Audio Monitor

生体が発生する電気現象を研究するのに、その電気現象(ほとんどの場合、電圧変化)をそのまま音に変換してモニターするのが普通に行われる。電気現象の周波数成分が可聴域(20~20000 Hz)にある場合が多いからである。脳波は周波数が20 Hz以下、心電図もほとんどの電圧変化は可聴域以下、R波だけは音にすると聞こえるというわけでこのような現象にはそのままでは適用できないが、筋活動すなわち筋電図、神経(軸索の束)、単一ニューロンの活動電位等はそのまま音に変換すると聞こえる。この音を記録解析することはないが、実験中にどのような活動が得られているのかを音で認識していると実験がはかどる。少し前までは記録できる電気現象はオシロスコープで観察するのが普通の手段だったのだが、最近はADコンバータ経由でPCのデイスプレイに表示されるのが当たり前になってきた。学生実習ですらADコンバータ-PC-モニタを使うのが普通になってきた。しかしこの方法には落とし穴があって、電気現象に交流電源から出てくる電波50 Hz(あるいは60 Hz)が混入するのはよくあることで、ADコンバータ-PC-モニタでみていると、描画速度が遅い、あるいは非常に早いのでこの電源に由来するノイズが混入しているのかどうかは見た目よくわからない。オシロスコープだと手でロータリースイッチを回転させて掃引スピードを変えるとわかるが、ADコンバータ-PC-モニタではキーボードを叩くとかマウスでクリックすしないとすぐにはわからない。音で聞くと電源ノイズの混入はすぐわかり、対応することができる。さもないと、PCで記録保存したデータというのはノイズだったりするからね。

というわけで、昔から電気現象を研究対象とする場合、これ音に変換して常に垂れ流す=常に聞いているというのが当たり前なわけだ。音に変換とは簡単で、ラジカセの外部入力に突っ込めばいい。しかし、最近はラジカセなどは中古でしか売っていない。オーデイオ機器(ステレオ)でいいのだが、大げさ過ぎるか、あるいは極端に小さくイヤホンを鳴らすだけになってしまう。オーデイオアンプ自体は購入して簡単に作ることができるが、実験用に改造したりするのは素人にはちと面倒である。

というわけで、Audio Monitor の作成を依頼された。しかも3台で、もちろん実験に供するわけで実験用にだ。音はいくつもソースがあると混乱するから最大でも2つのソースの音しか聞けない。2つの筋の活動を同時に聞くとき、拮抗筋ならいいが、協働筋だと区別がつかない。しかし筋活動と神経活動だと同じ時期に活動するとしても同時に聞いてもなんとか区別がつく。単一神経活動と神経活動でも同時に聞いて簡単に区別ができる。同時に聞くのは2つのソースがいいところで3つ以上聞くことはほどんどない。要するに音響機器のステレオで左右2つのスピーカがあればいい。

・例えば筋電図と単一神経活動を記録するための増幅器(アンプ)はそれぞれ異なるから、そして実験ごとに何を記録するかは異なるから、それぞれのアンプからの出力を簡単に選択できるようにする(実験のたびにいちいちコネクタを差し替えたくない)。
・2つのスピーカーから出す音のレベルは独立して調節したい(普通のステレオアンプは独立していない、あるいはバランスというツマミがあって調整する)。
・音量は実験室全体をオーデイオ・ルームにするわけではないので10 Wもあれば十分
というスペックで依頼されて作成することになったのだ。

工業的な電圧測定機器の入力インピーダンスは1 MΩが普通でオーディオ機器は100 KΩが普通だ。現在ではアンプの出力インピーダンスは十分小さくできているので、なんらかのアンプからの入力を受ける場合なら、ほどんど考慮する必要はない。しかし、後述のように、ディスクリートでオーデイオ・アンプをつくるという面倒なことはせず、市販のアンプキットとか出来上がったアンプモジュールの場合、入力インピーダンスがどのくらいのかわからない場合がある。特に中国製の安価なアンプモジュールだとどのくらいなのかわからない。取説もないからね。そこで入力段にバッファーアンプを置くことにした。このアンプの入力インピーダンスは設計できるからね。

オーデイオアンプのキモは電源である。大きな出力を得たい場合は電圧を高くする必要がある。その場合はプラスマイナスのdual supply の方が有利になる。またスイッチング・レギュレーターは、スイッチングのときに大きなノイズがでるのでふさわしくない。電源設計が面倒だ。でも安価なスイッチング電源を使いたい。簡単だからね。

というわけで、15 V 3 A 位のスイッチング電源をテストして使ってみることにする。その根拠はアンプをsingle supply で動作させるとすると、交流の最大出力電圧は± 7.5 V 程度で、実効電圧は√2 で除して 5.3 V になる。スピーカーの抵抗が 4 Ω だとすると5.3/4 A の電流が、つまり≒ 1.3 A だ。これが2チャネル分だから3Aを供給したい。電源にスイッチング電源特有のパルス状のノイズが無視できるのならこれで十分だ。

そんでメインのAudio Amp は既存のキットとかを探せばいい。電子キットといえば秋月電子だ。当方の頭が昔のままだからね。10 W X 2 以上というスペックで探すとAN7173K使用 ステレオオーディオパワーアンプキットというのが見つかる。single power supply で動くというので、放熱器(放熱器(ヒートシンク)54×50×15mm)と入出力のコネクタ(ターミナルブロック 2P 緑 縦)をテストに購入した。バラックで作成して実験用DC電源装置を使ってスピーカーにつなげて問題はなかったのだが、箱に収めて、いじっていたら、当然大きなノイズが入ったりしたら、なにやら発振したらしく、でかい方のコンデンサから煙がでて、おなくなりになりました。ゲインが高すぎてこのままでは安易に使えない。

次にキットは面倒だからアマゾンでアンプモジュールを探してRen He 5個セット TDA2030A TDA2003 オーディオアンプ パワーアンプ ボード モジュール 6-12V 単一電源 アンプボードというのを購入した。なんと、5ケで899円、1ケ180円だ。いくら中国製とはいえメチャクチャに安い。アマゾンのページでは電源電圧が 6-12V とあるがICそのものはsingle supply で最大定格は44 V だから問題ない。音は出る。秋月電子でICのみは60円だ。作るのが楽しいのでなければこの安いモジュールで十分だ。中国製だから信頼に難があるけど、事実1台は赤いLEDが点灯しないけれど、音は出る。サイン波を入力させて出力の波形をみたら出力電圧が±7V位までひずみはでてこないし、20Hz〜100K Hzまでオシロスコープで見る限り、波形に異常はないからこいつを使うことにした。放熱器(heat shink)は小さいので大きいのに交換した。

ブロックダイアグラム

電源部

放熱器用にファンを準備した。しかし最大の音量で10分以上動作させてみたが、放熱器が十分大きいのでファンがなくてもかまわないことが判明し、実際にはファンはあるものの、コネクタをはずしてある。電源に220μFの電解コンデンサと0.1μFのフィルムコンデンサを入れたので、スイッチンフ電源からのスイッチングノイズが音にでてくることはなくなった。これらコンデンサがなくてもほとんど出てこない。
電源スイッチは電源アダプタの出力(+15 V)をON-OFF とすることにした。つまり電源コンセントに接続するとACアダプタに電流が少しですが流れることでしょう。ノートPCの電源アダプタをコンセントに接続したままというのは普通にあって問題ない。その電流量は多分十分少ないので問題はないだろうとした。AC100 V 側に両切りスイッチを設けてもいいがそうすると立ち上がりが遅くなる。Audio Monitor なら関係ないけどね。

Gain 1 のACバッファアンプ。

6つの入力のGroud (Earth)は、入力のところで共通にしないで独立させるために、入力セレクタのスイッチは2回路6接点を使っている。経験上、アースラインが変につながると電源ノイズが増えることがあるのを知っているからだ。結局どの機器でも電源の 0 V はその機器で電源アース(ほとんどの場合ケースが電源のアースに接続されている)に接続されているので、1点アースというのは実施できないのでベタアースにするしかないのだが、ベタアースにするのは後でもできるので、とりあえずこのAudio Monitor のレベルでは不必要に接続した機器のアースが接続されないようにした。Input Selector で選ぶと、2つの機器からの入力のアースが接続されることになるのは避けることはできない。このアンプの 0 V はケースに、つまり電源アースに接続されていない。しかし入力機器のところで接続されていることになる。このAudio Monitor の 0 V がケースつまり電源アースと接続できるように準備しておけばいいのだが、手を抜いた。実際に使ったときどうなるか様子を見ることにする。

