あっちの大学の生理学の実習は毎週ある。その度にレポートを提出させている。ともかくレポートが書けないからだ。半年以上経過したが、ようやく形になってきた。しかし、考察が書けないんだよね。これまで経験したことがなかったから当然なんだけど。
管理者が大学生のとき、考察を書くのが大変だったのを思い出す。しかし、当時は考察に自分の考えを書いてもなんの応答もなかった。管理者の卒業した大学では学科の定員がたったの20名だったんぞ。それでもレポートを提出しても忘れた頃にもどってきて赤字がはいっていることがなかった。当時の大学教員てのは、今から考えるとひどいもんだ。学生へのサービスなんていう概念がなかったからな。
昔に比べると、今の教員の負担は大変だ。少なくともあっちの大学では。100名を超える学生のレポートすべてに赤字を入れて評価しないといけない。しかも1週間以内に(と自分で決めているのであって、規則があるわけではない)。レポート提出締め切りが1週間後で、さらに1週間遅れて学生が評価を知るわけだ。2週間遅れるので、なかなか次のレポートに反映されない。
レポート1つに5分かけるとして、休み無しで8時間以上かかる。つまり丸1日必要なわけだ。丸々1日、レポート採点に費やすというのはかなりつらいことだ。1日で終わることがない。単純労働の8時間とはちがうからな。100通のレポートはそれぞれにユニークであるはずがない。どれとどれが同じかを調べればいいだろうが、そんな時間がない。コピペルナーなるソフトを使ってみるが、役にたたない。なぜかというと、考察に教科書引用として、教科書の記述をコピー・ペーストしているのが圧倒的に多いからなのだ。このソフトで検出すると教科書の引用部分がすべてひっかかりどれも類似度が高くなってしまう。その引用部分を除いて調べればいいのだろうが、どこが共通の引用部分かを調べていたら時間がかかってしょうがない。一人のレポートにコメントすると、同じ内容の別のレポートにも同じコメントを書かねばならない。これは非常につらいことだ。こっちは、またかよと思っても、個々の学生は同じコメントかどうかわからないからな。
学生に他の実習のレポートはどのように採点されて返ってくる?と聞いたら、「返ってこない」だって。うぅぅぅ!!! それもないよな。課題を課したら返事しないと。管理者はまじめすぎるのかなぁ。
こっちの大学でもレポートがめちゃめちゃだったので、レポートの書き方という文書を作成し、学生に配布したわけだ。学生がどこまで読んでいるかわからないけど。その効果はよくわからない。効果があったかどうかわからないうちに、転職し、もう担当していないからだ。現在も配布しているけれど、読んでいないだろうな。
あっちの大学でも同じ文書を学生に配布した。意味がなかった。絵がない、文字だらけだ、学生は読みこなせない、ということが、半年かかってわかったわけだ。
ある出版社から、漫画生理学に類する本の執筆依頼がきた、もう1年半前の話だ。当時は、時間に余裕があると思え、半年で脱稿と思ったので応じたのだが、その直後、学系長をやらされ、さらに転職と、めちゃめちゃに忙しくなり、校了したのがつい先日。編集者とのやりとりで、最初に起こした原稿はどんどんボツになった。編集者がどんどん書き換えちゃうのだ。なぜかというと文章が多い、むずかしいからだ。ものすごくいやだったのだが、あっちの大学で教鞭を取ってみるとよくわかるようになった。しかし、レベルを下げたくないよね。このブログだって絵とか写真がないと誰も読まないだろうな。
こんなことを書いてないで、さっさとレポート採点にかかるべきだ。まだ20名分くらいしか終わってない(月曜日朝、現在)。すぐあきちゃうんだよね。で、考えることは、共通の間違いの指摘、コメントを文書にして渡すことなんだけど、その文書を書くのにも時間がかかる。なにが共通の問題であるかを抽出するためには全部のレポートを読まないといけない。とほほ…… しかし午前中の頭がまだ正常な時間をレポート採点に費やしたくないんだよね。
あぅあぅ 定期停電から回復が順調だったことがない。
10月の第3週末は大学の電源の定期点検のため停電だ。毎年、苦労する。なんだか毎回うまくすべてが再起動できないんだよね。
今年は、サーバ本体を学情に移動し、この電源は学情の方で管理されるから問題はないはず…..ま、毎年問題ないはず、が問題が生じるんだよね。
