賛成

あちらの一流の研究者を嫌っているところがあるけれど、そして向こうも嫌っているだろうけれど、管理者はあちらの全ての意見に異議唱えているわけではない。最近のあの方の発言

121. ブログ管理人 2016年10月04日 08:51
略
今、ノーベル賞が日本からたくさん出ている理由の一つは、「バラマキ」と言われた研究費分配法時代に行われていた研究です。「選択と集中」による現在の方式を続けていけば、10〜20年後にはノーベル賞は出なくなるでしょう。

という考えには賛成します。こういうことを発言していただけるといいのですが、正直言って結論ありきブログの「レベルが低いと考えるのが最も妥当」についてのコメントはもう辟易としています。
最近は、法人化された国立大学のいわゆる基本校費とかいわれる、文科省から配分された経費のうち各教員に無条件でばらまかれる経費はどうやら教授でも数十万円以下のようですね。かつては、教室運営費となる経費は教授、助教授(准教授)、講師、複数助手(助教)という1講座に割り当てられた経費は合計300万円くらいあったのでは?
数十万円だと、科研費では支払えない事務経費、共同機器の負担分などを支払うとおしまいになっちゃう。多様性を維持するのならバラマキかもしれないが、最低の研究ができる経費を分配すべきだと思います。そのときの風潮で集中配分してもいいですけど、その他大勢も研究できるようにしないと、それこそユニークな研究がでてこないと思うところです。

グラフの捏造

例のNature論文の細胞増殖曲線のグラフ、筆頭著者は捏造と判定されて異議を申し出なかったので、桂委員会の判定が最終決定だと思っていたのだが、阿塁未央児という方が、グラフのプロットのx方向の間隔(時間)が一定でないというのと、筆頭著者の桂委員会での正確に3日毎ではなく、できるときにやったとかいう供述に一致しているのでは?と言い出した。つまり実測値からプロットしたのでは?というわけだ。ツイッターの記事なので意味がわからないところがある。もしプロットが下記の指摘のようにコピペだったらx軸方向の間隔を細かく見ても意味がない。逆にx軸方向の間隔が一定でないのはコピペというかマークをマニュアルで適当な位置に置いた証拠なんだろ。エクセルの表の横軸を時間単位で入力したとは思えない。日の単位だろ?だったら等間隔あるいは一定の比になるだろうな。
阿塁未央児さんの考えに対して「結論ありき」のブログの管理者の一人の方がコピペだと指摘している。プロットのマーク(丸)が大きいと隣のマークと重なる。この場合、普通グラフ作成ソフトでは表示は後から(この場合x値の大きい)のマークが上に重なるように表記されるが、そうなってない、重なり具体が一定でない、つまりグラフにはコピペしたプロットがあるのではと、このグラフが捏造されたことを指摘している。
一方、本ブログの管理人は最初にグラフを見た時、おかしいと思った点は、120 日間なのに45 回、つまり平均2.6 日毎に測定していることと
20161003graph
ES細胞とSTAP幹細胞は同じ回数測定しているのだが、図でわかるように順番の該当するプロットを結ぶ赤い線の傾きが、最後になって急に大きくなるように変化していることだった。
確か、ES細胞とSTAP幹細胞のプロットが縦に並んでないというのが疑問であるというのが最初の疑惑の指摘だったが、これは、同一日時に測定したのでなければ説明ができる。例えば1回目の測定が3日後と4日後と異なり、2回目以降どちらも3日毎だったら、プロットは縦に並ばず一定のズレのままのグラフになるだろう。ES細胞とSTAP幹細胞それぞれの縦軸の変化が同じようだったら、この赤線の傾きはの変化は最初から一定の傾向になるだろう。この場合ES細胞の増殖率が少し大きいので、赤線の傾きは次第に大きくなっていくだろう。しかし図では、最後の数回だけ傾きが急に大きくなっている。ES幹細胞の増殖スピードが最後の数回のみ急に増加した(STAP幹細胞の増殖が急に低下した)ということになる。これはありえないでしょ。増殖スピードが変化したのなら、グラフの途中とかでもあってしかるべきでしょ。
一番考えられるのは、STAP幹細胞のマーク幾つかを何回かコピペしたら、最後の数点が枠からはみ出し(120日を越えちゃう)ので、これを少しずつ左にずらしたから でしょ。同じ回数測定されてなければならないと思っているからね。ES細胞とSTAP幹細胞でカウント日時数が同じでないといけないということはないからね。むしろ増殖率が異なるだろうから、120日と限定したら、コンフルエントになるたびに入れ替えるのだったら測定数が異なってしかるべきだ(正しいかな?増殖する細胞数をカウントしたことがないからわからない)。
そもそも120/45=2.6 … というのがありえないので、なんで捏造するにしても3日毎なんだから40点のプロットにしないんだろ?
この方については、普通、捏造するならわからないようにこうやるだろという推測が通用しないからな。図でマークをコピペしたり、位置をずらしたりするより、表の数値を変えるほうが捏造は楽なのにね。
ちなみにエクセルでは、後からセルの数値を変更しても、マークの重なり順番は変更されない。マークの重なりはxの値が大きい方が前面に来なければないらないという規則はどこにもない。逆だって可だ。ただし、表からグラフを作るソフトでは、その関係は一定で、セルの数値を変えたらそのマークが最前面にでてくるなどというのはないだろうな。イラレにかぎらず絵お絵かきソフトでは普通コピペすると重なり具合はコピペの順になる。あとから貼り付けたのが前面に来る。
測定した記録がない、これはハーバードではなく理研での実験だから実験ノートがないという言い訳は通用しない。せめてエクセルの表でもあればいいのに、これもなかったんでしょうね。エクセルの表で数値をいじってグラフを作成したら「結論ありき」さんの指摘はなかっただろうね。出張で測定できない時があったはずという指摘にも、測定記録がないから答えられないのも当然と思われるよね。でも図の Legendには8例あると書いてあるよ。「あの日」にはこのグラフの件について何も書いてないのは何故?愛読者のryobuさんだったら答えてくれるかな?

