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学とみ子の考えのまとめ、その反論

ハンニバル・フォーチュンさんDさんのコメントがあったことですから、これまでの学とみ子の発言から、学とみ子のSTAP細胞事件についてのスタンスをまとめてみました。具体的な引用元があったら添えますが、探すのが大変なので、記載していない場合もあります。また過去の主張と現在の主張が異なっている可能性があります。ハンニバル・フォーチュンさんの学とみ子の評価とちと違うところがありますが、最近の学とみ子の発言を優先して以下にまとめてみました。
>学とみ子:違うのなら訂正コメントをちょうだい。訂正しますからね。
青字は学とみ子の発言・考え。ピンク字は当方の考えです。

①STAP細胞はあった?:
「小保方氏のSTAP細胞は実現されていた」 ← 学とみ子のSTAP細胞とは論文で定義されている”刺激によって惹起された多能性を獲得した細胞”のことかどうかはっきりしない。Oct-GFPを仕込んだ細胞が致死的な刺激で緑に光った、すなわち初期化関連蛋白の発現があった細胞で、多能性を獲得したかどうかは問わない細胞のことのようだ。勿論、この緑に光った細胞は多能性があるかどうかはわからない細胞であるからSTAPと呼ぶのは不適当である。このような細胞は、後日の検証実験や第三者の再現実験で多能性が証明されなかったにも関わらず、多能性があると信じているらしい。あるいはこの緑に光った細胞は初期化され多能性があるという証拠であると主張するのかもしれない。しかし、当然のことながら緑に光った/Oct4の発現があっただけでは多能性の証明にならないわけですが、その論理は無視するのでしょうかね。論文で定義されたようなSTAP細胞は実現されていなかった。

② ES細胞は混入した?:
「混入があった」「混入があった」。 Ooboeは解析したサンプルが怪しいのでES細胞の混入は疑わしい。サンプルが疑わしいのは当事者である若山氏が用意したから。一言居士氏は若山氏が小保方氏持参の細胞の核からntES細胞を作ったのであって混入はないとしている。和もが氏は、解析したサンプルは誰かが意図的にラベルを変えた結果で、桂調査委員会の解析したSTAP幹細胞はSTAP細胞であり、ES細胞としたのはSTAP(幹)細胞であったとし、混入はなかったとしている。

③ 混入したとすると、誰が意図的に?あるいは事故で?何時あったのか?:
「小保方氏が培養した7日間(day 7)の後、若山氏がさらに培養を続けその時に事故で混入した」。  「小保方氏が培養している day 7 までの間に、誰かが意図的にES細胞を混ぜた」

④ ES細胞混入は誰に責任がある?:
「若山氏で小保方氏にはない。ただし若山氏レベルでの混入は意図的ではなく事故であったから過失である」。 「小保方氏」

⑤ 桂調査委員会報告書の「幹細胞作成時に混入があった」との結論:
「小保方氏が持参した細胞にはES細胞が混入していなかったという意味、作製材料には混入していなかった、若山氏が幹細胞を作製したときという意味」。 「小保方氏が持参した細胞にすでにES細胞が混入していた。作成時とは作製材料にすでにあったことも含む」

当初、学とみ子はES細胞の混入は事故であったとし、その混入は誰の実験レベルであったかを明確にしていなかったのですが、事故混入説で小保方氏に責任がないとするためには、day 7 以降培養を続けていたとの根拠がないにもかかわらず、若山氏がday 7 以降培養していてこの期間に混入があったとしなければならず、小保方氏、若山氏両者とも無罪という結論を維持するためには、若山氏の意図的な操作ではなく過失であるとせざるをえないわけです。

⑥ 公式に認められた4件の不正行為について−1 博士論文の図の転用:
何故か「?」 ← 不正かどうかはっきりしたコメントがない。「博論の図、しかも本人はチャンピオンデータだと思っている図を別の実験の結果として提示したというのは意識した不正行為と解釈せざるをえない」

⑦ 公式に認められた4件の不正行為について−2 電気泳動図のレーンの切り貼り:
「?」。← 不正かどうかはっきりしたコメントがない。「Scienceに投稿して指摘を受けたが、rejectされたので査読者のコメントなど読んでいられるかと傲慢に拒否して、そのようなお化粧は許されないということを無視し、データの改ざんを続けた。したがって guilty」

⑧ 公式に認められた4件の不正行為について−3 STAP幹細胞の増殖曲線の結果:
何故か「不正行為と認めるが末梢的な事*」「本人も認めているように意図的捏造だった。guilty」

⑨ 公式に認められた4件の不正行為について−4 メチル化を調べた実験の結果:
何故か「不正行為と認めるが末梢的な事*」「本人も認めているように重大な意図的捏造だった。guilty」

*:学とみ子は「細胞増殖グラフと遺伝子メチ化の図表問題などは末梢的な事だと思います。」と評価しています。

⑩ 小保方氏しか関わっていないテラトーマがES細胞由来であったという調査結果:
「?」。 ← はっきりとしたコメントがない。誰かが小保方氏不在中にES細胞を追加注入したのではという「あの日」にある思わせぶりにだまされた? 「小保方氏の実験レベルでES細胞の混入があったことの証拠」

⑪ TCR再構成を利用した分化した細胞の初期化の証明:
「分化したT細胞は抗原に出会わないと死ぬから、このような証明方法はそもそも不可能」。 ← STAP幹細胞にTCR再構成があったかのような特許申請書類の図についてはコメントしていない。「免疫学者が方法を否定していないので方法自体は可能。STAP幹細胞にTCR再構成のあったことを示す結果は論文にはないが、特許申請にはある。つまりTCR再構成を利用した初期化証明実験は成功したと著者はしたかったのだが、そんな事実はなかった。特許書類のゲル写真はインチキと思われる」

⑫ FES1株とFES2株の遺伝子の違い:
「親マウスのコロニーが異なるから」。 ← FES1株とFES2株の遺伝子の違いは重要であるとしているがどうして重要であるのかの説明はない。「両親のコロニーはそれぞれ近交系であったはずが、事故で別系統のマウスが混ざり、染色体の構成が一部ヘテロであった。その子供、多分兄弟相当のFES1株とFES2株の違いは両親の染色体の一部がヘテロであったことが反映したもの。FES1株とFES2株に違いがあってもFES2株のSTAP幹細胞等への混入がなかったので、重要性はどこにもない。結果として両者で異なったSNPsを他の細胞株の由来を調べるのに使っただけ」