今回は、サーバ本体が学情にあるから、こちらで面倒をみるのはローカルな設備だけ。サーバ本体は電源が維持されるし、基幹のネットワークも維持されるはず。したがってVLANを作っている都合上、電算機室のスイッチの電源さえ確保できるのだったら、学外からメールの送受信はできるはず。ということで、土曜日の朝の停電時に仮説電源から電源をひっぱってきて、電算機室のスイッチに電源を供給した。学外からアクセスしてメールの送受信できた。夕方5時過ぎに電源が回復するので、回復したらスイッチの電源を本来の電源にもどした。土曜日、夜医学内からネットワークが利用可能になった。日曜日、朝、再び停電になるので、また仮設電源から電源を供給した。で、夕方5時過ぎ、電源が回復したとき、本来の電源に戻した。これで、土曜日と日曜日の日中は学外からのみアクセス可能、土曜の夜から日曜の朝は通常通り医学内から利用可能、日曜日午後5時過ぎから、通常通り利用可能となった。日曜日、夕方、電源を本来の供給源に接続し、mikeのネットワークが問題ないことを確認して帰宅。医学内のネットワークはチェックしなかった。問題ないだろということだからな。あとから、考えると、かりにこのときチェックしても問題は発見されなかった。
月曜日、朝、きて、mikeの配下のネットワークが動くので、のんびりと、あっちの大学の実習書をつくっていたら、基盤室職員がきて、ネットがつながらないという。うぅぅぅぅ。
調べたら、学情が設置したスイッチがいまいち動作確認がとれていないとのこと。そのせいかも…..学情の職員がきて、設定を直して、スイッチ類は問題なくなった。しかし、医学内からネットに接続できない状況は変わらない。ip address が取得できないのだ。
というわけApresiaがこけたか、ルータ(RTX3000)がこけたかだ。ある利用者から、日曜日の朝4時半まで利用できていたとの連絡があった。したがって、停電からの回復操作は正常に行われ、ネットは動いていたことになる。朝4時半から7時半までの3時間になにかが起こったことになる。
ここから先は、わからないので、本年度から委託した業者の出番だ。来てもらって調べたが、なかなか原因がわからない。ping を送るのだが、その返信時間が一定でない。どっかのサブネットが過大なパケットを送り出している可能性がある。昔、電源が回復したとき、サージでパソコンのNICが壊れ、めちゃくちゃなパケットを出し続けたことがあって、これがトラブルの原因だったことがあった。
というわけで、末端のネットワーク機器またはパソコンがめちゃくちゃにパケットを飛ばしているのではないかと疑った。サブネットのケーブルを抜き差ししたが、状況が変わるようで変わらない。ルータApresiaのスイッチを再起動するとほんの数分間だけ問題なくなる。しかし、数分経つと機能しなくなる。ウイルス感染したPCはネットが遮断されると動作をやめ、しばらくおとなしいが、ネットの接続が確認されると、パケットを出すやつがいる。古いタイプのウイルスね。今のは、ユーザがわからないようにパケットをだすのだ。だから末端のPCまたはネットワーク機器がおかしいのではと疑ったのが敗因だった。時間ばかりかかり、どのサブネットが接続すると、ネットが落ちるのか、わからない。
業者の人がようやく、ルータにコマンドを送るとルータがフリーズすることを発見。ルータ予備機に交換。しかし改善されない。予備機のアップデートができてなかった。アップデートしようやく解決。
ルータがこけたのだ。ルータがこけた原因は不明。停電は直接の原因ではなさそうだ。電源をもとに戻して8時間以上正常に動作したから。しかし、負荷が少なかったので動作していたのかもしれない。
というわけで、こけたルータは廃棄にし、予備機で運用。新しいルータを購入することとした。
あー、くたびれた。午後2時半までかかった。
追記
翌日、寝過ごした。あっちの大学へ行くのが遅くなった。くたびれていたからな。
こっちとあっちの比較その2
台風15号が関東直撃の様子。
こっちでは10時3分にメーリングリストで午後の授業は一斉休講にせよとの連絡
あっちでは昼休みの12時30分頃、館内放送で午後は一斉休講の連絡。
あっちが遅い。2時限目と昼休みを挟んだ3時限目は実習なのだ。だから実習が半分で中止。2時限が始まる前に決定してほしかった。
振替の日時を決めて再度実習を行わねばならない。
外は、雨風がはげしくなってきた。問題は駐車場まで、傘がないことだ。
