「論文捏造」カテゴリーアーカイブ

おまえのかーちゃんでべそ

議論に負けると、「ばーか、かーば、ちんどん屋、おまえのかーちゃんでべそ」としか言えない。
シュレディンガーの狸

鑓水 憲次:
役に立たない老人は早くこの世から退場した方が世のためになる
もうすぐ恍惚の人にでもなりそうな黄昏の人生のお方
ボケ老人
ボケカス老人

「結論ありき」…広める会

STRANGER:
もっと生産的な仕事をした方が世のためですよ。
ババアのたわごとでしかないということですよ。身の程を知って意見を述べてください。
百害あって一利なしとは貴方のようなバアサンだろうな。

小学生じゃあるまいし、いい大人なんだから..とは思うものの、こういう表現しができない輩なんですな。匿名だからですね。実社会でも言ってみろよ、と言いたいけど、実社会ではできない情けない奴なんですな。実社会での問題を解決できず、ストレスを発散しているだけなんでしょうね。実社会での問題の原因はきっと”あんた”にあるんだよね。

あくまでも被害者

あくまでも被害者なんだ。
BPOがNNHK(日本放送協会)は2014年7月27日、大型企画番組『NHKスペシャル』で、英科学誌ネイチャーに掲載された小保方晴子氏、若山照彦氏らによるSTAP細胞に関する論文を検証した特集「調査報告 STAP細胞 不正の深層」を筆頭著者のクレームについて審査した
その結果とそれぞれの反応をまとめると;

審議事項 審査結果 小保方側の反応 NHKの反応
タイトルでの「不正」という表現の与える印象 問題なし 了承 了承
専門家の指摘の与える印象 問題なし* 了承 了承
CGやナレーション、その他演出の与える印象 独立して評価しない 了承 了承
申立人が若山研究室のES細胞を盗んだという印象を与えるか 人権侵害あり** 了承 了承できない
実験ノートの引用方法とその放送に著作権法違反があったか 問題なし 了承 了承
申立人と笹井氏との間の電子メールの放送に問題があったか 品位がないが問題なし 了承 了承
取材方法に問題があったか 問題あり 了承 お詫びした
*:冒頭に持ってきたのはフェアでないという委員がいた
**:9名の委員中2名が問題なし(「人権侵害があったとまでは言えない」「委員会があえて名誉毀損とするべきものではない」

ここで問題なしとしたのは、この件の公共性・公益目的と照らし合わせて問題とされないという意味である。著作権については判断しないが、放送倫理上としては問題はない。この表の「申立人が若山研究室のES細胞を盗んだという印象を与えるか」の項目を当初2名が「問題無し」としましたが、おかしいというクレームが16. 愚民さんからあったので( )内に加筆し、「ここで〜問題はない。」は表の一部にのみ適用されるので削除しておきます。 (2017.2.13)
この判定結果を聞いた筆頭著者のコメントはNHK産経によると;

「正当に認定していただいたことを感謝している。NHKスペシャルの放送が私の人生に及ぼした影響は一生消えるものではない」

だそうであくまでも被害者なんだ。この事件を起こしたのは誰かということは全く意識しておらず、このような最後っ屁を言い放つ神経がわからん。多分、もはや、というか最初からご本人は不正したという認識がないと思われてもしょうがないね。ご当人の人生に及ぼした一生消えることのない影響とはご本人の不正行為でしょうが。あ、ちがった不正がばれちゃったことか。
より詳細に記述している審査結果の文章「放送と人権等権利に関する委員会決定 第62号 」によると、
6ページに;

本来、STAP研究に関する事実関係をめぐる見解の対立について、調査権限を有さず、また、生物学に関する専門的な知見をもち合わせていない委員会が立ち入った判断を行うことはできない。