⑬ シニアの研究者が騙された?:
「騙されるはずがない」「小保方氏が騙した。不正と判定された実験や結果の図をシニアは見抜けなかった(騙された)。”STAP細胞”と称される細胞塊にES細胞が混入していることは、大きさだけが区別の基準だから若山氏には見抜くことができなかった。」。 

⑭ 早稲田大学の博士号取り消し:
「不当である」 ← 学とみ子は不当と思っているかと思いますがその根拠はわからない。「当然。そもそも最終的な博士論文はできてなかった。草稿しかなかったから、誤って提出したというのは嘘である」

⑮ STAP事件に対するマスコミの対応:
「不当である。いいがり、論理のすりかえ等々、過剰な小保方氏批判であった」過剰な、センセーショナルな取り扱いであったことは認めるが、そもそも著者等がマスコミを利用した宣伝に始まったことを何故養護は取り上げないのか?研究不正を行っていたのに何故あのような記者会見ができたのか、擁護はどう思っているのか教えてほしい。

⑯ 「あの日」の評価:
「STAP事件における事実が記載された重要な参考文献である」「私小説である。小保方氏に不都合な事実の記載はなく、真偽が不確かな伝聞情報を使った・創作した若山氏を陥れることを目的とした著作である」。記者会見で騙された科学に無知な擁護が小保方氏を支持するような発言をネットで行ったことに、このような私小説の執筆に至った責任の一端がある。桂調査委員会報告書を理解できない擁護がまだいるのが情けない。

⑰ 桂調査委員会報告書の評価
桂報告書はSTAP擁護論をサポートしている「桂報告書&BCA論文はSTAP細胞・現象を否定した理研の公式報告書である」

まだあるでしょうから、追記します。とりあえずここまで。

第6波のピークはいつ?

新型コロナCOVID-19の第6波のピークがいつ来るのか?という予想がなされていて、最近は増加傾向がやや減弱していることから2月初旬という予想が多いようです。1月3日から2月2日までの感染者数をプロットしてみました。データはNHKによります。東京都の感染者数の5倍と全国のそれとがよく一致しています。

確かに、1月中旬までの指数関数的増加はやや陰りがみえて、この1週間の増加の程度は減弱しているように見えます。1月3日から2月2日までの感染者数を指数関数にあてはめると、全国では16万人くらいになりますが、現実には約10万人でした。つまりこの週末の減少が大きくその前の感染者数からの指数関数による予測から外れて増加の程度が減少しているようです。しかし、2月2日現在、2月2日現在ピークに達したとは言えません。TVニュース等ではピークに達することをピーク・アウトという言葉が使われていますが、これは和製英語で英語では reach the peak でしょうね。

以下はいずれもネットの記事でオリジナルにはあたっていません。
政策研究大学院大学、土谷隆教授は2月上旬と2022/02/01 に予測。
愛知県立大学 看護学部 清水宣明教授は2022年2月1日の予想で今週(今日、2月3日を含む週)と予測。
尾身茂氏ら有志は2022年1月29の予想で2月上旬。
誰だかわからないがFNN(フジテレビジョン系)は2022年2月2日の予想で2月1日から9日のあたり。
山際再生相は2022年2月2日の予想でそろそろピークである。

いずれも、第5波のとき同様、なぜ減少に転ずるかの根拠があるとは思えず、だいたいこんんなもんだろという丼勘定のように思えます。皆さんの希望的予想と変わらないと思います。

年代別感染者数を見ると最近は十代が増えてきています。要するにワクチン未接種者が多いからでしょうね。60歳以上の割合は減っていますが、割合が減っているだけで絶対数は増えているわけで、ジジイである当方は逃げ回ることを続けるのが得策なわけです。

インフルエンザの場合は、子供が学校から家庭に持ってくるというパターンが多いと思っているので、同居する学校に通う子供がいる、子供・学生相手の商売しているから必ず予防接種をするというのが当方の方針でした。今度の新型コロナウイルスの場合は逆ですが、変異があった結果、子供も容易に感染するようになってきたようなので、これからはインフルエンザ同様に子供・学生が家庭に持ち込むというパターンになるのかもしれませんね。

お、今日、2月3日、東京都は新規陽性者は20,679人だ。昨日水曜日は21,576人で、これまで木曜日は水曜日より増えていたから、ひょっとすると昨日2日がピークだったのかもしれない。明日金曜日が減少していたら確実だな。

皆さんは大学での講義(座学)中なにしていた?

拙ブログ管理人は、これまで常勤・非常勤という立場で複数の大学等で講義をしてきた。現在はどうなっているかわからないが、20年以上前の国立大学医学部は1学年の定員が100名前後で、講義に出席しているのは3,4割だった。出席などもちろん記録しない。医学部に限らず当たり前だったように思う。常に出席する学生と、常に欠席する学生とがいたわけだ。当方の学生時代は後者だったのだ。だから成績簿はカフカ全集だったのだ。

科目によって異なるが、医学部は教員スタッフが多いので1教員が通年の30回、あるいは半期の15回全部の講義を担当することはあまりなく、交代したり専門分野の非常勤講師が担当したりすることになる。非常勤で教えに行くと、受講する学生がs少ないので、責任教員が非常勤の先生に恐縮しておわびすることになるのがしばしばあることだった。非常勤の先生がそれなりに有名だと教室が該当学年の学生以外がいて満員になったりする。いわゆるオムニバスの講義では、あまり講義をする機会のない臨床の講師の教員が学生が少いと怒ったりしたこともある。毎年、講義するわけではないときは、1回の講義のために、臨床業務の合間に準備するわけで、教室に来たら20人しかいないなんてことになると、怒るのもよくわかる。

出欠を記録するのに、拙ブログ管理人がかつて勤務してい大学では、学生名簿が事務室にあって、講義のときこれを持参して、講義中、学生が自分の欄にサインするという手順を一時期やっていた。これで出欠の記録を取るわけだ。1科目を複数の教員が担当するので、この出欠簿は講義終了時に事務に返却する。しかし、だれも出欠をカウントしない。そんなことをする人手がないのだ。問題児が出てきたとき、初めてそいつがどのくらい講義にでていたかを調べるわけだ。代返が簡単でチェックなどしない。代返もしてくれないことのほうが問題だった。

要するに、授業に出てこなくてもいいけど試験は通ってちょうだいねというスタンスであった。昔も今も、どの大学でも学則で1/3以上の欠席には単位を与えないことになっている。古くからある国立大学では、今は知らないが、昔は有名無実の規則であった。

それに比べ中小大学では文科省の監督が厳しく、大学がいい加減にやっているということが知られているので、出欠をきちんと記録しなければならない。中小私立大学は文科省に睨まれたら存続の危機になるからね。日大はでかいからいいかもしれないが、それでも国からの補助金がないと大変だ。