こっちでは実験室に学生などが置いて行った/捨てて行ったコンビニ傘が何本か常にあるのだが、あっちにはそんなのがない。傘をもってこなかった。あーあ、どうしよう。びしょぬれになるな。あっちはこういう余裕がないんだよね。
こっちとあっちの比較
管理者は朝が早い。こっちに居るときは、朝食を食べて、新聞受けから新聞を取って大学に出勤する。大学でコーヒーを飲みながら新聞を読むということにしているわけだ。勤務時間開始より早い時間だから文句を言うな。しかし、忙しいときは新聞を読むことなどできず、机の上に放置していると、毎日来る某女性職員あるいは某女性准教授がまず最初に読む訳だ。ときどき持参しないと両者とも「新聞は!!」と文句を言う。
ま、これとは別に、催すとトイレに持参して読むことがある。朝だからな。
あっちに居るときは、朝食のあと、コンビニによって新聞を買って大学に出勤する。ここでもコーヒーを飲みながら新聞を読むことになる。あっちでは部屋に入って新聞を要求する女性なんかいない。こっちとおなじように催すとトイレに新聞を持って出かける。
こっちの学系棟のオフィス棟のトイレは、何年か前、再構築され、ヒトがいるときに照明が自動点灯するようになっている。あっちの大学も同様の自動点灯トイレがある。こっちのトイレで新聞を読んでいると時間がくると照明がきえちゃう。個室にヒトがいるかどうかを検出していない。通路にヒトがいることを検知しているようだ。センサーと思える部分の角度を個室に向けたがだめだ。じっとしているからかもしれないので、動いてみるがだめだ。新聞を読めなくなる。しかしあっちのトイレはそういうことがない。新聞をゆっくり読む時間がある。センサーが個室のヒトを検知しているのか、それとも点灯時間を長く設定してあるのかはわからない。
つまり、あっちのほうがトイレで新聞を読む余裕をあたえているのに、筑波の医学は新聞を読むなんてもってのほかなのだ。ゆったりしたほうが当然好きだ。
, (ドット)が続いていは行けない…..
au とか docomo が許していた/いるメアドで「@の前の文字列にドットが連続してあってはいけない、@の直前にドットがあってはならない」(SHOULD NOT)というRFC規則に引っかかるメアドを許している件である。auもdocomoも新規に作るメアドではRFCに準拠したものでないと許可しないようになったが、以前に作成したメアドはそのまま使っていいことになっている。
多くのパソコンで使うメールソフトはRFC規則に沿っていないメアドをはじくようになっているので、途中のSMTPサーバや最終的に受信するauとかdocomo のサーバが受け付けていても、メールを送ることができない。メールソフトはアドレスの入力間違いとしてはじいてしまうのだ。
しかし、RFC2821の2.3.10 では@前の文字列であるloca-part の意味の解釈および割り当ては、そのアドレスのドメイン部で指定されているホストによってのみ行われなければならない(MUST)。とあるのでau とかdocomoの勝手であってなんら問題はないはずである。
RFCのどこに、上記のような規則が書いてあるのか、調べてみるが、よくわからない。
結論からいうとメールアドレスの書式というページに書いてあることのようだ。
このページの最後に個人的な雑感というのがあって、この感想に賛成だ。RFCの文書のどこにこのような規則があるのかよくわからない。
メールソフトで、この規則にのっとっていないメアドを ” ” でくくって送ると届くはず。” ”内は文字列として文法上の記号等があっても無視できるからである。
事実、Thunderbird でこのようなメアドから来たメールのヘッダーを見ると、
From: “xxxxxx..yyyyy”@ezweb.ne.jp とFrom欄を解釈し、 ” ” でくくっていて、単純に返信すると
To: xxxxxx..yyyyy@ezweb.ne.jp
に送信している。問題なく送受信できている。Outlook なんかはだめなようだ。
mailman もだめなようで、このようなメアドを登録すると、さきに書いたように届かない。
mailman では登録すらできない。” “でくくると登録ができるが、どうやらとどかないようだ。送信エラーもこない。送られたのだがau とか docomo が捨てちゃうのだろうか?届かないと学生は言うがとどいているのかもしれない。もし捨てちゃうようだったらauやdocomoはものすごくたちが悪いことになる。
パソコンからThunderbirdで
“xxxxxx..yyyyy”@ezweb.ne.jp あるいは
