ため息 のすべての投稿

iPad Retina が棚から落ちてきた

16日午前中、Mailman の設定一応やったんだけど、http://[ドメイン名or ip address]/mailman/listinfoにアクセスできない。そこでなにが悪いのかなぁと思案していたら、近所の人から電話がかかってきた。「自宅に無線APを設置したんだけどつながらない、なんとかして」と言う。「いやだ。iPad くれたらやってもいい」と半分冗談で返事したらくれると言う。なんとipadを2台持っているんだそうな。そこで17日の午後は、これに費やしたのだ。いったん自宅に帰り、ビール片手に訪問したのだ。近所だからな。スープの冷めない距離ならぬビールがぬるくならない距離だからだ。ビールを飲みながら無線APにノートとデスクトップから接続できるようにしたが、ご本人のipad はバッテリー切れで時間内に起動できない。もらった未開封のiPadを開いて設定したら接続できたので良しとなって、帰宅した。まっさらのiPadを手に入れたわけだ。もうけた。第3世代のRteinaというやつらしい。MC707J/A Wi-Fi 64GB だ。

OSX10.8サーバ その3 mailman-1

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その3-mailman-1
さって、Mountain Lion Server (10.8) が立ち上がったわけだ。その2でも書いたがMountain Lion Serverの起動DVDは作れていない。そこでとりあえず、復元ディスクアシスタントというのを作っておいた。どこまで復元できるのかわからないけど。
★OS X:復元ディスクアシスタントについて
http://support.apple.com/kb/HT4848?viewlocale=ja_JP
RecoveryDiskAssistant.dmgをダウンロードしUSBメモリーに復元ディスクアシスタントインストールした。このUSBメモリーを刺しておいて、「option」キーを押しながらコンピュータを起動する。Mac本体にパスワードを設定しているとパスワードを入力しないと先にすすまない。ユーティティが立ち上がる。これでできるのは、残念ながら、Mountain lion への再インストール(ネットを使う)か Time Machine からの回復、ディスクユーティリティを使うだけだ。簡単にサーバーの初期化にはならない。だからMountain Lion 起動ディスクと変わらないわけだ。でも作っておいたほうがいい。sサーバをクリーンに再構築するのはクリーンなMountain Lionを作ってApp Storeからダウンロードするしかないが、一度サーバを作って、TimeMachine を作ると、 このUSBメモリを使って、TimeMachine からサーバを昔の状態に復旧させることができるからだ。
というわけで結局サーバのクリーンインストールディスクは作れない。先に進む。
目的は、これまでのWebページの再構築とメーリングリストの再構築だ。
ユーザごとのサイトをどこにつくるのだろうか?OS10.4 のときは各ユーザのディレクトリにSite というdeirectory があって、ここにいれたファイルがWebページとなったのだ。今度はない。
単純にURLをこのサーバのip address にすると
/Library/Server/Web/Data/Sites/Default にアクセスすることになっている。
Webサーバとして動作させることができることを確認した。
まずは、メーリングリストだ。なんとMailman がなくなっちゃったからな。
(Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.com/?p=2406
http://www.livetime.com/mountain-lion-mailman-mailing-list/
によると
「As part of the OS X Mountain Lion Server upgrade, Apple has removed the Mailman mailing list manager entirely.」
というわけで、このページにしたがってMailman をインストールしてみた。
ターミナルをつかうわけでrootにならないといけないわけで、これまではターミナルでsu とすればrootとして作業できたのに10.8ではなれない。どうやら10.7くらいからユーザが簡単にrootになれないようにしたようだ。
★root になれるようにする
「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→左下の鍵を開ける→ログインオプションが有効になる→「ネットワークアカウントサーバ:接続….」をクリック→「ディレクトリユーティリティを開く」をクリック→左下の鍵を開ける→「メニューバー」の「編集」から 「ルートユーザを有効にする」を選択→ルートユーザのパスワードを入力する、確認用に同じパスワードを入力する。 これでターミナルで su とすればrootユーザとなって作業できる。
このマニュアルにしたがうことにすると
★/usr/local  とその中にmailmanというdirectoryがないから作る。

sh-3.2# mkdir /usr/local
sh-3.2# mkdir /usr/local/mailman

★ダウンロードし解凍したmailman-2.1.15を/usr/local/mailmanへ移動する。
mailman-2.1.15をデスクトップに移して
デスクトップで

sh-3.2# cp mailman-2.1.15.tgz /usr/local/mailman/mailman-2.1.15.tgz

としてコピーし、/usr/local/mailmanに移動し

sh-3.2# tar zxvf mailman-2.1.15.tgz

で解凍した。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15ができる。
/usr/local/mailman で

sh-3.2#chgrp mailman .
sh-3.2#chmod a+rx,g+ws .

