「サイト管理」カテゴリーアーカイブ

wordpress の更新

WordPress はFTPの設定さえできていれば、マニュアルで新しいバージョンをダウンロードせず、勝手にやってくれる。しかし、上書きするファイルのパーミッションがうまく設定されていないと、書き換えることができない。
正しいかどうかわからないけど、ssh で入ってパーミッションを変えたら、アップデートできた。

sh-3.2# chmod -R 777 wp-content
sh-3.2# chmod 777 update-core.php
sh-3.2# chmod 777 license.txt
sh-3.2# chmod 777 readme.html
sh-3.2# chmod 777 wp-activate.php
sh-3.2# chmod 777 about.php
sh-3.2# chmod -R 755 wp-admin
sh-3.2# chmod 777 wp-comments-post.php
sh-3.2# chmod 777 wp-config-sample.php
sh-3.2# chmod -R 777 wp-includes
sh-3.2# chmod 777 wp-login.php
sh-3.2# chmod -R 755 wp-content
sh-3.2# chmod -R 755 wp-includes
sh-3.2# chmod -R 755 wp-admin

これでいいのかしらん?

あーあ、学生さんも慎重にやらないと

2つの学科の2〜4年生、3学年のメーリングリストを管理している。このメーリングリストに国試の過去問とその正解と解説を投稿するプロジェクトを他の教員とともに実施しているのだ。つまり毎週、過去問を学生のスマホに強引に送付し、学生の国試に対する意識を持ってもらうのが目的なのだ。2年生のほとんど、3年生は一部を除き、4年生は極わずかの学生がこのメールを無視しているだろう。それでもいいのだ。国試対策=(過去問を解く/選択肢のどれが正解でどれが間違えかを理解する)ことなのだから。ともかく数多く、繰り返し曝露するのに意味があるのだ(と管理者は勝手に思っている)。
ある学生が、個人的な悩みを、多分、管理者宛に送るつもりで、このメーリングリストに投稿してしまった。メーリングリストの機能はちゃんと説明してあるのにだ。管理者個人のメアドに送付すればよかったのに、管理者から来たメーリングリスト経由のメールに返信してしまったのだ。
メーリングリスト本文のフッターに「単純に返信すると送信者へ配信されます。全員に配信するためには [リスト名]@example.com へ送信してください。」と書き加えてある。パソコンのメールソフトでは、「返信」とか「リストへ返信」というボタンがあるのでこれを意識して注意書きを書いたのだ。スマホ向けではない。
スマホで「返信」を選択するには、いくつかのステップを踏む必要がある。そのとき間違えちゃったようだ。
メーリングリストは、学科別、学年別、クラス別になっていて、そのすべてのメーリングリストに国試の過去問は送付される。学生は自分の所属するメーリングリストから受け取るわけだが、Cc に他のメーリングリストも表示される。このCcにあるすべてのメーリングリストに送信してしまったようだ。しかし、自分の所属するメーリングリストには送信できるが、ほかのメーリングリストへの投稿は、登録者ではないので、保留され、管理者が操作しないと配信されない。だから、個人的な悩みは自分のクラスの学友全員に伝わったけれど、他のクラス、学科、学年には伝わらなかった。ちょっと被害は少なかった。保留されたメールはさっさと削除した。なにかの間違えで送信されてしまったら大変だからな。
さって、基本的には送信者の粗忽さ・理解していないことに原因があるのだが、このようなトラブルにならないようにするためにはどうしたらいいだろうか?管理者はスマホのメールほとんど使わないから、どうしたらいいか良いアイデアがない。
学生は届いたメールが送信者個人から私だけに来たメールと誤解するのは無理ないしね。見かけ変わらないから。