xxxxxx..yyyyy@ezweb.ne.jp で送付すると届く。ということはauは” “をちゃんと解釈してくれているようだ。
しかしmailmanからだと
“xxxxxx..yyyyy”@ezweb.ne.jp は登録できるが、届かない。
xxxxxx..yyyyy@ezweb.ne.jp は登録ができない。
mailmanの設定かな? ちがったPostfix のせいだ。ためしたのはハイフンで始まるメアドだったからだ。
http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/jhtml/postconf.5.html#allow_min_user によると;
allow_min_user (デフォルト: no)
受信者アドレスが最初の文字として `-‘ を持つことを許可します。コマンドラインでEメールアドレスを渡すソフトウェアでの事故を避けるため、デフォルトではこれを認めません。そのようなソフトウェアは悪意のあるアドレスと正しいコマンドラインオプションを区別できないでしょう。これは “–” オプションターミネータをコマンドラインに入れることで防げますが、一貫して全体に強制するのは困難です。
で、デフォルトの設定だからだ。
mike (MacOSX)の場合、しかしながら
/etc/postfix/main.cf にallow_min_user の記述がない。
携帯メールアドレスの削除
au とか docomo は携帯メールアドレスのユーザ名の文字列に . (period/ドット)を連続してもいいとか、@の前につけてもいいとかにしてあった。最近は禁じているようだが。
しかし、以前からのユーザのユーザ名がRFCの規則に接触していてもそのまま許している。こういうアカウントに対してはメールが送付できない。
管理者が担当している卒研の学生への連絡を行うため、メーリングリストを立ち上げた。学生にメールアドレスをよこせといったら、まず送ってきたアドレスはすべて携帯のメアド。一括して登録してしまった。
メールを送ってから、特定の学生にとどかないことが判明した。そのメアドを見たら . が2つ連続している。使えないのだからメーリングリストから削除しようと思って、mailman の管理画面から削除しようとしたが、削除できない。

この退会のチェックボックスをチェックして変更を送信しても消去されないのだ。何故かはわからん。メールでリストの一覧を取得しても残っている。ちゃんとしたアドレスの場合、このチェックボックスで削除できる。
あまりつかわないのだが、リストに登録しているメアドを得るのは;
リストに登録してあるメールアドレスとメモ欄に記入した情報が書いたメールが返ってくる。ここに記載されたままなのだ。
悩んでいたのだ。
まとめて退会 というのがあるのに気がついた。まとめなくても1つだけでもできるかな?とおもって退会メアドのリストに1行だけ、該当アドレスを記入して、変更を送信したら消えてくれた。へんなの。
しかし、au とか docomo は規則に従わないメアドは使えないようにしてくれよな。携帯のメールを使うのは若者で、めちゃめちゃなアドレスを使うんだから。happyponpon とかchunkなんちゃら、fight_the_future とか pride_before_crushとかかふざけた名前が多いからな。
SquirrelMail で引用部分が文字化け
医学のサーバのWebメールであるsquirrel mail で、届いたメールに対して転送あるいは返信を選択すると引用部分が文字化けする。
SquirrelMail バージョン 1.4.21だ。どうやら文字コードが明示されていないときに生じ易い。つまりサーバからのレポートとかで生じ易いようだが、一般のメールでも起こるらしい。しつけの悪いメールソフトからなのだろうか。
例えばNASのレポートのような場合だ。
############
バックアップログ報告
バックアップタスク1を開始しました。
[TeraStation PRO情報]
TeraStation PRO名称: T-STATION21 (TS-HTGL/R5)
時刻: 2011/08/25 03:00:02
設定画面: http://192.168.100.5/
############
というメールに返信しようとすると
############
> ????????????????????