研究倫理eラーニングコース

あの「あの日」の著者が大々的にやってくれたこともあったし、世界変動展望さんや白楽ロックビルさんとかが大量の不正行為を暴いているし、この記事を書いている時点では東大医学部のセンセも疑われていることもあるし、研究倫理は改めて教育しないといけないということになり、あっちの大学では、全員が研究倫理eラーニングコースを受講しなければいけないことになった。パスワード等を含んだ案内メールが9月の30日に来て、10月中に修了書を得る必要がある。テキストは122ページ、ポイント確認集は19ページで、
20161003e-learningetjics
これらを読めばいいのだが、正直いって読みたくないよね。で、そんなのは読まず実施したのだ。ページが指示する通り行うと1時間半位かかる。確実に読ませるために、次のページ、次の吹き出しがでるのに時間をおいているからだ。設問は、一発で正解しないとまずいような基本的な問題だ。この設問は当然として、例えば、応用問題とかして、もっと微妙な例、判定が白黒どちらもあり得るような例などをあげたら、興味を引いてよかったのではないだろうか。吹き出し内の文書の句読点が  , (カンマ)と  。(句点)の組み合わせなんだよね。違和感があったよ。
修了証書は大学当局に届けるのかしらん?それとも、大学単位で申し込んでいるので、大学の管理者は成績(一発で回答できたか)と修了をモニターしているんだろうか?
このコースを修了した後、担当副学長に、うちの大学はこの点が不備じゃないの?とメールしたけどどうなるだろ。
[ 追記 ]午後に、副学長から対処するとのメールがきた。小さい大学は、コミュニケーションがいい。しかし、実行速度は大学の大きさと関係ない。

イワシ・アジ・サバ・サンマ

噂の東京マガジンというTBSのTV番組に「やってTRY!」というコーナーがある。二十歳前後の女の子に料理に挑戦させるのだ。想像に難くないが、アジのたたきなんかを作らせると悲惨なことになり、これをあっきれ返って笑うジジイ共がいるという番組だ。「落とし蓋」といったら、鍋蓋を床に落としたなんていうエピソードがあるような番組なのだ。
日曜の昼間の昼食後の番組で、管理人もジジイだから見て笑うことになる。管理人は商売上、ハタチ前後の女性がいる職場に勤務しているし、彼女らの行動を見ているので、この番組がやらせだとは思えないわけだ。
さっき、食料の買い出しにスーパーに行ったのだ。スーパーの生鮮食品は大抵プラスチックの皿に盛ってラップで覆って品名とバーコードのラベルが貼ってあるのだが、中には単品の魚が氷水の中に泳いでいて、これをポリ袋に入れてレジに持っていくことになっているのもある。この場合、袋にはラベルがないから、レジの女性が、何であるかを判断して、レジの該当ボタン(ボタンに絵がついている)を押すことになる。
今日のレジの女の子は、管理者が持ってきたポリ袋の中の魚を見て、アジですか?サンマですか?と聞いてきたよ。今日は鮮魚コーナーでアジとサンマが氷の中に泳いでいたからね。
いわゆる青魚を区別できないのは、経験ないからしょうがないよね。切り身の魚が海で泳いでいると思うより、ましだよな。