雑誌記事のインタビューの依頼

日経BP社の日経NETWORKの編集者の方から「トラブルからの脱出」という連載記事に、DHCPが複数立った事件とその解決について記事にしたいからインタビューを受けてくれないかという依頼があった。
何年か前に、同じ事件があり、すでに記事になっていると教えたら、掲載されたのは2005年で、重複がないように調べたのが 2007年以降だったのでわからなかった、すんませんという返事だった。だからキャンセルだ。
20140421NikkeiNet
そうか、もう9年も前のことか。以来、何回も同じ案件が勃発して、もやは日常茶飯事なので、管理者が出て行くことはなくなり、他の職員が対応している。
しかし、このような分野は管理者のホントの仕事の分野じゃないんだよね。
で、ホントの分野でのインタビューを同じ日経BP社の「日経ヘルス」という雑誌から受けて、雑誌の連載記事になったんだけど、そしてこの雑誌の連載記事が単行本になったのだけど、謝礼などなく、単行本が送られてきただけだ。こっちの方が専門なんだけどね。
20140421sugoikarada

USBメモリー

実習はADコンバータを使って、生理現象をパソコンで記録するのが主になる。またレポートはワープロや表計算ソフトを使って書くことになる。書くのは大学の学生共用のパソコンルームでだ。大学のパソコンの設定はサーバに個人フォルダが用意されているわけではなく、端末となるパソコンに保存されるから、同じパソコンを使わないと保存したデータを使えないことになる。同じパソコンがいつも空いているわけではない。したがってUSBフラッシュメモリーは学生にとって必須となる。
そこで、最初の実習で「USBメモリーを購入しなさい、8Gだって千円以下だからな。生理学実習だけでなく他の講義や実習でも使うから。」と伝えた。
今日、新聞の折り込み広告である家電量販店のチラシをみたら、もはやUSBメモリーは目玉商品にもなってない。もう普及しちゃって、単価が安いので家電量販店でも相手にしないんだな。
価格ドットコムでみたら8Gで250円てのがあった。送料のほうが高い。
2回目の実習でさっそく必要になったわけだが、持ってない学生が多数いた。なにを聞いているんだか。スマホでお父ちゃんに「USBメモリ必要だから買ってきて」と実習中に電話する学生がいたよ。スマホを使いこなすのは大学生だけど、行動は小学生並みだな。そのくらい自分で買いにいけよな。
来週の実習くらいから、実習室は幼稚園になるんだろうな。騒音計があるんだけど、実習室に設置するようになってないのでそのうち作成してみる。大型のディスプレイを付けるのだ。

Mavericksの時計 を time server に同期させる。

Mavericks の時刻同期がおかしい。ここで変更を試みたが、まだだめだ。だからntpd を別途インストールすることにした。
OS X MavericksのNTPサーバと同期がとれないステキ仕様を参考にNTPをインストールしてみる。
NTP Software DownloadsからDevelopment 4.2.7p425 の http
20140226ntp-00
をクリックしてダウンロードする。Productionの4.3.6p5 はMavericks では使えないようだ。
20140226ntp-03 をダブルクリックして解凍する20140226ntp-04
このフォルダを/temp 内に移動させる。TinkerTool で . で始まるファイル/フォルダを可視化しておくと面倒がない。
以降はターミナルで su になって実行したほうが楽だ。 /tmp/ntp-dev-4.2.7p425 に行って、congfigure を実行する。Xcode が無いとエラーとなり、Xcodeをインストールするかとか聞いてくるから、指示にしたがってインストールする。

sh-3.2# ./configure
checking for a BSD-compatible install… /usr/bin/install -cchecking whether build environment is sane… yes
(略)
config.status: creating evconfig-private.h
config.status: executing depfiles commands
config.status: executing libtool commands
config.status: executing libtool commands

となるから、さらにmake する。

sh-3.2# make
Compiling with GCC now generates lots of new warnings.
Don’t be concerned. They’re just warnings.
Don’t send bug reports about the warnings, either.
Feel free to send patches that fix these warnings, though.
(略)
Making all in tests
make[3]: Nothing to be done for `all-am’.
make[2]: Nothing to be done for `all-am’.