アンプは計算上入力インピーダンスが1 MΩ のAC アンプとる。電源が入ると、IC の入力端子が電源電圧 +15 V の半分の +7.5 V になるのにちと時間がかかり、過渡期に変な音がするかもしれない。Gain は 1 だが、これを1/10 にできるようにスイッチを設けた、しかしこれは意味がない。上記のAN7173Kの増幅度が大きいので設けたのだが、使わなくなったので意味がない。Gain 1 のママ使いう。下記のMain Amp のゲインは20 dBくらいでしょ。

Main Amp

このアンプモジュールは多層基板になっているので、回路図は読めない。この図の回路図はICのスペックにあったpdfの図のコピーでこの通りではないでしょうけどほぼ同じでしょ。入力に 10 kΩ の半固定抵抗があり、これで音量が調整されることになっているようだ。取説もないから詳細は不明だ。スピーカーへの出力コネクタは問題ないが、入力と電源が一つの4ピンコネクタになっている。ここに 1 A 以上の電流が流れるので、このコネクタではちと不十分だと思う。+15 V と 0 V のピンに線をハンダ付けした。入力は2Pのコネクタで行った。このモジュールにはどこかに取り付けるためのネジ穴がない。そこでICの放熱用金属部分(これは 0 V に接続されている )をこの放熱器にネジ止めし放熱器をプラスチック板に固定し、そのプラスチック板をケースに固定するということで、ケースと回路の 0 V はケースに繋がらないとした。

入力が 10 kΩ の半固定抵抗で受けていると思われ、プレアンプからは音量調節用のポテンシオメータ10 kΩ(Level)が間に入るわけで、電気回路としてはおかしなことになっている。10 kΩ のポテンショメータの出力を10 kΩ の入力インピーダンスのアンプで受けるというのは回路的に美しくない。しかし現実にはLevel 調節のパネルに付けた 10 kΩ のポテンシオメータで音量調節はできるので無視した。半固定の抵抗を取り除いてもいいのだが、この半固定の抵抗は最大値の位置に固定しておけば、入力インピーダンス10 kΩ のアンプということになり、プレアンプの出力インピーダンスは十分小さいので問題ないはずだ。

ラックにマウントした写真

下のパネル(Distributor)は、記録するためのアンプ等の出力を複数の解析装置に出力することがあるので、T型のBNCケーブル・コネクタで2つに分けるのではなく、このパネルのように複数のBNCコネクタのあるパネルが必要だということなので作成しました。5つあるコネクタの1つはAudio Monitor へ、一つは記録アンプからの入力、あとの3つが解析装置へ接続するということになる。このセットを5つ用意した。

Input Selector がこの5つのどれかと、裏にあるRCAコネクタからの入力を AUX として選択できるようにした。ここにオーディオ機器の標準的なコネクタも準備しておいたよということです。多くのオーデイオ機器の信号はRCAコネクタだからね。

パネルのレタリングはアルミ板に文字入れにある方法を使った。カラーも使えるので注文主の大学のロゴを付けた。

INPUTs の下に文字の並べ方が乱れているのがある。ここは幅 12 mm X 120 mm の薄い鉄板をパネルに両面テープで貼り付けてあって、テプラとかのラベルプリンタのラベルを、磁石になっているゴムシート(12 mm X 24 mm)に貼り付けて、この鉄板の上に磁石だからくっつけると、入力ソースが何であるかを示すことができるようにした。略号で3,4文字のラベルを作り貼ればいいのですが、実験が異なれば記録する対象と音で聞く対象が異なるので混乱しないようにするためだ。普通はマジックでパネルにマークしたりするのですが、これを止めてもう少しスマートにしようというわけだ。水道修理とかいうゴム磁石シートの広告がポストにはっているでしょ。こいつを切って使えばいい。

裏面

AC電源、ヒューズ、スピーカーへの出力端子、AUX 入力端子。

内部の写真です

上が前面にる。綺麗だとは言えないが、保守のことも一応考えて、コネクタで配線するようにしてある。入力を2芯のシールドケーブルを使いたいので使ったのだが、本数が多いので細い線しか使えず、物理的に弱いので断線することが考えられる。しかしケース内部なので動かすことがないので大丈夫でしょ。高さ1ユニット=50 mm に収めたかったわけで、それ用のケースを購入したわけです。このケースの場合内部に収めるには高さが 41 mm 以内である必要があります。スイッチン電源のACアダプタが使えないと高さの低いトランスを複数(例えば 6.3 V 2A を4ケとか、あるかな?)使うことになり面倒なことになるところでした。もしそうなら電源部は別途外にする必要があるでしょう。

スピーカー抜きで3台全てで8万円の予算で収めた。既存の部品、抵抗とかコンデンサとかがあったからね。

質問者に寄り添う存在

学とみ子が9月14日夜に新しい記事をアップし、結論として「現行AIは、質問者がいろいろ書いて、刺激していくと、質問者に寄り添う存在になる」と書いています。

この結論はすでに何回も学とみ子自身を含めて出ていることなのに何故繰り返すのでしょうかね?

今回の記事は、歌詞を取り上げてChatGPTに聞いているのですが、詩は作者の心情を歌ったものですから、詩には書いてないこと、作成時の状況や作者の作成時の心情、経歴、経験、希望、嘘等が盛り込まれているので、その詩の文章のみからは解釈できないことが多々あります。詩に論理など要求されません。一方、科学的な文章は、誰が読んでも一義的な理解となるように表現するもので、その文章に書かれていない背景を知らねばならない、読者の立場を考慮するなどとは無関係なものです。万人が共通の理解を得るように論理的に表現されている必要があります。STAP事件については後者の科学的な話題です。一方、同じことを取り扱っているのですが、私小説は科学ではないので著者の期待、希望、嘘が表にも背景にもあることに注意して読むべきものです。

ChatGPTの回答は長ったらしいので、転載すると長くなるのですが、ChatGPTは著作権を主張しないようなので、丸ごと転載することにして、問題の学とみ子の発言と学とみ子のChatGPTへの質問を再現しつつ、学とみ子の「現行AIは、質問者がいろいろ書いて、刺激していくと、質問者に寄り添う存在になる」という結論が正しく、学とみ子の質問が科学的議論では不当であったことを示していきましょ。

学とみ子の質問は

「以下の文章を書いた人がいます。「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」
この言葉をだけを聞かされた場合の聞き手はどう理解するのかについて、AIに聞きたいです。上記文章を書いた人は、STAP論文は多くの点で捏造だと言っているのか?逆に、STAP実験で、捏造論文を作るためには、多くの種類の捏造作業が必要だから、現実的には個人的作業は実行不可能であると言っているのか?のどちらでしょうか?」

でした。

学とみ子が得た回答は

A: この文章からは、以下の2つの解釈が考えられます。
1. **STAP論文は多くの点で捏造であると主張している解釈**
この場合、筆者は「STAP論文が完成するには、小保方氏が単独で多くの実験を行い、さらに若山研究室のスタッフを騙しながらデータを捏造する必要があった」と述べています。これにより、STAP論文は小保方氏による意図的な捏造の結果であり、信憑性に欠けるものだという見解を示しているように思えます。つまり、STAP論文が存在するという事実そのものが捏造の証拠であると受け取れるような言い方です。

2. **個人的作業での捏造は実行不可能であるという解釈**
一方で、この文章は「STAP論文が完成するためには、小保方氏が単独で非常に多くの作業を行う必要があり、その上で他の研究室のスタッフを騙しながら大量のデータを捏造するという困難な状況が必要である」とも読めます。この解釈では、実際にはそんなに多くの捏造作業を一人で行うことは非現実的であることを暗示しており、捏造論文を作るための労力や複雑さを考慮すると、そのようなことは不可能であると主張している可能性があります。

