某本センセから、Mac G5 (多分10.4 、10.5 かも。確認しなかった)の画面に縦横の縞々がでてきて使えないとのクレームだ。
誰が考えたってビデオカードの不調だ。ビデオRAMがこけた可能性が高い。
グループセミナーがD棟である日なので、ちと早めに行って様子を見ることにした。すでにG5は何台もつぶれていたからそのビデオカードが余っているから、ビデオカードを持ってえっちらと出かけたわけだ。
問題のMacを起動すると、えらく起動が遅い。最初のAppleのロゴのリンゴがでているときは問題ない。起動に必要なファイルを順次読み込んでいくと、次第に画面の乱れが増え、最後には縦横の縞々がでてきてかろうじてデスクトップが読める状況になる。
起動が遅いということからアクセス権の修復とDisk First Aid が必要だと判断した。ビデオカードの交換はその後だ。起動が遅いと修復に時間がかかるからな。
ディスク・ユーティリティを起動してアクセス権の修復を実施。なんかのファイルのアクセス権を修復したようだが、画面が乱れて読めない。再起動。あら不思議。起動は順調(当然か)、画面の乱れは全くない。これでおしまいというところだが、Disk First Aid も実施しないと。どうせどっか壊れているに決まっている。で実施したら自分自身は修復できないと言ってきた。そこでインストールDVDを探せと命じたが、某本センセのことだから見つかる訳がない。隣の某崎センセのところに行って、なんでもいいから一番新しそうなMacのインストールDVDを貸せと要求した。どのモデルのインストールDVDだか確認せずに、借りてきたDVDで起動。当然ながらこの機種にはインストールできませんと拒否されたが、ディスク・ユーテリティは利用でき、Disk First Aid が実施できた。修復完了。再起動。問題なし。
アクセス権修復で画面の乱れが直ったというのは初めての経験だ。本体のRAMを一部ビデオRAMにも使うことがありうると考え、本体のRAMの不調かなとも思っていたが、これ以上追求しなかった。したくないからね。