warning: が沢山でてくるが無視だ。make install する。

sh-3.2# make install
[ ! -r ./../COPYRIGHT ]
|| [ check-COPYRIGHT-submake -nt ./../COPYRIGHT ]
|| /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/make check-COPYRIGHT-submake
(略)
x html/warp.html
x html/._xleave.html
x html/xleave.html

/usr/local/sbin にntpd ができる。
本来のntpd は
/usr/sbin にあるから、こいつは使えないように別名(最後に~を付ける)で保存しておく。/usr/sbinで

sh-3.2# mv /usr/sbin/ntpd /usr/sbin/ntpd~

シンボリックリンクを張る。

sh-3.2# ln -s /usr/local/sbin/ntpd /usr/sbin/ntpd

確認する。

sh-3.2# pwd
/usr/sbin
sh-3.2# ls -al
(略)
lrwxr-xr-x 1 root wheel 20 2 27 07:55 ntpd -> /usr/local/sbin/ntpd
-rwxr-xr-x 1 root wheel 61840 10 23 07:51 ntpdate
-rwxr-xr-x 1 root wheel 134272 10 23 07:51 ntpdc
-rwxr-xr-x 1 root wheel 375024 10 23 07:51 ntpd~
-rwxr-xr-x 1 root wheel 2029 10 23 07:51 ntptrace
(略)

/etc/ntp.conf にtime server を書き加え、確認する

sh-3.2#  cat ntp.conf
server ntp.nict.jp minpoll 6 maxpoll 10
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp minpoll 6 maxpoll 10
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp minpoll 6 maxpoll 10
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp minpoll 6 maxpoll 10

ntp.nict.jp は独立行政法人 情報通信研究機構の time server で一般ユーザがガンガンアクセスしても問題ないとアナウンスしているサイトだ。
ntp1.jst.mfeed.ad.jp〜ntp3.jst.mfeed.ad.jp はインターネットマルチフィード株式会社がサービスしているtime server でこれも自由に使っていいらしい。
ntpd を止めて再度読み込ませてもいいが、Mac自体を再起動して動作するかを確認することにする。再起動して動かないと困るからだ。
んで、再起動して2、3分後、ntpq -pn を実行する。

Mac:~ hoge$ ntpq -pn
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
=================================================================
*133.243.238.164 .NICT. 1 u 36 64 377 11.384 -0.288 0.314
-210.173.160.27 172.29.3.50 2 u 33 64 377 11.581 0.620 0.387
+210.173.160.57 172.29.3.50 2 u 22 64 377 11.961 0.424 0.114
+210.173.160.87 172.29.3.60 2 u 8 64 377 11.271 0.666 0.182

ということで、同期している。
システム環境選定の日付と時刻では;
20140226ntp-05
 
と横並びに出て来ちゃうが、ご愛嬌だな。
朝9時前にインストール、設定したが、午後6時の結果は;

Mac:~hoge$ ntpq -pn
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
=================================================================
*133.243.238.164 .NICT. 1 u 242 512 377 11.600 -0.314 0.760
-210.173.160.27 172.29.3.60 2 u 131 512 377 11.656 0.658 0.575
+210.173.160.57 172.29.2.50 2 u 109 512 377 11.828 0.393 0.109
+210.173.160.87 172.29.3.50 2 u 106 512 377 11.416 0.763 0.312

とピッタンコだ。これまでは0.2秒くらい平気でずれていたからな。

電波時計のための電波受信モニタ

鉄筋の建物の室内では電波時計のための電波が届かない。どこが受信できるかをチェックするモニターを作ることを試みた。
aitendo の電波時計モジュール(40/60KHz)[D606C] を購入してみた。送料込みで 1,500円くらいだ。
届いた部品にはマニュアルが添付されていない。コストを下げるためだと添付の文書にある。サイトにかいてあるからそれを見ろということだが、サイトにある情報は;

