北海道の今回の地震の結果のBlackout について、泊原発が動いていればという意見に対する牧田寛氏の記事「北海道胆振東部地震「泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違い」なのか」は、説得力があるね。
特に、なぜ連鎖反応で火力発電所が動作停止にならざるを得なかったのかの解説は他でなかった(あったかもしれず、当方が知らないだけかも)からね。他の新聞記事等では周波数が維持できなくなり自動停止になった等の説明だからね。出力調節能力のない発電所なんてのがあるんだ。電池の組み合わせじゃないんだね。
今回のことで、不思議に思っていたのは、何故負荷を軽くする処置を取らなかったのかということでした。今日の夕刊で、「一部地域を強制的に停電させ」る措置が間に合わなかったとありました。シーケンスに問題があると感じました。
原発は、非常電源が動作したのだから、正常動作でしょう。
夜勤での対処体制に問題があったように見えますな。
「間に合わなかった」ってことは、そこに人の判断を要する仕組みが存在してしまっていて、しかも夜勤中の連絡体制に油断があった、ってことではなかろうか?
科学誌印刷業者さん
火力発電所の1つが突然シャットダウンすることは十分ありうることだと思いますが、これに自動的に対応できる体制ができていなかったということなんでしょうね。
どうして他の発電所もシャットダウンしたのかは別にして、システムとしてきちんと設計してなかったんでしょうね。
さくらインターネットの石狩データセンターは非常用電源で生き延のびたようですね。年1回、非常用電源に切り替える演習もやっていたようです。発電所の停止なんていう模擬訓練はできないかもしれませんんが、それ近くまでの模擬訓練が必要なんでしょうね。