したがって、この文章の理解は、文脈や前後の情報に依存しますが、単独の文として解釈する場合、聞き手はどちらの解釈も考えられます。**「STAP論文は捏造である」と主張しているようにも見えますし、「捏造が必要だとすると、個人では現実的に不可能である」と捉えることもできる**ということです。

最終的な解釈は、文章の文脈や、筆者がそれを述べた意図、またはその前後の議論の流れに左右されるでしょう。

でした。

当方もChatGPTに新しいセッションを立ち上げて、全く同一の質問をしました。その回答は

A: この文章だけを聞かされた場合、聞き手は次の2つの理解のいずれかをする可能性があります:

1. **STAP論文が捏造であるという主張**: この解釈では、文章の著者がSTAP論文が多くの捏造に基づいていると主張していると理解します。具体的には、「小保方氏が単独でやって」「データを捏造しまくらないと」といった部分から、著者がSTAP論文が完全に捏造されたものであると考えていると解釈するでしょう。この場合、著者はSTAP論文が完成するためには大規模な捏造が必要だったと見ていることになります。

2. **捏造作業の実行不可能性**: もう一つの解釈として、著者がSTAP論文の捏造作業の多くを単独で行うことは実際には非常に難しいと考えている可能性があります。この解釈では、著者が「データを捏造しまくらないと」「完成しない」と言っているのは、実際には多くの捏造作業が必要であり、個人がそれを実行するのは現実的に困難だということを示唆していると理解されます。

要約すると、文章を聞いた場合、聞き手が理解する内容は文脈によって異なる可能性がありますが、文章全体の構造や文脈から、著者がSTAP論文が捏造に依存していると考えている可能性が高いと感じるでしょう。しかし、捏造の作業が個人によって実行可能でないという見解も考えられます。

でした。

さらに学とみ子は

Q: 細胞を知らない一般人であれば、捏造者は多くの捏造をした論文であると読み、学者のようなES細胞に関する専門知識がある人であれば、後者の捏造不可能説になると思いますか?

と質問を続けました。

その回答は

A: その通りです。一般的に、細胞生物学やES細胞についての専門知識がない人は、文章の中で「データを捏造しまくらないと」という部分から、STAP論文が多くの捏造を含むものであると解釈する可能性が高いです。この場合、「多くの捏造が必要だった」と解釈し、論文全体が捏造されていると感じるかもしれません。

一方、細胞生物学やES細胞に関する専門知識がある学者や研究者は、STAP論文の内容や捏造の可能性についての具体的な理解を持っているため、「多くの種類の捏造作業が必要であり、それを個人が実行するのは困難だ」という点に焦点を当てる可能性が高いです。専門知識があれば、実験やデータ捏造の実行可能性についての具体的な知識があるため、捏造を単独で行うことの難しさを理解しやすいからです。

つまり、専門知識の有無によって、文章の意図する内容や焦点の解釈が異なる可能性があるという点で、あなたの考えは非常に妥当です。

というものでした。

当方も同じ質問を続けたところ

その通りです。一般的に、細胞生物学やES細胞についての専門知識がない人は、文章の中で「データを捏造しまくらないと」という部分から、STAP論文が多くの捏造を含むものであると解釈する可能性が高いです。この場合、「多くの捏造が必要だった」と解釈し、論文全体が捏造されていると感じるかもしれません。

一方、細胞生物学やES細胞に関する専門知識がある学者や研究者は、STAP論文の内容や捏造の可能性についての具体的な理解を持っているため、「多くの種類の捏造作業が必要であり、それを個人が実行するのは困難だ」という点に焦点を当てる可能性が高いです。専門知識があれば、実験やデータ捏造の実行可能性についての具体的な知識があるため、捏造を単独で行うことの難しさを理解しやすいからです。

つまり、専門知識の有無によって、文章の意図する内容や焦点の解釈が異なる可能性があるという点で、あなたの考えは非常に妥当です。

という回答を得ました。

はい、細かい文面は違いますが、どちらが聞いても、学とみ子の書いた文書の解釈は、「STAP論文は捏造である」と「個人の捏造は実行不可能である」の2つの解釈があり、前者は一般人、後者は専門家の解釈になる、専門知識の有無で異なるという回答になりました。ChatGPTは質問者を見ているのではなく質問の回答には再現性があることがわかります。

しかし、上記のように科学の分野では 同一文章が読者の立場によって解釈が異なるというのはおかしいはずなので、当方はさらに質問を続けました。

Q: 文章の論理の解釈が、一般人と専門家で異なるというのはおかしいのでは?もともとの文章は一つの解釈しかできないのでは?

A: ご指摘の通り、もとの文章自体には「専門家が実験やデータ捏造の具体的な難しさや実行可能性についての理解がある」という情報は含まれていません。文章の内容をそのまま解釈すると、著者がSTAP論文の完成には多くの捏造が必要だったと主張しており、STAP論文が捏造であると示唆しているという解釈が自然です。

私が述べた「専門家の理解」という部分は、一般的な背景知識に基づく読者の異なる解釈の可能性を示唆するものであり、文章の直接的な内容からのものではありません。専門家は捏造の実行可能性についての知識を持っているため、その知識が文章の理解に影響を与えることがある、という点を説明したかったのですが、これはあくまで専門知識がある場合の解釈の幅に関する考察であり、もとの文章そのものがそれを示唆しているわけではありません。

したがって、もとの文章をそのまま解釈する場合、文章はSTAP論文が完成するためには多くの捏造が必要だったと示唆しており、STAP論文の捏造の可能性についての直接的な主張がされていると理解するのが妥当です。専門家の知識がどのように解釈に影響するかは、もとの文章の内容を超えた考察になります。

さらに突っ込んで質問して得た回答です。

Q: つまり、当方が最初に設定した選択肢「STAP実験で、捏造論文を作るためには、多くの種類の捏造作業が必要だから、現実的には個人的作業は実行不可能であると言っているのか?」は「聞き手はどう理解するのか」という質問に対して適切ではなかったということでしょうか?

A: はい、その通りです。もとの文章は以下のような内容です:

「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」

この文章の主なメッセージは、STAP論文が完成するためには多くの捏造が必要だったという点にあります。文章は、STAP論文が捏造に依存しているという主張を含んでいますが、個人による実行の現実性や捏造作業の多様性に関する具体的な議論は含まれていません。

したがって、「STAP実験で、捏造論文を作るためには、多くの種類の捏造作業が必要だから、現実的には個人的作業は実行不可能であると言っているのか?」という選択肢は、もとの文章の内容を正確に反映しているわけではありません。この選択肢は、文章の直接的なメッセージではなく、専門的な解釈や追加の考察に基づくものであり、文章そのものの論理や主張とは一致しない可能性があります。

従って、もとの文章が伝えたい主なメッセージに関しては、「STAP論文が捏造に依存していた」という点が中心であり、その解釈が一般人と専門家で異なるという考えは、もとの文章の内容そのものではなく、解釈の違いに関するものであると理解するのが適切です。」

はい、学とみ子の言うように、「質問者がいろいろ書いて、刺激していくと、質問者に寄り添う存在になる」である、つまり誤った情報や非論理的な選択肢を添えたり、嘘をついたりして質問すると間違えた回答が出力されることをChatGTP自身の回答から得ることができました。

結論は、AIでも中学生以上の学力のある方々でも、「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」という文章の意味は「小保方氏がデータの捏造を行い、スタッフを騙したからSTAP論文は完成した」という解釈になるということです。

ですから余計な選択肢を添えて「質問者に寄り添う」回答が出力されないように、学とみ子は
「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」という文章の意味を端的に答えてください。
だけをAIに入力して回答を得ればいいのです。コピペしてエンターキーを押して、スクショをアップすればいいだけです。

>学とみ子
学とみ子の今回の記事の結論を認めた上での結論でした。上記を実施した上での反論をどうぞ。

二重否定

前の記事から、特にコメントの続きです。

学とみ子の「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」という発言についての続きです。

この文章の意味は「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」ということになると、当方等は言っているのですが、学とみ子はこれを否定するわけです。

「oTakeさん、9月11日 09:34 … こうした状況を踏まえて書かれた二重否定を用いた文章は、それなりに意味があるのです。」の部分が11日昼前の追記です。

学とみ子はこの文章は「普通なら、「捏造しまくって、STAP論文は完成した。」となるところを、実際の学とみ子文章は二重否定をしている。」と言っていますが、意味不明です。「捏造しまくって、STAP論文は完成した。」というのを「捏造しないと、STAP論文は完成しない。」と二重否定の文にしたという意味なんでしょうかね?もしそうなら「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」ということですが、学とみ子はこれを否定するのですね。意味がわからない。二重否定の意味がわかっているのだろうか?