仕様・機能
●C-MAX社AMレシーバーチップCME6005を使った電波時計モジュールの完成品、バーアンテナ付属、動作周波数:国内40KHz/60KHz帶対応のデュアルバンド、動作電源:1.5-3.5V、動作電流:450-650μA、静止電流:0.1-2μA、感度(最小):(40KHz)50μV/m、(60KHz)30μV/m、●寸法:(基板)22.0×20.0mm、(バーアンテナ)8.67×9.64x60mm、●表記価格:1セット
ピンアサイン
V=動作電源、1.5-3.5V、G=GND、F=動作モード設定:lowレベル→40KHzモード;highレベル→60KHzモード、TN=ネガティブ信号出力、TP=ポジティブ信号出力、P=Power ON input

だけだ。
これだけの情報では不足で、例えば、ピンのPは電源の On-OFF を調節する端子だがどうやって ON-OFF をコントロールするのか分からない。
CME6005 のマニュアルを読むと:

PON
If PON is connected to GND, the receiver will be activated. The setup time is typically 0.5 sec after applying
GND to this pin. If PON is connected to VCC, the receiver will switch to Power Down mode.

とある。キットの端子がこのICの端子そのままが接続されているのかは分からない。多分そうだろ。ということで端子PをVccに接続すると動作停止、GNG接続で動作開始ということになった。電源のON-OFFで動作のON-OFFを行うと、正常に起動するのに時間がかかると、IC のマニュアルに書いてある。だから電源は入れっぱなしということになる。
P端子をGNDに接続すると動作し、Vcc に接続すると動作停止するようだ。ただし、動作停止中はキットのTP端子はhigh level に維持される。TN端子はlow level になる。
したがってこのキットは常に電源に接続し、ON-OFF  は端子Pに加える電圧で調節することになる。
電波の受信状況をLEDの点灯具合でチェックすることとするので、TP 端子を使うときは正負のロジックを逆にしないと、動作停止時にLED が点灯しっぱなしということになる。
とりあえず、バラックで作成し、鉄筋の建物の外にでたら、LEDが点滅を繰り返し、室内ではLEDが消灯したままという状況が確認できた。
20140224wave_checker-1
パソコン本体の近くに持ってくるとLED (写真中央上の青い丸)の点滅が高頻度になり、ノイズを拾っていることがわかる。正しく受信できると、点灯と消灯の繰り返し頻度がゆっくりになる。ちかちか早く点滅を繰り返すのはノイズをひろっていることになる。文章で表現するのは難しい。オシロスコープの画面を撮影すればいいのだろうが、オシロスコープは鉄筋の建物内でオシロスコープの入力線を室外までのばすことができない。他の方法でできたらやってみよう。LEDの点滅状況の動画を撮影した人がいるから、こんな感じで点滅をくりかえしていればいいことになる。
収納するケースだが、バッテリーを収納することができるのがいいというわけで、自転車用のライトをダイソーで見つけてつかうことにした。ここのパクリだ。
20140224wave_checker-2
裏にあるプッシュスイッチを押すと ON(右2回点滅ー中央1回点滅ー左2回点滅を繰り返す)ー3つとも同時点滅ー3つとも点灯のままーOFF を繰り返す。 3つすべて点灯すると 38 mA の電流が流れる。真ん中の基盤を取り除き、3つあるLEDをそのまま流用すればいい。写真にはないが、反射板がある。この反射板があると、基板やアンテナが収容できない。
回路図だ。上に述べているように動作停止時LEDを点灯させないためにTN出力を使っている。LEDに流す電流がこのままだと少ないので、反射板もないのでちと暗い。100Ωを直列にしたが半分の50Ωでもいいかも。あるいは2S495というジャンクのトランジスタ1石なのを、ダーリントンに接続したらいいのかも。実用になるから変更しない。

20140224wave_checker-5

完成したのが下の写真で;