高校のように講義の前に、学生一人ずつ名前を読んで出欠をとっていたりしたら時間がもったいない。学生証はフェリカのカードになっているから、読み取り機を各教室に備えて出欠の記録を取る大学が多いと思う。これだと人手を必要とせず、予め設定してあれば自動的にカウントされるわけだ。

このシステムでは、一人の学生が複数の学生の学生証を持ってきて記録することになるわけだ。学生は輪番で行ったりしている。教員だってわかっているから、時々、そのような学生をみつけてとっちめることになる。学部長のお説教ですな。

現在当方が勤務している大学はそんな設備がない。金がないのだ。でも出欠の記録を確実にとらないと文科省に怒られる。出欠は大学が用意した市販のシステムに教員が毎回入力する。しょうがないから教員が毎回出欠を毎回とるわけだ。新型コロナウイルスのため、教室ドアが換気のため開放されていて、他の先生の講義の様子がわかることがある。口頭で学生名を読み上げて出欠を撮っている教員もいる。当方は、名簿を回覧してサインしてもらうことにしている。1クラスの人数が少ないのでこれでいい。講義終了時、小テストを実施するので学生はすぐ席を離れない。このとき頭をカウントするのだ。必ず代返で友人のサインもする学生が出てくるわけで、頭をカウントして一致しないと、名前を読み上げて確認するのだ。1回これを実施すると、当方の講義では代返はできないというのが、ほかのクラスにも伝わって、代返することはなくなる。

こんなことまでして出欠を記録しないといけないのは当方の大学が中小の大学だからだ。だから、学生は、聞きたくもない講義に出席しないといけないことになる。記録をとっているので欠席数が多いと試験も受けられず単位の取得ができない。文系の大学と異なり資格を取得する大学なのでほとんどの科目が必須科目で、落とすとほぼ確実に留年になる。

いやいや出席せざるを得ない講義では、学生さんは何をする?あなたは何をしていた?

①最後尾2列の学生さんはスマホをいじっている。上に述べたように教室のドアが開放されているので、廊下を通ると、最後尾の学生が講義中にスマホをいじっているのがよく見える。

②寝る。午後1番の講義は、学生さんはバタバタ倒れている

③内職する。ほかの講義で出された課題を書いている。最近はレポートはワープロで仕上げて提出が多いので、ノートパソコンを使って講義中にレポートを書く学生はまだいない。手書きで埋めるような課題を書いている。

④前後左右の友人とおしゃべり

当方の講義では②は妨げることはできない。①③④はわかるので「ほら、そこのお兄ちゃん、おねーちゃん、講義に興味がないのなら、寝てなさい、他の人の邪魔するな」と該当学生を指差して注意する。これを2回位すると、②以外はほとんどない。

寝ている学生を起こすべく、簡単なデモ実験をする動画を見せると、一斉に顔をあげて注目するのだが、終わると一斉に頭が落ちる。興味がないのだろう。当方は落語を演じているわけではないから、あきらめている。

ところが、昨日は、前から2列目に座っていた学生が、講義のために予め配布した資料を机の上に広げることもなく、文庫本を講義の始めから最後まで読んでいるのだ。もちろん、講義中に関係のない本を読んでいる学生はこれまでにもいたが、そのようが学生はずっと後ろの方の席についていた。今回は、目の前の2列目にいるのだ。何が目的で大学にきているのが 理解できない。興味がないのはわかるが、それなら後ろの方に座っていて、当方の目に入らないでほしい。興味がない、しかし出席しないと単位がとれない、だから来ているというわけだ。知らない情報がでてきて、しかも資格試験に必要な情報なんだから、ちょっとでも聞いておいたほうが、後に国家試験勉強をするときに知らない単語がでてきて、勉強し直すよりはるかにましだと思うわけで、またそのように伝えているわけなのにね。講義中、注意することもなく、終了時に、何故に大学に来ているの?と聞いたけど返事がなかった。それでいいの?といったらいいとのことでした。聞きたくないやつは出てけなど言うことはないけれど、気分がいいわけではない。せめて後ろの方に座っていてほしい。

講義、寝る、スマホ で検索したらこんな記事があった。つまらない講義で時間がもったいない、暇つぶしに邪魔にならないようにスマホであそびましょ、内職しましょという記事だ。馬鹿じゃないの。出席しなければいいのさ。単位放棄すればいいのさ。

授業中の「スマホ使用禁止」は教師の怠慢だなんていう記事もある。教員たるもの学生の興味を引くためのパフォーマンスが大事だという主張だ。御冗談を。落語家じゃないんだからね。スマホが大事なら講義など出席しなければいいのさ。プレゼンの方法が大事だという意見はわからないわけではないが、内容の方が大事さ。わかりにくい授業だってありなのさ。わかりやすいだけが講義の価値ではないのさ。

2022年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

旧年中は、多くのコメントをいただき、ありがとうございます。

本年も、このブログは維持していく所存ですので、多くの批判、ちょっぴりでもいいので賛同のご意見がありましたらお願いいたします。またご自身のご意見を表明するのに、全く関係のない話題なら別ですが、コメント欄をご自由に利用ください。

残念なことにペル丼氏は、ご自分のブログには書けないような恥ずかしいコメントを相変わらず投稿してきますので、本年も検閲対象とし、ゴミ箱に捨てることになるでしょう。

と、ご挨拶とつまらないことはさておき、皆様には幸多くの年となることをお祈りしております。

そんで、朝8時なのにお屠蘇と称するお酒を飲んで、駅伝をコタツに潜り込んでみかん片手にTV観戦という例年通りの元旦ですが、今食べている当家のお雑煮には以下のようです。

昆布、カツオだしの醤油ベースで、人参、大根の短冊斬り、鶏もも肉、かまぼこ、餅は長方形を焼いて、せり、イクラでございます。ゆずの皮を添えます。関東、東北系ですかね。

さて、学とみ子のデタラメ記事を、新年早々、学とみ子が31日夜に記事をアップしたので、以下にこれから書くことになるわけです。

さて、大晦日の学とみ子の記事、ため息ストリーは、わざとやっているのか?天然でなく作為的ですは、このタイトルからして意味不明です。「わざとやっている」とは、正しいこととは異なる意見を敢えて書いているということでしょうか?天然とは、そのアホらしさがわざとではなく、生まれつきであるということですが、そうではなく敢えて誤った意見を当方がのべているということのようです。あたかも学とみ子の意見が正しく、これがわかっているのに、あえて意識して反対意見を演技で述べているという意味のタイトルなんでしょうかね。そう考えているとしたら、それこそ学とみ子の方が天然のアホなんですな。反論のための反論を構築しているわけではありません。明らかに根拠のないデタラメを当方は批判しているわけです。

