Plagiarism 剽窃

Plagiarism 剽窃:
他人の文章・語句・説などをぬすんで使うこと。
シュレディンガーの狸  2016-09-10
木星さん、驚愕のスクープ!! あの白鳥さんが、何と「平社員」?であったことを暴露  のコピーです。剽窃したのでなく、紹介のために原文等を加えて掲載したことを明確にしておきます。発見者はシュレディンガーの狸さんです。
原文  Avik Som, Sharon Bloch, Joseph E. Ippolito, and Samuel Achilefua,  Acidic extracellular pH of tumors induces octamer-binding transcription factor 4 expression in murine fibroblasts in vitro and in vivo Sci Rep. 2016; 6: 27803. Published online 2016 Jun 15 の Abstractの

Octamer-binding transcription factor 4 (OCT-4) is an important marker of cellular de-differentiation that can be induced by environmental stressors, such as acidity. Here we demonstrate that chronic acidic stress in solid tumors induced OCT-4 expression in fibroblasts and other stromal cells in four tumor models.

について
「結論ありき」の非専門家ブログが社会を混乱させている:世界三大不正STAP事件の正しい理解を社会に広める会 の2016年08月16日 「Acidic extracellular pH of tumors induces octamer-binding transcription factor 4 expression in murine fibroblasts in vitro and in vivo」論文についての概説 では

OCT-4 は、酸性環境などのストレスによって誘導される、細胞の脱分化の重要なマーカータンパク質である。我々はこの論文において、固形がん細胞が置かれている慢性的な酸性環境(この論文では酸性の培地で培養された状態)が原因となって、これらのがん細胞が、線維芽細胞および他の支持組織の細胞において、OCT-4 を誘導することを、4つのがん細胞で認めたことを示す。

と翻訳しています。
一方、上田眞実のビジネスジャーナルの記事
2016.09.10 STAP論文、海外有力大学が論文で引用…英研究者「小保方氏の研究は価値ある貢献 では

OCT-4は、酸性環境などのストレスによって誘導される、細胞の脱分化の重要なマーカータンパク質である。我々はこの論文において、固形腫瘍内のがん細胞が置かれている慢性的な酸性環境(酸性浴で培養したことストレスが原因となって、これらのがん細胞が、線維芽細胞および他の間質組織の細胞において、OCT-4を誘導することを、4つのがん細胞で認めたことを示しています

と訳しています。赤字が2つの翻訳で異なるなる点です。この英語原文からここまで一致する翻訳は、独立してできるとは考えられないです。擁護派の皆さんはどう思います?
Google翻訳ですと;

オクタマー結合転写因子4(OCT-4)は、そのような酸性度などの環境ストレスによって誘導されうる細胞の脱分化の重要なマーカーです。ここでは、固形腫瘍における慢性酸性ストレスが4腫瘍モデルにおける線維芽細胞および他の間質細胞中のOCT-4発現を誘導したことを示しています。

ですから「オクタマー結合転写因子4」を 「Oct4 」と書き換えれば済むことで、Google翻訳を使っても剽窃とはいわれないでしょう。

OCT-4は、酸性浴などの環境ストレスによって誘導されうる細胞の脱分化の重要なマーカーです。ここでは、固形腫瘍における慢性酸性ストレスが4腫瘍モデルにおける線維芽細胞および他の間質細胞に OcT-4発現を誘導したことを示しています。

とかにすればよかったのです。
シュレディンガーの狸さん。よく見つけました。
ちゃんと木星こと上田は批判サイトを読んでいるんだ。上田を批判しているサイトだよ。このサイトを読んで理解して記事を書いてくださいな。よくも、恥ずかしくもなく批判サイトの文書を剽窃するな。それこそ、小保方が博士論文の図を使ったことと同じくらい仰天することですな。
[ 追記 ] 2016.9.12 現在
ご本人は

木星 2016年09月10日 21:55
論文の翻訳なんて、殆ど同じになるじゃありませんか。
だいたい、それは記事の本質と関係ないし。
狸さんっていつもそう。

と軸索反射で一度は開き直ったものの、擁護の方からも指摘され、修正することにしました。で修正されたのは;

オクタマー結合タンパク質(OCT-4)は、酸のような環境ストレスにより誘導されうる細胞脱分化の重要なマーカーである。ここで私たちは、4つのがん細胞のモデルで、固形腫瘍における慢性的な酸ストレスが繊維芽細胞や他の間質組織細胞でOCT-4を誘導したことを示している

でGoogle翻訳をベースに書き換えたようです。しかし、記事には、お詫びの一言も、修正したことも記載されていません。
あの研究者の場合、まず図を流用したのが判明し、ぞろぞろ捏造データが判明したので論文は撤回されました。ジャーナリストが剽窃したり、時間的に「「STAP HOPE PAGE」を参照した」とは思えない」とか、お仲間からも オースティン・スミス博士の発言:「この研究は科学コミュニティへの価値ある貢献である。」の意味が逆だ という指摘があるのですから、記事の修正だけで済ますことではなく、撤回が当然かと思うところですがどうでしょ?
[ さらに追記 ] 2016.9.17 現在
どうやら、この剽窃騒ぎは落ち着いてきたようです。このブログのあと、色々情報があり、狸さんがまとめているように、木星こと上田氏が直接、「結論ありき」のブログを読み、コピペしたのではないようです。制限こと中村氏が「結論ありき」のブログを読み翻訳例として、他のGoogle翻訳例とともに上田氏に提供し、上田氏がもっともわかりやすい(専門家が翻訳したので当然ですが)翻訳を記事にしたようです、「編集ミス」とかいっていることからの推測です。中村氏も、これが「結論ありき」の翻訳といえばいいのに、伝えてなかったわけですな。情報を渡しただけで、自分が書いたわけじゃないからと責任を感じていないようです。ほんの少し(上の記事の赤字の部分)変更したのが中村氏なのか上田氏なのかはわかりません。
この通りだとすると上田氏は剽窃したという意識はありません。友人のくれた物を掲載しただけですからね。だからといいって許されるものではありません。なんせ、ジャーナリストを標榜しているのですから、一次資料をしっかり把握しないとね。一次資料が英語で読めないのなら、それなりの方に依頼しないとね。
このブログの記事を書いた時点では、中村氏の関与はわからなかったので、本管理人は、「結論ありき」が木星主催の「不正報道を追求する…」というブログ記事を批判しているブログなのですから、当然、木星氏を含めたいわゆる擁護派の方々は「結論ありき」を読んでいると推測して、書いたわけです。

「Plagiarism 剽窃」への1件のフィードバック

  1. 仮にもジャーナリストを名乗り、文章を書いて御飯を食べている人がすることですかね。開いた口が塞がらない。「悪意のないミス。」という言い訳は通用しませんよ。(笑

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