とあるのにも関わらず、その13ページに

② 真実性・相当性について
「STAP細胞が存在しないことは科学コミュニティの共通理解となっているものと思われる。」
「申立人(筆頭著者)は、刺激によってOct4遺伝子が陽性となって細胞が発光する現象が見られることをもって、STAP現象が存在すると主張しているが、ここで問題となるのは、キメラマウス実験の成功などによって万能性がより厳密に証明されたSTAP細胞のことであり、そのような現象の存在(刺激によってOct4遺伝子が陽性となって細胞が発光する現象)によって上記の判断(STAP現象が真実ではないこと、ES細胞説が有力な仮説であること)を覆すことはできない。

とSTAP現象を否定してしまっているのだ。これが、理研の報告書等の結果から非専門家が下す普通の意見ですな。もちろん、この分野を専門とする方々も同じ意見、より正確にはSTAP現象は証明されたとはいえないですけどね。
[ 追記 ] 2017.2.11PM
1235. 感想 2017年02月10日 16:55 さんが今回の裁定の結果、「ありうる曲解の例:」として研究不正認定が間違い、ES混入という科学調査の結論の否定等をあげておられます。
しかし、もっとひどい曲解が;
13. 南青山 2017年02月11日 11:01

この番組が笹井氏の死の直接的なきっかけ(主因)になったのは明らかです。
責任の所在(NHKにこのような番組を作らせたグループ)を明らかにし、笹井氏の死の責任を取らせなければいけないと思います。

どこが明らかなんでしょね?どうして根拠のないデマを撒き散らすんでしょ。単に時間関係だけでしょ。昨日、南青山が渋谷のスクランブル交差点で滑ってコケたのは一昨日鳥取が大雪だったからだといっているに等しい。今回の裁定があってもなくてもなんでしょうけど、ひどいもんだ。ま、惚れたら「あばたもえくぼ」だからな。なんと言おうと意見が変わらないんでしょうね。
[ 追記 ] 2017.2.12
一研究者のブログでこの管理人の方はブログの再開と言う記事で;

 さて、「結論ありき」の科学者陣であるが、相変わらずとしか言いようがない。委員会決定文を読んで「申立人の主張の大半は退けられていることが分かります」とのこと。この表現を使えるのは、大半が「放送倫理上問題がない」と判定された場合であろう。少数意見の二人(奥委員と市川委員)も「放送倫理上は問題があった」と認めている。日本語がよく理解できないのか、あるいは「結論ありき」なのかはわからないが、いずれにしても文章をねじ曲げて伝えることは本当の科学者ならばやめるべきだろう。

と記載している。上の表をみればわかるが7つの問題点で、問題ありは2点、判断しないが1点、残り4点は問題なしなんだから大半は退けられているという表現のどこが捻じ曲げているのかわからない。この一研究者の管理人さんと、当方あるいは結論ありきの軒下管理人さんのどちらが日本語を理解できないのか、どっちなんでしょうね。当方のような者にはわからない読み方があるんでしょうね。

他の事件を引用して無実を…

どうしていわゆる擁護の方々は、一見似てるかもしれない事件を取り上げ比較し、筆頭著者は無罪だろ、とられた措置が不当であると主張するのだろうか?
三浦九段が対局中、将棋ソフトを使って不正を行ったという指摘があり、日本将棋連盟が出場停止処分を下したが、その後の調査で「不正行為をしたと認めるに足る証拠はなかった」とされた事件である。
この事件をとらえて、小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会 朝日新聞社 WEBRONZAについてというブログのコメント

77. FE「疑惑の対象となった棋士が、小保方さんのような、美しい女流棋士だったら、どうだったろう、等という事を考えてしまいます。メディアや、ネットは、もっと大々的に騒ぎ、調査委員会も不正の判定を出し、女流棋士は将棋界を追われる、等というストリーを、想像してしまいます。」
「逆に、STAP の筆頭著者が、男性であったら、どうなったでしょうか。必ずしも「むくつけき」である必要は、ないと思いますが、一旦は不正の判定がなされたとしても、その後の調査で、そうした判定はくつがえされ、理研は、筆頭著者に謝罪する、という事になるような気がしています。」