を実行しておく。
実行する前
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
実行したあと
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
なんも変化していないから、やらなくてもいいかも。
★インストールする。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15のdirectoryで

sh-3.2# ./configure

とするとなんやら出てくるが終わったら、さらに

sh-3.2# make install

とするとさらにセットアップの過程が出てくる。
0x0 ???? 0x2010ff0 ?إ??åץ??졼??
?Ť????????ե??????????
?ꥹ?Ȥ?????ޤ??? == ????¹Ԥ????˽?λ???ޤ?
最後は上記のように文字化けだが、多分、いいんだろう。
usr/local/mailman
にもどってパーミッションのチェックを行う。

sh-3.2# bin/check_perms -f

ٹ?: ?????????¸??˥ǥ??쥯?ȥ꤬ other-executable (o+x) ??
?ʤäƤ??ޤ?. ???ʤ??Υ????ƥ?Υ?????桼??????????¸???
???ɤळ?Ȥ??Ǥ??ޤ?. ???
文字化けしているのはターミナルの設定が悪いから。
ターミナルの環境設定から 設定のページで 言語環境で 文字エンコーディング に日本語(EUC)にしておく。
続く。
 

OSX10.8サーバ その2

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その2
現在のmはPowerMacG5、つまりinelではないのだ。OS10.4なのだ。更新したかったが、新しいMacを誰も購入してくれない。というのが続いて古いままだった。MacMini で立ち上げれば10万円くらいでなんとかなるが、その予算もない。どうするかなぁ..どっかで予算を確保しないと。
ある日、突如として、Macを購入していいということになった。これも日頃の管理者の努力が実ったのだ。管理者がすでにこっちの大学ではpart time professor だというのに30万円を超える予算をいただいたのだ。
そこで、
機種名: Mac Pro
機種 ID: MacPro5,1
プロセッサ名: Quad-Core Intel Xeon
プロセッサ速度: 2.8 GHz
メモリ: 8 GB
OS:10.7 Lion
を、購入したのだ。これが半年前、つまり年度末の話だ。新年度(24年度)になってからはまとまった時間がとれず、なかなか手につかないのでそのままのOSX10.7 Lionでパソコンとして使っていたわけだ。半年すぎて、夏休みにセットアップすることをもくろんだわけだ。
OS10.4Serverからの移行は移行ソフトが仮にあってもうまくいかないにきまっているから、新規に作るしかない。さらにOSは10.8 Mountain Lion になってしまったのだ。10.5~10.7 のサーバは作ったことがないからどんな風に変わっていったのかわからない。
Mountain Lion Server はMountain Lion からネット経由でインストールするしかない。そこで,Mountain Lion をApp Store から購入する。1,700円。ネット経由でインストールするから起動DVDがない。これはちとやばい。1度購入すると、何回もネットからインストールできるわけだが、起動するメディアが手元にないというのは心細い。何回もHDを消去、再度インストールということになるからだ。
1度作り上げると、このようなことは行わないが、たいてい、どっかで間違える。間違えた原因はあとからわかるのであって、間違えたとき、どこからやり直したらいいのかわからないことが多い。だから各ステップで保存しておくとか、回復できるようにしておかないと辛いことになる。
同じことを考えているユーザは山ほどいて、Lion の起動DVDを作る方法は、ネットにいくらでも転がっている。Mountain Lion 起動DVDも同じように作れる。
1)Mountain Lionの購入
Lion で起動しているMac からApp Store でMountain Lion を購入する。ダウンロードが始まり、成功すると自動的にインストールするか?というプロンプトが出てくる。ここで終了する。先に進むとインストーラがなくなっちゃうからだ。インストーラをダウンロードするのに時間がかかるから、ここでトイレに行くとかビールを注ぐためにMacの前から動いていい。自動的にインストールまで進まないからだ。
2)起動ディスクの作製
アプリケーションフォルダ内にOS X Mountain Lion インストール.app がダウンロードされている。ここからインストールDVDあるいはUSBメモリー(USB Thum drive)を作る。
直接DVDに焼く方法とLion Disk Maker(http://blog.gete.net/lion-diskmaker-us/)を使う方法がある。前者の方がおすすめだ。
2−1)DVDにディスクユーティリティを使って焼く
アプリケーションフォルダ内に「OS X Mountain Lion インストール.app」というのがあるので、これを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶ。