「一言居士さんが引用してくれた博論ですが、…」と以下に紫字の転載があります。この紫字は一言居士氏の 「11jigenが公表した日本語の博論概要」とする博論概要が転載されている記事があって、ここからさらに転載したものです。どうして学とみ子は原著をあたらないのでしょうか?早稲田大学はすでに小保方氏関係の公開文書は削除していますが、小保方氏博士論文概要の魚拓やもう一つの魚拓があります。また博士論文の論文審査報告書の魚拓もあります。早稲田大学のページがなくても、話題になったのですから誰かが魚拓をとってます。11jigen氏のページに早稲田大学のページのURLがあるのですから魚拓から探すのは簡単です。

この小保方氏が書いた紫字の文章を読み、学とみ子は「当然、小保方氏はこうした過去の文献データを参考にしています。…ですから、論文としてアクセプトされるのですね。」 ← は?この博士論文の概要を読んで「論文としてアクセプト」とはどういういみでしょ?早稲田がアクセプトしたということでしょうか?「小保方氏はこうした過去の文献データを参考」としていますが、肝心の博論のIntorductionには引用文献が全くない、NIHのWeb site 記事のコピーだったということについて学とみ子はどのように評価するのでしょうか?お聞かせください。早稲田大学の審査員が素人だからわかりやすくしたなどというのはありえないことですよ。博士論文を書いたことがあるのだから、Introduction とはどのような意味のある部分なのか理解して書いたのでしょ?

「小保方氏が持参した着後すぐのスフェアをいれたという証拠はありません。」
「しかし、小保方氏が故意に入れた」
この連続した2つの文の「入れた」は「何を、どこにいれたのか」同じではないと思えるのですが、学とみ子の日本語のレベルではこのような意味不明な文章になるのが当然なんでしょうね。多分前者はスフェアを入れたのですから入れた先は胚盤胞の胚ですね。後者は、小保方氏はキメラ作成のためにスフェアを入れてないのですから、ES細胞を培養皿に入れた、でしょうね。

「小保方氏が持参した着後すぐのスフェアをいれた」が「小保方氏しか作成できないSTAP細胞を胚盤胞の胚に注入した」ということだとします。小保方氏が持参した細胞をすぐに使ったという証拠は①「あの日」に小保方氏自身が若山氏とスケジュール調整して実施したとある、②撤回された論文にはday7という記述ばかりで、それ以降は死に行くとあるから7日以上培養して使ったということは考えられない(一部キメラ作成効率比較のため10日間の培養がある)③論文の記述基づき、あるいは小保方氏の意見を聞いて理研は小保方氏と共に検証実験を実施したわけだが7日間の培養しかしていない。持参されたSTAP細胞をすぐに注入したのだから、混入したのが若山氏の実験レベルではありえないと桂調査委員会は判定し、ES細胞が混入したのは7日間の培養時期であるとしたので、この7日間に培養器へだれでもがアクセスできたことを桂調査委員会は問題にしている。学とみ子は若山氏に手渡されてからES細胞が混入したと主張するが、その根拠が示されたことがない。

このあと、ES細胞汚染の記述があるが、STAP事件では、調べたSTAP幹細胞すべてがES細胞由来であり、しかも3種類のES細胞であったわけだ。これを見て事故での混入と考えるのは学とみ子だけである。学とみ子は事故で混入したと主張するだけで、その根拠は単にES細胞は増殖能力が大きいからだけである。

「理研には、ESねつ造説を作った学者、それを信じた学者、勢力構想に利用した学者たちがいました。」 ← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。そのような学者が理研にいたという根拠を示せといっても示したことがない。事実ではないからである。

「首相が直接任命する参与という政府の職などがあって、こうした人たちはESねつ造説を信じ、理研裁定に圧力をかけたのでしょう。」← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。当時の安倍政府はSTAP細胞を利用しようとしたことはあっても、捏造にしろとの圧力をかけたとの証拠はどこにもない。

「政府関係者たちにESねつ造説を吹き込んだ学者たちは、今も熱心にESねつ造説を維持しようとしているでしょう。」 ← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。そのような学者とは誰でしょ?

「ため息さんもそうした一人ですね。とても思考が単純で、素人をだませればよいという感がみえみえです。」← 根拠のない学とみ子の妄想そのものである。名誉毀損もはなはだしい。当方に政府関係者の知り合いなどいない。素人をだましているという証拠を示せ。できないだろ。根拠のないデタラメを書くのはいい加減止めてほしい。学とみ子のデタラメを信じるバカがでてくるからね。

澪標さんが紹介された東京大学医科学研究所システムウイルス学分野のSato Lab のオミクロンの論文について当方がコメントしました。このコメントを読んで学とみ子は、当方のコメントは誤りである、メッセージがないとけなしています。
「著者は、自らの基礎データから、オミクロンは軽症化していく可能性が高いと言いたいのですね。」
いえ、「オミクロンは軽症化していく可能性が高い」などとは書いていません。英文論文を読むのが面倒な方はSato LabのTwitter


にかれらの主張が書いてあります。決して「オミクロンは軽症化していく可能性が高い」などという意味不明な表現はどこにもありません。「ウイルスの軽症化」とはなんでしょ?ウイルスが病気になるの??これが医師の発言する言葉でしょうか?
著者はオミクロン株はデルタ株に比べ病原性が低下=重症化を招きにくい といっているんですよ。なにが軽症化なんだよ。

「>伝染性は指数関数的な関係に…のが主旨ですね。」と当方の文を変なところで切って引用しないでほしい。誤解を招くだけだろうが。病原性と伝搬性の患者数との関係を論文にあるように書いたのだから、その一部だけを勝手に切り分けるな。

「ただただ、論文を読むセンスがため息さんにないのです。」 ← 何を言っているんでしょ。学とみ子はセンスどころが、正しく読む能力もないのにですよ。人を批判できる立場にいるのかよ。

「英英辞典を持ち出して、丹羽論文を解釈しようとする手法と同じです。」 ← バッカじゃないの?まだ理解できないの。are found は丹羽氏総説の解釈の問題ではないのだ。英語の問題なのだ。学とみ子が中学生でもわかる be found の意味がわからないだけなのだ。

「学とみ子は、成功したキメラ作製実験では、スフェアを一旦、培養した後に注入したのではないか?の可能性を考えています。」 ← 白昼夢を見るのは勝手だけど、根拠もないデタラメを書くな。だいたいキメラ作成に成功したという事実はないのだ。論文は撤回されたのだから、そのような事実は著者も科学的に発表していないのだ。まだわからないのか。