> ??????????????????1????????????????
> ????????????????: ????????
> [TeraStation PRO????]
> TeraStation PRO????: T-STATION21 (TS-HTGL/R5)
> ????: 2011/08/25 03:01:15
> ????????: http://192.168.100.5/
############
となるわけだ。
squirrelmailの設定オプションに
$lossy_encoding = true;
があって、マニュアルによると
SquirrelMail supports the $lossy_encoding option since 1.4.4 and 1.5.1,
which allows charset conversions when the output charset does not
support all symbols used in the original email charset.
とあり、これを読む限りはtrueにした方がよさそうに見えるのが、ど
うも日本語文字コード間の変換と相性が悪いようで、こちらを”false”にすると文字化けが解消する。
と、本年度から委託した業者から連絡があった。
mike (MacOSXServer)の場合
/etc/squirrelmail/config に
config.php があってこの28行目に
$lossy_encoding = false;
となっている。デフォルトでfalseになっていた。なぜkibanではtrue になっていたのかはわからない。
BOSE QC15
BOSE QuietComfort 15 ノイズキャンセリング・ヘッドホン (スタンダードオーディオケーブルおよびApple製品専用マイク/リモコン付きオーディオケーブル付属) ¥ 39,900。

というのを、ベトナムに行く当日購入した。当日の朝、こういうのがあると教えられ、空港のDuty Free Shop で衝動買いしたのだ。¥ 38,000。
飛行機の中では効果抜群。アテンダントがマイクをもって喋るときのマイクに息があたって生じる音は、普通、周囲の音がうるさくて聞こえないが、このヘッドフォンをつかうと、いやに気になるほど聞こえる。
機内に流している映画や落語は、前の乗客が設定した音量レベルで聞いたらうるさくてたまらん。周りが静かになるので音量レベルをずっと下げてもよく聞こえる。
4万円とは高いが、それだけの効果はある。アマゾンで直輸入らしいものでも¥ 32,000位。中古でも同じ位の価格だ。
何時間も飛行機に乗るにはおすすめだ。機内はエンジン音がうるさいからな。
普通の室内でも空調の風切り音のような定常音はきれいに消えてくれる。ヘッドフォンとして使う必要はなく耳栓代わりになる。耳栓とちがい、すべての音を消すわけではなく、非定常的な音は聞こえるから便利だ。
定常音をサンプリングし位相を反転して出力することでキャンセルするのだろう。ステレオの左右の音のどっちかの位相を反転し、加えると、中央のボーカルがキャンセルされカラオケになるのと基本的には同じなんだろうな。単四電池1本で動くのだからたいしたもんだ。
ベトナム
また来たベトナム。
今回も2日だけ。今回は入試の手伝いをしただけ。こちらの現地採用の秘書にページの作成方法を教えただけ。作成方法といっても、すでに構成されているページのマイナーな変更だけだ。新しく作成する方法を教えるのは短時間で無理だ。
で、今日の午後、某N教授とともに、ベンタン市場へ繰り出した。どうしてもシャツを買うという。で購入したシャツがこれだ。

どう考えても趣味がいいシャツとは思えない。でも買え買えといって2着を。おそろいだ。1着250,000VDON。桁数からいってすごい値段だけど円高で1,000円だ。一度洗ったらだめになっちゃうかもね。しかしN教授とおそろいかよ。そんな趣味はないぞ。
夏休みその3
夏休みなのに、原稿を書いて休みをつぶしてしまった。出版社からせっつかれていたのをようやく終えたのだ。まとまって時間がないと書けない。1章書くのに半日はかかる。いいかげんな文章でもだ。なさけない。