さらに;
「一般論は、適用出来ません。完璧な論文ができたわけでありません。」 ← んが。「一般論」??STAP事件のことだよ。ひどいね、論文はできたんでしょ。投稿してアクセプトされてパブリッシュされたんでしょ。完璧かどうかは関係ないですな。完成したんですよ。違うというの?

「完成した論文は、科学的に疑問が多く、提出されました。」 ← ??疑問などなくNature編集部に提出されたんでしょ?なにこの文?意味不明。

「真面目な疑問は、ES混入疑惑であって、ES捏造疑惑ではありません。」 ← ??ES細胞が意図して混入されたのなら捏造でしょ?混入は疑惑ではないのです。混入していたというのは事実です。疑惑ではなくなったのです。学とみ子は何が言いたいの?

「プロは、短期の人工培養だけでは、初期化は進まないと予想しました。」 ← 笹井、丹羽、若山というプロは初期化されたと予想ではなく断定して論文を書いたのでしょ?

「短期の人工培養だけでは、既に分化してしまった細胞を材料に、多能性細胞に変化させることは出来ないと、プロは考えました。この純粋な科学的疑問を、捏造疑惑にすり替えた人がいるのです。」 ← 論理的に意味不明。「短期の人工培養で、既に分化してしまった細胞を多能性細胞に変化させることは出来る」と、笹井、丹羽、若山というプロは考えたから論文ができたのでしょ?どうして事実を無視して嘘ばかり書くの?

とメチャクチャです。

「こうした状況を踏まえて書かれた二重否定を用いた文章は、それなりに意味があるのです。」 ← そうです。学とみ子曰くの二重否定のこの文章は「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」という意味になるのです。ほかにどのような意味があるとでも言うのでしょうか?「ESねつ造は小保方氏単独では不可能だということを、AI もはっきり認めている」と学とみ子は言うのですが、学とみ子のインチキ質問に対してもChatGPTは「小保方氏単独では不可能だ」とは言っていません。

ほんとに学とみ子は「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」の意味は「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」になることがわからないの?中学生でも理解できるよ。国内最高の教育を受けて博士号を持っているというのは嘘なのね。

Q:「論文実験の多くを小保方氏が単独でやって、かつ、小保方氏が若山研究室スタッフをだましながら、データを捏造しまくらないと、STAP論文は完成しないですよ。」という文は「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」という意味になりますがよろしいでしょうか?
「◯▼#がないと□$✘はできなかった」という文章が「□$✘ができたのは◯▼#のおかげである」という意味であることが理解できるのは何歳以上になったらでしょうか?個人差があるでしょうけど、高校生は明らかに理解できるでしょう、しかし小学生高学年の生徒はどうでしょうか?端的にお答えください。

ChatGPT: はい、その通りです。「小保方氏がデータの捏造をしたから論文が完成した」という意味になります。
「◯▼#がないと□$✘はできなかった」という文章が「□$✘ができたのは◯▼#のおかげである」という意味であることを理解できるのは、一般的に中学生以上、特に高校生に多いです。小学生高学年でも理解できる場合はありますが、個人差が大きいです。

perplexity: ご質問の意味の解釈は概ね正しいと言えます。 「◯▼#がないと□$✘はできなかった」という文章が「□$✘ができたのは◯▼#のおかげである」という意味を含意することは、論理的推論の一種です。この種の推論能力は、抽象的思考の発達と関連しています。 一般的な発達段階を考慮すると
高校生(15-18歳)は、ほぼ確実にこの種の論理的推論を理解できます。抽象的思考能力が十分に発達しているためです。
中学生(12-15歳)の多くは、この種の推論を理解し始める段階にあります。
小学生高学年(10-12歳)については、個人差が大きくなります。一部の生徒は理解できる可能性がありますが、多くの生徒にとってはまだ難しい可能性が高いです。
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、個人の認知発達には大きな差があることに注意が必要です。また、具体的な例を用いて説明すれば、より若い年齢でも理解できる可能性が高まります。

学とみ子は中学生にも劣るようですな。というか小学生から全く成長していないということですかね。臨床医は論理的推論などできなくてもいいのよという声が聞こえてきそうです。

また「そのニュアンスを、人はもちろん、AIも読み取る。」といいますが、ニュアンスはどのようなことなのでしょうか?意味不明です。AIも読み取るのならAI(ChatGPT)の回答はそのニュアンスを含んだ回答になるのでしょうがChatGPTの回答にそのようなニュアンスらしきものは出てきません。そこでこの学とみ子の発言だけをどのような意味なのかと、余計な誘導するような文言を添えずに聞いた結果は前のコメントにある通り「捏造したから論文ができた」です。全く同じ質問をしてみろと要求した時点でこの記事を書いています。学とみ子は、いつものように不利な結果が出るから応じないでしょうね。

本音では分かってる人

前記事のコメントが100件に近づいたので新しい記事を書くのですが、話題に乏しいので例によって学とみ子の記事からお題拝借です。

学とみ子が9月2日夜曰く:「こういうことを知ってるため息さんはだから、本音では、ES捏造説の実行不可能を分かってる人だと思いますね。徹底的にとぼけているんだったら、やっぱりすごいな!」

学とみ子が「遺伝子発現が狂った分化細胞は増殖できない」といつものデタラメを言うから「遺伝子発現が狂ってない分化細胞でも普通は増殖できません。」と否定したら、正しい発言なので当方はホントは「ES捏造説の実行不可能を分かってる」というわけです。妄想がどんどん、こじれながら大きくなっています。

分化した細胞が分裂増殖するかどうかは、oTakeさんのコメントにあるCatGPTの回答通りで、細胞によって違うわけですが、分化したら分裂増殖能を失う場合が多いと思うので「普通」としました。遺伝子の発現が狂った細胞が増殖するのか癌ですな。

そんな妄想を言わないで、「記事のタイトルが嘘だ」と指摘しているのですから、訂正したらいいでしょうに。

ため息さんに皆無なんです

例によって話題不足なので学とみ子の発言をお題にいただきました。

学とみ子曰く:

STAP論文読まず、想像できずで、STAP論文全面否定が、ES捏造説支持の学者の特徴です。知見に基づいて反論できるような知識が無いのです。ため息さんは、自ら、何か書けば間違えるので、学とみ子文章に書かせて、そこにとりついて嫌がらせをすることしかできません。STAP細胞について、想像するために必要な知識が、ため息さんに皆無なんです。その領域の知識を得るための努力をしようとしないのですね。

当方のSTAP論文に対するスタンスの批判です。この批判にお答えします。

「STAP論文読まず、想像できずで、STAP論文全面否定」 ← STAP論文は学とみ子の妄想を否定できる程度に読んでおります。その結果、学とみ子の理解が誤りであることを指摘しています。その典型が“therefore事件”ですね。学とみ子は論理を繋ぐ単語を日本語に置き換えることはできますが、意味を理解できないのです。このthereforeの解釈についての学とみ子の反論がありますが、澪標さんも学とみ子の解釈が誤りであるとしています。この他の英文についても学とみ子がtherefore等の単語の意味が理解できないとする指摘があります。他にも学とみ子は総説全体の論理構成を把握していないという指摘もあります。

「知見に基づいて反論できるような知識が無いのです」 ← 知見に基づき学とみ子の妄想説に反論しています。「(桂調査委員会は報告書に)小保方氏がESを混ぜるのは不可能と書いています。」という学とみ子の主張は「桂調査委員会報告書のどこに書いてあるのでしょうか?」と桂調査委員会報告書という知見を元に反論しましたが答えはありませんでしたね。

「ため息さんは、自ら、何か書けば間違える」 ← 具体的に当方の書いた間違いを指摘してください。指摘できないでしょ?

