学とみ子が11日(日)午後早く、新しい記事理研を管理する政府は、STAP事件は、小保方氏に全責任があるという形で収束させました。 ですから、いろいろな矛盾があるのです。をアップしました。タイトルが本文を反映していないのはいつものことです。URLが81から84に飛んでいるので、この間い幾つかの記事を書いて消したのをくりかえしたのでしょう。この記事について以下に学とみ子に科学的論理を構築する能力がないことを示してみましょ。
理研が発表した最初のプレスリリースでは
「共同研究グループは、この初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(STAP)、初期化された細胞をSTAP細胞と名付けました。」とあります。つまり初期化された細胞がSTAP細胞であり、Oct3/4の発現はその指標ですがイコールではありません。「STAP細胞は細胞分裂をして増殖することがほとんど起きない細胞」だが「副腎⽪質刺激ホルモンを含む多能性細胞⽤の特殊な培養液を⽤いることでSTAP細胞の増殖を促し、STAP細胞からES細胞と同様の⾼い増殖性(⾃⼰複製能)を有する細胞株(STAP幹細胞)を得る⽅法も確⽴しました」とあります。撤回された論文ですからこれらの細胞について議論するのは意味のないことですが、それでもオリジナルの定義をしっかり踏まえないと、STAP細胞の有無、小保方氏が初期化された細胞を若山氏に手渡したのか等の議論ができません。
学とみ子を始めとする科学的素養のない擁護の連中は、STAP細胞・STAP幹細胞を作成する手順で、STAP細胞を作成するのが小保方パート、キメラやSTAP幹細胞を作成するのが若山パートとして分け、結果としてES細胞が混入していたという事実を認め、その混入はどちらの担当部分で起こったのかを問題にしています。相澤氏主導の小保方氏参加の検証実験の結果や、この学とみ子の記事のように丹羽氏のレポートを読み、擁護の言う小保方パートは成功したとしています。
しかし、もし小保方パート、若山パートと分けるのなら、小保方パートとはSTAP細胞の作成とSTAP細胞とSTAP幹細胞の解析、テラトーマ作成であり若山パートとはキメラとSTAP幹細胞の作成とすべきです。前者に研究不正があったということを念頭に置くべきで、ネズミ動画にコメントしているエコチェンバー内の無教養な連中及び学とみ子はこの小保方氏の研究不正の事実を無視し、記者会見と私小説の「印象操作」に騙されて小保方氏を擁護しているのに過ぎません。
擁護の言う小保方パートがは成功したという根拠は、Oct-GFPを仕込んだ細胞で、自家蛍光ではない緑の蛍光を発している細胞がないわけではない(Green fluorescent cell aggregates that exhibited no significant redfluorescence were rare.(相澤レポート)、肝細胞を使った実験でOct3/4を発現している細胞があった(丹羽レポート)ということだけのようです。少ないとは言えあったということが小保方パートは成功だったというのが擁護の主張です。しかしながら擁護の言う小保方パートで緑に光った、Oct3/4 の発現があったということはSTAP細胞ができたということにはなりません。上記のようにSTAP細胞は初期化された細胞だからです。これらの緑に光った、Oct3/4 の発現があった細胞が初期化されていることを証明する必要があります。残念ながらこの2つのレポートではキメラを作ることによる初期化の証明に失敗しました。したがって擁護の言う小保方パートは成功したという根拠は全くありません。
ストレスに置かれた瀕死状態の細胞が統率の取れた反応としてOct3/4を発現したという根拠はありません。細胞はOct3/4を発現したでしょうけど、死ぬ間際のでたらめな発現があったのだと言われて反論できるのでしょうか?初期化されたことを証明すればいいのですができてないわけですね。繰り返しますが擁護曰くの小保方パートが初期化した細胞を作るということなら小保方パートの再現は失敗したのです。擁護の言う小保方パートが緑に光るあるいはOct3/4の発現がある凝集塊になったということなら成功した場合があるとしてもいいですよ。しかしそのような「小保方細胞」は発生学や再生医療にどのような意義があるのでしょ?