「他の実験では、day7なる言葉が出てきますが、キメラの時には出てきません。」 ← また、嘘を書く。Article Extended Data Figure 7 | Generation chimaeras with STAP cells. b の表にある。論文読んでないのだな。

「general にはいろいろな訳があり、長官もあると、澪標さんさんから頑張れ学さんにも経緯を言ってくれませんか?」 ← 自分で辞書等でしらべてみろ。用例があるのかよ。誤りを指摘され、反論できないと「単なる嫌がらせ」にするのかよ。

学とみ子は「さすがに書き換えたんですかね?」といって、当方の発言を2つ転載していますが:

< 当方は、彼らのSTAP細胞とは、酸に浸したら、たまたまOct3/4が発現した一部の細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞…Oobe曰くの寝る間も惜しんで、先生たちを騙したわけですな。

当方の言うこと…酸に浸したらたまたまOct3/4が発現した細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞ではないのですか?

と書き換えていません。内容は全く同一でしょ。両方の文とも存在しますよ。

そんなことより学とみ子のSTAP細胞とはどんな細胞なんだよ。何回も聞いているのに答えがないよ。https://nbsigh2.com/?p=22479にあるように3つの要件「、①関係者は事故・エラーではないしキメラができる可能性はないと思っているから再現実験はしない、②著者の一人がSTAP細胞は仮説だ(実態はない)とした、③作成したとするキメラ、STAP幹細胞、テラトーマはES細胞由来だった」を踏まえていってみろよ。読んだのだろ?当方はどんな細胞か書いたぞ。学とみ子はどのような細胞とおもっているんだよ。

「笹井氏が仮説に戻ったとイメージしているものは、ため息さんの想定するものとは違うと思いますね。」 ← はあ?この笹井氏の記者会見で「笹井氏は、”STAP細胞の能力がキメラ・幹細胞にもなる”という仮説を持っていて、それが否定されたことを知ったんですよ。」のではなく、また「”STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる”という仮説を笹井氏は捨てました。」のでもなく、「分化した細胞から全能性のある細胞が致死的な刺激をあたえるとできるという説が仮説になった」と言ったのですよ。本心ではfake実験だったのではと思ったのかもしれませんが、あのときはこのような表現しかできなかったのですよ。「”STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる”という仮説」とはなんだよ?著者等が掲げたのは「分化した細胞が刺激で初期化されるという仮説」ですよ。「STAP細胞からキメラ・幹細胞にもなる」は仮説ではなく初期化の証明方法ですよ。ホントに学とみ子は著者等が唱えた「STAP細胞」を理解できているの??バカなんですな。

「桂報告書はそこまで(7日間の培養時に混入したと)言ってないと思います。」 ← だったら、桂調査委員会は培養器にだれでもアクセスできるなどと言及するのさ。都合のいいようにばかり解釈するな。

「調査員間での合意が無いまま、書き上げられたのが桂報告書です。」 ← バカじゃないの。公式の報告書が委員の合意がないままに書かれたというのかよ。意見が違うのなら異なった意見を併記するのがあたりまえだ。そんなのはないから、委員全員が合意したことが書いてあるとするのが当たり前でしょ。その後、委員から報告書とは違った意見がでてきたのかよ。学とみ子の妄想通りの報告書ではないから、報告書の解釈を捻じ曲げているわけですね。バカですね。

「誰も見ていないのだから、”7日間の培養中に混入した”なんて言えるわけがないでしょう。」 ← STAP幹細胞もキメラもES細胞由来だったわけだ。どこで混入したかを実験者に聞いたわけだ。もっとも責任のある事件者が答えないのかわからないとしたのかわからないけど、混入時期の証言がないから、推測したわけでしょうが。もっとも合理的なのは若山氏に渡されたときはすでに混入していたという推測なわけだ。若山氏が関与しないテラトーマもES細胞由来だったからな。「7日間の培養期間」というのは若山氏に手渡すまでの期間なのは自明なのだ。

「来年も、STAP細胞にまつわる考察を続けていきましょう。」 ← 事実、根拠、証拠のない考えを妄想というのだ。考察は事実に基づいて考えることなのだ。論文の考察 Discussion て書いたことがないのか。意見を書きたいのなら、根拠を添えて説得できるように書け。事故で混入したなどと根拠のないことを言うな。

学とみ子のSTAP細胞とは何?

学とみ子はため息さんは、全くSTAP細胞理解ができてません。学とみ子は、(STAP細胞の性質について)あちこち書いてます。としてますが、そのあちこちがわかりません。学とみ子のSTAP細胞とはどんな特徴のある細胞なんでしょうね?

前にも書きましたが、学とみ子は

STAP実験は、どこかに実験手技でのミスがあった事に、実験関係者皆が気付いたから、論文は撤回されたので。もし、本当にSTAP細胞が幹細胞になれたり、キメラになれたりの可能性があれば、研究者は再実験を繰り返して、あくまで成果を求めるはずです。

というわけですが、関係者のだれも再現実験は、理研が命じた再現に失敗した検証実験以外に、自主的に実施していません。お一人はなくなったのでいたしかたないですが、丹羽氏、若山氏ともに再現実験を実施したのと話はきいていません。第三者が桂調査委員会報告書がでたあと再現を試みたという話も聞きません。したがって、この学とみ子の論理に従えば、誰も成果をもとめることはしない、即ち実験ミスとは思っていない、キメラの可能性があるとは思っていないということです。つまりSTAP細胞なる初期化された細胞を作ったというのは虚構であったとしているわけです。この論理、学とみ子、Ooboeは理解できますか?