と女と男の違いが結果の違いを招いた、三浦九段が無罪なので筆頭著者も無罪放免になって欲しいという願望がよくでていますな。

76. 太陽:「小保方さんがESを使って捏造したかのような噂を撒き散らして、科学界を無茶苦茶にしたNHK藤原淳登と毎日新聞須田桃子だけは許せないという気持ちは小保方さんにもあるかも知れません。」

と三浦九段事件が「週刊文春」などが疑惑を報道したことが騒ぎを大きくした、筆頭著者の場合もマスコミが大騒ぎしたのが不当だったと主張しているわけだ。
三浦九段は自身のパソコン、スマホを提出し、事情聴取にも応じて、その聴取での返事はご自身が納得するまで行ったようだ。これに対し筆頭著者の場合はデータのあるパソコンの提出を拒否するし、実験を行ったという記載があるべきノートも提出しないので不正と判断できないが、疑わしい点が数々あるし、自身も認める捏造の証拠もあるのだ。全く状況は異るのだ。

75. 太陽「『(三浦九段の)妻からは「あなたが不正をやっていたのだったらともかく、やってもいないのになんでこんな目に遭わないといけないのか。それが一番苦しい。発狂したくなる」と本音で迫られたこともありました。』
これはまさに、笹井さんの気持ちと同じでしょう。」

全く違うでしょう。笹井さんは「仮説に戻った」といっているのだから、データに不備はないとは思っていなかった(思っていたら戦うでしょうね)、捏造については限りなく疑わしいと思いつつ、若山氏のように筆頭著者と対決することができない苦しみにあったのでしょうね。
筆頭著者は無実にちがいない・無実であって欲しい、「あの日」は聖書であるという氷で固まった頭は、もう2回も夏を経験したのにもかかわらず、さらにアノ姐さんをはじめとする方々からの火炎放射器あるいはレーザービームのような熱い批判でも決して解凍されることがないがゆえに、冷静にこの2つの事件の違いを比較できないのです。

名誉毀損になるのでは?

小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会
2017年01月17日 朝日新聞社 WEBRONZAについて記事で
  41. ジム 2017年01月29日 11:38 というかたがコメントしている。このジムと言う方は、その個人ブログ
小保方晴子さんを個人的に励ますブログ
2017年01月29日 科学者に人格の高潔を求めてはいけない という記事として再掲載している。
その内容は;

はっきり言おう
STAP事件とは、若山氏がES細胞を使って捏造した事件である
そしてその罪を小保方さんに着せようと悪あがきをしたもの
若山氏は人格は小学生のまま大人になった人格未成熟者
とっちゃん坊やそのものの存在だ
科学的な実績はあったかも知れないが、人間的にみれば最低の男だ
彼の愚行によって、一人の優秀な科学者が亡くなり、一人の女性研究者が再起不能の状態に陥っている

である。ひどいね。なんの恨みがあってこんな表現するんでしょ?匿名だから罵詈雑言が言えるんだろうね。ネットの匿名という世界だからできるのであって、現実社会では何も言えない小心者では?
これは明らかな名誉毀損だと思うのだがどうでしょ?
[ 追記 ] 2017.2.1
どうやら、この擁護のサイトですらこのコメントは削除されてしまった。あまりにもひどいからね。

59. 管理人(消しゴム係) 2017年01月31日 18:04
58.ジムさん
>しかしこの件は、若山氏から直接クレームがきたときだけ対応を考える
当ブログのコメント欄についての対応は管理人が判断します。
41.ジム氏のコメントには不適切な内容が含まれており、削除すべきか迷いつつも残していましたが、憶測に基づく誹謗中傷が拡大するのは好ましくないので削除しました。41に対する意見については残します。続きはここではなくご自身のブログでお願いします。

それでもこのジムという方は、

58. ジム 2017年01月31日 15:14
どうやら若山崇拝者からは、名誉棄損だとか言ってるようだ
彼らは小保方さんの名誉を棄損することだけは平気なようだ
しかしこの件は、若山氏から直接クレームがきたときだけ対応を考える
でも当の若山氏は記者会見で、小保方さんから渡された細胞はボクのマウスではないと、とんでもない名誉棄損をやってるが
あとで桂調査委員会が調べた結果、STAP幹細胞は全て若山研のES細胞だったのにもかかわらず

と反論している。どうやら名誉毀損・誹謗中傷の意味がわかってない方のようで、ご本人のブログでは、削除していない。

STAP現象再現の論文?