はい、当方は「小保方氏パートは達成していた」というネズミ氏や学とみ子の考えを否定しました。科学的な反論を、根拠を添えてどうぞ。
「ネズミ氏は、丹羽論文も、大事なところを押さえています。すなわち、小保方パートと、若山パートをしっかりわけて、論じています。」 ← 上記のように間違いです。分けてもいいですが、不正行為をした部分も小保方氏の責任です。
「(ネズミ動画は)再現実験では、小保方パートは達成していたと説明をしています。」 ← 相澤氏の検証実験や丹羽氏のレポートは小保方パート(初期化された細胞を作る)が達成できてないとしていますのでネズミ氏は理解できてないということです。学とみ子はしっかり読んだのでしょ?ネズミ氏を支持するの?
「理研を管理する政府は、STAP事件は、小保方氏に全責任があるという形で収束させました。ですから、いろいろな矛盾があるのです。」 ← どんな矛盾があるのかを書かず、あるあるというのは学とみ子のいつもの妄想表現です。矛盾とはなんでしょうかね?
「桂氏の説明も、突つくと科学的矛盾が出てくるのですが、記者にも突っつく気がなかったのですね」 ← どこに矛盾があるのか指摘しないで、「科学的矛盾が出てくる」とどうしていえるの?
「理研の裁定は、実験者の役割分担というものに焦点を当てていません。ほぼ、ブラックボックスにしました。」 ← 調査委員会の報告では「ブラックボックス」にしていません。上記のように若山氏担当はキメラ作成と幹細胞作成の部分だけで、ほかはすべて小保方氏が担当したのです。
学とみ子は丹羽氏論文の「The efficiency of aggregate formation was clearly higher for ATP-treated cells than for HCl-treated or non-treated cells, especially in the case of liver cells.」を引用して凝集塊ができたとしていますが、その前の文章:「However, although massive cell death was observed at two days after treatment, aggregate formation was rarely observed in any cell type (Fig. 1b). Occasional formation of aggregateswas also observed in the culture of non-treated cells, suggesting that low-pH treatment does not enhance the formation of cell aggregates. しかしながら(塩酸の場合は)処理後2日目に大量の細胞死が観察されたものの、凝集塊の形成はどの細胞タイプでもほとんど観察されなかった(図1b)。凝集塊の形成は、非処理細胞の培養でも時折観察されたことから、低pH処理によって凝集塊の形成が促進されることはないことが示唆された。」を無視するわけです。できたできないの議論は、1ケでもできたらできたとするとしてもいいのですが、検証実験ですからオリジナル論文同様かが問題で細胞凝集塊が後の実験に使えるほどの量がなければ意味がないのです。丹羽氏は塩酸ではrarely observedと表現していることからわかるように、再現できなかったのです。しかしATPを使った肝細胞の場合は凝集塊ができたとしているのです。ですからこれ以降肝細胞を使った解析をしているのですね。この丹羽氏のレポートは検証実験のように見えますが、肝細胞を使った解析というのは検証実験を逸脱しています。共著者なのでなんとかpositiveな結果を得たいとしたのがよくわかりますな。
「肝臓の細胞と、脾臓の細胞の実験をきちんと読み分けること。」 ← だから何故丹羽氏は肝細胞を使ったの?学とみ子の考えを言ってみ。
「ES並みのOct3/4発現があったとの記載です。」 ← といって丹羽氏のレポートのFig.3c を引用していますが Fig3a では塩酸あるいはATP処理7日後のQ-PCR解析では「using a total RNA sample prepared from all cells in the culture (Fig. 3a), indicating that extremely few or no cells expressing Oct3/4 were present.全体ではほとんどない」とあり個々の細胞塊で19%(5/27)発現がみられた、つまりOct3/4の発現は非常に少ないという表現ですね。
丹羽氏レポートの「As a result, we have concluded that the STAP phenomenon as described in the original studies is not reproducible.」を引用して「若山パートの責任が重いことを、ネズミ氏も、指摘しています。」と学とみ子が書くのですが、論理がわかりませんな。初期化された細胞を小保方氏が作れなかったという可能性が高い、つまりまともな材料もないのにキメラ作成を担当した若山氏の責任が重いといううのでしょうか?