学とみ子の日本語には欠陥があるのが知られています。たとえば「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」と小保方氏擁護の方が書く文章とは思えないものが、記事の最後の締めに書いてあるわけで、自分でこの文章の意味がわかって書いたとは思えないわけですね。このような日本語に不自由であることを示す過去があるので、上記の文章も当方が解釈したのとは違うかもしれません。

いずれにしろ、再度書きますが、当初の発表ではSTAP細胞とは初期化され全能性のある細胞でした(2014年1⽉29⽇ 理研プレス・リリース)。それが著者等による論文撤回で提唱されたSTAP細胞の存在の証明はなくなりました。笹井氏によれば仮説に戻った(3分20秒あたり)わけです。第三者の学とみ子が言うわけではなく、当事者が論文撤回をもって、STAP細胞とは仮説に戻ったと言っているのですから、その存在は証明されていないことになります。

また、さらに残された標本を調べたらES細胞由来だったという結論(桂調査委員会報告書)でした。ここまでは事実ですね。

ここまでの事実、①関係者は事故・エラーではないしキメラができる可能性はないと思っているから再現実験はしない、②著者の一人がSTAP細胞は仮説だ(実態はない)とした、③作成したとするキメラ、STAP幹細胞、テラトーマはES細胞由来だった、は学とみ子は認めるのでしょうね。この3点を学とみ子が否定するのなら根拠を示して反論してください。もしこの③点を認めるのでしたら、これに立脚した「学とみ子のSTAP細胞」を解説してください。

当方は、彼らのSTAP細胞とは、酸に浸したら、たまたまOct3/4が発現した一部の細胞、しかし初期化されたわけでもなく、増殖能力もない全能性もない死に行く細胞 だと思っています。それなのに、初期化している証拠にメチル化がないとか、増殖できるとか、予想と違うと予想に近いデータになるようにするとか、Oobe曰くの寝る間も惜しんで、先生たちを騙したわけですな。

再度お願いします。学とみ子はSTAP細胞とはどんな性質を持った細胞だと思っているのでしょうか?あちこちに書いたといっていますが、そのあちこちがみあたりません。書いてあるのならそのURL等を示してください。できないでしょうね。そんな”学とみ子のSTAP細胞”など語ったことがないのですから。

多分、自分の発言を探すのができないでしょうから、どんな細胞であるか、あらためて示してください。もちろん根拠を添えてください。妄想は聞きたくないですからね。細胞は生き物で物理化学実験とちがい、ばらつくのよという話はなしですよ。そんな話は科学ではないですからね。

are found …

学とみ子のブログに書いてあるデタラメ、特に英語論文紹介のデタラメの原因は
①正しい日本語の表現ができない
②英語をまともに理解できない
のどちらか、あるいは両方かと思われます。

①の正しい日本語が使えないというのは、国内最高の教育を受け、なおかつ博士号を有する方にはそのようなことがあるとは信じられないので、学とみ子の文章をまともに解釈するわけですが、この考えはこれまで何回も裏切られてきました。
②の英語文章がまともに理解できないというのは、英語nativeではないからしょうがないかもしれませんが、それでも英語論文の著者なのだからありえないと普通は思うわけですが、どうやらこれも違うようです。

かつて、そんな訳はデタラメだという複数の方からの指摘のあった学とみ子の記事は、訂正されることがないので、再度持ち出したところ、訂正の必要などなく、当方等の指摘の方が誤りであるとの返事でした。そこで、学とみ子の言い分の追記「今回問題になったのは、”引き継がれる”の表現です。」以降の記述と、以下の当方の学とみ子の誤りを指摘した記述、どちらが正しい・説得力があるかを読者の方が判断していただければいいかと思います。

そもそもは丹羽氏の総説の10ページ目にある「Evolution of the TF network」の項の

Among the TFs of the TSC-specific network, the evolutionarily conserved functions of Sox2, Eomes and Cdx2 are found in neuroectoderm, mesoendoderm and definitive endoderm,respectively (Box 1, Glossary) (Sasai, 2001; Beck and Stringer, 2010; Probst and Arnold, 2017), but they cooperate together to define an evolutionarily new cell type, the trophoblast. Such flexibility in the combination of TFs could be a result of the flexible design of a TF network.

TF(s):transcription factor(s):転写因子
TSC(s):Trophoblast stem cell(s) :栄養膜幹細胞(将来胎盤の胎児側の組織を形成する)
文字の色は学とみ子が付けました。

学とみ子の英訳(2020/09/29)

TSに保存された転写因子Sox2, Eomes Cdx2 が、その後の内、中、外の3胚葉系の細胞分化、neuroectoderm, mesoendoderm、definitive endoderm に引き継がれている…読み方に間違えようが無い記載部分です。

が問題なのです。

学とみ子は訳したのではないというかもしれませんが、明らかに日本語に訳して解説・説明したものです。かつて指摘したことですが、この訳には2つの誤りがあります。among…conserved と are found です。

are found から突っ込んでみます。

中学生が読んでも are found は「発見された」という意味です。今回は3つの転写因子が発見されるということで、研究者が発見しても、しなくても3つの転写因子という物質は「存在する」あるいは「ある」わけですから、「3つの転写因子は三胚葉にある」と訳すのが正しいわけです。この「are found」を学とみ子はこのように説明しています

例えば、are found を、発見されたと訳せば、それはミスと言われても仕方ないが、しかし、原文のニュアンスは、「ある」位の意味である。

はい。当方の意見とは若干ちがいますが、それでも「ある」と訳すのに学とみ子は異議を唱えていません。

ところが、なんと、この後の追記で学とみ子は「are found」は

”ある””存在する”いう意味での”引き継がれる”です。
もし、そういう受けとり方ができないなら are found の使い方も間違っていることになります。TSが、のちの機能であるからこそ、are found が発見の意味にはなりません。

と言い出したわけです。”ある””存在する”は”引き継がれる”の意味であるというわけです。おったまげますね。もし”引き継がれる”と受け取れないのなら、丹羽氏が書いた英文ですから丹羽氏が使った「are found」が間違いであると言うわけです。すごいですね。

「TSが、のちの機能であるからこそ、are found が発見の意味にはなりません。」 ← 「意味不明」です。「TSが、のちの機能」??TSとはなんでしょね?機能の一種なんですかね?

そこで澪標さんが、学とみ子に助け舟です。英語nativeな方が発する「find」は、英和辞典ではわからないことがあるから英英辞典で調べてみるべきであるとの助言です。丹羽氏が英語nativeかどうがわかりませんが、英文総説を執筆するくらいですから英語に堪能な方であるのは想像がつきますから英英辞典で調べることに意義があるでしょう。澪標さんの提示した英英辞典のfindの項を学とみ子は読んだのでしょうか?