開いたフォルダの Contents/SharedSupport に入って行くと「InstallESD.dmg」というファイルがある。これが起動ディスクに焼くファイルだ。しかしここの場所にあるとディスクを焼く際に選択できないので、この dmg ファイルをデスクトップにコピーする。
コピーが終わったら「ディスクユーティリティ」を開き、メニューから「ディスクを作成」で、いまコピーした dmg ファイルを選択し、「ディスクを作成」ボタンを押す。
ディスクドライブに空の DVD-R DL を入れたら「ディスクを作成」ボタンを押す。
DVD-R (4.7GB)では入らない。Double Layer のDVD-R DL ( 8.5GB)が必要だ。
2−2)Lion Disk Makerを使う。
USBメモリーまたはDVDを指定して起動ディスクを作製できる。ただし、作成中のプロンプトが出来上がっても終了しない。DVDが焼けるとトレイが自動的に出てくるので、出来上がったのがわかるがUSBメモリーのとき、いつ完成したのかわからない。両方とも問題なくできるのだが。バグなのでいずれ解消されるだろう。解消されたらこちらの方が楽だ。
というわけでMountain Lion の起動DVDができたわけだ。ここまでするのに、ネットを見ながらとかやっていたので6時間。先がながい。この起動DVDあるいはUSBメモリから初期状態に戻すのにはネットワーク接続が必要ないらしい。まだやってないのでわからない。ネットに接続した状態での初期化は成功した。
3)Mountain Lion にする。
アプリケーションフォルダ内にOS X Mountain Lion インストール.appをダブルクリックしてアップデートしても、問題ないが、これまでLionをパソコンとして使っていたので、Office とかサーバーでは使わないソフトがインストールされたままだ。クリーン・インストールにしたい。
作製した起動DVDから起動し、ユーティリティ選択画面になるからディスクユーティリティを使ってHDの内容を消してインストールする。ここでは問題ない。
インストールしたいHDを消去したらMountain Lion Server をユーティリティ選択画面から再インストールを選びインストールする。
4)Mountain Lion Server にする
Mountain Lionができあがったら、App Store からMountain Lion Serverを購入し、インストールする。このサーバの起動DVDを作る方法を探したが、ない。まだMountain Lionが出たばっかで、サーバに関しても情報がネットに少ない。購入するとダウンロードが始まり、Mountain Lion同様アプリケーションフォルダ内にインストーラができるのだが、この中にインストーラとなるイメージファイル(.dmg)がないのだ。だから、サーバを再度クリーンインストールするためにはMountain Lionに初期化し、再度App Store からダウンロードするしかない。そのうち誰かが起動DVDの作りかたを教えてくれるだろう。
ここまでやって1日目はおしまい。

OSX10.8サーバ その1

M更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その1
Mちゃんの生年月日はよくわからない。tが兄弟だ。
webページのトップに2000年とかいてある。記入したのはずっと後のことだ
当初はRedHatLinux で構築した。現在鹿児島大学の准教授のO君が大学院学生だったころ関わっていたと思う。その前から、サーバは建てていた。そのときのマシンは憶えていないが、Linux でだ。2000年のころだ。だからWebページにかいてあるのだ。
2005年に中古のPowerMacG4 を手に入れて原型が作られている。OSXサーバの始めだ。
2007年にこれまた中古のPowerMacG5を手にいれて更新されている。このMacの発売時期は2003~2005年なので、このころ購入されたのだう。5年ものだ。ウイスキーだったら5年ものと言えばそこそこだけど。パソコンの5年ものとは、博物館へ入る手前のものだ。現在のサーバだ。だから10年働いていることになるが、多分、途中で同じスペックのPowerMacG5と入れ替えていると思う。いずれにしろ中古だ。こけたことがあって、MacMini がピンチヒッターだったこともある。記録がない。
2012年3月に今度は新品のPowerMacProを手に入れた。だからこいつに変更しようと思っている。
G4→G5 はHDの入れ替えだけですんだ。HD自体は交換だが中身の入れ替えだけで終わったらしい。
今度はintelMacだからそうはいかないだろう。
PowerMacPro をmike のHD(OSは10.4)で動かして、10.5、10.6、Lion(10.7) で上書き。さらにMountain Lion(10.8) に上書き、これができたら一番簡単だが…..  できそうにない。10.6から10.7に上書きしろというのがAppleの言い分のようだが、それにすら失敗したというページがあった。
転職して1年半、新しい職場にもなれ、新しい職場では時間に余裕がある。しかし、サーバ本体は昔の職場にあるわけで、昔の職場で実施するしかない。そこで、この夏休みをつぶしてやろうかと思っているのだが、できるかなぁ?
データベース、そのほかWebページの移動。メーリングリストの再構築。apache をまた書き換える….先が長い。だいたいデータベースのmySQLのコピーはどうしたらいいのかすらわからない。バージョンがちがったときどうなるんだろ?
時間に余裕があるときは、あまり仕事がすすまないんだよね。ま、夏休みはすることがないからトライしてみるか。