Takumi Takeuchi,1 Akiko Tonooka,2 Yumiko Okuno,1 Mami Hattori-Kato,1 and Koji Mikami1, Oct4B, CD90, and CD73 are upregulated in bladder tissue following electro-resection of the bladder, J Stem Cells Regen Med. 2016; 12(1): 10–15. という論文がでた。
Introduction の冒頭に「In 2014, Obokata et al., reported …… pluripotency (STAP).」とあるので擁護する方々が大喜びのようだ。勿論、この後に誰も再現できなかったけれどアイデアには検討する価値があるとするわけだ。序の文章だからね。
膀胱がん患者で、内視鏡手術である経尿道的膀胱腫瘍電気切除術(transurethral electro resection of bladder tumor:TUR-Bt)によりがんの部分を取り除いた後、再度手術部位から組織(がんは含まれていない)を切り取り、免疫組織化学染色を行ったら8例中4例でOct4B(Oct4Aのほうが多能性を示すものでOct4Bはちがうらしい)を発現する細胞が、すべてで間葉系間質細胞(MSCs )を示すCD90と CD73を発現する細胞があり、白血球由来であることを示すCD45を発現する細胞はなかった、という結果です。
膀胱に与えた電気刺激が間葉系間質細胞を集め活性化し膀胱修復に参加したのであろう、というのが考察です。
Not pluripotent stem cells, but the more downstream MSCs may be mainly involved in tissue repair of the bladder. 多能性幹細胞ができたわけではなく、それより分化した間葉系間質細胞が膀胱修復に関与しているのだろう」という結論です。
つまりSTAP現象の再現でもなんでもないです。引用していないけど Multilineage-differentiateing Stress Enduring (Muse)細胞に近いのではないでしょうか?
ちなみにSTAP細胞の引用は例のNatureの論文ではなく、再現できなかったよというAlejandro De Los Angeles,…..& Q. Daley, Failure to replicate the STAP cell phenomenon, Nature 525, E6–E9 (24 September 2015) doi:10.1038 の方です。これからみても、この論文の著者等はSTAP現象の再現だなんて思っていないでしょうね。例のNatureや博士論文では電気刺激はなかったはずだし。
なんでSTAP細胞を序にもってきたんでしょ?MUSE細胞のほうがよかったのでは?でもMUSE細胞と同じかと言われちゃうから引用しなかったのかな?

ワトソンさんも相変わらずのようで

小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会は木星さんが沈殿してどうなることかと思っていたら相変わらずのようですね。
2016年12月13日 STAP事件の正しい理解とは-科学啓蒙についてーのコメント欄では

217. 南青山 2017年01月10日 19:04
しかも、この3年の間に、STAP細胞、STAP現象の実在を傍証する有力な研究発表が相次いでいます。
①アメリカ・テキサス大学キンガ博士らによる「損傷誘導性による筋肉由来の幹細胞様細胞(iMuSCs)」論文(「2015年11月27日)
②ドイツ・ハイデルベルク大学の研究グループによる「JurkatT細胞を用いたSTAP細胞再現実験」論文(2016年3月10日)。
③兵庫医科大の研究グループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞(「iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)」)があることを発見(2017年1月5日新聞報道)。

