注目されたいのに、迂闊というか理解しがたい性格の人ですな。
挙足取りだけど、200mM、 500μL という表記は誤りである。数字と単位の間には半角スペースを入れるのが決まりだ。200 mM、 500 μL が正しい。卒論で指摘される、あるいは修士論文作成時に教わることだ。自分で論文書いたことないんだな。$40 とか 40%、40℃ の時は半角スペースが入らない。何故かは知らない。
日別アーカイブ: 2016年4月3日
被害者妄想?
STAP HOPE PAGE が立ち上がったら、すぐにアクセスできなくなった。サイバー攻撃だと騒ぎになった。「研究者が公開したプロトコルにサイバー攻撃をかけるというのは、「研究弾圧」であり「言論弾圧」でもある。」、「(小保方氏は)『それほど私の研究内容を阻止したいのか』と不思議がっていた」(小保方氏の代理人 三木秀夫弁護士)」、「https の証明書が書き換えられた」、「DoS攻撃だ」などといわゆる擁護派は批判派がやってるのではないかと大騒ぎ。
違うんじゃね。このページの著者は、早稲田での博論再提出がうまくできず、博士号が取り消しになった時、「今回の再提出した博士論文や関連するデータは年度内をめどに随時公開して参る所存です。」と27年度中に公開すると大見栄を切ったもんで、著者がページを立ち上げたら多くのアクセスがあるにちがいないと、サイト乗っ取りだけが目的の、STAPには何の関心もない誰かが、妨害しただけでしょ。サイト乗っ取り者は、公的サイトだったら大義名分があるかもしれないけど、今回は妨害/乗っ取り自体が目的だから話題になるところを攻撃したんだろ。批判派は、この著者の発表内容をコケにするような発言をするけど、肝心の著者の言い分が見えなかったら、コケにできないから、妨害なんかしないだろうね。被害妄想だよね。
こんな、科学的にも不十分な、かといって一般向けに解説したわけでもないページを立ち上げる目的はなんだ?博論公開できない代わりか?このページができたことで「STAP細胞問題はやっと科学的議論、検証の世界に戻った。」なんて頓珍漢なことを言う擁護派(上田眞実/ジャーナリスト)もいるけどね。科学ではすでに結論が出ているのに何をわめいているんでしょね。
理研もサイトの構成を変えてSTAP関係は奥まったところに押し込んじゃったしね。
著者がSTAP現象があると信じているのはわかったけど、科学界ではもはや新規に証明しないとダメだと諦めて、別の道を歩んだ方がいいのでは?理研の許可があるのかわからないデータの都合のいいとろだけつまみ食いして公開したりしても、結論をひっくり返すデータはないわけだ。まだ30歳そこそこで、人生の半分も終わっていないんだしね。著者よりはるかに年上の東大分生研の加藤元教授は、商売替えて、相馬でボランティアとか若い人の指導しているみたいだよ。
まだ続けたいのなら、助けてくれと表明して、擁護派が研究所を作ってあげたらいい。すでにご本人が本の売上3千万円以上あるようだから数年分の自身の給与はいらないでしょ。商売替えしない韓国の黄禹錫(ファン・ウソク)は支持者(宗教団体らしい)が研究所作ってくれてマンモス再生なんかやるようだ。ネットで騒ぐ擁護派どもは貧乏人だろうけど、名乗りを上げそうな宗教団体があるでしょ。