運動学習ー生理学と理学療法

理学療法では様々な専門用語が英語の頭文字2〜4ヶで略される。ほかの分野でも同じだが。管理者のように専門としていない者には何がなんだかわからない。学生のセミナーやチュートリアルの発表が分からない。そこで、その略の由来、full spelling を学生に聞いても学生は知らない。なんてことだ。
ROM: Read Only Memory ではない。Range Of Motion 関節可動域 だ
KR:Knowledge of Results:結果の知識と言う。
運動学習という日本語でも概念が少し違う。運動制御の方法としては同じなのだが。生理学では「運動学習には結果の知識(KR)が必要である。」という選択肢が正しいとは言えない。生理学の「運動学習」では「記憶される運動の結果と設定値の違いをエラー情報として用い、次の運動の量の調節に使われる」という風に言う。このときの運動の結果の記憶は知識ではない。意識に登らないからだ。意識に登らないどこかに保存されるのだ。小脳がこのエラー情報を元に次の運動コマンドの大きさを調節するのだ。しかし理学療法では、動作させたときの結果を患者に意識させて次の動作の改善に用いるので「結果の知識」はリハビリで重要なのだ。正しい選択肢なのだ。知らなかった。まだまだ知らないことが多すぎるな。だから議論しても食い違いがあるんだ

MacOSX ゴミ箱に捨てる度にパスワードを要求される

Canon のプリンタLBP5700 のドライバをインストール、アンインストールを繰り返したり、古いドライバをインストールしたりしていたら、これが原因かどうかわからないが、ゴミ箱にファイルを捨てる度にパスワードが要求されるようになってしまった。どうやら.Trash のowner が変わってしまったらしい。ディスクユーティリティでファイル権限の修復を実行しても直らない。
ターミナルで
MacPro:~ hoge$ ls -al
と入力すると
total 6368
drwxr-xr-x+ 33 hoge staff 1122 8 1 07:05 .
drwxr-xr-x 6 root admin 204 3 6 13:33 ..
-rw——- 1 hoge staff 4 2 10 2010 .CFUserTextEncoding
-rw-r–r–@ 1hoge staff 39940 8 9 18:22 .DS_Store
drwx—— 2 root staff 68 8 9 18:22 .Trash
-rw——- 1 hoge staff 0 7 13 14:07 .Xauthority
ふむ。.Trashのowner がroot だ。そこで
MacPro:~ hoge$ sudo chown hoge .Trash
Password:
として
MacPro:~ hoge$ ls -al
と確認すると
total 6368
drwxr-xr-x+ 33 hoge staff 1122 8 1 07:05 .
drwxr-xr-x 6 root admin 204 3 6 13:33 ..
-rw——- 1 hoge staff 4 2 10 2010 .CFUserTextEncoding
-rw-r–r–@ 1 hoge staff 39940 8 9 18:22 .DS_Store
drwx—— 2 hoge staff 68 8 9 18:22 .Trash
-rw——- 1 hoge staff 0 7 13 14:07 .Xauthority
owner を本来のユーザに書き換えて、問題なくなった。

