風邪をひいたようだ。週末なんか体調が思わしくない、胃の存在が意識される、関節が痛いようで痛くない。風邪だ。インフルエンザかどうかはわからない。どこで拾ったのか....分からないな。先週、特に学生どもと密接にすごしたわけではない。試験だったらからな。
月曜日、こっちの大学に来て、夕方発熱した(測定していないから、多分)。冷たい金属に触ると不快だし、熱がある感覚だ。早めに帰宅して、風邪薬がないのに気がついて薬屋へ再度でかけ、購入してきた。食欲もないから、おろし生姜たっぷりの湯豆腐と熱燗と風邪薬でベッドへ。心拍数があがってつらいが、うとうとしながら、結局10時間寝た。明け方、汗をかいていたからよくなったのかも。
で朝一番で、あっちの大学へ。午前中はパソコンの前で仕事をし、昼に、食欲は相変わらずないが、なにか食わないといけないと思って学食にいったら、もう試験週間が終わったので学食はやってない。なにも食べず、4時限目は4年生対象の国試対策講義。いまさら講義をやっても意味がないと思うが...
生理学では毎回講義終了時に10問の小テストを行っている。その講義の要点を問題としている。中間試験の問題はこの小テストから、内容を変えてだした。だから期末試験も同じ様なのが分かっているはず。で気がついたのは小テストで正解だった選択肢が、期末試験では誤りになるような問題だと、小テストのほうの正しい選択肢を答える。結果から判断するとその問題について理解できているのが85%、15%は小テストの正解を選択肢として選んでいる。
昨年度の国家試験の合格率と同じだ。すなわち過去問とか模試の問題の正解を憶えているけど、理解したわけではないのが15%いるということだ。
補講の教室は暖房が聞いているし、100名近くいるので教室内が暖かい。講義をすると動き回るから汗がでてきた。でその汗のまま教室の外にでたら寒い。風邪によくない。昼食もとっていないのでスタミナがない。途中でつらくなって時間前に終えてしまった。付け焼き刃の講義にしないために、配布したプリントの模式図と同じ図を、教科書の本文を読んで描く練習をしろといった。この補講で細かな事を解説する時間がないからな。表や図を、配布したプリントにならって自分で作成せよと伝えた。そうしないと理解できないからな。過去問の答えを憶えるのは意味がないからな。なぜこれが正解なのかを理解しないと。
つまり、管理者も作ったが模式図の多い教科書というのは善し悪しだ。学生の理解を助ける図だが、絵を見て理解したような気になるだけだ。理解できていないのではないだろうか。記述から模式図を作ることができるようにするのがいい方法ではないだろうかと思ったわけだ。
というわけで、今日は早く帰宅(といってもあっちのアパートだけど)して、風邪薬飲んで寝る。