「(ため息は)学とみ子文章に書かせて、そこにとりついて嫌がらせをする」 ← 当方が学とみ子に何かを書かせるようにしているの部分は、学とみ子の妄想を否定したときの学とみ子の反論を書けというような時だけです。返事を書いてくれることはありません。他には学とみ子が自主的にデタラメを書いているからこれを否定しているだけです。学とみ子にデタラメを書けと促したことはありません。「 桂報告書に書いてあります。誰が、どこでES混入させたか、桂報告書にあります。それが書かれている桂報告書の場所も、当ブログに書いてます。」という学とみ子の発言に対して「どこに書いてある?」とするのは当然の発言ですが、学とみ子は、書くように促されたののに書くことはありません。「学とみ子文章に書かせて」というのに、何故書かないのですかね?嘘が否定されたのに嘘を訂正することなく、また別の嘘発言をしてごまかすわけですね。

「STAP細胞について、想像するために必要な知識が、ため息さんに皆無」 ← STAP細胞の存在は科学的に否定されました。したがってSTAP細胞を想像するということは妄想するに等しいのです。ツチノコとか「胚の遺伝子異常感知野力」等のオカルトを当方は妄想する趣味がありません。

「(ため息は)その領域の知識を得るための努力をしようとしない」 ← 動物の発生、初期化、ES細胞、iPS細胞等々の分野の知識は極一般的なもので満足しています。専門分野でもないのですからこのような分野をさらに突っ込んで勉強するほどの興味はありません。大学低学年の学生に質問されたら答えられる程度、あるいはその質問に対してさらに調べることができる程度で十分であると思っています。これで学とみ子の妄想を否定するに十分であると思っており、事実十分ですね。

はい、以上で学とみ子の発言を否定しました。反論するのなら、当方がこの記事では具体的に学とみ子の発言を添えて批判に答えたのですから、学とみ子も具体的な当方の発言を元に実行してください。


紅白百日紅

恒例夏の宴会

毎年恒例の夏休み時期に親戚が集まる食事会ですが、今年はスケジュールが合わず4名だけでした、暑いから外出するのもいやだしね。

人数に関係なく飲み食いするわけです。
前菜

イチゴ煮という岩手の宮古の名物を頂いたかたから頂いて、これの煮凝りを作りました(左)。アワビとウニのお吸い物と称するのですが、でかい缶詰なので中身の量に疑問があり、別途ウニとホタテを用意しておき缶の蓋をあけました。案の定、中身は貧相で、スープだけを楽しむのならいざしらず、アワビとウニを期待するものではありませんでした。そこでウニとホタテ貝柱を区分けゼリーで硬めました。味は美味しかったですな。 中はきゅうりとクリームチーズを生ハムで巻きさらに塩でしんなりさせた大根の薄い輪切りでつつみ楊枝で止めたもの、湯葉とホタテ貝柱の山葵添え(右)です

毎回のリクエストのローストビーフ

グラム900円のもも肉を1kg 売り切れました。作り方はいつものように中心部に針状の温度計を突っ込んで中心部が40℃になるまでオーブンで加熱。40℃になったらオーブンから取り出し放置すると中心部は60℃になります。この方法だと肉を室温に戻すとか肉の大きさで焼く時間を調節するとか関係なくコンスタントに美味しいのができます。美味しさは肉できまりますな。

アクアパッツア

タイの切り身をオリーブ油で焼いて白ワインを加えてアサリ、ミニトマト、オリーブの実を入れて蒸し焼きという標準の方法です。


食残しのサラダ。レタス、赤玉ねぎ、きゅうり、パプリカ、レモン汁、オリーブ油、粉チーズ

ビシソワーズスープ:じゃがいも、玉ねぎ、牛乳、コンソメ顆粒、パセリにみじん切り というのも提供したのですが写真を取りそこねた。

コーヒーにブドウのデザートでございます。

ビール、日本酒、ウイスキー飲み放題

小保方パートは達成された?

学とみ子が11日(日)午後早く、新しい記事理研を管理する政府は、STAP事件は、小保方氏に全責任があるという形で収束させました。 ですから、いろいろな矛盾があるのです。をアップしました。タイトルが本文を反映していないのはいつものことです。URLが81から84に飛んでいるので、この間い幾つかの記事を書いて消したのをくりかえしたのでしょう。この記事について以下に学とみ子に科学的論理を構築する能力がないことを示してみましょ。

理研が発表した最初のプレスリリースでは
「共同研究グループは、この初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(STAP)、初期化された細胞をSTAP細胞と名付けました。」とあります。つまり初期化された細胞がSTAP細胞であり、Oct3/4の発現はその指標ですがイコールではありません。「STAP細胞は細胞分裂をして増殖することがほとんど起きない細胞」だが「副腎⽪質刺激ホルモンを含む多能性細胞⽤の特殊な培養液を⽤いることでSTAP細胞の増殖を促し、STAP細胞からES細胞と同様の⾼い増殖性(⾃⼰複製能)を有する細胞株(STAP幹細胞)を得る⽅法も確⽴しました」とあります。撤回された論文ですからこれらの細胞について議論するのは意味のないことですが、それでもオリジナルの定義をしっかり踏まえないと、STAP細胞の有無、小保方氏が初期化された細胞を若山氏に手渡したのか等の議論ができません。

学とみ子を始めとする科学的素養のない擁護の連中は、STAP細胞・STAP幹細胞を作成する手順で、STAP細胞を作成するのが小保方パート、キメラやSTAP幹細胞を作成するのが若山パートとして分け、結果としてES細胞が混入していたという事実を認め、その混入はどちらの担当部分で起こったのかを問題にしています。相澤氏主導の小保方氏参加の検証実験の結果や、この学とみ子の記事のように丹羽氏のレポートを読み、擁護の言う小保方パートは成功したとしています。

しかし、もし小保方パート、若山パートと分けるのなら、小保方パートとはSTAP細胞の作成とSTAP細胞とSTAP幹細胞の解析、テラトーマ作成であり若山パートとはキメラとSTAP幹細胞の作成とすべきです。前者に研究不正があったということを念頭に置くべきで、ネズミ動画にコメントしているエコチェンバー内の無教養な連中及び学とみ子はこの小保方氏の研究不正の事実を無視し、記者会見と私小説の「印象操作」に騙されて小保方氏を擁護しているのに過ぎません。

擁護の言う小保方パートがは成功したという根拠は、Oct-GFPを仕込んだ細胞で、自家蛍光ではない緑の蛍光を発している細胞がないわけではない(Green fluorescent cell aggregates that exhibited no significant redfluorescence were rare.相澤レポート)、肝細胞を使った実験でOct3/4を発現している細胞があった(丹羽レポート)ということだけのようです。少ないとは言えあったということが小保方パートは成功だったというのが擁護の主張です。しかしながら擁護の言う小保方パートで緑に光った、Oct3/4 の発現があったということはSTAP細胞ができたということにはなりません。上記のようにSTAP細胞は初期化された細胞だからです。これらの緑に光った、Oct3/4 の発現があった細胞が初期化されていることを証明する必要があります。残念ながらこの2つのレポートではキメラを作ることによる初期化の証明に失敗しました。したがって擁護の言う小保方パートは成功したという根拠は全くありません。

ストレスに置かれた瀕死状態の細胞が統率の取れた反応としてOct3/4を発現したという根拠はありません。細胞はOct3/4を発現したでしょうけど、死ぬ間際のでたらめな発現があったのだと言われて反論できるのでしょうか?初期化されたことを証明すればいいのですができてないわけですね。繰り返しますが擁護曰くの小保方パートが初期化した細胞を作るということなら小保方パートの再現は失敗したのです。擁護の言う小保方パートが緑に光るあるいはOct3/4の発現がある凝集塊になったということなら成功した場合があるとしてもいいですよ。しかしそのような「小保方細胞」は発生学や再生医療にどのような意義があるのでしょ?