「キメラを目的とした再現実験は成功しなかったとしているだけで、小保方パートは証明しています。」 ← ちがいます。小保方氏が初期化された細胞=STAP細胞を作れなかったのです。
酸性液に浸す方法について、この記事で学とみ子は当方が論文を読めてないと批判していますが、当方はすでに各種プロトコルを比較し、「学とみ子は細胞を培養している液にATPあるいは塩酸を加えるのと、集めた細胞にあらかじめ酸性にした培養液液を加えるのとにどんな差があるというのでしょうか?」と質問しています。その答えが「酸浴の方法の違いが、細胞に与える影響の違いについて語れる人はいるのでしょうか?」なんだそうです。馬鹿そのものですね。学とみ子が遠心して集めた細胞に培養液を加え酸をたらすのと酸性にした培養液を注ぐのとに違いがあるといったのだから、どんな違いがあるのかと学とみ子に聞いているのだから、考えを答えたらいいでしょ。誰にもわからないのなら方法による違いがないというのを否定できないだろ。学とみ子の考えを言ってみな。
「ため息さんにも、学とみ子には答えが無いのは明らかです。いづれにしろ、酸浴手技が、違う方法であったら、話になりません。」 ← だったら方法の違いが原因という根拠はないということだろ。この馬鹿は科学的議論をしたことがないのですな。
学とみ子の表現「小保方氏の酸性液は、酸性液を作って漬ける方法ではない」「丹羽氏や、小保方氏の酸性液は、酸性液を作って漬ける方法ではない」 は日本語になってないという批判になんとも思わないのですかね?「酸性液は方法ではない」とは小学生でも書かない文章だというのがわからないの?
「つまり、世界の再現実験は、小保方氏の方法とは違っていたのです。」 ← 「小保方氏の方法」 を使った小保方氏自身の再現実験でも再現できなかったのです。
「論文に書いていなけりゃ、再現実験をする研究者は、著者の小保方氏に聞くべきでしょう。」 ← 聞いたところで関係者が複数のプロトコルを出すのですから、聞いてもしょうがないでしょ。いずれいしろ、できないのだからね。
「いづれにしろ、ネズミ氏の動画とそのコメントを読む限り、STAP細胞擁護論というのは、広く、世間の支持があることが、ため息ブログに分かったでしょう。」 ← 学とみ子と同様に、これだけ検証実験や調査の結果があるのに科学的素養のない理解できない輩がいっぱいいるということがわかりますな。みなさん騙されたことに気が付かない能天気な方ばかりなんですな。
「学とみ子だけが言っているという言い方は、今後のため息ブログはできなくなりました。」 ← 事故でES細胞が混入したといっているのは学とみ子だけです。ちがいますか?だれか同調している方がいるの?
「ため息さん、こんなことを言っていると、一般人にもバカにされますよ。」
学とみ子の指示代名詞は論理がないから「こんなこと」が何を指しているのかわからないのですが、その前に引用している当方の発言のどれかなわけですのでリストすると:
①どのプロトコルに従っても、本人を含め誰も再現できなかった ← 事実だ
②残されたサンプルは調べた限りすべてES細胞由来 ← 事実だ
③再現できなかった原因を、酸性液に漬ける方法が違うなどと探るのは無意味 ← 本人も再現できないのだからね
④本人が論文とおりの方法で作れない ← 事実だ
⑤学とみ子が問題にする意味がわからない ← 妄想だから
⑥酸漬けの方法を明確にして、どうして違いがあるのか、どうして再現するのにクリティカルなのかの説明をして頂戴 ← 要求だ
⑦学とみ子のSTAP細胞は論文の定義のSTAP細胞とは異なるから、学とみ子のSTAP細胞の定義も書け ← 要求だ
ですが、どれが一般人が馬鹿にする発言なんでしょね?