この英英辞典にはfindの意味、用例として沢山書いてありますが、「見つかった、見つけた、認識する、見出した、発見する、気づく、調べる」というような日本語に訳すのがふさわしい例ばかりでどこにも、前後関係の存在が必須の”引き継がれる”のような意味は見つけられません。学とみ子は澪標さんの親切な助言を受け入れたとは思えませんんね。

学とみ子曰く:「evolutionarily conserved functions
と、同一文章内に、関連転写因子はすでに過去に獲得された機能であると書かれているじゃないですか?当時のため息さんは原文を読んでないんですよ。全体把握が、できなかったんです。それでも、学とみ子が間違ったと信じたまま、今もそこを主張してます。」
ちがいますね。当時(2020年10月)でも進化の順からいうと古くからある機能の意味ですと正しく理解しています。学とみ子は当方の発言を読むことなしにデタラメな言いがかりを付けているのです。

学とみ子曰く:「ため息さんです。
(ため息曰く)紫の部分(上記丹羽氏の英文の紫の部分)は「3つの転写因子が3つの異なる部位それぞれ見つかる」とあるだけで「三胚葉分化に関係していく」などと書いてありません。

「三胚葉分化に関係していく」という理解は、ため息さんの勝手なる誤読です。そんなことが書かれているわけ無いと、ため息さんは思わないといけません。この頃のため息さんはわかっていないんです。転写因子の組み合わせの妙で、哺乳類が胎盤機能を獲得できたとの論文論旨から、ため息さんの頭が離れているんです。…当初、”3つの転写因子が、三胚葉分化に関係する”と、学とみ子が書いているとため息さんは誤解したのでしょう。」
「「三胚葉分化に関係していく」という理解は、ため息さんの勝手なる誤読です。」というのは当方の誤読ではありません。学とみ子自身がしっかり「TSに特異的な転写因子が、三胚葉分化に関係していくと書いてあります。」とでたらめを書いたのです。何ぼけているんでしょうね?

「ため息さんの理解は、今の状態とは違っていましたよ。」 ← いえ、2010年10月頃と全く同じです。学とみ子の方が当時の解釈と現在と違ってきているのではないでしょうか。当時は全く理解できていなかったのが、当方等の指摘で考えを改めたのではないかと思われます。

「転写因子は組み合わせて機能し、その機能重複でTSは進化したとかについて、丹羽総説に書かれている事を、当時のため息はわからなかったみたいです。」 ← これは嘘です。当時から丹羽氏の総説を正しく理解しているコメントを書いています。学とみ子は今頃になって当方等の指摘で、三胚葉に存在する3つ転写因子が栄養膜でも使われるようになったということが理解できたのでしょう。

「丹羽総説を説明している学とみ子がそこ(三胚葉からTSに進化した)を間違うはずがありません。」← これも嘘です。当時は丹羽氏の英文が理解できていなかったということです。そうでないのなら正しい日本ができないということですね。

「学とみ子は、別のことを考えて、”引き継がれる”を使っていました。
当時、学とみ子は、胚の発生経緯をイメージしていました。胚は発生後、転写因子を共有して分化していきます。
胚分割が進み、内部細胞塊(ESの元)、栄養外胚葉(TSの元)と分化が進む時、TSで証明された転写因子はまた、活躍するのです。
この現象をもって”引き継がれる”との日本語表現して、何がいけないのでしょうか?」

まだ理解できていないのか、日本語で正しく表現できないのか、どっちかですね。「TSで証明された転写因子はまた、活躍する」?何を言っているのでしょうか?丹羽氏は「内部細胞塊(三胚葉に分化する)で証明された転写因子は、またTSで活躍する」と書いているのです。逆なのです。ホント馬鹿ですな。

「ため息ブログは、”引き継ぐ”とは、TSから三胚葉へ進化していくのイメージしか浮かばないのです。」 ← そんなことをイメージするわけがないでしょうが。学とみ子が、上にあるように「TSに保存された転写因子が、その後の内、中、外の3胚葉系の細胞分化、に引き継がれている」と書いたのでしょうが。

やっぱり澪標さんの”素人さん”や、原文を読まないと思われる”専門家”に、”誤読”されることが、万が一にもないよう委曲を尽くすのが紹介者の責務と存じます。という助言は「澪標さん、以下はありがたいご忠告ですが、お互いに誠意をもってやりとりする人たちで通用するルールです。」と理由にもならない言い訳で拒否されました。澪標さんのコメントは当方に対する態度ではなく、一般論として、”科学がわかっている学とみ子”なら誤読されないように正しい日本語で解説すべきであるといっているのがわからないわけですね。皮肉ですけどね。

Among the TFs of the TSC-specific network, the evolutionarily conserved functions について。

学とみ子はAmongとconservedを誤って解釈し、「TSに保存された転写因子Sox2, Eomes Cdx2」としてしまったわけです。丹羽氏のこの英文の意味は、「数多くある転写因子の内(among)で、進化的に古くからある(conserved)3つの転写因子は三胚葉に存在する(are found)が(but)…」ということなのです。among を日本語で「中に」と訳し、その日本語の「中」にとらわれて「TSの内部にある」としてしまったわけです。among は複数あるうちから1つ、2つ..という意味で、「中から」と訳していいのですが、この日本語訳の「中」を「内部」と解釈してはいけないのです。

またconserveを保存と解釈したわけですね。たしかにconserveは保存ですが、この場合は「TSに保存されている」というのではなく「evolutionarily conserved」とあるのですから「進化的に古くからある/使われている」という意味ですね。conserveは保存ですが、変化していない、保つというような意味ですからね。

「TSに保存された3つの転写因子が三胚葉に引き継がれる」と誤って解釈した理由の1つが、このamongとconserveの意味がわからなかったことにあります。今ではこの表現は間違いで逆であると思っているようですが、意地でもこの文章が誤りではないと主張するためにare found を引き継ぐなどとデタラメな解釈を後付しているわけですね。

ちなみに澪標さんご紹介のAmerican Heritage では among を使った例文として、1.杉の木の群の中の松の木、2.グループの中で裕福な一人、3.旅行者グループの中で、4.ギリシャ人の中で、5.我々の間で、6.あなたたちに、7.自分たちの間で などが書いてあります。内部ということで使われていません。

つまり丹羽氏の英文を「進化的に古い3つの転写因子は三胚葉に存在するが、進化的に新しい組織である栄養膜ではこの3つの転写因子が協働している」と訳せば全く問題ないのです。これを内部に保存とか引き継ぐなどと、偏見で解釈して、平気で日本語にして書いたのが間違いでした。

学とみ子は、絶対「引き継ぐ」を訂正しないでしょうね。1年前も正しく読み、正しく書いたと言うでしょうね。正しく読んだが正しく書けなかった、理解できずに書いた どっちかといえば、日本での最高の教育を受けた博士が正しい日本語ができないとするより、英語nativeでないので正しく理解できなかったとするのが自然ですが、これまで当方を含めた複数の方々から「意味不明」という赤いスタンプを押されてきたことを考えると、両方でしょうね。

また「an evolutionarily new cell type, the trophoblast. 」を赤字にして重要だといっていますが、これも学とみ子が丹羽氏総説を理解できていないことを示しています。「they cooperate together」のほうが丹羽氏総説で意味のあることで、trophoblastが進化的に新しい細胞であることは丹羽氏が新たに言うまでもないことですからね。