20140224wave_checker-3

キットの基板もバーアンテナを固定することなく、ビニールテープで絶縁して突っ込み。蓋を閉めると

20140224wave_checker-4

こんな風になる。裏の本来のスイッチのところにスライドスイッチをつけて ON-OFFスイッチとした。

電波が届かないと、点灯しっぱなし あるいは消灯のまま。ノイズ源に近づけると高頻度で点滅する。ゆっくり点滅をしている状態が電波を受信できている状態だ。

これで、鉄筋の建物内のどこが受信状況がいい場所かを判断できる。

これが、室内の電波時計の時刻合わせを行うための、はじめの一歩だ。

つぎは、ブースターの作成だ。アンテナとコンデンサで 40 kHz に共振させて、アンテナをドライブする回路をつくればいい。こっちの方が問題だな。

[ 追記 ]

とほほ。自宅でチェックしたらどこも受信は不十分。室外に出てもだめ。福島の方向に鉄筋のビルがあるからか。南が開けているけど北九州の電波が使えるかな。ぎりぎりだろ。

Mavericks の時刻同期

というわけで無事 su, sudo が実行可能になったので、時刻同期の間隔を変更するために /etc/ntp.conf を書き換えた。
sh-3.2# cat ntp.conf
server ntp.nict.jp minpoll 6 maxpoll 10
ついでに起動時に時刻同期させるために /etc/hostconfig の TIMESYNC=-NO- を書き換えた。
# This file is going away
AFPSERVER=-NO-
AUTHSERVER=-NO-
TIMESYNC=-YES-
QTSSERVER=-NO-
んが?「This file is going away」だって。使えないのか?ま、書き換えたままにしても害はないはず。使えないのかもしれないが。

sh-3.2# ntpq -pn
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==================================================================
*133.243.238.243 .NICT. 1 u 35m 128 377 11.076 -35.368 41.970

の状況で、再起動してみる。

sh-3.2# ntpq -pn
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==================================================================
133.243.238.244 .NICT. 1 u 29 64 3 11.999 59.107 0.533

となった。reach が 377 から 3 になったので、再起動時に時刻同期を実施したんだろ。頭に * がまだ付いていないが、そのうち付いて時刻同期サーバとして確認されるはずだし、*はすぐ付くようになった。

Mac OSX 10.9 Mavericks でrootユーザを有効にする

どうしてもターミナルで sudo を行いたい。Mavericks ではデフォルトで root になれないようになっている。Apple Support で調べると;

1) 「ユーザとグループ」環境設定を開いて「ログインオプション」をクリック
し、カギのアイコンをクリックしてロック解除します。必要に応じてパスワー
ドを入力し、「ロックを解除」をクリックします。
2) 「ネットワークアカウントサーバ」セクションで、「接続」または「編集」を
クリックします。
3) 「ディレクトリユーティリティを開く」をクリックします。
4) カギのアイコンをクリックしてロックを解除してから、管理者名およびパスワ
ードを入力します。
次のいずれかを実行します:
5−1)「編集」>「ルートユーザを有効にする」と選択してから、「パスワー
ド」および「確認」フィールドにルート・ユーザ・パスワードを入力します。
5−2)「編集」>「ルートユーザを無効にする」と選択します。
5−3)「編集」>「ルートパスワードを変更」と選択してから、新しいルート・ユ
ーザ・パスワードを入力します。

