実習のデータをまとめるためには、基本統計量を計算しグラフ化できないとまずいわけだ。レポートに測定値すべてを並べられても困るからね。そこで、エクセルのマニュアルを作って提供したのだ。基本統計量、ヒストグラムの作り方、相関、回帰、Studentのt−検定、Tukeyの検定のマニュアルを作成したわけです。データをダウンロードさせ平均値、標準偏差、中央値、最頻値、ヒストグラム、平均値と±1SDの棒グラフを描きワードに貼り付けてレポートとするということを実習として行ったのです。次回からは実際に全員の握力を測定させてレポートを書かせるのが目的なのです。
そう言えば標準偏差は標本が大きくなると大きくなると言った女医さんがいましたね。
エクセルのというかPCの基本的な使い方も満足にできない大学1年生はスマホは自由自在なわけですな。スマホでレポートを作成する学生がいるという噂を聞いたことがあるけれど、当方はまだ見たことがないというか、紙ベースで印刷されたらわからないね。
せっかく、分厚いマニュアルを作成したのに、学生さんはわからないことはマニュアルに探すのではなく、スマホで検索するわけだ。授業の課題なんだから手渡されたマニュアルに書いてないわけがないとは思わないようですな。
悪戦苦闘してやっているのですが、中には学とみ子のように長い日本語を正しく読めないので、最初からマニュアルを読むことを放棄して友人に聞くというのがいるわけです。実習書の説明も、ちと長くなると読めないという学生がいるんですね。
コピペレポートだけはなんとしても提出してくれるなと願うばかりです。