「STAP現象が再現された、兵庫医科大学でも明らかにされた」なんて相変わらずです。木星氏や大宅なんちゃらが書いたデタラメ記事を信じているようです。ちなみに①と②はSTAP現象ではないと散々いわれてきてたところですが③が加わった様です。
①とは
Kinga Vojnits, HaiYing Pan, Xiaodong Mu & Yong Li, Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells, Scientific Reports 5, Article number: 17355 (2015), doi:10.1038/srep17355
のことで、この論文にSTAPのSの字もでてこない。Obokata, H. et al. The potential of stem cells in adult tissues representative of the three germ layers. Tissue Eng Part A 17, 607–615 (2011).を引用しているが、引用したのはDiscussion の冒頭の「The existence of pluripotent-like cells in adult tissues has been a matter of debate for years, since inconsistent results have been reported by various groups9,10,11,12,13,14,15」で、要するに成体の組織に多能性細胞が存在するか否かは何年も議論になっているという一例で引用しているだけだ。骨格筋が外傷を受けると多能性様の細胞muscle-derived stem cell-like cells (iMuSCs) ができたという論文だ。STAPの証明だといったらKinga Vojnits等は怒るだろう。
②とは
Jee Young Kim , Xinlai Cheng , Hamed Alborzinia , Stefan Wölfl, Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes, Biochemical and Biophysical Research Communications Volume 472, Issue 4, 15 April 2016, Pages 585–591
のことで、タイトルにSTAPとあるが、ひと目を引くために使った感が否めず、内容はがん細胞の継代培養LineであるJurkat T-lymphocytesを酸処理したら多能性マーカーである alkaline phosphatase (AP) が発現されたけど、 OCT4 は出てこなかったよという論文で体細胞がストレスで初期化されたわけでもないのでSTAP現象が出現したわけでもないですな。
③とは兵庫医科大学の脳神経外科学 助教 髙木俊範氏の論文で
Nakagomi T, Nakano-Doi A, Narita A, Matsuyama T. Concise Review: Are Stimulated Somatic Cells Truly Reprogrammed into ES/iPS-like Pluripotent State? Better Understanding by Ischemia-induced Multipotent Stem Cells in a Mouse Model of Cerebral Infarction. Stem Cells International, Volume 2015, Article ID 630693, 2015.
などの論文で、脳梗塞で発生するような低酸素に晒すと虚血誘導性多能性幹細胞:iSCs(ischemia-induced multipotent stem cells)が出現し神経細胞やグリア細胞が再生してくるという論文です。当然のことながら、この論文やNakagomi T, Nakano-Doi A, Narita A, Matsuyama T. でPub Med で検索される関連するもう2つの論文にSTAPのS もObokata の文字列もありませんな。STAP現象の再現だなんて言ったら髙木俊範氏は怒るでしょうな。撤回された論文を引用するわけがないですからな。

227. 南青山 2017年01月11日 00:37
無知につける薬はないということですね。
STAP細胞、STAP現象を否定しようとするのはこの手の輩ばかり。
現実を直視できず、自分の頭の中の妄想世界に浸り込んでいるだけ。

んが、現実を直視できない、妄想だけとは自分のことを言っているのか?
久しぶりにあのコメディアン・ワトソン氏がでてきたよ。

212. J・ワトソン 2017年01月10日 13:22
「バカンティ研が独り占め」と言ったのですよ。

おお、さすがワトソン氏、バカンティの発言、“I will go to my grave still being absolutely certain that it’s correct,”(私はまだそれが正しいことを絶対に確信しているから私の墓まで持っていくだろう)をちゃんと憶えていらっしゃるようですな。

バカンティ教授が宣誓供述書提出

栗原潔 氏のバカンティ教授が宣誓供述書提出という記事があった。例の特許の申請だが、とりあえず却下され、これに対する申請者Vacantiからの反論だ。この1月が反論の締め切りだそうで、これに合わせた反論を宣誓供述書として提出したらしい。栗原氏の記事と重なるところがあるけれど、これを読んでみた感想を、成人の日という休日で暇なので書いてみよう。
「結論ありき」…  ブログの2017年01月07日 STAP細胞特許のステータス更新にアクセス方法が書いてある。
The United States Patent and Trademark Office に入って絵にある文字列を入力して「14/397080」を検索し、Image File Wrapperのタブの「01-06-2017 AF/D.132 Affidavit-traversing rejectns or objectns rule 132」がそうだ。Affidavit が 宣誓供述書 という法律用語だ。8ページに渡る文書(imageになっている)だが栗原潔氏がpdfにまとめてアップしているからこれを利用したほうがいい。
1ページからの第1項はVacanti氏自身のキャリアの自己紹介だ。

1. That I Dr.Charles A. Vacanti received a B.A. at Creighton University, and completed his medical training at the University of Nebraska College of Medicne in 1975.

