一流のアッチの方とちがい、当方はB級あるいはC級ですが、
「お行儀」良く振る舞い、確実に論文を発表しているけれども、誰にでもできる研究をしている人間よりも、粗削りでミスも多いが(勿論、捏造はいけませんが)新しことにチャレンジしていく人間が研究者としてはふさわしいのだと私は思います。
なんてかっこいいことをいいつつ、あきらかにアッチの方より年下の遠藤高帆氏のチャレンジを頭から認めないというような矛盾した行動はこれまで取ったことがないと思います。
論文のレフリーでも、しばしば、「xxという方法でなければだめだ」というような決めつけ方はしないようにし、「xxという方法も あるから加えたほうがいい・あるからやってみたら」などというコメントを付けていました。
新しいことへのチャレンジを高く評価するという主義で、なおかつ、そのような立場におられるようですから、教育者と名乗るのならなおさら、遠藤氏のチャレンジを10年も筆頭論文がないのは研究者ではないなどと頭ごなしに否定することなくサポートしてあげたらよかったのではないかと思う所です。
「新しこと」というのが、一流研究者・教育者()さんの定義ではどのようなことか分かりませんけど、「誰にでもできる研究」というか、「誰かがしなければならない研究」を「お行儀」良く着実にconfirmすることも、私は大切だと思っています。
(少なくとも)米国では、研究者を採用する上で重視する項目はたくさんありますけど、中でも重視されているのが「多様性」です。新しいことばかりチャレンジする人もいれば、着実に日々成果を上げて行く人もいて、互いに尊重できる社会にするのが、最もいいのではないか、と私は思っています。両方バランスよくできるのが一番ですけどね。
在米ポスドクさん初めまして
sighさんお久しぶりです
ハートの女王様(アリス)になっていらっしゃるので、「一流研究者・教育者()さん」の定義は自由自在。内的整合性はしっかり取れていらっしゃると思います。
ただその内的整合性ゆえに、かのお方の文言を格率としてとらえると、随所でCATCH22状態が生じているように思います。
パタフィジシャンとしてなかなか厳しい道をお進みのようです。
The BeatlesのMaxwell’s Silver Hammerが脳内を流れています。
米国の「多様性」については色々思うところはあるのですが、すくなくとも極めて効用が高いものであると考えています。
みおつくしさん
初めまして。
源氏とかアリスとか(谷村新司とか)は好きですけど、CATCH22とか格率とか’pataphysicianという単語は初耳でした。勉強になります。哲学はちょこっと齧っただけでして、形而上学がなんとかカントかなどと書いてあるのを読むと眠くなってしまうので苦手なのです。
研究者にはさまざまな人がいますけど、自分と波長の合う人とは仲良くして、そうでない人には否定したり口出ししたりせず、単に交わらなければそれでいい、と私は思っております。(不正は許しませんけどね。)
にもかかわらずあのブログに時折書き込んでいるのは、ある一定の影響力を持っているからであって、議論や主張がおかしいと感じた時には積極的に指摘をさせていただいております。
A Researcher&Educator’s Sliver Hammer でぶん殴られたのが、アノニマスさん … Zephyrus さんということですかな。
在米ポスドクさんが殴られないようにお祈りしています。
https://www.youtube.com/watch?v=jE8U9ZyC0rk
のアニメよくできている。1969年なんですね。
しかし、CATCH22 とか 格率 パタフィジシャン という単語は、在米さん同様、知らない言葉でした。改めて、理系の言葉しか知らないことを自覚することになりました。
高価なSilver Hammer、効果がないみたいですよ。安いIron Hammerを振り回している方が危険人物として警戒されています(笑
日用的な言葉で表現する方法があればと考えたのですが、結局思い当たらず汗顔の至りです。
sighさん はじめまして。
ぶん殴られた??自覚のない、Zephyrusと申します。
こちらのブログは、もう1年以上前から時々覗いておりました。(多分、在米ポスドクさんがこちらにコメントしてるとかいう話を一研究者ブログで触れていたのがキッカケだったと思いますが)
で、こちらでは、2015年8月7日の「もうSTAPとは関係ない議論がおもしろい」の中で、珍獣ワトソン君をおちょくった私のコメントや、2016年6月18日の「暇つぶしは…」では、小保方不正追及有志ブログで木星さんを追い詰めた? 寄り道(私のあのブログ用HN)のコメントを引用いただいて、うれしく思っておりました。
今回のアク禁の理由は良く判りませんが、、、 最後の投稿の記載で言えば、「私は過去に何度もブログ管理人様の見解は不適切だと指摘してきましたが、ブログ管理人様はなぜ謝罪して撤回しないのでしょう?」という、鏡返しの質問によって自分の質問の間抜けさに気が付いて、脳味噌爆発して、ついアク禁にしたというのがまともな予想ですが、、
もしかしたら、「STAP論文撤回についてはNature誌に記事が出ていますので、日本のローカル大学の名前だけ教授のような人は見逃していても、世界の一流の研究者は読んでいたと考えるのは妥当でしょう。」の中に地雷があったのかもしれませんね。
Zephyrus さん
こちらこそよろしくお願いします。
日々思ったことを勝手にわめいている駄ブログです。どこぞやと異なり、気に食わないことを指摘しやがったといって、アク禁にすることはないので、ご批判や、誤りの指摘等もお願いします。