となっている。5)がわからない。「編集」ボタンがウインドウの中に無い。2)の「接続」または「編集」ボタンはウインドウの中にある。5)の「編集」とはメニューバーにある「編集」なのだ。
もうちょっと一言加えてくれればいいのに。 例えば 「次のいずれかを実行します:」 を「メニューバーの編集から次のいずれかを実行します:」にしてくれればすぐわかったのに。
本家の英語版を直に日本語にしたからだな。
「5.Do one of the following:」 を「5.Choosing Edit from Menubar, do one of the following:」にしてくれればよかったのだ。
こういうところをマニュアルを作るときに注意する必要がある。操作がわかっている人がマニュアルを作る訳だが、初めての人には言葉足らずとになってしまう。だからといって、くどくど書くと、長過ぎて逆にわかりにくいことになる。
管理者の作成する実習書は、どっちかというと後者の長過ぎるパターンになっているな。むずかしいところだ。学生からは「書いてないからわからない」と「くどくど長過ぎて読めない」というクレームが来るのだ。
実習書に書いてあるのに教員に聞きにくる。聞きに来た学生の実習書を見ると。その操作の指示文にマーカーで色がついている。なんてこった。読んで理解し重要部分をマークするというのが本来の姿なのだが、マークするのになれてしまい、重要と思われる部分を探してマークするという操作が主になってしまっているのだ。読んだつもりになっているのだ。

Active Directory 配下のパソコンの時計

事務系のPCは Active Directory の下にあって、クライアントPCはドメイン・コントローラに時刻同期する。あるクライアント機の時刻が日本標準時から7秒くらい遅れているのに気が付いた。
で、担当者に聞いたら許容範囲だという。ほんとかよ。ずさんではないのか?ドメイン・コントローラが外部のNTPサーバと同期するのが1日1回だそうな。1日1回だとドメイン・コントローラの時計が最大で10秒くらい狂うだろうな。
いいのかよ?
これがきっかけで管理者のMacの時刻同期をしらべてみた。

Mac:~ hoge$ ntpq -pn
remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==================================================
*133.243.238.164 .NICT.           1 u   47   64  377   11.532  -114.82  83.502

だって。0.1秒遅れていた。システム環境→日付と時刻の 日付と時刻を自動的に設定 のチェックボタンをOFF/ON にして再度同期させてみた。

Mac:~ hoge$ ntpq -pn
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==================================================
133.243.238.243 .NICT. 1 u 24 64 1 12.663 -0.035 0.001