から始まる。自己のキャリアの紹介なので文の主語は I であるべきなのだが、最初の文から his medical training だって。my medical training だろうが。以下、ほとんどの文は I が主語なのだが、ところどころ、「He retired as Professor Emeritus at Harvard on January 1, 2016.」(どうやらハーバードは去年の1月退職したようだ)とか「by his lab」、「In addition, his work ….」など混在していて、この人大丈夫?なんて心配しちゃうところだ。
第3項では、「確かに私はNature論文の撤回にサインをしたが、殆どの著者は(STAP現象の)概念はいまだ有効であると思っている」さらに「私はNatureから、Natureは数人の全員ではないということらしい)著者からの第1著者(小保方)が行ったエラーと潜在的(potential issue)な剽窃(plagiarism)と何枚かの写真のコンピュータによる強調(enhancement)のせいで論文を撤回することになったという宣言を、表明すると言われた。(つまり「Natureから、小保方が不正を行ったと著者らが言っていることを公開すると言われた。」ということだ。)Natureはまた、共著者の多くが(若山氏を除いた著者たちはのことらしい)公開されたデータは信頼できるものであると表明することに承諾した。」と表明している。
わかりにくいけど、Vacanti は小保方のせいだと直接は言っていない。Natureは他の複数の著者が小保方が不正をしたから撤回したといっているのだと言いたいらしい。potential issue of plagiarism とはなんだ?剽窃を柔らかく表現しただけだろ?
第4項では、「実は、項目3に述べたNatureの表明は正しくなく、7人の共著者の一人(若山氏)がデータに信頼がおけないと言っているから、すべての著者はSTAP現象を疑いなく現実に生じたものと言うことはできないとNatureは表明したのである。」と書いてあって若山氏が一人疑っているから撤回しただけだと言いたいらしい。共著者とは第1著者以外の7人だろ?
第5項では、「8人の著者のうちの6人(若山氏と誰かを除く6名だけどもう一人は誰だ?)の見方は論文撤回の理由は論文作成のエラーであって提示されたデータのエラーではないということである。」とあくまでも論文作成時のエラーで、データそのものに誤りはないと主張している。誰かとは、第1著者自身が不正を認めているから第1著者のこと?明らかにVacantiはこの6人の内の一人だろ。[ 追記 20170110 ] 笹井氏という考えもあるようだ(http://blog.livedoor.jp/peter_cetera/archives/11569947.html#comments 26. 一旅人)。笹井氏は捏造だったという再現実験の結果が出る前に発言できなくなったので、また石井委員会のときはエラーだと主張していたから、笹井氏というのは違うと思うけど。あるいはVacantiの間違えで「7人の共著者(筆頭著者を除く7名)のうちの一人=若山氏」と第4項と同じと言いたかったのかもね。
第9項以下では、「human foreskin fibroblasts(HFF cells)を使って、彼の研究室では機械的あるいは低酸素やATPによる酸のストレスでstress-produced stem cellを作ることに成功した」と主張している。
だから、この特許は成立すべきものだと主張しているのだ。
ひどい主張ですな。まともに自分のキャリアを説明できず、論文の撤回は、論文作成時の誤りのせいであって、実験結果に不正はなく、ヒトの細胞を使っての再現実験に成功していると主張するわけだ。
脊髄損傷サルがSTAP細胞で動けるようになったなどと言ったりする、いい加減な男ですな。こういういい加減な男のところで研究したヘンチクリンがこんな大騒ぎを引き起こしたということですね。早稲田、東京女子医、バカンティ研、理研と渡り歩くときに、どっかで引っかかってしかるべきところが、どういうわけかすりぬけちゃったわけで、最初のフィルターである早稲田、東京女子医でひっかかっていたら、PhDでもないボスの研究室でなかったら…とタラレバになっちゃうことになりますな。
[ 追記 ] 2017.1.10
Vacanti の主張が通らないのは;
1)Nature が公表した撤回理由書(Published online 02 July 2014 Corrected online 23 July 2014)に何の異議も申し立ててなく、特許の反論期限になって、あのNatureの発表はおかしい、当時Natureから言われたこととちがう、などと言っている。何故、2014年7月に異議を唱えなかったのか。
2)論文にもなっていない実験結果を根拠にするな。脊髄損傷サルで実験しているなんてことほざいていたよね。
3)理研の桂委員会の報告、検証実験の失敗を無視するのかよ。

