どうしてもターミナルで sudo を行いたい。Mavericks ではデフォルトで root になれないようになっている。Apple Support で調べると;
1) 「ユーザとグループ」環境設定を開いて「ログインオプション」をクリック
し、カギのアイコンをクリックしてロック解除します。必要に応じてパスワー
ドを入力し、「ロックを解除」をクリックします。
2) 「ネットワークアカウントサーバ」セクションで、「接続」または「編集」を
クリックします。
3) 「ディレクトリユーティリティを開く」をクリックします。
4) カギのアイコンをクリックしてロックを解除してから、管理者名およびパスワ
ードを入力します。
次のいずれかを実行します:
5−1)「編集」>「ルートユーザを有効にする」と選択してから、「パスワー
ド」および「確認」フィールドにルート・ユーザ・パスワードを入力します。
5−2)「編集」>「ルートユーザを無効にする」と選択します。
5−3)「編集」>「ルートパスワードを変更」と選択してから、新しいルート・ユ
ーザ・パスワードを入力します。
となっている。5)がわからない。「編集」ボタンがウインドウの中に無い。2)の「接続」または「編集」ボタンはウインドウの中にある。5)の「編集」とはメニューバーにある「編集」なのだ。
もうちょっと一言加えてくれればいいのに。 例えば 「次のいずれかを実行します:」 を「メニューバーの編集から次のいずれかを実行します:」にしてくれればすぐわかったのに。
本家の英語版を直に日本語にしたからだな。
「5.Do one of the following:」 を「5.Choosing Edit from Menubar, do one of the following:」にしてくれればよかったのだ。
こういうところをマニュアルを作るときに注意する必要がある。操作がわかっている人がマニュアルを作る訳だが、初めての人には言葉足らずとになってしまう。だからといって、くどくど書くと、長過ぎて逆にわかりにくいことになる。
管理者の作成する実習書は、どっちかというと後者の長過ぎるパターンになっているな。むずかしいところだ。学生からは「書いてないからわからない」と「くどくど長過ぎて読めない」というクレームが来るのだ。
実習書に書いてあるのに教員に聞きにくる。聞きに来た学生の実習書を見ると。その操作の指示文にマーカーで色がついている。なんてこった。読んで理解し重要部分をマークするというのが本来の姿なのだが、マークするのになれてしまい、重要と思われる部分を探してマークするという操作が主になってしまっているのだ。読んだつもりになっているのだ。