はい、当方は「小保方氏パートは達成していた」というネズミ氏や学とみ子の考えを否定しました。科学的な反論を、根拠を添えてどうぞ。

「ネズミ氏は、丹羽論文も、大事なところを押さえています。すなわち、小保方パートと、若山パートをしっかりわけて、論じています。」 ← 上記のように間違いです。分けてもいいですが、不正行為をした部分も小保方氏の責任です。

「(ネズミ動画は)再現実験では、小保方パートは達成していたと説明をしています。」 ← 相澤氏の検証実験や丹羽氏のレポートは小保方パート(初期化された細胞を作る)が達成できてないとしていますのでネズミ氏は理解できてないということです。学とみ子はしっかり読んだのでしょ?ネズミ氏を支持するの?

「理研を管理する政府は、STAP事件は、小保方氏に全責任があるという形で収束させました。ですから、いろいろな矛盾があるのです。」 ← どんな矛盾があるのかを書かず、あるあるというのは学とみ子のいつもの妄想表現です。矛盾とはなんでしょうかね?

「桂氏の説明も、突つくと科学的矛盾が出てくるのですが、記者にも突っつく気がなかったのですね」 ← どこに矛盾があるのか指摘しないで、「科学的矛盾が出てくる」とどうしていえるの?

「理研の裁定は、実験者の役割分担というものに焦点を当てていません。ほぼ、ブラックボックスにしました。」 ← 調査委員会の報告では「ブラックボックス」にしていません。上記のように若山氏担当はキメラ作成と幹細胞作成の部分だけで、ほかはすべて小保方氏が担当したのです。

学とみ子は丹羽氏論文の「The efficiency of aggregate formation was clearly higher for ATP-treated cells than for HCl-treated or non-treated cells, especially in the case of liver cells.」を引用して凝集塊ができたとしていますが、その前の文章:「However, although massive cell death was observed at two days after treatment, aggregate formation was rarely observed in any cell type (Fig. 1b). Occasional formation of aggregateswas also observed in the culture of non-treated cells, suggesting that low-pH treatment does not enhance the formation of cell aggregates. しかしながら(塩酸の場合は)処理後2日目に大量の細胞死が観察されたものの、凝集塊の形成はどの細胞タイプでもほとんど観察されなかった(図1b)。凝集塊の形成は、非処理細胞の培養でも時折観察されたことから、低pH処理によって凝集塊の形成が促進されることはないことが示唆された。」を無視するわけです。できたできないの議論は、1ケでもできたらできたとするとしてもいいのですが、検証実験ですからオリジナル論文同様かが問題で細胞凝集塊が後の実験に使えるほどの量がなければ意味がないのです。丹羽氏は塩酸ではrarely observedと表現していることからわかるように、再現できなかったのです。しかしATPを使った肝細胞の場合は凝集塊ができたとしているのです。ですからこれ以降肝細胞を使った解析をしているのですね。この丹羽氏のレポートは検証実験のように見えますが、肝細胞を使った解析というのは検証実験を逸脱しています。共著者なのでなんとかpositiveな結果を得たいとしたのがよくわかりますな。

「肝臓の細胞と、脾臓の細胞の実験をきちんと読み分けること。」 ← だから何故丹羽氏は肝細胞を使ったの?学とみ子の考えを言ってみ。

「ES並みのOct3/4発現があったとの記載です。」 ← といって丹羽氏のレポートのFig.3c を引用していますが Fig3a では塩酸あるいはATP処理7日後のQ-PCR解析では「using a total RNA sample prepared from all cells in the culture (Fig. 3a), indicating that extremely few or no cells expressing Oct3/4 were present.全体ではほとんどない」とあり個々の細胞塊で19%(5/27)発現がみられた、つまりOct3/4の発現は非常に少ないという表現ですね。

丹羽氏レポートの「As a result, we have concluded that the STAP phenomenon as described in the original studies is not reproducible.」を引用して「若山パートの責任が重いことを、ネズミ氏も、指摘しています。」と学とみ子が書くのですが、論理がわかりませんな。初期化された細胞を小保方氏が作れなかったという可能性が高い、つまりまともな材料もないのにキメラ作成を担当した若山氏の責任が重いといううのでしょうか?

「キメラを目的とした再現実験は成功しなかったとしているだけで、小保方パートは証明しています。」 ← ちがいます。小保方氏が初期化された細胞=STAP細胞を作れなかったのです。

酸性液に浸す方法について、この記事で学とみ子は当方が論文を読めてないと批判していますが、当方はすでに各種プロトコルを比較し「学とみ子は細胞を培養している液にATPあるいは塩酸を加えるのと、集めた細胞にあらかじめ酸性にした培養液液を加えるのとにどんな差があるというのでしょうか?」と質問しています。その答えが「酸浴の方法の違いが、細胞に与える影響の違いについて語れる人はいるのでしょうか?」なんだそうです。馬鹿そのものですね。学とみ子が遠心して集めた細胞に培養液を加え酸をたらすのと酸性にした培養液を注ぐのとに違いがあるといったのだから、どんな違いがあるのかと学とみ子に聞いているのだから、考えを答えたらいいでしょ。誰にもわからないのなら方法による違いがないというのを否定できないだろ。学とみ子の考えを言ってみな。

「ため息さんにも、学とみ子には答えが無いのは明らかです。いづれにしろ、酸浴手技が、違う方法であったら、話になりません。」 ← だったら方法の違いが原因という根拠はないということだろ。この馬鹿は科学的議論をしたことがないのですな。

学とみ子の表現「小保方氏の酸性液は、酸性液を作って漬ける方法ではない」「丹羽氏や、小保方氏の酸性液は、酸性液を作って漬ける方法ではない」 は日本語になってないという批判になんとも思わないのですかね?「酸性液は方法ではない」とは小学生でも書かない文章だというのがわからないの?

「つまり、世界の再現実験は、小保方氏の方法とは違っていたのです。」 ← 「小保方氏の方法」 を使った小保方氏自身の再現実験でも再現できなかったのです。

「論文に書いていなけりゃ、再現実験をする研究者は、著者の小保方氏に聞くべきでしょう。」 ← 聞いたところで関係者が複数のプロトコルを出すのですから、聞いてもしょうがないでしょ。いずれいしろ、できないのだからね。

「いづれにしろ、ネズミ氏の動画とそのコメントを読む限り、STAP細胞擁護論というのは、広く、世間の支持があることが、ため息ブログに分かったでしょう。」 ← 学とみ子と同様に、これだけ検証実験や調査の結果があるのに科学的素養のない理解できない輩がいっぱいいるということがわかりますな。みなさん騙されたことに気が付かない能天気な方ばかりなんですな。

「学とみ子だけが言っているという言い方は、今後のため息ブログはできなくなりました。」 ← 事故でES細胞が混入したといっているのは学とみ子だけです。ちがいますか?だれか同調している方がいるの?

「ため息さん、こんなことを言っていると、一般人にもバカにされますよ。」
学とみ子の指示代名詞は論理がないから「こんなこと」が何を指しているのかわからないのですが、その前に引用している当方の発言のどれかなわけですのでリストすると:
①どのプロトコルに従っても、本人を含め誰も再現できなかった ← 事実だ
②残されたサンプルは調べた限りすべてES細胞由来 ← 事実だ
③再現できなかった原因を、酸性液に漬ける方法が違うなどと探るのは無意味 ← 本人も再現できないのだからね
④本人が論文とおりの方法で作れない ← 事実だ
⑤学とみ子が問題にする意味がわからない ← 妄想だから
⑥酸漬けの方法を明確にして、どうして違いがあるのか、どうして再現するのにクリティカルなのかの説明をして頂戴 ← 要求だ
⑦学とみ子のSTAP細胞は論文の定義のSTAP細胞とは異なるから、学とみ子のSTAP細胞の定義も書け ← 要求だ
ですが、どれが一般人が馬鹿にする発言なんでしょね?

どこが重要な記載?

