親戚の集まる恒例新年会用ローストビーフです。焼き上がり直後のオーブンの中の写真です。
例年は2日なんですが、2日から仕事があるという方がいまして、元旦に集まることになりました。ですから今日31日に焼きました。ローストビーフは冷えないと切れないからね。
和牛で、1.8 kg なんと100 g 1,000円つまり税込み2万円の代物です。失敗するわけにいきません。しかし、STAP細胞研究と異なり、「再現性のある方法」で焼いていますので失敗はありません。レシピは毎回同じです。
前日夜から室温(17℃くらい)に放置し、塩を振り、粗挽きコショウをまんべんなくたっぷり振りかけます。200度に予熱したオーブンで約1時間。約というのはいつものように、この写真の右側から刺さっている熱電対温度計の先端が肉の中心部にあるように刺して、温度が40℃になるまでということなので約なのです。40℃に達したら、加熱を止めそのまま放置します。20〜30分後、肉の中心部は予熱で60℃になります。肉はタコ糸で縛ると、細長いままになりますが、この写真のように貼らないと丸く収縮します。つまり真ん中をスライスすると厚いものになるわけで、枚数で分けると不公平ということになりますが、そんなことを問題にする方はいません、何枚も食べられますからね。料理はローストビーフだけじゃないからね。