ゴニオメータその2

電子ゴニオメータのプロトタイプその2だ。その1と何ら変わりないが、実際に配線して測定してみた。

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左の赤い定規が右上腕に右の青いアルミ定規を右前腕に、それぞれ2本のマジックテープで取り付ける。可変抵抗器(ポテンシオメータ)の軸と肘関節の回転軸をおおよそ一致させる。正確に一致させる努力は無用だ。そのうちずれちゃうからな。屈曲伸展運動が妨げられなければいい。
そんでPowerLabで筋電図とともに記録した結果だ。

20160927electrogoniometer

上から上腕二頭筋(屈筋)の筋電図、その積分波形、上腕三頭筋の筋電図(伸筋)とその積分波形、そして、一番下がこの電子ゴニオメータの出力だ。上向きが屈曲、下向きが伸展方向だ。上腕を垂直(鉛直)に垂れ下げて、肘を前腕が水平になるまで屈曲・伸展を繰り返した場合で、初め、ゆっくり次いで早く繰り返したときの結果だ。拮抗筋が逆位相に活動しているのが分かる。ゆっくり屈曲したとき伸筋である上腕三頭筋は屈曲開始時にも小さく活動している(上腕二頭筋と同相)のがわかる。
ゴニオメータが、肘関節が伸展したとき0度になるようにゴニオメータを固定するのがいいのだが、肘関節の回転軸と、ゴニオメータの回転軸を一致させるのは難しい。軸が一致していないから測定値は必ずしも関節角度の値と一致しない。この程度で屈曲・伸展の開始時がわかればいいでしょ。
関節角度を正確に出力するわけじゃないのでゴニオメータというよりポジションセンサーに近いね。
上腕を水平に保持して、屈曲伸展を行ったときは様相が異なる。学生さんは、どうしてか?なんて考えてくれるかな?
[ 追記 ] 2016.10.18
腕に取り付けた写真だ。上腕二頭筋と上腕三頭筋の筋電図の電極は、ノリの付いたディスポ電極なのだが、これが運動で剥がれかけたりするので、伸び縮みする包帯で覆うのだ。

新しいことにチャレンジ

一流のアッチの方とちがい、当方はB級あるいはC級ですが、

「お行儀」良く振る舞い、確実に論文を発表しているけれども、誰にでもできる研究をしている人間よりも、粗削りでミスも多いが(勿論、捏造はいけませんが)新しことにチャレンジしていく人間が研究者としてはふさわしいのだと私は思います。

なんてかっこいいことをいいつつ、あきらかにアッチの方より年下の遠藤高帆氏のチャレンジを頭から認めないというような矛盾した行動はこれまで取ったことがないと思います。
論文のレフリーでも、しばしば、「xxという方法でなければだめだ」というような決めつけ方はしないようにし、「xxという方法も あるから加えたほうがいい・あるからやってみたら」などというコメントを付けていました。
新しいことへのチャレンジを高く評価するという主義で、なおかつ、そのような立場におられるようですから、教育者と名乗るのならなおさら、遠藤氏のチャレンジを10年も筆頭論文がないのは研究者ではないなどと頭ごなしに否定することなくサポートしてあげたらよかったのではないかと思う所です。

サラダのつもり

どっかの雑誌を立ち読みして作ったパクリだ。
料理のレシピに著作権はあるのか?

20160924salada

最近は大粒のぶどうが安く売られている。巨峰とあとは名前を忘れた赤紫と緑のブドウの皮をむいて、モッツアレラチーズとプチトマトをワイングラスに入れて、塩を軽くふり、レモンの絞り汁とオリーブ油を垂らします。バジルをトッピングします。

何人か集まったので宴会じゃ。その前菜です。

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鶏挽き肉にカマンベールチーズのみじん切りをまぜて、塩コショウ、生姜汁を、片栗粉を加えて団子にしてノリで挟んで揚げる。
ピータンに片栗粉をまぶし、ししとうとともに炒める。
バターでいためた帆立貝柱を横に切って、小ねぎをはさみ、豆板醤、甜麺醤、紹興酒、砂糖を混ぜて、片栗粉を加えて加熱してとろみを付けてたらす。