中古プリンタを手に入れた

あっちの大学では予算がないのでプリンタを手に入れるのも大変だ。
赴任時、大学は10万円の新入り教員に対するサポートがある。たった10万円で環境を整えろというわけだ。最低パソコンとプリンタがないと困る。教材を作れない。10万円では両方、というか、片方だって難しい。しかも、赴任してこの予算が使えるのに2ヶ月はかかる。それまでどうしろというのか?
学生用のパソコン端末が50台近くそろっている教室がある。ここに、もちろん係の人間がいる。居なければ運用できない。こっちの大学の基盤室のようなものだ。こういうところには、必ず余っているPCとかプリンタがあるはず。というわけで、聞いたらインクジェットのプリンタが、案の定余っていた。ほとんど使っていない。インクは満タンだ。プリンタを購入したら返すから貸せというわけで借りて来た。返さなくてもいいという。つまり、使わないのでどうでもいい訳だ。ランニングコストが高いからな。パソコンもあった。しかし余りにも古いので要求しなかった。
で、予算が使えるようになったので、カラーのレーザーを探した。最近は安くなってA4までだったら予備トナー1セットを含めてなんとかなる。複合機を手に入れた。スキャナーはいらないが、FAX機能があったほうがいい。滅多に使わないけどね。ネットがつながらないとき、最悪の手段だが文書が送れる。Brotherが安く、これで我慢したわけだ。こいつがひどいもので、紙送りにしょっちゅう失敗する。ネットで購入したので、送り返すのも面倒だし、何よりもプリンタがないと仕事にならない。カセットの紙の枚数が最適でないと紙送りに失敗するのだ。
自宅にある、これまた拾ったカラーレーザを持ってくることも考えたが、なんとかこのBrotherの安物で我慢することにした。すぐカラーのトナーがなくなった。交換しない。黒のトナーは大きいのを選んだのでまだ残っている。こいつでの印刷はモノクロだけにして、カラーはインクジェットで行うことにした。インクジェットのインクがなくなりつつある。なんとかしないと…..
と、どうしようかと思っていたとき、中古のカラーレーザー、A3可能、両面可能というのが思いがけなく手に入った。両面印刷すると紙づまりを必ず起こすし、もう古いから買い替えるというのだ。紙づまりの原因はローラーだ。
古いから、重たい。なんとか、オプションカセットを取り外し、車に乗せられるようにした。学生さんに手伝ってもらって車にのせ、あっちの大学では、通勤でたまたまきた若い教員に手伝ってもらって車からおろした。一人ではできない重さと大きさだ。セットアップするときに、紙送りを行うローラー部分をウエットティッシュで拭いた。プリンタドライバーをダウンロードし、テストしたら片面はもとより両面印刷にも問題ない。しめしめ。トナーも新品が1組ある。
中古で印刷スピードが遅い、でかくて重たいという大きな欠点があるが、いままでよりましだ。これで3年くらいなんとかなるだろ。
というわけで、オフィスにはカラープリンタが3台もあることになってしまった。どの一つとっても満足できる物ではないが、赴任したときに比べれば天国だ。
とおもったのも束の間;
MacOSX10.7 から印刷すると異常に遅い。写真とかだ。文書だったら、おっせー と思うだけだったが….Windows7 64bit ではそこそこのスピードだ。
Mountain Lion には対応の予定がないだと。現在のドライバ、ユーティリティは簡易版とかいって、何が簡易なのかわからない。多分、トナー残量がMacでは読めないようだ。古いバージョンをインストールしたらトナー残量が読めるが印刷できない。クラッシュしちゃう。
プリンタの寿命はOSの寿命より長いのだからCanonもなんとかしろよな。新しいモデルの開発はいいけど、古いユーザだって大事にしろよな。

理学療法士 国家試験 正解選択肢の分布

理学療法士の国家試験は5肢選択である。正解が1つだけと2つを選ぶ場合がある。
過去5年の正解選択肢の出現率を解析してみた。。正解が1つしかないはずなのに、作問がまずく2つ出てしまう場合がある。そのような場合は、当初の設定の選択肢とした。問題数は200であるが、選択肢が1つだけの問題数は年度毎に異なることになる。また不適切問題というのもあって、年度毎の合計は一致しない。
1肢選択の場合;

χ2乗検定を行ってみた。期待値はすべて同じ20%である。p値は0.05より大きい。したがって分布に有意の差がないという結論だが、正解が1の選択肢は少なく3あるいは4の選択肢が多い傾向にある。作問する側からみると正解が1というのは作りにくい。1択の場合、全くわからなかったら、3か4を選べだな。でも、この事を安易に学生に教えると、学生はすぐ3あるいは4としてしまう。教えないほうがいい。
2肢選択の場合;