記憶にない

管理者のようなジジイのとっては「記憶にない」というのはしょっちゅうだ。酒を飲んだときは……当然ですな。
20代、30代の諸君にあっては、このようなことはあってはならぬこと、たとえ宴会でアルコールがあっても、ならぬことです。と酔っぱらいは若者に説教するわけですな。別に説教しなくても20代、30代では残っているもので、関係ないですな。
で若者は、「うるせいジジイだ、おまえらの年金は俺たちが支えているんだ、文句を言うな」というわけですな。
ま、文句を言うのならちゃんと年金を納めてから言えと、ジジイは反論するわけだが…  多分、多くのジジイ、ババアはあと余命何年あるかわからないけど、その余命分とはいわないけどかなりの部分の年金を国に収めているのではないでしょうか。きっと1500万円位は年金とした国におさめているはずで、定年後10年分位は払っているのではないかと愚考するわけだ。それ以上は….
ま、そういう暗い話は別にして、理研のいわゆる桂報告書を読んでいたら、細胞増殖率測定のグラフの件で筆頭著者は「ES 細胞については、記憶がない(p17)」だそうで、つまりSTAP幹細胞の増殖速度を調べるのに参照としてES細胞も調べたわけで、30歳そこそこで実験した記憶がないとはどういうことだ? かの、有名な実験ノートにも記載がないわけで、どう考えたって、筆頭著者の行動からみると、「わかっていることは新たに実験しない」ということなんだろうね。
いつ実験した?ときかれて「記憶にない」て、管理者のようなジジイならいざしらず、30歳前後の記憶障害のない方の発言て、かなり恥ずかしいことではないでしょうか。

あけおめことよろ

さって、新年早々だから、アルコールの勢いを借りて喚くわけです。あ、アケオメコトヨロね。
なんでニューイヤー駅伝のTV番組が7時半からなのに、スタートは9時なんだ、だまされた、なんていいつつ、お屠蘇と称する薬ではない日本酒を飲んでいるわけですな。あ、日本酒(とは限らずアルコールですが)を飲むと直後に血圧はきちんと下がりますので高血圧症の方には薬かもね。
どうやらSTAP問題は「ES細胞だった」で結論がついたかと思いきや、そして木星こと上田氏がリタイアしたのにもかかわらず、相変わらず、「若山氏が小保方氏がら渡されたSTAP細胞をES細胞にすり替えたのだ」と主張される方々がいて、極めてlocalに騒いでいますね。
小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会2016年12月13日STAP事件の正しい理解とは-科学啓蒙についてー

108. 南青山 2016年12月31日 23:03
①小保方氏は、多能性細胞特異的分子マーカーの発現したSTAP様細胞塊を作製した。
②若山氏は、①から胎児と胎盤を作製した。
③若山氏は、①からSTAP幹細胞とFI幹細胞を作製した。
ここまでがSTAP細胞論文2報で述べられていることです。
①に関しては、Tissue誌の論文や、理研の検証実験、「STAP HOPE PAGE」などの資料によってほぼ事実と認定できます。