というわけで、時間ができたので つたや に行って3DDVDがないか探してみた。どこにもない。店員にきいたら2種類しかなかった。トロンとかいうので、これはすべて貸し出し中。もう1本はアニメ。エロDVDでもいいやと思ったがそれもない。というわけであきらめた。(追記:夜、飲みにいこうと、こっちの大学の管理者の雇用の責任者とその奥様と指導している大学院学生と、管理者の元というか現部下と飲み屋で集合ということになった。自宅から歩いて飲み屋に行く途中、xx書店というのがあって中古のDVD、CD、コミック本を売っている店があるので寄ってみた。ほしいDVDがあるわけがないと思ったが時間があったので寄ってみることにしたのだ。当然3DDVDなんかなかった。あるのはエロDVD、エロ漫画ばかり。客はいかにもオタクという雰囲気の若者ばかりだった。こんな店に出入りしたのが見つかったらやばいなという感じである)
先日の我が家での納涼会で3DのバイオハザードIVを皆で見たが(といっても眼鏡が3つしかないから交代だったけど)だれも感激しない。
そこで、大学に来て、あっちの大学の卒研のための装置作り。あっちの大学は実験室がない。研究室とはオフィスのことだ。実験設備も工作室もない。それでも5名の卒研生を引き受けないといけない。何名引き受けるか?などという問い合わせはなかった。突然、卒研に決まりましたと学生がきたわけだ。割り振りの担当者が、一応学生の希望を聞いて配分するのだが、学生が管理者を指名するわけがない。現在3年次の学生だから、管理者が教えたことのない学生だ。振り分けられた学生だって、管理者のことを知らないんだから、なにを研究することになるのかわからないわけだ。
実験設備がないから、実習装置を使うしかないことになる。実習装置は当然のことながら実習に特化しているので、研究に使うためには工夫がいる。というわけで、実習装置を使い、なおかつ何かおもしろそうなテーマを決める必要がある。予算は卒研生1名につき2万円、合計10万円。要するに、アイデアだけだ。実験動物は使えない。設備がないし動物を購入する金もない。学生同士が実験者、被験者となるしかないのだ。
アイデアと、どのようなインターフェースがあればいいかはすぐ頭に浮かぶが、インターフェースを注文できるわけがない。特注したら、あるいは既製品でも数十万円かかるだろう。
というわけで、こっちの大学にもポジションがあることを利用して、工作室で、工作室が夏休みになる前の先週、工作を行い、週末と月、火に原稿を書いて、今日は工作するためにこっちの大学にいるわけだ。あっちの大学で注文した部品をもってくればよかった。こっちにある部品だけで組み立てている。なにを? なに、反応時間を測定する機器だ。9つのランダムに点灯するスイッチがあって、点灯してから押すまでの時間を測定するのだ。
VBAを使ってマウスボタンの代わりのスイッチを作成し、マウスのUSBインターフェースを使ってパソコンで測定する方法がある。1 msec単位で測定できそうだ。が、プログラミングなんかもう20年以上やってない。VBAを勉強しないといけない。
30年くらい前、日本光電からATAC450 という機械を購入した。BASICでプログラムできる当時としては最先端の機器だ。これで実験データの解析、表示させたわけだ。この機器を作って作成したプログラムはインベーダーゲームだった。キーボードの左右の矢印でインベーダーを撃ち落とす大砲の位置を決め、スペースキーをたたくと砲弾が出るのだ。インベーダーは画面の上からランダムに現れ、下に降りてくるというものだ。ものすごく遅くて(当然だなBASICだからな)、なおかつ、プログラム領域をすべて食いつぶしてしまったのだ。それでもBASICの勉強にはなった。もちろん、まともな生理学の解析ソフトも作ったのだ。FFTだってできたのだ。
それからプログラミングなんかやってない。10年くらい前に購入したプログラムで解析する装置は、ちょっとプログラムを作って、あとは学生にやらせたのでほとんどやってないのに等しい。なのでVBAでプログラムができるかどうかわからないので、とりあえずは既存のユニバーサル・カウンタで測定することにする。そのための装置を作成しているのだ。
趣味がないというのも、なさけない。後何年かで定年(もうすでに、こっちの大学では定年だが)になって、職場がなくなったらどうするんだろ?皆は飲食店を開けというが、経営の才覚は多分ない。やったことがないからな。どっかに修行にいかないとできない。体力だってないしな。飲食店は場所できまるから、儲からなくても損をしないような店を作るためにでも資金がいる。退職金をつぎ込む勇気はないよ。銀行だって貸してくれないさ。