こちらの方が、もっと出現率が平だ、強いて言えば2、3あるいは2、4の組み合わせだ。
2肢選択の場合、正解に1〜5が含まれる割合は

これをみても、確率的には有意の差がないが、迷った場合1を含む選択肢は選ばない方がいい。つまり1、3なのか2、3なのか迷ったら2、3の組み合わせを選べということだ。
こういうことに頼らないで、勉強するのが一番であるという解析結果だな。

不条理

管理者はもう、じじい だから世の中すべてについて筋道が通っているとは思わない。人によって、条理だったり不条理だったりする。世の中の正義は1つではないのを十分承知している。しかし、今回の事は確率の問題かもしれないが、管理者だけにではなく、誰にとっても不条理だ。
あっちの平日の泊まるところにアパートを借りている。エアコン付きのアパートで、ちと古そうなエアコンだ。エアコン本体がおかしいのかリモコンがおかしいのか、電源がうまく入ったり入らなかったりする。あるときは問題なく電源が入るのだが、あるときは入らない。入らないときは数時間経ってリモコンの電源スイッチを入れると入る。
リモコンの電池は1年前に入居したときのままだったので、リモコン電池を交換したら、そのときは問題なかった。これは、この糞暑くなる前のことだ。暑くなるのは分かっていたので、あらかじめチェックしておいたのだ。問題なしと安心していたわけだ。
しかし、肝心の暑くなったときに問題が発生したのだ。リモコンの電池を外してリセットしたり、本体の電源をコンセントから抜いてリセットしても症状は代わらない。電源がうまく入るときと入らないときの状況が一定でなく、状況が理解できていない。このまま、不動産屋にクレームつけても、症状が再現しないと修理してくれない。本体に電源スイッチがないというのも不便だ。ロンドンでオリンピックがあるからとは関係なく寝不足になる。
そこで、しょうがないから、扇風機を買いに行ったのが、一昨日の土曜日だ。こっちの電気屋で買ったのだ。扇風機は千円台から1万円をこえるものまで、さまさまだ。あまりにも安いのは、1年後にコンデンサから火を吹いたりするので避けて、1万円を超えるものはいろいろ付加機能が付いているだけなので、そこそこの5千円くらいのを購入した。その帰り道に1週間分の食料をスーパーに買いにいったわけだ。
スーパーでは先週から、暑中大売り出しとかいって、抽選会をやっていた。盆暮れの恒例行事で全国どこでもあるやつだ。スタンプの数が達したので、帰りがけに抽選会に寄ったのだ。たいてい スカ ばかりだけで、千円あたり50円の値引き券とか、ポテトチップとかティシュペーパーとかをもらうだけだ。この手の抽選会で、いい思いしたことは滅多にない。ま、1等賞だって1万円を超えない商品だしな。期待なんかしていないから何が賞品なのか気にもしていない。
5個のカラーボールを箱から取り出した。いろんな色があった。どれが何等賞かわからない。中に黄色のボールが1ヶあった。係のおばちゃんが、「あらま、大当たり!!」と叫んだ。へ?なんだ?
当たったのが 扇風機!!  羽が30cmと同じような大きさのだ。あー不条理だ。帰りの車の中には同じ大きさの扇風機が2台。なんてこった。

講義と実習の試験の相関

講義の試験は5肢選択。実習の試験は記述、計算試験。その相関を調べてみた。

あらま。予想に反して相関がない。両方の試験で成績の悪い2名を除いちゃうと回帰直線はもっと水平になる。うーん。なぜだろ。多肢選択問題は学生の理解度を反映していないからではないだろうか。実習の試験問題は、測定値から計算させたり、説明を記述させる問題だ。多肢選択だとそこそこ過去問を暗記すればできてしまうんだろうな。過去問とは講義のたびに実施する小テストだ。

男女の比較をしてみた。

ふむ。実習、講義両方の試験とも男女に得点の差はない。相関はどうだろう。

男女どっちも実習の試験と講義の試験の間にはっきりとした相関はないが、男子の方は傾きは大きい=やや相関がある。女子は過去問を勉強することに関しては男子より優れているという一般的な考え/偏見から予想されることだな。

理解していないと/考えないと解けない問題を出すべきとすると、実習の試験のような式をたてて計算するというような問題や、論理を説明させる問題の方がいいとおもわれるが、国試にはそんなのでないからな。