はい、この当方の意見に対する反応は、もしあったら「お前のカーチャン出べそ」的発言で、決して個々について具体的に反論することはないでしょう。すでに新しい、転載ばかりの記事も書いたことだし、無視する可能性もありますね。

間違えばかりの論文紹介記事

学とみ子は何故か当方等あるいはOoboeに対してマウントできていると勘違いして、「あたいには知識があるのよ、英語論文を読めるのよ」とばかり、間違えばかりの論文紹介記事を書くわけです。
・リボゾームは不思議に満ちている。
・遺伝子の研究は、臨床応用へと向かっている。
・リボゾームが引き出す、細胞のリプログラミング変化
と立て続けに論文紹介記事をアップしたのはCAG-GFPの議論にけちょんけちょんに言われたから話をそらすためです。しかし、論文紹介を試みると、その不正確な点や誤りがすぐ指摘されちゃっうのです。それでもめげずに、今後もデタラメを書くのでしょうね

リンドウ

プリズムメガネ 運動学習

プリズムメガネをつかった運動学習の講義は以前書いた。今年は、オンライン講義でなくなったので、講義で学生さんにプリズムメガネを欠けさせて、リーチング運動をやらせてみた。
一昨年まで使っていたプリズムメガネがどっかにいっちゃって見つからないので新たに作成した。

ゴーグルに30度のプリズムシートを蝶番で取り付けた。
このシート(フルネルレンズのようにプリズムが並んだアクリルシート)を通すと正面の物体が左30度の位置に見えるようになる。

丸いターゲットを描いた紙を黒板に貼り、色の異なるホワイトボード・マーカーでリーチ運動をさせる。肘を曲げて体に手首を近づけておき、手早く手を伸ばしてターゲットにマークを付けるわけだ。必ず手首は体に戻すことにする。そうでないと手首をターゲットの近くに保持するので実験にならない。できるだけ早く10回くらいこのリーチング運動を実施する。最初、プリズムなし(黒)次にプリズムあり(赤)そして再度プリズムなし(緑)を行ってもらう。その結果が
ということになった。プリズムを付けると、リーチ運動は左にずれ(赤)、これを修正してターゲットにマークすることになるが、プリズムを除くと、脳では設定値を修正したので、こんどは右にずれた(緑)わけだ。

このようにエラーを検知して次の運動コマンドを修正してより正確な運動ができるようにする=運動学習が小脳でおこなわれていると講義したつもりなのだが、学生さんは理解したかどうかわからない

電総研 北澤茂 プリズム適応 参照

学生からの反応はない。なるほどという反応もないし、プリズムメガネを装着してみたいという学生がでてくるわけではない。前職の大学の学生と同じだ。こういうところに興味を示す学生がいないのでため息がでるわけね。

追記2021.11.18
今日のクラスでは授業が終わったあと、見せてという学生がでてきた。授業中に言えよといったら、みんなの前でははずかしいのだそうです。

Princess Sayako だったと思う

科学力をつけよう

学とみ子が馬鹿なことを言い続けるから、新しい記事を作らねばならない。

前記事のコメントにも書きましたが学とみ子が一般人に対して「科学力をつけよう」と言っても誰れかが応答するわけがなく、ご本人こそが科学力をつけたらいいでしょうがと思うだけですね。まず初めには、高等学校の数学の教科書にもどって、確率とか論理、集合の勉強をしたらいいかと思うわけです。


紅葉

外からの反応を止めて…

学とみ子は記事の最後に

(一言居士さんは)一切の、外からの反応を止めて書いている。これは賢明なやり方である。
当ブログも、しばらく、このスタイルで行こうと思う。

と宣言しました。
どうぞご勝手にというところですが、それでは何のためにブログを書いているのか、考えたらいいのではないでしょうかとご進言申し上げます。反応してほしいと言っているわけではありません。それならば、むしろブログを閉鎖したらという意味です、念為。

当方の学とみ子が怒り狂っているというコメントに対し学とみ子曰く

どうして、学とみ子の言い分を途中で切るのでしょうか?
学とみ子は、上記引用文章に続けて、「彼らは正しいのですか?そうなら、Lさんはため息plusコンビは正しいと、そういったらどうでしょう。」と言ってます。途中で学とみ子文章を切らない方が良いですよ。

だそうです。しかし当方のコメントにも書いてありますが、Lさんが当方等に言及しないことに怒っていることが「彼らは正しいの…そういったらどうでしょう。」という発言に表れているのは自明ですね。

学とみ子が6297. L さんのコメント 2021年10月25日 09:08 を読んで曰く

Lさんの以下の言葉は、誰にあてての言葉なのだろうか?
>皆さん想定内ですよね?
皆さんとは、ため息さん?、plusさん?、ため息ブログの皆さんたち?誰?

皆さんとは、「結論ありき」の… というブログの読者全員ですよ。当たり前でしょ。擁護の方々も読者ですよ。

「学とみ子がいい加減に文章を書いているような印象を周りの人たちに与えてしまう失礼な文章を、Lさんは、なぜ、書くのだろうか?」えええ?学とみ子の書いていることが妄想、デタラメなのは周知の事実でしょ。印象ではないですよ。間違えはだれにでもあるから構わないのですが、指摘されても反論もせず訂正もしないからですよ。いつになったらCAG-GFPが仕込まれたマウス細胞でニワトリβアクチンが合成されるという発言を訂正するの?

Cag-GFPの細胞が光る・光らない…
plus99%さんがおっしゃるようにCAG-GFPが仕込まれたマウスから採取されたリンパ球、これを酸浴した直後、”初期化されてSTAP細胞”となったとき、細胞が光る、光らないはキメラ作成実験に直接関係ないから紫外線を当てて調べる必要はないのですね。使ったマウスが正しければどうでもいいわけですね。チェックしたかもしれませんね。でもキメラ作成に回した細胞が違っていたわけですな。キメラになったかどうかを簡易に調べる方法なわけですね。ちゃんとキメラになってもなんらかの理由で光らないかもしれない。光ったらキメラに貢献したということですからね。でキメラが光って大騒ぎの発端になったわけです。光っただけでは証拠不十分なのでTCR再構成を利用しようということになったのでしょ。でも学とみ子に言わせるとTCR再構成の実験は理論的に不可能だというわけですね。学とみ子は西川氏を始めとするシニアの研究者、免疫の専門家をT細胞を知らないとバカにしているわけですね。

と、話題に乏しいので、前記事のコメント欄が100件を超えそうなので記事を立ち上げました。

There’s a yellow rose in Texas that I am gonna see …. roses だけど