ゴニオメータ

土曜日で、FD(faculty development 研修会ですな)だから大学に出てきなさいというわけで、出校するのだ。勤務日なんだからブログに投稿するのはけしからんなんて言う輩がいるだろうけど、勤務は午後からだ。
リハビリの分野で働く者にとってはゴニオメータ(角度器)というのが、医師が聴診器を常にぶら下げてるように、というかそこまではいかないにしろ必須なのだ。患者さんの関節の回転角度は障害の程度の定量的評価だからな。
検索すればすぐわかるが、2本の物差しを1軸で止めて、回転させ、その角度を分度器が付いているから読み取る器具だ。プラスチック物差しと分度器なので、価格はそんなに高くなるものかと思いきや、医療用となると、東大式とかいって高いのがある。これらは、目視で関節がどのくらい回転できるかを読み取るわけで、誰が考えても、回転角度を電気信号にして、デジタルで読めるようなものがあっても良さそうだが、デジタル角度計となると建築関係になっちゃって、医療用にはないらしい。2000円程度の米国製があるけど国産はなさそうだ。もっとも、デジタルでそれほど精密に測定するものではないから、物差しと分度器で十分なのだ。
角度を電気信号に変換するのは、アナログだったら誰が考えてもボリューム(volume 可変抵抗器、音量を変えることに由来するのだろうか、日本だけで通用する和製英語だ、英語ではpotentiometer)を使えばいいだろということになると思うのだが、そのようなものは市販されていない。
市販されている電気信号が得られるゴニオメータは、関節をまたがって取り付けた弾力のある棒にストレンゲージが仕込んであり、関節が回転すると内部のストレンゲージが変形して抵抗が変わって電圧変化に換算するものらしい。ストレンゲージは温度に弱いし、直線性がないからこれを角度換算する回路を作成するのも大変だ、だから市販のものは高価で、実習に使うからといって15ケも用意できない。
実習では、肘関節が屈曲・伸展した状況が、筋電図とともに記録できればいいので、物差し2本、分度器1枚ボリューム1ケ、あとは前腕と上腕に固定するマジックテープで構成したら、1ケ千円位でできるだろ。そのプロトタイプだ。回転中心にボリュームを取り付けてある。
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ボリュームは10KBで、PowerLabというAD変換する実習機器が±5V を供給してくれるので、この電圧を10 kΩの抵抗を介してボリュームの1,3番端子にそれぞれ接続し、2番端子から信号電圧をとればいい。ボリュームは340度回転できるから測定範囲は問題ないだろ。マジックテープはまだつけていないが、輪ゴムで前腕と上腕に付けて肘関節を曲げ伸ばししたら、関節もこのゴニオメータの動きにも致命的な問題はない。こんなアイデアは誰だって考えつくわけで、何故ないのかわからない。多分、これでは耐久性がないんだろ。プラスチックの物差しを、ボリュームの軸に固定するわけで、多分この固定したプラスチック部分がすぐに、特に学生実習だと、割れるんだろうな。基本的に3次元の関節に2次元の装置を取り付けることに無理があるが、取り付けるマジックテープに弾力性があればなんとかなると思うわけだ。
少なくとも片方の物差しは透明でないと、分度器も透明でないと角度を測定できないので、一方の物差しをアルミの奴にして、20組作ってみようと思うわけだ。
肘関節の屈曲・伸展は上腕二頭筋が屈筋で、上腕三頭筋が伸筋として収縮して行われる。屈筋・伸筋の拮抗性などが説明してあるインチキページには、しばしば、上腕二頭筋が収縮して肘が屈曲するとき、伸筋である上腕三頭筋が活動すると、屈曲運動を妨げるので、よろしくない。拮抗筋は互いに活動時期の相が逆パターンで活動しないと運動がうまくいかないなんて嘘が平気で記述されているわけだ。学生も、こういう記述がわかりやすいから問題としないのだ。学生に、もしそうなら、運動がマリオネットになっちゃうだろ?といったらマリオネットを知らなくて通じななかった。
実際は、拮抗筋の活動相が逆位相の運動も、同位相の運動もあるわけだ。これを見るために、関節角度と上腕二頭筋、上腕三頭筋の筋電図を同時記録して、考察させるのが、実習なのだ。これまでは、屈曲・伸展の開始時に、筋電図にマークを入れていたのだが、記録したマークがどっちなのか学生はきちんと記録していないので、なんだかわからなくなっちゃうのだ。だからこういうものを作るのだが、成功してからこういう記事は書けばいいのにね。どうなるかは、お楽しみに。頭の中のアイデアだけなんで、なんかうまくいかないことが出て来るだろうな。

It's alright, I say It's OK. Listen to what I say.