同期した。polling 間隔は

Mac:etc hoge$ cat ntp.conf
server ntp.nict.jp

と設定されていないじゃん。どうやらMavericksには時刻同期にバグがあるらしく、いろいろ議論されている。
いじってみるかな。
いじった結果はこの記事だ。

電波時計を合わせる

入試監督にあたったら腕時計の時刻合わせが必須だ。試験会場が異なるとき、開始と終了の時刻が異なるのはまずい。許される誤差は1分以内だろう。試験時間の、たとえば60分間をきっちりと守る方が重要だ。今時、60分間の誤差が1秒以上ある腕時計を使用している奴は皆無だ。しかし例外がいて、それは中年Hだ。中年Hの腕時計はアナログ、ゼンマイでみてくれだけでネットのオークションで購入したやつで、自動巻なのに巻いてくれない代物だ。どこがいいのかそのセンスが疑われる代物だ。中国やベトナムで売っている500円の偽ブランド時計のほうがまともに動く。
最近は多くの時計が電波時計だ。電波状況が良ければ一日数回、時刻を合わせてくれる。管理者の腕時計もそうだ。しかし、時刻合わせができてないと単なるクオーツ時計で、最大で1ヶ月15秒程度狂っちゃう。電波時計が時刻合わせできているかどうかは、見た目わからない。
試験会場である教室には出欠管理システムがあって、学生証がフェリカカードなので、学生証を端末に近づけることで出席が記録される。当然時計があるわけで、端末の液晶画面には時刻が表示されている。管理者の腕時計とこの端末の時刻表示を比べたら、管理者の腕時計の方が3秒くらい進んでいる。このくらいの時間差は入学試験の実施に問題があるわけではない。
出欠管理システムとは入力端末とサーバがネットワークを組んでいて、サーバがどっかにあって一括記録しているシステムだ。ネットワーク・サーバは、stand alone でない限り普通はインターネットで時刻合わせを毎日実施している。したがって、電波時計であるにも関わらず、管理者の腕時計のほうが時刻合わせができてないと判断したのだ。
自宅は鉄筋だから、福島のおおたかどや山標準電波送信所の 40kHz の標準電波JJYが室内に届かない。だから夜中に腕時計は時刻合わせできる環境にない。昼間も、多くは鉄筋のビルの中だから時刻合わせに失敗している可能性がある。だから管理者の腕時計がずれているのだと判断したのだ。
パソコンは、defaultでどっかのtime server にアクセスしているので、パソコンの時計の誤差は1秒以内だ。確認できるるサイトは独立行政法人情報通信研究機構の日本標準時だ。パソコンと管理者の腕時計をくらべたら一致している。はて?出席管理システムの時計が狂っているのでは?
自宅の電波時計は、勿論室内に置いてあるので、電波が届かず時刻合わせできていない。15秒くら進んでいた。ではどうやって時刻合わせしたらいいのだろうか。電波を受信できる場所で、時計を強制電波受信モードにする必要がある。しかも、2,3分放置する必要がある。室内のどこが電波を受信できる場所かはすぐにはわからない。室外に持ち出せば受信できることがわかっているのだが…
というわけでネットでなにかいい方法がないかな?と探してみたら;
シチズン9ZZ005-008 [ACウェーブテラー 電波時計用ブースター] てのがある。これは電波の中継器だ。1万6千円もする。このブースターは電波を受信できるところに設置しないといけないが、我が家の室内のどこで受信できるかわからない。このような状況でこの価格では購入するのは冒険だな。
C7L361 Internet接続 NTP対応時計 てのもある。これはNTPでネットワークから得た時刻情報を電波にして発振する機械だ。インターネットに接続して使うものだ。1万3千円くらいする。電波時計の近くに置いておけばいい。それでも高い。
お手軽で一番安いのは;
電波時計用JJYシミュレータである。これはWindowdsのアプリで、発想がすばらしい。NTPで得た時刻情報を、オーディオ出力にしちゃうのだ。オーディオ出力は20kHzまでしか再生しないが、歪みが生じると高調波が生じる。この高調波が40kHzになるような音を出力させるのだ。音量を最大にすると歪むので高調波がより多く出現する。これを利用するのだ。スピーカーコードとかイヤホーンコードにこの音を流す=電流が流れると電波がでてきちゃうのでこれを電波時計が拾えばいいという仕組みだ。なんせ「ただ」だ。たいていヘッドフォンとかイヤホンはころがっているしな。パソコンの音声出力に外部スピーカーをつなげているというのも普通だ。
やってみた。

20140218Clock

 
パソコンのオーディオ出力に外部スピーカーをつなげてあったからそのスピーカーの側面に電波時計を並べてたてて、マニュアルにしたがって、最大に出力させて、電波時計を強制受信させたら2分程度で時刻合わせができた。音量を最大に設定しても、そもそも、再生できる周波数ではないので音は出ない。とはいうものの、時刻情報がエンコードされている部分でパルス音が、小さくポツポツと出てくる。スピーカーのコーン面に平行に並べたらだめだった。飛ばす電波が微弱だからだ。電波時計のアンテナの向きとスピーカーの位置関係が関係するのでアンテナの位置、向きを調べてやればいいのだが、裏蓋をあけてアンテナを探すのも面倒だからな。試行錯誤といってもコーン面と平行か垂直かだけしか選択するところがないからな。
NTPを使うので誤差は最大で1秒くらいでてくるだろう。しかし、そんな単位で仕事しているわけじゃないからな。
再度、出席管理システムの時計がずれていることを確認して、ちくってやろ。明後日、関係する会議があるからな。
[ 追記 ]
確認したら3秒出席管理システムの時計がずれていた。ついでに事務の秘書のPCの時計も調べたら7.5 秒狂っていた。こちらはActive Directory の配下にあるらしい。Active Directory のドメインサーバの時計が狂っているからだ。