前記事のコメントが100件を超えていたのに気が付かず。あわててこの記事を立ち上げています。100件を目処にする理由は、コメントが多くてページを折り返す?(古いコメントを隠す)のがいやなだけです。100件もコメントがあるとスマホで読むのも大変です。

お題は例によって学とみ子の記事からです。

重要というキーワードで以下を記載するつもりですが、とりあえずコメントを投稿する場を作るために立ち上げったので記事そのものははつづくにします。

つづき

学とみ子は7月23日の記事で重要という単語を数回使っています。

① 最初はStress Test というGoodyear氏のNew Yorker の記事の一節を転載し、「この記述はレビューワーらの科学者たちが、STAP細胞論文を読んだ時、ES混入をすぐ疑う可能性が高いが、科学者たちはESねつ造などは、一般的には考えないという事実を示したものであるからです。」とこの記事の一節が重要であると理由を述べて記述しています。

この理由が妥当かどうかは別にして、「理由を述べて重要である」とするのは普通の記述ですが問題ありません。

② 次の重要は 辿り着いた先に さんという方が投稿した英文のコメントを「下記に重要な記載を書いていただきましたので、僭越ながら、こちらにもコピペさせていただきました。」と記載した部分です。ここでは何故重要なのかの説明はありません。

③ 3番目の「重要」は「実験の初期にインジェクション後の細胞の取り出しをやっていたのかどうかが重要なんです。」という記述にでてきます。この記述も何故重要なのかの説明はありません。

④ 4番目の「重要」は 辿り着いた先に さんの質問のどこが重要なのかという当方からの質問の答えで、「常識的で正当科学の説明が理解できないため息ブログレベルがよくわかるから、そうした意味で重要です。」という答えにあるものです。つまり2番目の「重要」の説明です。

⑤ 5,6番目はplus99%さんの評価の記述部分で「plusさんは自身が重要なことを考える、その重要なことを伝える」という記述ですから、重要だという理由は特に必要としない表現です。

①の最初の重要である理由を検討してみます。学とみ子はレビュアーがES細胞を使った捏造とは考えもしなかったということを査読者が言っているという一節だから重要だというわけです。意味がわかりませんな。査読者がES捏造などとの思いを馳せなかったのは、あたりまえで、査読者は捏造されたデータの論文はありえないというスタンスで査読するわけですから、幹細胞が選ばれたのかES細胞が事故で混入した結果じゃないのとするしかないです。データを捏造した論文であると査読者が判断できるわけがないです。したがってちっとも重要ではありません。投稿された論文の査読者が、仮に疑っていても、データは捏造だなどと言えるわけがないでしょ。

②の重要である理由は④で学とみ子が答えたわけですが、これは答えになってません。当方が反応する前からこの英文コメントは重要だと言ったわけで、当方がこの「重要」に関与する余地はありません。したがって最初に学とみ子が「重要」と発言したのは当方に関係のないことです。にも関わらず、④のように当方等のレベルがわかると後付の理由を述べる理由は、plus99%さんと当方がこの英文コメントは「胚の遺伝子異常感知能力」を説明するものではないとコメントしたからです。これに反論できないので④のような応答を示しただけです。「お前のかーちゃんデベソ」と同じです。つまり、この英文コメントが「胚の遺伝子意異常感知能力」を説明したものではないということに反論できないのです。きっと英文の意味がわからないからでしょう。

③の理由は全く明らかにしていません。若山氏が小保方持参STAP細胞をどのようにして幹細胞に転換したのか、胚に注入して取り出したことが重要であるわけがないのです。なぜなら若山氏はES細胞を操作したからです。細胞を注入して取り出したにしろ注入しないでACTHを含む培養液で培養したでもES細胞なんだから同様の結果が得られるでしょう。つまり若山氏の操作に重要な点はないのです。何故重要なんでしょうかね?

つまり学とみ子が「重要」というときは、重要ではないのに学とみ子だけが「重要」だと思っているだけの話です。理由もわからず自身の妄想に合致するかもしれないから「重要だ」というのが学とみ子の国語能力なんですな。

学とみ子の「差別化」

学とみ子はギボシムシの再生論文について、ギボシムシが再生するとき(論文著者等は)多能性幹細胞の増殖を否定しています。と言ったもので、そんなのは論文やプレスリリースのどこに書いてあるとコメント欄で突っ込まれ、答えに窮し、黙ってしまいました。都合が悪いから話をそらすために次の話題、トランプのことですかね、を探しているようです。

次のかっぱえびせんが出てくるまで間があるようなので、また前記事のコメントが100件にまだ達していませんが、間に関係のない記事を書いたので、新しい記事を、いつものように学とみ子の馬鹿な発言をとらえて立ち上げました。

学とみ子が日本語に不自由なのは周知のことですが、改めて指摘してみます。ろれつが回らないとかタイポは、個人ブログなのでまあしょうがないですが、科学的議論したいとするのに、未定義な単語を創作するとか使い方を間違えてメチャクチャな表現になることが多々あるわけで意味不明になり議論にならないわけです。

今回は学とみ子が「差別化」という単語を使うのですが、意味不明(*)なので、過去の差別化という単語の使用場面をピックアップしてみます。

差別とはデジタル大辞泉:1 一方を高く、一方を低く取り扱うこと。2 同類の他のものと違いを際立たせること。ですね。複数を比較する際、価値観を伴って区別するような表現なわけです。区別とは異なります。区別には価値観が伴いません。中学生でも理解できています。

*:plus99%さんのコメントため息のコメント

① 2020/03/11 「当時、STAP著者らは、MUSE細胞との差別化を考えていたのではないか?と、学とみ子は想像します。」
これはyap*ari*w*katt*na* さんから、論文に明確に「STAP細胞は既存の幹細胞を選んだのではない」と書いてあるのに、学とみ子が「その生体内の幹細胞を、人工的に選び出す方法は、数限りなくあって良い。STAP細胞は、可能性のひとつだ。」と言ったことに対して批判したことに対する反論?反応です。学とみ子が論文を読めなかったこと、批判にまともに反論していないことについては別にして、STAP細胞が既存のMUSE細胞と違う、もっと優れた点があるという意味で「差別化」といったのは日本語として問題ないです。今になって見ればSTAP細胞などなかったのですから優劣など議論できませんけどね。

② 2023/03/25 「桂報告書は、FES1と129/GFP ESは違うと示しています。FES1が混入したのでなく、129/GFP ESの混入です。両細胞は、由来元は共通ですが、NGS解析は違っています。理研の調査チームは、両者の差別化をする作業に頑張ったのです。単純な置き忘れ細胞が使われたわけでないと、理研調査チームは言いたかったのでしょう。」
両者とはFES1と129/GFP ESという2つの細胞株のことですね。129/GFP ESはFES1由来細胞です。桂調査委員会はどちらの細胞が混入したとはいっていません。FES1由来細胞が混入したとしています。継代培養を繰り返したので変異があって、解析したSTAP幹細胞はFES1より129/GFP ESに近いが129/GFP ESが混入したとは断定していません。「単純な置き忘れ細胞」とはFES1のことでしょうかね。FES1と129/GFP ESどちらが優れているのかということはありません。学とみ子は桂報告書は、混入ESは、129/GFP ESであると結論し、その細胞はFES1に由来するとしました。と言って桂調査委員会は混入した細胞株が129/GFP ESであるとしたとしていますが、報告書にはそのような記述はありません。学とみ子はFES1ではなく129/GFP ESが混入したと、2つの細胞株が違うということを「差別化」と表現したのですが、どちらが優れているかどうかはだれもわかりませんから、この「差別化」という単語の使い方は誤りで「区別」とすべきす。

③ 024/07/11 「AIが活躍する時代が来て、誰もが独学で専門知識を得てしまうようになります。ですから、ため息ブログは、自らが優れていると主張するためには、周りとの差別化に努力する必要があります。」
ため息ブログが学とみ子ブログより優れていることを示すために努力せよとの意味ですから、ここでの「差別化」との表現は正しいです。しかしながら既に当方のブログは学とみ子ブログに比べ科学的内容はまともなのが明らかですから、よけいなお世話で、さらに努力する必要はありませんけどね。

④ 2024/07/15 「学とみ子から、「plusさんは、差別化ができていない」と言われても、plusさんは、「何のこと?」となり、自分自身の状態がわからないのです。」
これはplus99%さんのコメントが資料に書かれていることと自分の意見とが混在して「区別」できないと主張したいときに使った例です。plus99%さんは自分のことがわからないのではなく、学とみ子の書いた「差別化」の意味がわからないと言ったのです。
「多能性遺伝子の発現が、自然発生時のイベントなのか?損傷修復時のイベントなのか、きちんと差別化すべきです。」これも発生と再生では違うと「区別」しろと言いたいときに「きちんと差別化すべき」と表現しています。もちろん発生と再生でどちらかに優劣があるわけではありませんから、使い方は間違いです。