というのが最近の擁護派の主たる主張で、要するに「小保方氏はSTAP細胞を作成した。そのあとのことは若山氏が行ったことだから、STAP幹細胞がES細胞だったとすると、それは若山氏の操作の結果だ。」というわけですな。
あああ!どじった。ローストビーフ作成にオーブンレンジを使い始めちゃったので、

お燗ができない。ま、冷でもいいや。この肉塊の中心部の温度が40度になったらオーブンから出すのね。そうすると、30〜50分後(肉の大きさによって違う)に最大の60度になるのさ。その後冷えていいくので冷えてから切って、召し上がっていただくのね。冷えないと薄く切れないからね。詳細は別記事ね。
で、擁護派としては、ES細胞であったという桂委員会報告を認めると、若山氏が混入・入れ替えを行ったとしか主張するしかないわけです。報告は科学でないと主張して認めないとする方もいるようですけど、それはいいがかりで、調査報告書は科学論文ではないですから論文と同じようにはいかないですな。どうして、こうなったかはわからないけど、こうだったと報告するしかないですな。どうしてが報告されていないと言われても、それが目的じゃないので、文句はいいがかりですな。
桂報告書はでたらめだという方もいるようで、このような方の議論の根拠は「あの日」なのですな。第三者の報告書でなくご当人の著作が正しいという主張には、共鳴箱にいる方にしか通用しないでしょ。
ご本人が検証実験で思うようなデータが出ず理研の職員としてSTAP現象に再現がなかったことを「困惑している」と公式に否定している(2014.12.19)のに、私小説では「緑に光った細胞を見てもう一度この子に会えた(あの日218ページ、2016.1.28)」「私のパートのSRAP現象は確認できた(同220ページ)」なんて言うのはどうなってんでしょね。ここで私のパートは出来ていた、再現したなんて書くもんだから「あの日」を聖書としている方々は信念を曲げないのでしょうね。
上記の南青山さん(こいつが、あのブログの消しゴム役の一人で、自分の意見と異なる意見をすぐ削除しアク禁にするやつだ。そのくせ、ツイッターでは「沈黙はファシズムの承認」なんて名乗っている。異なる意見を排除しておいて沈黙とはなんだ??てめーがファッショそのものだろうが!)は、小保方氏はSTAP細胞を作ることができたというのが当初からの主張で、最近は若山犯人説を強調しているようです。Tissue誌の論文のいい加減さの指摘を認めることもなく、理研の検証実験ではできなかったという公式結論を認めることもなく、「あの日」の記述を信じて疑うこともなく、「STAP HOPE PAGE」 を信じているんですな。小保方氏のNature論文以前の論文のデタラメさも認識できていないかわいそうな方です。
一方、この南青山と意見を同じにする 闇祓い 黒いカウンセラー さんは当初は、(微笑、(苦笑、など語尾につけて上から目線でコメントをしてました。この方の主張は、結局なんだかわからない、言葉のお遊びに終始していたのですが、最近は、もろに擁護の意見を述べているようです。結局、なんだかんだと言っていますが、この方も、結局だまされたかわいそうな方なのではないでしょうか。

魔女狩り?

BPOも結論がなかなか出ないし、特許なんかどうなったかわからない。これらの結論がどんなものであっても、もはやSTAP細胞が捏造だったという結論は揺るぎないものになっているのだが….
がんばれ、小保方晴子先生!というフェイスブックの 島野 浩一(11月13日 15:32)氏は;

本名で追求していた上田さんを袋叩きにしてネットから葬った「小保方さんへの不正な報道を追求する人を叩く有志の会」の匿名管理者達。 腐ったドブ池にしか生息できない彼等に陽の当る事はないでしょう。

と見当違いのコメントを述べ、さらに

木星さんは、魔女狩りの第二の被害者に思えます。 11月13日 19:33

だって。
上田氏は自滅で沈殿したわけで、袋叩きでも、吊し上げでも、「魔女狩り」でもなんでもないのに。
腐った井戸の中に生息している方なんですな。
自ら沈殿したのは、まだボウフラかのように水面でうろうろしている方々よりましなんだろうな。