先々週、PCがウイルスまみれでなんとかしてくれとの話がきた。
PCの調子が悪い→業者を呼んだ→ウイルススキャンを実施したら400以上ヒットした。→再度アンチウイルスソフトを使ったが全く減らない→業者が基盤室に泣き込んできた。
というわけである。基盤室でもインストールされているノートン・アンチウイルス・エンドポイントを使ったが同じ結果だ。
ということで、基盤室職員はこれ以上関わりたくなく、リストアしなさいとのご宣託。
それでは、ユーザが困る。リストアできないからである。
ということで、データのバックアップを取り、リストアすることを試みた。
なんと、データのコピーもできない。特にWindows とかのシステム関連フォルダにあるファイルのコピーがうまく行かない。書き換えられちゃってるからだろうな。コピーを実施すると、コピーできているようだが、最後の確認作業がなかなか終了できず、コイピー先にファイルが見えない。しょうがないから、デスクトップとマイドキュメント、Thunderbirdのファイルだけ外付けHDにコピー。これはできたようで、このHDを別のスタンドアローンのPCでスキャンしたがウイルスは発見できない。
ここで、工場出荷時にリストアをした。そんでWindwsのアップデートを繰り返し、アンチウイルスソフトをインストールし、Thunderbirdをダウンロードし、外付けのHDからデスクトップとマイドキュメントとThunderbirdのファイルを入れ替え、MSOfficeをインストールしておしまい。ここまでで、丸一日。アンチウイルスソフトを毎日、昼休みに動かすように設定しておいた。
再度、アンチウイルスソフトでスキャンしてウイルスがいないことを確認するように伝えたけど、大丈夫かな。
400ヶもウイルスがいると、ファイルのコピーすらままならなくなる。検出を試みても削除、隔離ができない。すごいもんだ。
[後日談;12月12日]
このあと基盤室職員が面倒を見ようとしたら、また問題が生じたらしい。保存してまたもとに戻したThunderbird のメールには、ウイルスいっぱいのメールがあったらしい。これらのメールを開かなかったからよかったけど、どうやらウイルスメールを抱えたままだったようだ。IMAPを使っていたので、Mac のほうでアクセスし、迷惑メールを削除し、サーバからも除いておいて、Windows の方のThuderbirdを捨てて、再度起動して新しくし、アドレス帳等のみを保存してあった外付けHDからコピーし、サーバにたまっているメールをダウンロードしたとのことだ。ふむ。IMAPを使っているとこのような時はいい。大昔のメールも再度落とせる。なんと5万通くらいあって、そのうち3千通未満がまともなメールで、あとはすべて迷惑メールだったとのことだ。なんてことだ、迷惑メールを削除していないとは。信じられない。