つまり、学とみ子には差別と区別の違いが理解できていないわけです。ですから優劣を議論していないのに「差別化」と表現するので意味不明になるのですな。中学生以下ですね。

アルミ板に文字入れーその3(最終版)

結局以下のようにすることにした。決して既製品のようにはいかないが、機能的には問題ないのは当然として見てくれもそんなに悪くないからね。
その1その2
必要な物
① 文字、お絵描きソフト:左右反転できることが必須。プリンタで反転印刷できる場合もある。実寸で印刷できる方がいい。イラストレータを使っている。
② レーザープリンタ(インクジェット・プリンタしかないときはpdfにしてコンビニで印刷)。トナーを使った印刷が必須。最安値で2万円。インクジェットのインク代を考えると1年1回の年賀状しか印刷しないというのなら別だけど購入しても悪くない。家庭だったら最初のトナーだけで数年使える。
③ 印刷用紙:普通のコピー用紙に印刷するのでいい。再生紙でも構わない。以下、紙とする。
③ 除光液:ダイソー等で販売しているマニキュアの除光液、アセトンフリーがいい。
④ 透明なプラスチックシート:透明なクリアフォルダを切って1枚だけのシートにする。以下プラスチックシートとする。
⑤ プラスチック定規のような板:プラスチックシートの上からこすりつけるためのプラスチック板あるいは先端が鋭くないスムーズなプラスチック棒。インスタントレタリング用の棒(へら?)を使ったがなんでもいい。きっと割り箸だってかまわないでしょ。
⑥ アセトン:金属板の脱脂と失敗したときに拭き取るのに使う。通販で購入できる。必須ではないが、脱脂や失敗したトナーを取り除くのは除光液より早くできる。
⑦ ピンセット:除光液で濡れたコピー用紙をちょっとはがして転写具合をみるとき使う。先の細いのがベター。
⑧ ペーパータオルあるいはティッシュペーパー:余った除光液を取り除いたり、失敗したら取り除くのに使う。
⑨ 粘着力の弱いテープ:マスキングテープ。仮止めに使う。以下、単にテープとする。
⑩ ハサミ:印刷された紙はカッターで水平あるいは垂直に切ったあと、さらに余計な部分を切るのに使う。
⑪ スポイト:除光液を垂らすのに使う。除光液の容器から直接注ぐのはむずかしい。
⑫ 水性透明つやなしスプレー塗料:アサヒペン 水性多用途スプレーを使った。ラッカースプレーのようなトナーを溶かす塗料は使わない方がいい。

印刷したコピー用紙、マスキングテープ、除光液、アセトン、インスタントレタリング用のこすりつけるヘラ(オレンジ)、スポイト、ハサミ、クリアフォルダから切り取った透明プラスチックシート、転写先のアルミ板

普通のコピー用紙にレーザープリンタ(トナーを使うプリンタ)で文字を左右反転(イラストレータだったら垂直軸でリフレクト)して印刷する。転写は小さい面積で行う方が操作しやすい。文字や絵を切り取るとき、ハサミではなくカッターで切り口が文字の並びと同じ水平(あるいは垂直)であるように切る。裏から文字はほとんど見えないから位置決めに紙の切り口を指標にするからである。除光液を垂らすと透けて見えるようになるが、この時点での大きな位置決めは、コピー用紙が柔らかくなるのでうまくいかない。ほんの少しの位置調整しかできないからである。

転写先のアルミ板や銅板等は転写直前にアセトンで脱脂する。ペーパータオルとかティッシュペーパーにつけてしっかりこすって脂分を取り除く。直前に実施するのは、それまでに脱脂しておいても気が付かずに触ったりして脂分がついている可能性があるからである。この脱脂操作がきれいに転写できるかどうかのポイントである(こつの1/2)。脱脂のためのアセトンを飛ばしてから貼り付ける。アセトンと使うときは、自作機器のパネル1枚位なら換気にそれほど気を使わなくてもいいが、それでも換気のいい部屋で行うべきである。

アルミ板に印刷したトナーの付いた面をのせ、テープで仮止めする。
紙の上からアセトンフリーの除光液をたらすとコピー用紙が半透明になって文字が透けて見えるようになるから位置を確認し固定する。除光液を垂らしてから位置調節はできるだけ避ける、紙が柔らかくなって動かすのはむずかしいからである、ほんの少しだけ調節できるかも、と思って最初の位置決めだけで済むようにする。除光液の量は紙全体に液が回るくらいの液量でいい。多すぎても溢れるだけで役に立たない。

プラスチックシートを上に乗せ、押し付け、はみ出た除光液をティッシュペーパー等で除き、プラスチック定規様の板でまんべんなくなくこする。

1回こすりつけただけでは十分に転写されない。プラスチックシートだけ、紙がくっつかないようにピンセットをプラスチックシートの下に突っ込んで紙をおさえて、ずらすように剥がす。

紙は十分除光液で濡れているように見えるが、ここにさらに除光液をたらして、プラスチックシートを再度重ねてこすりつける。つまり2回行うわけだ。こすりつける面積が小さい(1文字だけとか)の場合はこれで十分だが、このサンプルのように比較的大きい面積(最後の図参照)のときは3回目が必要になることがある。ここが上手く転写するコツの2/2である。

プラスチックシートを取り、コピー用紙をピンセットでつまんで、ゆっくり剥がす。このときコピー用紙にトナーが残っているときは、紙をもどし、プラスチックシートを被せその部分だけ再度こすりつける。紙がずれる可能性が高いから、これはなるべくやらないほうがいい。ほんの少しなら構わないが、大幅にトナーが紙に残っている場合は最初からやり直す。転写されたトナーはアセトンを含んだペーパータオルで簡単にとり除ける。
この写真のように紙側にトナーがない状態になるよう何回も練習する。

溢れている除光液をティッシュペーパー等でこすらないようにして取り除き乾燥させる。2,3分もあればいいでしょ。
失敗したらアセトンを染み込ませたティッシュペーパー等でこすって取り除く、除光液で取り除くよりアセトンのほうがいい。転写する原稿を作るのは安価だから、失敗すると思って、1枚に必要以上の文字列を印刷するのがいい。こつがわかるまで何回もトライできる。

水性艶なし透明スプレーをスプレーする。乾くのに1時間。2,3回上塗りする。
できあがり。

よく見ると文字の黒はべったり黒でなく点々とトナーの転写されてないところがある。ほとんど気が付かないでしょ。

カラーにできるが、白文字はないから黒パネルに白文字はできない。

◯ 熱転写シート:アイロンで転写するのだが紙が透けて見えないので位置決めが面倒。除光液のほうがやりやすい。一部転写できないのが残るのは除光液と大差ないが、やり直しが除光液のほうが簡単である。。
◯ アセトン転写:できるがトナーの転写量が少なくて薄くなってだめ。アセトンは転写に失敗したときに取り除くのに使う。除光液より取り除くのが早い。転写される量が少ないのはアセトンがすぐに蒸発するためかもしれない。アセトンに消毒用の70%アルコールをまぜ、飛ぶのを遅くしたら(遅くなるのか?)いいのかもしれない。
◯ タトゥーシール:試していないが手間が多く、粘着シートに貼り付けるのが大変だ。
◯ インスタントレタリング:まだ市販されていて使えるだろうが1文字1文字こすりつけるのは大変だ。トナーの転写よりきれいになる。オリジナルの絵とかはできない。使う文字が同じなので特定の文字がなくなって新たにシートを購入しなければならないことがある。今回の除光液転写よりコストが高い。

ちなみに何年も前にインスタントレタリングで文字入れした機器がまだ働いている。そのパネルだ。


われながらよく作ったもんだ。下の写真はゲート時間をデジタルで自由に設定できて、そのゲートの間にカウントしたパルスの数を表示すると同時にDA変換してポリグラフ(ペンレコーダ)に描画するという、時代物のプラグインだ。window discriminator と合わせてニューロン等のスパイク数をカウントするのだ。いまやコンピュータでできるのだが、当時はそんなものはなかったから自作するしかなかったのだ。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.