学内試験について、教務で聞いてきた。再試、追試の区別、長年この大学にいる複数の教員に聞いたが、正確に、追試に2種類があるということは誰も知らないようだ。
会議で議論があったのさ。根拠が曖昧なので、結論は保留になったのね。管理者が直接関わる件ではないのだが、誰も対応しないだろうということで、帰宅寸前の教務事務職員をとっ捕まえて聞いたのさ。
再試:本試験で成績の悪かった者をDとする。担当教員は再試可能なD評価と、再試なしのD評価かを決めることができる。(同じD評価でも再試可能と再試もだめと区別することができる)。単位がほしいから再度テストして頂戴と指定された学生が申請したら実施する試験。再試を認める/認めないは教員の自由な裁量だし、学生は申請しなければいけない。2000円の受験料が必要だ。再試験に合格したら評価はCでAやBにすることはできない。
追試:理由があって本試験を受験できない場合に行う試験。基本的に本来の授業料の範囲だから無料。というのが理解していたことだったが、追試は、実は2種類あるのだ。
追試その1:忌引等の大学が認めた親族の葬儀などの場合。インフルエンザ、法定伝染病等で大学が登校禁止にしている場合。公共交通機関の不具合で、学生本人の過失でなく試験を受けられなかった場合。学長が特別に認めた場合。このような場合は追試を実施しなければいけないし、本来の授業料に含まれるから追加の受験料は不要。A~Dの評価を付ける事が可能である。
追試その2:本人が病気等で登校できなかったことが診断書等で認められる場合で、この場合は科目担当教員の判断で追試を受けることができる。病気でなくても担当教員が相当の理由があると認めればいい。担当教員は拒否することもできる。学生が申請しなければいけないし、受験料は1000円と再試の半額だ。単純な寝坊とかで受験できなかった場合、担当教員が認めなければ、本試験を受けていないから再試はありえないし、追試もないわけだ。A~Dの評価を付ける事が可能である。